彡(゚)(゚)「ワイはルーデル。空の魔王や」 作:名無ナナシ
(ಠ▃ಠ)「しかしだ、北方の将軍は必ずや持ち堪えると約束してくれた」
(ಠ▃ಠ)「作戦を遂行する時間ぐらいは確保してくれるはずだ」
彡(゚)(゚)………
彡(゚)(゚)「残念ながらそれも難しいと言わざるを得ません」
彡(゚)(゚)「確かに我々ドイツ軍の兵士は優秀です」
彡(゚)(゚)「共に戦ってきたワイが保証します」
彡(゚)(゚)「ですが敵の物量の前では多勢に無勢です」
彡(゚)(゚)「現に我々は敵の進軍を許しています」
(ಠ▃ಠ)………
彡(゚)(゚)「なぜそのようなことが起きているのか」
彡(゚)(゚)「以前、我々は敵の3個師団の攻撃を防ぐことに成功しました」
彡(゚)(゚)「ですがその後、敵は10個師団もの戦力を投入してきました」
彡(゚)(゚)「その物量の前にドイツ兵も食い止めることができず敗退したのです」
彡(゚)(゚)「このようなことが戦場のあちこちで起こっています」
彡(゚)(゚)「北方軍だけが例外的に耐え忍べるとは到底思えません」
彡(゚)(゚)「これらのことからワイはこの作戦が失敗するものと考えております」
彡(゚)(゚)「そのような作戦に自分は責任を持つことはできません」
(ಠ▃ಠ)………
彡(゚)(゚)「もし自分がこの作戦を受けたとしたら………」
彡(゚)(゚)「参謀本部はその成功を計算に入れ作戦を立てるでしょう」
彡(゚)(゚)「しかし、そんなのは絵に描いた餅です」
彡(゚)(゚)「願望で作戦を立てることほど愚かなことはありません」
彡(゚)(゚)「ワイが否としか言えないのはそのためです」
(ಠ▃ಠ)………
(ಠ▃ಠ)「………では今後、我々はどうすればよいと思うのかね?」
彡(゚)(゚)「難しい質問です」
彡(゚)(゚)「それでも敢えて答えるとするならば………」
彡(゚)(゚)「西側諸国と停戦し、残存勢力を結集………」
彡(゚)(゚)「ソ連のみに集中して戦えば勝機はあります」
(ಠ▃ಠ)………
彡(゚)(゚)「さきほども言いましたが敵の脅威はその物量にあります」
彡(゚)(゚)「総統閣下ならば言わずとも存じていると思いますが………」
(ಠ▃ಠ)「聞こう………」
彡(゚)(゚)「我々ドイツ軍はスターリングラードの戦いに敗れ………」
彡(゚)(゚)「攻勢から一転して敗走することになりました」
彡(゚)(゚)「ですがその時点では勝機はまだ我々ドイツ軍にありました」
彡(゚)(゚)「いくらソ連が大国と言えど………」
彡(゚)(゚)「畑から人が生えてくる訳もなく」
彡(゚)(゚)「共産主義者どもにも限界があります」
彡(゚)(゚)「本来であれば我々がここまで追い詰められる前に………」
彡(゚)(゚)「先に敵の補給線が崩壊し物資は枯渇するはずでした」
彡(゚)(゚)「しかし、西側諸国………特にアメ公の支援があまりに多かった」
彡(゚)(゚)「共産主義者どもは西側諸国の支援があるから戦えているのです」
彡(゚)(゚)「ですがもしその支援がなくなったとしたら」
彡(゚)(゚)「奴らは戦線を維持できなくなり撤退せざる得ません」
(ಠ▃ಠ)………
(^▃^)
彡(゚)(゚) .。oO(ヒトラー総統は笑顔を見せられた)
しかし、その笑みはワイの話に納得したのではなく
どこか疲れを隠すように
そして物知らずな子どもを諭そうとしているように見えた
(ಠ▃ಠ)「言うは易しだ」
(ಠ▃ಠ)「私も1943年から恒久的な和平を結ぼうとしてきた」
(ಠ▃ಠ)「だが連合軍はそれを望んでいない」
(ಠ▃ಠ)「奴らが求めるのはドイツの無条件降伏だけだ」
(ಠ▃ಠ)「もとはと言えば我々………私が始めた戦争だ」
(ಠ▃ಠ)「それを無かったことにするのはできないのだろう」
彡(゚)(゚)………
(ಠ▃ಠ)「私の運命などどうでもよい」
(ಠ▃ಠ)「だが、ドイツ国民のために無条件降伏だけは受け入れられない」
(ಠ▃ಠ)「我々はドイツ人……ドイツ人なのだ」
(ಠ▃ಠ)「ドイツが無くなることだけはあってはならないのだ」
(ಠ▃ಠ)「我々がドイツ人であることを捨てるなどありえない」
彡(゚)(゚)………
(ಠ▃ಠ)「交渉は今なお続けている」
(ಠ▃ಠ)「だが、成果がでるとは思えない」
(ಠ▃ಠ)「我々には時間が必要だ」
(ಠ▃ಠ)「決戦兵器ができさえすればまだ勝機はある」
(ಠ▃ಠ)「それまでなんとしても持ち堪えねばならない」
彡(゚)(゚)………
彡(゚)(゚)「総統のお気持ちは分かりました」
彡(゚)(゚)「ですがワイも考えを変えることはできません」
(ಠ▃ಠ)「そうか、では私と君……どちらの予想があたるのか」
(ಠ▃ಠ)「数日様子を見てみよう」
(ಠ▃ಠ)「だが、私の予想通りに戦況が進めば」
(ಠ▃ಠ)「その時は君に任務を受けてもらう」
(ಠ▃ಠ)「それでよいかね?」
彡(゚)(゚)「分かりました」
こうして総統との会談は終わった