彡(゚)(゚)「ワイはルーデル。空の魔王や」 作:名無ナナシ
第14話 戦艦マラト
一九四一年九月
目標は戦艦マラト
戦艦マラトは二万三千トン級の巨大戦艦や
この戦艦を鎮めるためには特注の2000ポンド爆弾が必要だった
だが……
彡(゚)(゚)「届かへんな……」
(;´_ゝ`)「仕方ない……これまで通りの装備で戦う」
彡(゚)(゚)「まあ、ないものねだりしてもしゃーないわな」
フィンランド湾上空
( ^ω^)「戦艦マラトを発見」
彡(゚)(゚)「よっしゃ!攻撃に移るで」ギュン
ワイは急降下を始めた
ズダダダダダダダダダダダダダダダダ
敵の対空砲が火を噴く
彡(゚)(゚)「落ち着くんや」
彡(゚)(゚)「この距離なら当たることはまずない……」
( ^ω^)「高度2400」
彡(゚)(゚)「よし……ここからは一瞬や」
彡(゚)(゚)「急降下、爆弾投下、急上昇」
彡(゚)(゚)「やるべきはこの三つだけや」
彡(●)(●)「行くで!!」
ギューン
彡(●)(●)「今や!!」
爆弾スイッチを押す
ひゅーん●~*ドカーン!!
( ^ω^)「命中を確認……損傷……大」
彡(●)(●)「ちっ……2000ポンド爆弾やったら確実に沈んどったで」
ズダダダダダダダダダダダダダダダダ
( ^ω^)「敵……反撃を開始」
彡(●)(●)「はよう逃げるで」ギューン
反転、全速力上昇、雲の層に到着
彡(゚)(゚)「ふぅ……終わった終わった」
彡(゚)(゚)「ほな、帰るで」
その後、偵察機の懸命な捜索にもかかわらず
戦艦マラトはその姿を消した
もしかしたら、当たり所がよくて沈んだのかもしれない
彡(゚)(゚) .。oO(けど……ワイもまだまだやな……)
ワイには冷静さってものが足りんわ
どうも感情的に動いてしまいがちや
彡(゚)(゚)「なあ、ステーン……何でお前はそんな冷静でおれるんや?」
(´_ゝ`)「僕が冷静だって?」
(´_ゝ`)「そんなことはないさ……仮にそう見えるのだとしたら」
(´_ゝ`)「長年の苦しい経験がそうさせてるだろうね」
彡(゚)(゚)「ステーンも嫌な思いしとったんか……」
(´_ゝ`)「嫌なことなんて日常茶飯事さ」
(´_ゝ`)「まあ、食事と一緒に飲み込んで忘れるようにはしているけどね」
(´_ゝ`)「ずっと苦しみを抱える……そんな状態は地獄だ」
(´_ゝ`)「だからといって自分の殻の中に籠ってしまうのはよくない」
(´_ゝ`)「周囲と上手くやりながらも、我が道を貫く……」
(´_ゝ`)「そうすることで人は強くなり、落ち着いていられるようになるさ」
彡(゚)(゚)……
彡(゚)(゚) .。oO(ステーンはさすがや)
男らしい強さ、優しさ、寛容さ
ステーンは全部を持っとる
戦争は人をあらゆる偽装から遠ざける
兵士の言葉はたとえそれが、感情的で幼稚なものであっても
忠実で純粋であることには変わらない
だから、軍人の言葉は
マスコミが謳うどんな美辞麗句より立派に聞こえるんや
戦争にその身を捧げる者は、素朴な強さを目覚めさせる
その素朴な強さは……
ただ主観、自分の内なる考えにのみ見いだされる
彡(゚)(゚)「人にどう見られるか」
彡(゚)(゚)「思われるかなんてものには左右はされん」