彡(゚)(゚)「ワイはルーデル。空の魔王や」 作:名無ナナシ
第84話 近代兵器
ワイらはハンガリーのレギンという小都市に移動した
ここは国外ながらもドイツ人が多く住んでいた
ドイツ風の教会や学校もありドイツ語がいたる所でささやかれていた
街の外を歩くとまるでドイツにいるように感じられた
この都市がワイらの牙城となった
ワイらの当面の作戦はカルパチア山脈を越えて来る
ソ連軍の迎撃である
地の利はこちらにあり、ドイツ側に有利であった
だが人員は不足し、肝心の重火器はルーマニアに残してきてしまった
(⌐■_■)「でも、こっちには一騎当千のルーデル隊長がいるんだ」
(⌐■_■)「やってやれないことはないですよね?」
彡(゚)(゚)「ワイへの期待は嬉しいが………難しいな」
(;⌐■_■)「え?」
彡(゚)(゚)「ワイだけでどうにかなるようなもんとちゃう………………」
彡(゚)(゚)「どんな英雄であろうとも近代的な兵器の前ではあまりに無力や」
(;⌐■_■)「そんな…………」
彡(゚)(゚)「だからと言って諦めたらアカン」
彡(゚)(゚)「ワイはできうる限り戦う、だからお前もできうる限り頑張るんや」
(⌐■_■)「はい…………」
数日後
彡(゚)(゚)「敵がこーへんな」
(⌐■_■)「そうですね」
彡(゚)(゚)「なんでやろ?とうに飛行場は占拠されたやろうに…………」
(⌐■_■)「あいつら数はいても、質は微妙なんで山を抜けてこられないんですよ」
彡(゚)(゚)「そんなもんか………………」
(⌐■_■)「あ、そうそう本部からルーデル隊長を大隊長にするって連絡がありました」
彡(゚)(゚)「ほーん、隊長から大隊長か…………」
彡(゚)(゚)「名前だけ変わってもやってることは変わらへんしな」
(⌐■_■)「いやいや、後釜を指名しないといけないでしょ」
彡(゚)(゚)「ほーやな、じゃあラウ大尉、お前がやれや」
(⌐■_■)「え!?私ですか?」
彡(゚)(゚)「ほな、頼んだで」
第85話 これがドイツ軍人!!
数日後
彡(゚)(゚)「パトロールしとるけど敵さんは一機もおらんな」
( ゚∋゚)「燃料も少なくなってきたし基地へ戻ろう」
彡(゚)(゚)「せやな」
基地周辺
彡(゚)(゚)「今日も戦果は無しか…………」
( ゚∋゚)「静かすぎて不気味だな………………ん?」
⊂(★_★-)⊃⊂(★_★-)⊃⊂(★_★-)⊃三三3
⊂(★_★-)⊃⊂(★_★-)⊃⊂(★_★-)⊃三三3
⊂(★_★-)⊃⊂(★_★-)⊃⊂(★_★-)⊃三三3
(; ゚∋゚)「あれはアメリカのムスタング!40機はいるぞ!!」
彡;(゚)(゚)「タイミング悪ぅ!!」
彡;(゚)(゚)「アカン!旋回して迎撃する余裕はない!!」
彡;(゚)(゚)「基地に着陸してさっさと避難するで!」
降下して着陸態勢に入る
車輪が地面に接触した
後は止まるのを待つだけ………………だが
彡;(゚)(゚)「この状態はあまりに無防備や!」
(; ゚∋゚)「敵の一機が勢いよく突っ込んでくるぞ!」
⊂(★_★-)⊃三三3
彡;(゚)(゚)「アカン!!間に合わへん!脱出や!」
(; ゚∋゚)「まだ機体は時速50kmで走行中だぞ!!」
彡;(゚)(゚)「死にたくなかった飛び降りろ!!」ぴょーん
(; ゚∋゚)「南無三!!」ぴょーん
ゴロンゴロゴンゴロンびたん
「くらえ!!」
⊂(★_★-)⊃三三3
ズダダダダダダダダダダダダダダダダ
彡;(゚)(゚)「ひぃっ!!」
機体を乗り捨てて数秒
敵の銃火を浴びて、機体は火だるまになった
彡;(゚)(゚)「あっぶな!危うく焼きダルマになるとこやったで………」
ワイは平伏したまま辺りを覗った
敵のアメリカ機は地上に向けて一斉に発砲した
基地のあらゆる所で火の手が上がった
彡;(゚)(゚)「くっ……この基地には対空砲がないからやられ放題や」
「見つけた!!」
⊂(★_★-)⊃三三3
彡;(゚)(゚)「あ!ワイらを襲った敵が戻ってきた」
彡;(゚)(゚)「こんな時は下手に動いたらアカン、ジッとこのままや」
ズダダダダダダダダダダダダダダダダ
彡;(゚)(゚)「ひぃっ!!」
土と砂が左右で飛び散る
「クソ!次は当てる!」
⊂(★_★-)⊃三三3
ズダダダダダダダダダダダダダダダダ
彡;(゚)(゚)「ひぃっ!!」
敵は何度も繰り返し攻撃してきたが弾は当たらなかった
永遠とも思える時間が過ぎる
だがワイはだんだんとイライラしてきて我慢の限界がきた
彡(゚)(゚)「ヘーボ、ヘーボ、ノーコン野郎!!」
彡(゚)(゚)「ヘイヘイヘーイ!ピッチャービビってる!!」
「バカにしやがって!」
⊂(★_★-)⊃三三3
カスカスカスカス
彡(゚)(゚)「ざまぁ!弾なくなってやんの!」
彡(゚)(゚)「悔しかったら一昨日来やがれ!」
他のアメリカ機も弾を撃ち尽くした様子
(; ゚∋゚)「あまり敵を煽るなよルーデル」
(;⌐■_■)………………
彡(゚)(゚)「お!ガーデルマン、お前も無事やったんか」
彡(゚)(゚)「隣におるホーフ少尉はケガしとるやんけ」
(; ゚∋゚)「彼は足を切断しないといけないほどの重症だ」
彡;(゚)(゚)「な!?はよ治療してやらんと!」
(; ゚∋゚)「この基地の状態だと他にも負傷者がいそうだな……………ん?」
「おーい!!ありったけの弾を持ってこい!!」
「あいつらをタダで帰すな!!」
彡(゚)(゚)「あれは………………」
(⌐■_■)⌐■_■)⌐■_■)「撃て撃て撃て」ズダダダダダダダダダダダダダ
避難していたドイツ兵がわらわらとあちこちから沸いてきた
そして機関銃や小機関銃、短銃、拳銃
ありたっけの武器をかき集め空飛ぶ敵を攻撃し始めた
「ひぃいいいいい………………」
⊂(★_★-;)⊃⊂(★_★-;)⊃(((BOMB)))三三3
(⌐■_■)「お!一機落ちたぞ!!」
(⌐■_■)「まだまだぁあああああ!!」ズダダダダダダダダ
結局、地上部隊の反撃でアメリカ機の4機を撃ち落とすことに成功した
彡(゚)(゚)「うん、さすがドイツ軍人や」
(; ゚∋゚)「いやいや、対空砲もないのにおかしいだろ………………」