彡(゚)(゚)「ワイはルーデル。空の魔王や」   作:名無ナナシ

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第20話 南京虫 第21話 撤退

第20話 南京虫

 

明け方

 

:(´ºωº`)「痛い……痛い……」

:(´ºωº`)「寒いじゃなくて痛いよ……」

 

(;⌐■_■)「ルーデル隊長!大変です!!」

彡(゚)(゚)「どうしたんや?」

 

(;⌐■_■)「あまりの寒さに燃料が凍ってしまって……」

(;⌐■_■)「爆撃機は動かせません」

 

彡;(゚)(゚)「なんやと!!」

 

ガタガタガタガタ

 

彡;(゚)(゚)「けど、共産主義者どもの戦車は動いとるで」

(;⌐■_■)「奴らは寒さに慣れているのですよ」

 

彡;(゚)(゚)「くっ……」

彡;(゚)(゚)「今日も敵に見つからんようここで大人しくしとくしかない」

 

 

(;`・ω・´)「アチョー!!」

彡(●)(●)「大人しくせいと言ったばかりやろ!!」

 

(;`・ω・´)「仕方ないじゃないか」

(;`・ω・´)「南京虫がうじゃうじゃと出てきたんだから」

 

彡;(゚)(゚)「くっ……まさかの予期せぬ敵か……」

 

南京虫……別命トコジラミ

幾世代。人類はこいつらと争ってきたが未だに終わりが見えん

きっとこれから先も人類は南京虫と戦い続けることになるはずや

 

彡(゚)(゚)「南京虫に煩わされない世界……」

ワイはそんな世界に生きてみたい

 

 

第21話 撤退

 

同じ場所に数日もおるとしだいに慣れてくるものや

凍った川でアイスホッケーをしたりと中々に有意義な時間を過ごした

 

彡(^)(^)(´^ω^`)

 

運動して汗をかいたらサウナに行って一風呂浴びた

壁に立てかけてあった鋤に蹴つまずいて足を痛めたりもしたが

 

彡(゚)(゚)「まあ、死にはせんし別に問題ないやろ」

 

そうこうしている内にクリスマスになった

 

ワイらはクリスマスパーティーをしたかった

だが、食べ物はない、音を立てたら敵に見つかる

そのせいで陰鬱な物思いにふけるクリスマスになってもうた

 

せめてもの救いはウォッカがあったことや

ワイらはこの酒をちまちま飲んで生誕祭を祝った

 

彡(゚)(゚)「酒よりミルクが飲みたいわ……」

 

ようやっと好機が到来した

天気は曇り、風は穏やか、逃げるなら今しかない

 

⊂(゚)(゚)ミ⊃三三3⊂(■_■-)⊃三三3⊂(■_■-)⊃三三3

 

ワイらはビアマス方面に向かった

 

だが、間もなく……天気は再び悪くなり

空も大地もことごとく灰色とかした

 

ワイらははぐれんように、緊密編隊を組んで地面すれすれを飛んだ

衝突せんように……互いの姿を見失わないように……

 

彡(゚)(゚)「こんなことなら……」

彡(゚)(゚)「夏の熱い陽射しの中を飛んどる方がよっぽどマシや」

 

(;⌐■_■)「あっ……」

(((BOMB)))

 

彡;(゚)(゚)「ぐっ……犠牲者が出てしまった」

けど、止まるわけにはいかん……

 

ワイの隊は運よく逃げることができた

だが、逃げられなかった兵隊が大勢いた

凍え死んだ者、手足の指を凍傷で失った者、物資がなく飢えている者

 

彼らを救うにはあまりにも本部の決断が遅かった

あのちょび髭の男……

総統アドルフ・ヒトラーの決断が遅すぎたんや

 

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