彡(゚)(゚)「ワイはルーデル。空の魔王や」 作:名無ナナシ
第122話 起死回生②
数日後
今度はゲーリング元帥から呼び出しをくらった
(◦灬•)「なんで呼ばれたか分かるな?」
彡(゚)(゚)「ヒトラー総統のジェット機部隊のことかと」
(◦灬•)「そうだ、君はこの任務を引き受けたまえ」
彡(゚)(゚)「嫌です」
(◦灬•)「まあ、そうだよね」
彡(゚)(゚)「分かってるなら、一々呼ばないで貰えます?」
彡(゚)(゚)「前線はそりゃあもう大変なんですから」
(◦灬•)「総統から言われた手前、どうしてもね」
彡(゚)(゚)「ったく、ほなワイは戦場に戻るんで」
(◦灬•)「待ちたまえ、総統には君から直接にお断り入れた方がいい」
彡(゚)(゚) .。oO(自分から総統に断りをいれるのが嫌なんやろうな)
彡(゚)(゚)「善処します」
外
彡(゚)(゚)「命令でなくて提案やったし無視して帰ろう」ブーーーーーン
第123話 起死回生③
4月19日
またしてもヒトラー総統に呼び出された
彡(゚)(゚)「無視して帰ったのはアカンかったかな……」
さすがに怒られるかも
暗殺未遂事件があってから
総統は疑心暗鬼に囚われとるみたいやし
下手したら死刑かもしれん……
彡(゚)(゚)「…………さすがにないわな」
彡(゚)(゚)「てか、ベルリン周辺にも敵機が普通に飛んどるんやから……」
彡(゚)(゚)「易々と来いと言われも行く方は命がけやで」
部屋
(ಠ▃ಠ)「やあルーデル、よく来てくれた」
(ಠ▃ಠ)「さあ、そこに座りたまえ」
彡(゚)(゚)「はい」
これまで何度か総統と話して分かったことがある
ヒトラー総統は単刀直入に物事を言ってこない
およそ30分ほどの回りくどい講演が始まる
(ಠ▃ಠ)「であるからしてドイツの技術力は世界一であり………」
彡(゚)(゚) .。oO(さっさと結論を言えや)
彡(゚)(゚) .。oO(にしても…………)
総統の博識はやっぱりすごいな
ワイはかれこれ6000時間ぐらい飛んで得た知見を
ヒトラー総統はものの見事に理解している
彼の言う兵器の改善点はまさに的を得ている
彡(゚)(゚) .。oO(それに加えて………)
科学技術や政治的なものにまで精通している
ヒトラー総統は元々は芸術家を目指していたらしいから
どうやってこんなにも膨大な知識を得たんやろうか
読書家と聞くし、本を読んでか?
いや、本だけでここまで精通するのは無理やろ
(ಠ▃ಠ)「であるからしてドイツの技術力は世界一であり………」
彡(゚)(゚) .。oO(あっ………さっきと同じ話や)
彡(゚)(゚) .。oO(今まではこんなことなかったのに………)
やっぱり疲れとるんやろうな
(ಠ▃ಠ)「であるからにして、ドイツ最高勲章を持つ君に………」
(ಠ▃ಠ)「ジェット機部隊の指揮をとって貰いたいのだ」
彡(゚)(゚) .。oO(やっと本題や)
てか、ゲーリングのおっさん(◦灬•)
断りを入れてないやんけ
彡(゚)(゚)「えーその任務については辞退させていただきます」
(ಠ▃ಠ)………
(ಠ▃ಠ)「君しかいないのだ」
彡(゚)(゚)「嫌です」
(ಠ▃ಠ)「君ならできる」
彡(゚)(゚)「ムリです」
(ಠ▃ಠ)「そこをなんとか」
彡(゚)(゚)「拒否します」
(ಠ▃ಠ)「現在、出撃可能な機体を180機用意している」
(ಠ▃ಠ)「これほどの戦力がありながら、なぜ躊躇するのだ」
彡(゚)(゚)「戦況から見るに成功の見込みがないからです」
彡(゚)(゚)「失礼と思いますが説明をします………」
彡(゚)(゚)「ジェット機の様な大型の機体を飛ばすには………」
彡(゚)(゚)「それ相応の大きな飛行場が必要となります」
彡(゚)(゚)「現状、そのような飛行場があるのは北方だけです」
彡(゚)(゚)「ですが北方は戦線が分断されかけており孤立すんぜんです」
彡(゚)(゚)「自ずと制空権も敵の手中に落ちようとしています」
彡(゚)(゚)「そもそも我々と連合軍の航空戦力の差は20倍に及びます」
彡(゚)(゚)「この戦力差でどうやって北方に機体を運ぶのでしょうか」
(ಠ▃ಠ)………
彡(゚)(゚)「仮に無傷で運べたとしても………」
彡(゚)(゚)「180機もの機体が飛行場にあれば連合軍に必ず見つかります」
彡(゚)(゚)「そうなれば攻撃にさらされ………」
彡(゚)(゚)「二日と持たず飛行場は使い物にならなくなるでしょう」
(ಠ▃ಠ)「うーむ………」
彡(゚)(゚) .。oO(ヒトラー総統は短気で恐ろしい人物と思われがちだが………)
最善を尽くそうとする人物には自由に意見を言わせ
自分の考えを修正することもある
彡(゚)(゚) .。oO(ただしそれは信用できるとの前提があればや………)
もしワイがもはや信用できない人物と見なされていたら
ワイはこの後、殺されてもおかしくない