彡(゚)(゚)「ワイはルーデル。空の魔王や」 作:名無ナナシ
第125話 故郷
総統との面談の後
ワイは戦火が及ぼうとしている故郷に足を運んだ
彡(゚)(゚)「ドイツ人か………」
(⚭-⚭( ⚭-⚭ )⚭-⚭)「お!ルーデル、ルーデルじゃないか」
彡(゚)(゚)「おお、お前らは避難しなかったんやな」
彼らは青年時代の知り合いや
(⚭-⚭( ⚭-⚭ )⚭-⚭)「ああ、故郷を守るためにな」
彡(゚)(゚)「そか………」
お互いに思うところや心配事、苦悩を持っていたが
多くを語らない、そんな奇妙な再会やった
故郷には様々な事情で避難できない者が
老若男女問わずいた
みんな、対戦車のための塹壕を掘っていた
婦人はスコップを休める間に赤子に乳を飲ませ
老人たちの額には汗がにじんでいた
彡(゚)(゚)「そんな中でも必死に働いていたのは若い女性たちやった」
共産主義者どもの支配下に入れば
自分達の身がどのように扱われるか
彼女たちが一番よく知っているんや
それぞれの思いや事情があるやろうが
今やこの戦争は1国家1民族の存亡を賭けた戦いになっている
彡(゚)(゚)「西側諸国の人間たちがこの必死な光景を目にすれば………」
彡(゚)(゚)「共産主義者どもに対する希望的観測を捨てるやろうに………」
第126話 招集
ある日
彡(゚)(゚)「ふぅ……今日も生き残れたな」
(`∇´)「アメ公と露助の戦闘機がブンブンと飛んで厄介すね」
彡(゚)(゚)「ホンマにな、ドイツの空を好き勝手に飛んどるわ」
彡(゚)(゚)「こうも敵が多いとワイの愛機Ju87も傷だらけや」
(`∇´)「言っちゃなんですけど、もう老いぼれ機っすよね」
(`∇´)「速度も敵が鳥ならこっちはカタツムリっすよ」
彡(゚)(゚)「爆撃機に戦闘機と張り合えというのが土台無理な話なんやけどな」
彡(゚)(゚)「まあ、よくやってくれとるで」
(⌐■_■)「隊長、総統本部から伝達がありました」
(⌐■_■)「ですが、知らされていない暗号なので判読できません」
彡(゚)(゚)「どうせまたベルリンに来いって言っとるんやろ」
彡(゚)(゚)「将軍に一声かけてから行くか」
彡(゚)(゚)「ひとっ飛びベルリンに行ってきます」
(;⌐■෴■)「待て待て、どこの飛行場に行こうというのか」
彡(゚)(゚)「とりまテンペルホーフ空港に」
(;⌐■෴■)「あそこは今、攻防戦の渦中だ」
彡(゚)(゚)「だったら………」
(;⌐■෴■)「私の認識ではベルリン周辺に安全な飛行場はもうない」
(;⌐■෴■)「もし、君がソ連の占拠した空港に降りようものなら」
(;⌐■෴■)「私の首が飛んでしまう」
(;⌐■෴■)「本部に連絡し、どのルートで向かえばいいのか確認してみよう」
彡(゚)(゚)「おなしゃす」
二日後
(⌐■෴■)「やっと連絡がついたぞ」
(⌐■෴■)「今晩、ベルリンに向かい、戦勝記念塔のある道路に停めろとのことだ」
彡(゚)(゚)「あざっす」