彡(゚)(゚)「ワイはルーデル。空の魔王や」 作:名無ナナシ
第94話 奇跡
宿舎での夜
彡(-)(-)Zzz………Zzz
ブーーーーーン!
彡(゚)(゚)「はっ!このエンジン音は敵の爆撃機や!」
彡(゚)(゚)「急いで伏せな」
ドアが開いた
(;⌐■_■)「ルーデル隊長!敵の爆撃機です!!」
彡;(゚)(゚)「んなことは分かっとる!ダルマンも早く伏せるんや!」
ひゅーん●~*ドカーン!!
爆風で窓のガラスが木っ端微塵になった
備えられていた窓枠も吹っ飛んだ
クルクルクルと回転しながら窓枠が飛んでいく
(;⌐■_■)「ふぎゃぁっ!!」
そしてまるで輪投げの的のよう
ものの見事にダルマンの首にスポッとはまって
彼は奇妙な声を出してペタンと尻もちをついた
彡(^)(^)「ぎゃはははははwwww」
彡(^)(^)「奇跡や奇跡がおきた!!」
(;⌐■_■)「そんなに笑わないでくださいよ」
第95話 クリスマス
ワイらは毎日
離陸―出撃―着陸―離陸―出撃のルーティーンを繰り返していた
そんなこんなと1日、1日を過ごしていたらクリスマスイブになっていた
夕方
彡(゚)(゚)「ふぅ……今日の戦闘はこれまでやな」
(⌐■_■)「ルーデル隊長、パーティーの準備はバッチリです」
彡(^)(^)「すぐに行くで!」
基地内で一番大きな部屋にはロウソクが灯され
クリスマスツリーが2本飾られ
その下にはたくさんのプレゼントが置かれていた
( ゚∋゚)「子どもの頃を思い出すな」
彡(゚)(゚)「せやな………」
将兵の目には
故郷、妻子、両親、兄弟、友人の思い出がうるんでいた
自然と皆がクリスマスの歌を口ずさむ
兵隊のしわがれた喉から出る歌声はお世辞にも上手いとは言えない………
だが、毎日が戦争で常に死と隣り合わせで荒んでいた心には
軍人たちのダミ声で静かで平穏な安らぎが生じていた
クリスマス
この日は悪天候のため飛ぶことができなかった
そのため部下に誘われて狩りにでかけた
(⌐■_■)「運動好きな隊長が狩りをしたことがないなんて意外ですね」
彡(゚)(゚)「たしかにそうやな」
(⌐■_■)「お!あそこにウサギがいますよ」
(⌐■_■)「自分が誘き出すんでそこを狙ってください」
彡(゚)(゚)「分かったで」
ベーメ上等兵は上手いこと回り込んでなにもない平原に
ウサギを追いやることに成功した
彡(゚)(゚)「よーく狙って………」
彡(゚)(゚)「今や!!」バン!
(;⌐■_■)「え?」ヒュン!
ワイが撃った弾はベーメ上等兵の傍をかすめた
彡(゚)(゚)………
(;⌐■_■)………
(;⌐■_■)「どこ狙ってるんですか隊長!!」
彡(゚)(゚)「すまん」
練習をしていなことは上手くいかない
という軍の格言は確かに正しいと知った一日だった