学園都市で暮らす方舟   作:酔生夢死の願望機

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あらすじ
借金返済の金策どうする?
便利屋、襲撃!!
アステジーニ、決死の一撃!


神秘の設定は、すべて独自の解釈です。
ただ、「個人個人神秘が違うなら、アークナイツのアーツを、神秘に置き換えたらいいか!」と、思ってます。

ミュルジスとナスティの出番、この章で作れない気がします。
この章に登場しなくても、どこかで出すかもしれません。
(現在予定なし)


1-4

 便利屋が、反撃の狼煙として、ハルカと呼ばれる社員を見張っていた、アステジーニに向けて撃つと周囲を警戒しながら、ハルカに接近できる機会を伺っていた。撃たれたアステジーニは、被弾箇所で爆発が起きて、気絶寸前だった。ただ、アステジーニは最後の力を振り絞り、意識をなくす前に銃を撃った。しかし、その弾道は誰の目にも明らかに届かないものだった。それなのに、離れて行くサリアを見て、先生は理解して撤退指示を出す。

 

 "みんな!撤──"

 

 指示が間に合わなかったか、弾が案外速かったか、どちらにしても、撤退が出来なかったのだ。すると、サリアの撤退していた付近まで、放電が発生したのだ。それを確認すると、みんなが心配になり、先生とアヤネは、駆け出した。ユメもみんなが心配だったが、さすがに社長からの業務命令に背いて、行動を起こす勇気は、ユメにはなかった。

 

 "みんな、大丈夫!?"

 

 戦場に先生とアヤネが着くと、傷だらけのホシノと、便利屋を拘束しているサリア以外は、倒れていた。

 

「私と、社長さん以外寝ちゃってるね」

「ところで、なにをしたの?」

 

「そうだな、アステジーニが力を使った。それだけだ」

 

「···じゃあ、その力について教えて欲しいな-」

 

「私達とて、詳しく説明できん。神秘の応用としか聞いてない」

「詳しくは、親会社の社長プリースティスかロドス学園の学園長オラクルに聞けば、教えてくれるだろう」

「アステジーニとユメは、治療のためにそちらに置いてもらえないだろうか?」

「もちろん、治療にも協力しよう」

 

「それは、いいけど。貴方はどうするの?」

 

「私は、この者達と『ビジネス』の話をしてくる」

「君たちには、迷惑を掛けた。バベル製薬にも掛け合って、医療班を派遣しよう」

「その時に、迷惑料を持ってこよう」

 

「それは、悪いよ-」

 

「いや、そちらにも被害が出ているから、受け取ってくれ」

「では、私はこれで失礼する」

 

 サリアは、そう告げ、4人を担ぐと去っていった。それを眺めていたら、ユメが走って駆け寄ってきた。

 

「みんな、大丈夫···では、無さそうだね···」

「とりあえず、みんなを保健室へ運ぼう?」

 

「そうですね!みんなを運ばないと!」

 

 "私も手伝うよ"

 

「じゃあ、運ぶよー」

 

 みんなを保健室へ運んで、ベッドに寝かせて、ホシノとOBであるユメを残して帰った。翌日、みんなの事が心配だったので、早めに学校に向かっていると、ちょうどアヤネと出会った。アヤネから、昨日の襲撃犯のことや、今日が借金の利息の返済日の事などを聞いると、昨日の襲撃犯の一人ムツキに出会った。

 

「あっ、先生じゃん!おっはよー!」

 

「なっ、ななっ!」

 

「じゃじゃーん!どもどもー!こんなところで会うなんて、偶然だね」

 

「なんでいるんですか!?」

 

「···誰かと思ったら、アビドスのメガネっ娘ちゃんじゃーん」

「おっはよー、昨日ラーメン屋で会ったよね?」

 

「その後の学校の襲撃でも会いましたよ!どう言うことですか?いきなり馴れ馴れしく振る舞って···」

「それに、メガネっ娘じゃなくて、アヤネです!」

 

「ん?だって私達、別にメガネっ娘ちゃん達が嫌いなわけじゃないし」

 

「ただ、部活で請け負った仕事だからさ。仕事以外のときは仲良くしたっていいじゃん?」

 

「いっ、今さら公私を区別しようということですか!?」

 

「別に、いいじゃん。それに「シャーレ」の先生は、あんたたちだけのモンじゃないでしょ?先生?」

 

 "ケンカしないで仲良くしてくれたら嬉しいな"

 

「あはは、それはムリかな-。昨日の社長さんとお話してから、アルちゃんさらに必死になっちゃって、適当にやると怒られちゃうから」

 

 "そういえば、どんな話をしたの?"

 

「んー、特に守秘義務とか言われなかったし、教えてあげる」

「ライン生命の実験員の護衛を、依頼されたんだよね」

「アルちゃんが、断っちゃったけど」

「ま、いつかうちの便利屋に遊びにおいでよ、先生?」

 

 そんな会話をして、ムツキと別れた。その後に、カイザーローンへ利息の返済を済ますと、白衣羽織っている人物が数名引き連れて訪れてきた。

 

「初めまして、だな。ライン生命からの協力依頼を受けて、派遣されてきた医療班、リーダーのケルシーだ」

「こちらにいるのは、私の部下と医療分野に興味がある学生だ」

「それで、患者のところまで案内してくれないか?」

 

「は、はい」

 

 ケルシーが引率する一団を連れて、保健室に着くとみんな目覚めて会話をしていた。先生が心配だったと声を掛けると、みんな大丈夫だとこたえてくれた。そして、ケルシーが部屋に入ると一応の検査をする、と告げ採血した。その結果、全員が日常生活を送れる状態に回復しているようだ。それを告げて、アヤネに、ライン生命からの迷惑料を押しつけるように渡すと、学生達に講義をしながら、帰っていった。そのあとに、ライン生命の2人は、実験のために戻っていき、会議が始まった。議題の1つ目は、昨日の襲撃犯の判明。ゲヘナ学園の便利屋68という非公式の部活動だそうだ。2つ目が、ヘルメット団の使用していた武器は、現在製造されてないらしい。その出所を調べるために、対策委員会はブラックマーケットに向かったのだった。

 

「待て!!」

 

「う、うわあぁぁ!!つ、着いてこないでください-!!」

 

「そうはいくか!」

 

 ブラックマーケットに入ってしばらくして、ブラックマーケットには似つかわしくない格好をした生徒が、追いかけられていた。何でもトリニティの生徒らしく、トリニティはキヴォトスいちのマンモス校のひとつ、そしてキヴォトスで一番お金を持っている学校らしい。そこの生徒である彼女を拉致って、身代金を要求するつもりで、追いかけていると、チンピラが言ってきた。そのチンピラを、懲らしめた後に追いかけられていたトリニティ生、ヒフミは、モモフレンズのペロロの限定グッズを求めて、ブラックマーケットに来たようだ。そんな話をしていると、先程のチンピラ達が報復にやって来たようだが、撃退に成功した。対策委員会は、まだ戦うつもりだったが、ヒフミが待ったをかけた。

 

「まっ、待ってください!!これ以上戦わないでください!」

 

「ん?どうして?」

 

「だ、だって···ブラックマーケットで騒ぎをおこしたら、ここを管理している治安機関に見つかってしまいます」

「そうなれば本当に大事に···」

 

 そう言うヒフミに従い、一同はその場を離れるのだった。

 

「ここまでくれば大丈夫でしょう」

 

「ふむ···ここをかなり危険な場所だって認識してるんだ」

 

「えっ?と、当然です。連邦生徒会の手が及ばない場所のひとつですから···」

「様々な企業が、この場所で違法な事柄を巡って利権争いしていると聞きました」

 

 何でもここ専用の金融機関や、治安機関があるらしい。そして、ブラックマーケットの事情に詳しいことを知ったホシノは、ヒフミに助けたお礼として、案内をお願いした。ヒフミも、助けてくれたお礼はしなくてはいけないと考えるようで、案内を引き受けてくれた。




ケルシーが連れてきた部下と、学生の紹介(名前のみ)
部下···ワルファリン

学生···フォリニック、ミルラ、ハイビスカス、アンセル、モブ

ケルシー含め、この5人はまたどこかでしっかり絡ませます。

ブルアカの『あまねく奇跡の始発点』まで、書いた後に、ロドス学園と株式会社テラをメインに置いて、オリジナルストーリーを書きたいと思ってます。
なるべく、失踪しないように祈っていてください。

機械仕掛けの花のパヴァーヌ編で、登場させるアークナイツの陣営は、どこがいいですか?()内のキャラは、その陣営内でいちばん登場させるつもりです。

  • カジミエーシュ(フレイムテイル)
  • エーギル、イベリア(グラウコス)
  • 極東(ミヅキ)
  • サルゴン(ユーネクテス)
  • ロドス(ロゴス)
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