学園都市で暮らす方舟   作:酔生夢死の願望機

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週一を目安に投稿すると言ったな、あれは嘘だ。

なるべく、一週間以内には投稿できるように目指します。
なので、今回のように早めに投稿する可能性があります。
申し訳ありません。

この章から、アビドス対策委員会編です。

ユメ先輩は生きてるけど、ホシノはおじさんです。

戦闘描写、ストーリーの部分は、基本的にアークナイツのキャラが関わらないと、簡略化または省略します。

アークナイツのキャラで、異格しているキャラは、基本的に異格後の状態、設定でこの物語に登場します。



一章 一似貫之
1-1


 先生が、シャーレの仕事に慣れてきた頃、シャーレに一通の手紙が届く。その手紙の内容は、学校が暴力組織による襲撃を受けていること、弾薬や、補給品が底を尽きそうなことが、切実に綴られていた。その手紙を読んだ先生は、街の中で遭難するほど広いと、言われるアビドス自治区へと向かった。が、案の定、遭難していた。そして、遭難してから、5日経過した朝方先生は、空腹と水分不足により動けなくなって、地面に倒れ伏してしまった。アロナによるサポートも、充電が無くなると出来なくなるらしく、途中からはシッテムの箱の電源を切っていた。そんな先生に、近寄ってくる人影があった。

 

「···大丈夫?」

 

 "み、水···"

 

「水は無いけど、エナジードリンクならある。それでいい?」

 

 そう言われ、差し出されたエナジードリンクを、先生はすぐに飲み干した。エナジードリンクを渡した子が、何か言っていたが、先生には聞こえていなかった。

 

 "ありがとう。おかげで助かったよ"

 

「ん、ならよかった。でも、こんなとこに来るなんて、何してたの?」

 

 "実は、アビドス高等学校に向かっていたんだよ。でも、その途中で食料と水が無くなっちゃて、倒れてたんだ"

 

「···なるほど。アビドス高等学校に行くなら付いてきて」

 

 "ま、待って。数日何も食べてないから送ってほしいな"

 

「···ん、わかった」

 

 こうして先生は、シロコに助けられて、セクハラしながらアビドス高等学校に送ってもらった。

 

「ただいま」

 

「おかえり、シロコせんぱ···い?」

「うわっ!? そのおんぶしてるの誰!?」

 

「わぁ、シロコちゃんが大人を拉致してきました~」

 

「拉致!? もしかして死体!? シロコ先輩ついに犯罪を···!?」

 

「みんな落ち着いて、速やかに死体を隠す場所を探すわよ!」

 

 この会話で、シロコに対するみんなの印象を知れた気がする。その後、誤解を解き、自己紹介するとみんなの表情が明るくなった。自分たちの救援要請が受理させたことを、別室にいる子に伝えに行ったとき、カタカタヘルメット団が、襲撃にきた。カタカタヘルメット団を撃退した後、部屋に戻ってきたみんなの自己紹介を受けた。まず、彼女達はアビドス対策委員会と言うらしく、全校生徒5人全員でしている部活らしい。活動内容は、アビドスを蘇らすことなのだと語ってくれた。そのメンバーは、一年生のアヤネと同じく一年生のセリカ。二年生のノノミとシロコ。そして委員長の、三年生のホシノだと紹介された。何でも、カタカタヘルメット団が定期的に襲撃を仕掛けてきており、アビドス側は補給もなく戦っていたため、私が来ていなかったら、危なかったようだ。そんな話を聞いていると、ホシノから、カタカタヘルメット団の前哨基地を襲撃する作戦を、提案され、皆乗り気だった。前哨基地襲撃作戦は、成功した。これで、暫くは学校への襲撃が収まるだろうと、対策委員会のみんなは喜び、学校に帰っていく。学校に戻ると、オペレーターとしてみんなをサポートをしていたアヤネが迎えてくれた。これで、火急の問題は解決してようやく、重要な問題に取り掛かれると、喜んでいたからか、セリカが口を滑らした。

 

「──これで心置きなく全力で借金返済に取り掛かれるわ!」

「ありがとう、先生! この恩は一生忘れないわ!」

 

 "···借金返済って? "

 

 アヤネと、特にセリカは教えることに反対していたが、ホシノとシロコが、説得しようとしてくれていた。しかし、セリカは頑なに借金返済について教えるのは、反対していた。挙げ句、飛び出して行ったのをノノミが追いかけて行った。その後、ホシノから借金の詳細を、教えてもらった。なんと、この学校には借金があり、その額9億6235万円だそうだ。それを「対策委員会」が、返済しないといけないらしく、返済できないと、学校は銀行の手に渡り、廃校手続きを取らざるを得ないらしい。しかし、完済できる可能性は0%に近く、ほとんどの生徒が諦めて、学校と街を去っていったらしい。借金をすることになった理由を聞くと、数十年前に起きた、砂嵐の影響らしい。その時の、砂嵐は凄まじく、学区のいたる所が砂に埋もれ、砂嵐が去ってからも砂が溜まり続けたようだ。その自然災害の克服するため、多額の資金を投入した。ただ、その時に融資してくれたのが、悪徳金融会社しかなかったらしい。最初は、返済の算段があったと思うが、毎年発生する砂嵐の影響で悪化の一途を辿っていった。そして、現在アビドスの半分以上が砂に埋もれて砂漠化し、借金は膨れ上がっていった、と。彼女達では、利子の返済で手一杯らしい。そして、これまで誰もこの問題に向き合わなかったらしく、セリカが神経質なっているのは、それが原因らしい。

 

「で、先生のおかげでヘルメット団ていう厄介な問題が解決したから、これから借金返済に全力投球できるようになったてわけー」

「もしこの委員会の顧問になってくれるとしても、借金のことは気にしなくていいからねー」

「話を聞いてくれただけでありがたいし」

 

「そうだね。先生はもう十分力になってくれた」

「これ以上迷惑をかけられない」

 

 "私は、対策委員会を見捨てることはしないよ"

 

「そ、それって···。あ、はいっ! よろしくお願いします、先生!」

 

 そうして、「シャーレ」が協力することになった。それにより、先生と話していた3人は希望を見出だした。次の日の朝、見知った顔と出会った。

 

 "おはよう"

 

「な、何が「おはよう」よ! 馴れ馴れしくしないでくれる?」

「私、まだ先生を認めてないから!」

 

 まだ、認められていないようだ。なので、まずは親睦を深めるために、ちゃん付けで読んでみたり、今日は学校に行かない彼女が、どこに行くか追いかけてみたりした。途中で、バイトに向かっていることを、教えられた。そのバイト先も気になるので、ストーカーと言われようとも追いかけ続けた。その後に、対策委員会のみんなと出会ったので、セリカのバイト先について尋ねると、着いてきてと、とあるラーメン屋に案内された。紫関ラーメンと看板を掲げるラーメン屋の、暖簾をくぐると、

 

「いらっしゃいませ! 紫関ラーメンで···」

 

「あの~☆5人なんですけど~!」

 

「あはは···セリカちゃん、お疲れ···」

 

「お疲れ」

 

「み、みんな···どうして、ここを···!?」

 

「うへーやっぱここだと思った」

 

 "どうも"

 

「せ、先生まで···やっぱストーカー!?」

 

「うへ、先生は悪くないよー。セリカちゃんのバイト先といえば、ここしかないじゃん?」

「だから来てみたの」

 

「ホシノ先輩かっ···!! ううっ···!」

 

 そんな会話をしていると、店の奥からこの店の大将である、柴大将が出てきた。それにより席に案内された。

 

「先生はこちらへ! 私の隣、空いてます!」

 

「···ん、私の隣も空いてる」

 

 先生は、悩んだ末ノノミの隣に座った。

 

「──ご注文はお決まりですか」

 

「私は、チャーシュー麺をお願いします!」

 

「私は塩」

 

「えっと···私は味噌で···」

 

「私はねー、特製味噌ラーメン!炙りチャーシュートッピングで!」

「先生も遠慮しないで、ジャンジャン頼んでねー」

「この店、めちゃくちゃ美味しいんだよー!アビドス名物、紫関ラーメン!」

 

「···ところで、みんなお金は大丈夫なの?もしかして、またノノミ先輩に奢ってもらうつもり?」

 

「はい、私はそれでも大丈夫ですよ☆」

 

「いやいや、またご馳走になるわけにはいかないよー。きっと先生が奢ってくれるはず。だよね、先生?」

「···え?初耳だって?あはは、今聞いたからいいでしょ!」

 

 結局、奢らされた。

 

「いやぁー!ゴチでしたー、先生!」

 

「ご馳走様でした」

 

「うん、お陰様でお腹いっぱい」

 

「早く出てって!二度と来ないで!仕事の邪魔だから!」

 

「あ、あはは···セリカちゃん、また明日ね···」

 

「ホント嫌い!!みんな死んじゃえー!!」

 

 そうして、学校に帰ろうとした時、背後から声を掛けられた。

 

「あれ、ホシノちゃん?もしかして、そちらの大人が噂の先生?」

 

「ユメ先輩じゃん。お久しぶりー。そうだよー、こっちの大人が先生だよー」

 

「久しぶりだね、ホシノちゃん。あと、初めまして、梔子ユメです」

「今は、ライン生命のエネルギー課で、研究員のお手伝いしてるんだよ」

 

「ライン生命といえば、エネルギー開発をメインに研究していて、開発したエネルギーを運用した兵器の開発や、地域復興をしている会社ですよね」

 

「そうね。そして、株式会社テラの子会社でもあるの」

「さすが、セイント・ネフティスのご令嬢ね」

 

「あっ!アステジーニ先輩!」

 

「初めまして、先生。あと、アビドス対策委員会の皆さん」

「アステジーニです。今回は、極限状態でも長時間運用、再利用が可能なバッテリーの試作品ができたので、ユメからアビドスの現状を聞いて、土地勘があるユメを連れて、アビドス高等学校に向かっていたのよ」

 

「卒業したからって、後輩たちだけに、苦労は掛けられないよぉ」

 

「それで、なんで私たちの学校に来てたの?」

 

「土地の使用許可を貰いたくて、向かってたのよ」

 

「うへー、じゃあ学校まで案内するよ。着いてきて」

 

「ありがとう、ホシノちゃん!」

 

「先生も、顧問として契約場に、一緒に同席して確認してもらうから!」

 

 "わ、わかったよ"

 

 そして、契約を交わす時に同席して契約内容を確認して、問題点が無かったことを伝えると、ホシノも違和感を感じなかったのか、契約書にサインした。

 

「ありがとうございます。今後も、機会があれば、宜しくお願いします」

 

「ありがとう。今日は、この事の報告書を書かないといけないから、休みが取れたらまた来るから。じゃあね!」

 

「気を付けて帰ってねー。特に、ユメ先輩は」

 

「ひぃん···。分かってるよ···」

 

 今日は、ライン生命との契約締結に同席したので、精神的に疲弊しており、横になると激しい睡魔に襲われた。しかし、眠りに就く前に、部屋の扉が開け放たれて、ホシノが駆け込んできた。

 

「先生!力を貸して···!」

「セリカちゃんが···居なくなったの!」




読んで頂きありがとうございます。
もし、誤字、誤字があれば、報告して頂ければ幸いです。
感想、ご意見あれば、書いていただけるとモチベーションが上がります。

機械仕掛けの花のパヴァーヌ編で、登場させるアークナイツの陣営は、どこがいいですか?()内のキャラは、その陣営内でいちばん登場させるつもりです。

  • カジミエーシュ(フレイムテイル)
  • エーギル、イベリア(グラウコス)
  • 極東(ミヅキ)
  • サルゴン(ユーネクテス)
  • ロドス(ロゴス)
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