彡(゚)(゚)「ワイはルーデル。空の魔王や」 作:名無ナナシ
第100話 国家存亡の危機
1月中旬
ソ連軍がバラノフ橋から攻撃を開始
シュレージエンに向かっているとの報告が入った
彡;(゚)(゚)「シュレージエンやと!?」
シュレージエンはワイの故郷や
ワイは直ちに航空団をこの地区へと移動したい旨を要請した
要請は受け入れられた
ワイらは急いで移動することにした
だが輸送機が圧倒的に不足していたため
二人乗りの爆撃機に乗せられるだけの人員を乗せ飛んだ
(;⌐■_■) ;⌐■_■) ;⌐■_■)「く、苦しい………」
シュレージエン地区に入った
彡(゚)(゚) .。oO(ソ連軍の反撃が始まったばかりの頃は………)
冗談を言っとったものや
そん時はエッケルもまだ生きとったな………
彡(゚)(゚)(このままやと共産主義者の魔の手がドイツ本土にまで迫る勢いやな)
(´・ω・`)(またまたーそんなことになったら国家存亡の危機じゃないか)
彡(゚)(゚) .。oO(その冗談がまさか現実のものになんて思いもしてなかった)
あの頃はまだ数多のドイツ軍人がいた
武器も兵器も燃料もあった
まだあったんや………
窮乏するドイツとは反対に
敵のソ連はアメリカとも同盟を結び
暴力的な物量で押し寄せてきとる………
物量が絶対的な勝利条件でないことは歴史が証明している
少数が多勢に勝ったことなんて歴史を紐解けばいくらでも見つけられる
彡(゚)(゚) .。oO(だがこの戦いを歴史はどう刻むことになるのかは………)
もはや神のみぞ知るとしか言えん………
ワイにできることは戦うことだけ………戦うことだけや
第101話 市街戦
ワイらは飛行基地に着いた
情報は錯綜していた
防衛している第16及び第17装甲師団は苦戦して孤立している
そのため防衛線のあちこちが突破されているのではないかとのことや
ワイ率いる航空団は目撃情報を頼りに飛んだ
( ゚∋゚)「味方は街の中にまで戦車を配置している」
( ゚∋゚)「市街戦をするつもりなのか?」
彡(゚)(゚)「その割には避難民の姿が見えんな………ん?」
彡(゚)(゚)「なあ、あれはソ連軍のT34戦車に見えんか?」
( ゚∋゚)「うーん、そう言われてみれば……」
( ゚∋゚)「いや、距離があってはっきりとはしない」
ワイは旋回して低空飛行で街を飛んだ
彡;(゚)(゚)「やっぱりあれは敵の戦車や!!」
(; ゚∋゚)「まさか!?敵がすでにここまで来ているだと?」
(; ゚∋゚)「敵の鹵獲した戦車を利用した部隊の可能性は!?」
彡;(゚)(゚)「それやと何らかの合図を出すか、分かりやすい目印を付けとるやろ」
すると地上から銃弾が発砲された
彡;(゚)(゚)「攻撃してきた!やっぱりあれは敵や!!」
彡(●)(●)「攻撃や!!」
(; ゚∋゚)「ルーデル!!爆弾はつかうな!」
彡(●)(●)「分かっとる!逃げ遅れたドイツ人を殺すわけにはいかん」
アンテナや背の高い建物がある中で
市街に紛れ込んだ戦車を砲撃するのは至難の業や
彡(●)(●)「やるしかない!!」ズダダダダダダダダ
( ゚∋゚)「よし!一機やったぞ」
ワイは計三機の戦車を撃破することに成功した
これでひとまず街の中にいた戦車は一掃したはずや
彡(●)(●)「きっと近くにも増援の部隊が来とるはずや」
( ゚∋゚)「こっちに向かってくる一団がいるぞ」
( ゚∋゚)「戦車だけでない………輸送用トラックもいる」
彡(●)(●)「敵や!!今のドイツ軍に輸送車までつける余裕はない!」
( ゚∋゚)「よし、だった爆撃機の本領発揮だ爆弾をお見舞いしてやれ」
ひゅーん●~*ドカーン!!ひゅーん●~*ドカーン!!
この攻撃で戦車8機を炎上させることに成功した
( ゚∋゚)「輸送隊は逃げてゆくな」
彡(●)(●)「あいつらも沈めたいがもう弾がない」
彡(●)(●)「この機体をぶつけてでも止めたいくらいや」
( ゚∋゚)「なげやりになるな、そんなことで貴重な機体を失う訳にはいかない」
彡(●)(●)「分かったる………分かっとるんや…………でも」
( ゚∋゚)「それ以上は言うな………」
彡(●)(●)「………なあ、ガーデルマン」
( ゚∋゚)「なんだ?」
彡(●)(●)「ワイはこれまで我武者羅に戦ってきた」
( ゚∋゚)「ああ」
彡(●)(●)「スポーツのように戦闘を楽しんでた気持ちもあった」
( ゚∋゚)「軍人なら多かれ少なかれそんなものさ」
彡(●)(●)「でもな、もうそんな風に感じる余裕はない………」
彡(●)(●)「今やそんな気分は過ぎ去ったんや!!」
( ゚∋゚)「そうさ、それだけ俺たちは追い詰められている………」
ワイらはその後も何度も飛んだ
太陽が昇り沈むまで飛んだ
敵の反撃、物資の困窮、悪天候の中でも飛んだ
飛んで、飛んで、飛んだ
彡(●)(●)………
( ゚∋゚)………
(⌐■_■)⌐■_■)⌐■_■)………
ワイらは次第に無口になっていった
しかし、これは絶望からでも、疲労からでも、陰鬱からでもない
各々が自分の役割を心得、黙々と義務を果たしていたからや
ワイらは階級、兵種の差別なく
同士精神のもと一致団結して戦った
前線の兵士のもとではそれは当たり前やった