彡(゚)(゚)「ワイはルーデル。空の魔王や」 作:名無ナナシ
第132話 ラストフライ
1945年7月2日
(⌐■_■)「( ゚灬゚ )将軍から作戦が告示されました」
彡(゚)(゚)「現戦線から段階的に撤退………」
彡(゚)(゚)「西部戦線の部隊と合流するか」
彡(゚)(゚)「まあ妥当な判断やな」
(;`∇´)「合流したらなんとかなるっすか?」
彡(゚)(゚)「………………難しいやろうな」
(;`∇´)………
彡(゚)(゚)「西側諸国がことの重大さに気付いて………」
彡(゚)(゚)「ドイツ側に付いてくれればあるいは………」
(⌐■_■)「そんなことはありえないでしょう………」
彡(゚)(゚)………
彡(゚)(゚) .。oO(ヒトラー総統も同じことを言っとったな)
5月8日
ワイらは戦車を捜索するために飛んだ
フラフラ
(;`∇´)「どうしたっすか?機体がふらついてるっすよ」
(;`∇´)「どこか具合が悪いっすか?」
彡;(゚)(゚)「す、すまん………」
彡;(゚)(゚)「息が詰まって集中力が欠いた」
(;`∇´)「病気っすか?」
彡;(゚)(゚)「いや………身体は大丈夫なんや」
彡;(゚)(゚)「けどなんか悪い予感のようなものが………」
(;`∇´)「縁起でもないっす!」
(;`∇´)「そんな状態で戦うなんて危険っすよ」
(;`∇´)「敵も山に隠れて見つけれないっすから今日は帰るっす」
彡;(゚)(゚)「せやな………」
結局、この日は一台の戦車も破壊することはできなかった
そしてこれがドイツ軍人としてのラストフライになった
第133話 無条件降伏
基地
彡(゚)(゚)「ん?フリードリンがおらんがどこに行ったんや?」
(⌐■_■)「作戦本部に呼ばれて出ていきました」
彡(゚)(゚)「そか、ならワイ一人で作戦を練るか」
彡(゚)(゚)「地図を広げってっと………」
彡(゚)(゚) .。oO(さーて………どうしたもんか………)
うーん………考えがまとまらんな………
なんで今日はこんなに集中できんのやろ
彡(゚)(゚) .。oO(そういえば………)
一昨日にチェコ人に部下が二人殺されてしまったな
………この戦争でワイは何人の部下と戦友を失ったんやろ
この勝目のない戦争で………
彡;(゚)(゚)「アカン、アカン………」
ワイはなにを考えとるんや
まだ戦争は終わってないやろ
ガチャ
ドアの開く音がした
不思議と振り向く気にならなかった
「………ルーデル隊長」
声はフリードリンのものやった
その声にはいつもの覇気はなかった
「………ルーデル隊長」
改めて呼ばれ振り向いた
そこには青ざめた顔したフリードリンがいた
悪い予感がした
彡;(゚)(゚)「ど………どうし………たんや?」
急に喉がカラカラになって
辛うじて言葉を発した
(;⌐■_■)「………………………終わりです」
(;⌐■_■)「無条件降伏です………」
彡;(゚)(゚)………
奈落に落とされた気がして動転した
そんな中で彼らが目の前を通り過ぎていく
(´_ゝ`)( ^ω^)(´・ω・`)(⌐■_■)(⌐■_■)(⌐■_■)
死んでいった多くの戦友たち
海、空、地上で倒れていった幾百万の兵士たち
祖国で血を流した数多の同胞たち
彼らの死を持ってしても
ワイらは共産主義者どもの群れを止めることは出来なかった
(;`∇´)「そんなの納得できないっす!」
(;`∇´)「いつ終わるかは自分たちが決めるっす!!」
ワハハハハ
ニールマンの言葉に誰かが大笑いした
作り笑いであるのは明らかであった
この場の誰もがニールマンと思いは同じであった
しかし、国が無条件降伏をした今、衝動で動いてはならない
(;⌐■_■)「23時までにソ連に一切の物を引き渡すことになっています」
(;⌐■_■)「ですがソ連への投降は問題外です」
(;⌐■_■)「上層部はソ連の手に落ちる前に………」
(;⌐■_■)「速やかに西へ逃げるようにと言っています」
彡(゚)(゚)「………フリードリン」
(;⌐■_■)「はい………」
彡(゚)(゚)「部下たちを集めてくれ」
彡(゚)(゚)「話しがしたい」
(;⌐■_■)「ですが時間が………」
彡(゚)(゚)「大丈夫や、すぐ終える」
(⌐■_■)「わかりました」
(⌐■_■)「お前ら!整列だ!!」
彡(゚)(゚)………
どないしよう………
なんて言葉をかけよう………
部下たちはワイを強い男やと信じている
どんな苦境にあっても折れないと思っている
でも………さすがのワイも………
今回ばかりはしんどい………
心は虚無で空っぽや
(⌐■_■)「ルーデル隊長、全員揃いました!」
外に出た
義足ではきちんと歩くこともままならない
やわらかな日差しが降り注ぐ
薄い霧がゆらめき
地平線の彼方は銀色に輝いていた
(`∇´) (⌐■_■)(⌐■_■)(⌐■_■)
部下たちの前に立つ
彡(゚)(゚)………………
彡(゚)(゚)「諸君…………」
言葉が出ない
ワイの部下はここにいる者たちだけではない
第1部隊はオーストリアの南に…………
第3部隊はプラハ…………
それに死んでいった者たち…………
彼らともう一度会いたい
みんなに会いたい………
(`∇´)(⌐■_■)(⌐■_■)(⌐■_■)
部下たちがじっと待っている
全員がワイのことを見ている
なにか言わんと…………
彡(゚)(゚)「………多くの戦友を失った」
彡(゚)(゚)「………多くの血を流した」
彡(゚)(゚)「我々は多大な犠牲を払った…………」
彡(゚)(゚)「しかし、戦いに敗れた………」
(`∇´)(⌐■_■)(⌐■_■)(⌐■_■)
彡(゚)(゚)「だが、どんな劣勢でも…………」
彡(゚)(゚)「お前たちは最後まで全力で戦い…………」
彡(゚)(゚)「祖国ドイツに忠義を尽くしてくれた」
彡(゚)(゚)「そんなお前たちをワイは誇りに思う」
(`∇´)(⌐■_■)(⌐■_■)(⌐■_■)
彡(゚)(゚)………………
彡(゚)(゚)「よくぞこれまで一緒に戦ってくれた」
彡(゚)(゚)「隊長として感謝する」
彡(゚)(゚)「おおきに!!」
その後、ワイは部下一人ひとりと握手した
皆無言であった
しかし、心は通じあっていた
最後はフリードリンが締めた
(⌐■_■)/「戦友に!祖国に!敬礼!」
彡(゚)(゚)/
(`∇´)/ (⌐■_■)/ (⌐■_■)/ (⌐■_■)/