彡(゚)(゚)「ワイはルーデル。空の魔王や」 作:名無ナナシ
表向き、ワイは地上勤務となり出撃することは許されていなかった
しかし、ワイは飛ばねばならなかった
そのために部下たちにこう言った
彡(゚)(゚)「飛ぶことを禁止されたけどワイは飛ぶ」
彡(゚)(゚)「これは決定事項や」
(;⌐■_■) ;⌐■_■) ;⌐■_■)「えぇ………」
彡(゚)(゚)「そんな訳でワイが出撃しとる時に………」
彡(゚)(゚)「ルーデルはどこにいるのかと聞かれたら………」
彡(゚)(゚)「出撃したのではなく、外出しましたと答えるように」
(;⌐■_■) ;⌐■_■) ;⌐■_■)「は、はい」
彡(゚)(゚)「ほんじゃ今日も元気に出撃や!」
(;⌐■_■) ;⌐■_■) ;⌐■_■)「おー!」
出撃後
彡(゚)(゚)「うーん………」
( ゚∋゚)「なにを悩んでいるんだルーデル?」
彡(゚)(゚)「いやな、今日の戦果を報告せなアカンのやけど………」
彡(゚)(゚)「ワイは出撃しとらんことになっとるから正直に書けんのや」
( ゚∋゚)「なら書かなければいいのでは?」
彡(゚)(゚)「戦果はちゃんと報告せなアカンやろ」
彡(゚)(゚)「せや!航空団全体の戦果として報告しとこ」
( ゚∋゚)「それって複数機が同時に1台の戦車を破壊した時の報告の仕方だろ」
彡(゚)(゚)「ええやろ、戦果の数は変わらんのやし」
( ゚∋゚)「まあ、そうだな」
数日後
(⌐■෴■)「ルーデル、ちょっといいか?」
彡(゚)(゚)「なんでしょう?」
(⌐■෴■)「いやな、最近どうも撃破者不明の戦果が………」
(⌐■෴■)「やけに多く報告されているのだ」
(⌐■෴■)「なにか知らないか?」
彡(゚)(゚)「知らないですね。まあ、そういうこともありますよ」
(⌐■෴■)「そうか分かった………」
数日後
彡(゚)(゚)「ほな、出撃するわ」
(⌐■_■)「お気をつけて」
(⌐■_■)「今日も相変わらず命令違反だ」
(⌐■෴■)「君、ちょっといいか?」
(;⌐■_■)「な、なんですか?」
(⌐■෴■)「ルーデルの姿が見えないのだが知らないかね?」
(;⌐■_■)「あ、えーと、健康のために走ってくると言って出て行きましたよ」
(⌐■෴■)………
(⌐■෴■)「本当は?」
(;⌐■_■)「え?だから走ってくると………」
(⌐■෴■)「本当に?」
(;⌐■_■)「え、ええ………」
(⌐■෴■)「私は上官、君は下士官、上官に嘘の報告は?」
(;⌐■_■)「ダメです………はい」
(⌐■෴■)「じゃあ話しなさい」
(;⌐■_■)「じ、実は………」
数時間後
彡(゚)(゚)「ふぅー今日も大漁、大漁」
(⌐■෴■)「おかえり」
(;⌐■_■)「す、すみません………」
(⌐■෴■)「ルーデル、君はなにをしてたのかな?」
彡(゚)(゚)「………ちょっとした試験飛行です」
(⌐■෴■)「そうか………今日は何台の戦車を撃破したんだ?」
彡(゚)(゚)「11台です………あ!」
(⌐■෴■)………
彡(゚)(゚)………
ゲーリング元帥から呼び出しをくらった
(◦灬•)………
彡(゚)(゚)………
(◦灬•)「総統は君が飛んでいることを知っている」
(◦灬•)「私にも重ねて君の飛行を中止させるよう言ってきている」
(◦灬•)「総統にこれ以上の心労をかけてはいけない」
(◦灬•)「私からは以上だ」
彡(゚)(゚)………
そうか………ついにワイも年貢の納め時かもしれんな
軍人にとって上からの命令は絶対や
それもヒトラー総統閣下直々となったら尚更や
ついにワイも結論をださなアカンな
彡(゚)(゚)「うん………………やっぱり飛び続けよう」
祖国の危機に当たって自分だけが安全地帯におるなんてワイは出来へん
軍令違反でどんな罰を受けようがワイは飛ぶ
結局、自分自身の気持ちに素直になることこそ一番や
ワイは最期まで飛び続ける