彡(゚)(゚)「ワイはルーデル。空の魔王や」   作:名無ナナシ

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第109話 現場

ある日

 

(⌐■_■)「隊長、本部から通達です」

(⌐■_■)「オーデル河に架かっている敵の橋を破壊しろと」

 

彡(゚)(゚)「オーデル河は凍とって、どこからでも敵は渡れるさかいに」

彡(゚)(゚)「そんなことしても無駄やし、そもそも橋なんて架かってないで」

 

彡(゚)(゚)「まったく、本部は現場を分かってないな………」

彡(゚)(゚)「分かった、ワイから言っとくわ」

 

数日後

 

(⌐■෴■)「ルーデル、少しいいか?」

彡(゚)(゚)「なんでしょう?」

 

(⌐■෴■)「君は本部からの命令を遂行していないだろ」

(⌐■෴■)「さっさと言われた通り橋を破壊してくるのだ」

 

彡(゚)(゚)「前にも言いましたがオーデル河は凍結していて………」

彡(゚)(゚)「どこからでも渡れます」

彡(゚)(゚)「そんなところを爆破しても無駄なだけです」

 

(⌐■෴■)「その根拠はあるのかね?」

彡(゚)(゚)「現場で見てきたとしか言えませんが………」

 

彡(゚)(゚)「ワイはこれまでドン河、ドネツ河、ドニエステル河から………」

彡(゚)(゚)「同じやり方で敵が河を渡って来るのを何度も目撃しております」

 

(⌐■෴■)「うぅむ………」

(⌐■෴■)「凍った河をトラックのような重い車輛が渡れるとは思えんが………」

 

彡(゚)(゚) .。oO(言葉じゃ埒がアカンな)

 

彡(゚)(゚)「でしたら、ワイはこれからちょうど出発しますさかい………」

彡(゚)(゚)「司令官殿は後部座席から実際に見たらええでしょう」

 

(;⌐■෴■)「なに?実際に戦場に行ってだと?」

彡(゚)(゚)「はい、なにか問題でも?」

 

(;⌐■෴■) .。oO(いやいや、戦地のど真ん中に行くなんて危険じゃん)

(;⌐■෴■)「いや………遠慮し………」

 

彡(゚)(゚)( ゚∋゚) (⌐■_■) (⌐■_■)ジー

(;⌐■෴■)「ぐっ………分かった、よろしく頼む」

 

オーデル河上空

 

彡(゚)(゚)「どうです?橋なんて架かってないでしょ?」

(;⌐■෴■)「いや………あれは橋ではないのか?」

 

彡(゚)(゚)「そんなに疑うなら、もっと接近しましょう」ブーン

(;⌐■෴■)「え?」

 

ズダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ

 

(;⌐■෴■)「うわー!!敵の対空砲火がー!!」

彡(゚)(゚)「そりゃあ敵も近づけば攻撃してきますよ」

 

彡(゚)(゚)「そんなことより、橋かどうか見たらどうです?」

(;⌐■෴■)「ああ分かった!たぶん橋ではない!」

 

彡(゚)(゚)「たぶん?」

彡(゚)(゚)「もっと近づきましょか?」

 

(;⌐■෴■)「いや、認める!認める!」

(;⌐■෴■)「あれは橋ではない!間違いない!」

 

彡(゚)(゚)「分かって貰えてなによりです」

 

基地

 

(;⌐■෴■)「ふぅ……肝が冷えた」

(⌐■෴■)「だが正確な報告書が作れそうだ。失礼する」

 

( ゚∋゚)「威張って帰って行ったな」

彡(゚)(゚)「まあ、現場を知って貰えてよかったで」

 

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