学園都市で暮らす方舟   作:酔生夢死の願望機

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あらすじ
便利屋68、最後の悪あがき。
いざ、ブラックマーケットへ!
ヒフミ、救出!



前回は、若干短かったせいで、今回が少し長めになってるかもしれません。

ところで、今更ですがブルーアーカイブ、またはアークナイツのキャラの外見的な特徴を、初出の時は書いた方がイメージしやすいですか?それとも、どちらのキャラも把握していて、説明は不要でしょうか?

ご意見貰えれば、パヴァーヌ編で改善します。
それじゃ遅い?すでに説明してないアビドス編で、途中から説明し出しても、おかしいと思います!

よろしくお願いします。


1-5

 ヒフミの案内で、ブラックマーケットを数時間歩いて、休憩の為にたい焼きを食べていると、ヒフミが疑問を口にした。いくらブラックマーケットを牛耳っている企業だとしても、徹底して情報統制するのは、不可能らしい。ここに集まっている企業は、開き直って悪さしており、隠してないらしい。ブラックマーケットで最も大きな闇銀行のひとつで、キヴォトスで行われる犯罪の15%の盗品が流されていると、言われているらしい。様々な犯罪で得た財貨が、違法な武器や兵器に変えられてまた他の犯罪に使われる悪循環になっているのだとか。そんな話をしていると、ブラックマーケットの治安機関の最上位である、マーケットガードが近づいてきていたので、身を潜めた。そして、マーケットガードを観察していると、現金輸送車を護衛しているようだった。それから、闇銀行に着いてとある人物が、降りてきた。その人物を、対策委員会のみんなは、つい最近見たことがある。

 

「見てください···あの人···」

 

「な、なんで!?あいつは毎月うちに来て利息を受け取ってるあの銀行員?」

 

「あれ、ホントだ」

 

「は、本当ですね!車もカイザーローンのものです!」

 

「か、カイザーローンですか!?」

 

「ヒフミちゃん、知ってるの」

 

「カイザーローンと言えば──」

 

「色々と有名な、カイザーコーポレーションが運営する、高金利金融会社ね」

 

「うわっ!あんた誰よ!?」

 

「あら、ごめんなさい。私は、ライン生命神秘応用課主任ドロシーよ」

 

「ライン生命ですか!?しかも主任!?」

 

「···どうかしたの?」

 

「カイザーコーポレーションと双璧を為すとされる、株式会社テラの一部門です!」

「基本的に研究、開発、そしてその応用をメイン行っている企業、それがライン生命です」

「そして、主任ということはその課の、最高責任者ということです」

 

「そうね。それで、カイザーローンに借金でもしてるの?」

 

「そうですね~。でも、返済したお金がここに来ているんですよ」

 

「そうなのね。私は、貴方達を助けたいの。協力させてくれる?」

 

「それは、遠慮しておくよー」

 

「あら、そう。けど気が変わったらここに連絡してね」

「でも、ここからどうするつもり?」

「貴方達が、返済してたお金は、犯罪資金にされる可能性があるけど、それを問い詰めようにも、証拠がない」

 

「···あ!さっきサインしてた集金確認の書類···」

「それを見れば証拠になりませんか?」

 

「さすが」

 

「おおー、ナイスアイデアだねー、ヒフミちゃん」

 

「でも、もう書類は銀行の中ですし···」

「ブラックマーケットでも最も強固なセキュリティを誇る銀行の中となると···」

 

「うん。他に方法はないよ」

「ホシノ先輩、ここは例の方法しか」

 

「なるほど-、あれか-。あれなのか-」

 

「あ···!!そうですね、あの方法なら!!」

 

「···まさか、あれ?まさか、私が思ってるあの方法じゃないよね?」

「う、嘘!?本気で!?」

 

「···あのう。全員話が見えないんですけど···。『あの方法』って何ですか?」

 

「残された方法はひとつ」

「銀行を襲う!!」

 

 その発言を聞いて、対策委員会のみんなは準備を始めた。ただ、ドロシーはそれを止めようとしているが、聞いてくれなくて、あたふたしている。さらに、ドロシーはアヤネに止めても無駄と言われても、止めようとしていた。しかしみんなの勢いは止まらず、先生も承諾したことで、銀行強盗を開始した。

 

 銀行では、アルが融資を断られていた時、突如として、電気が消えた。その直後、銃声が響き電気が復旧された。すると、銀行の入り口に、覆面の被った覆面水着団なる、銀行強盗犯がいた。覆面水着団は、電気が着いてすぐに銀行を制圧して、銀行員に要求を伝えていた。そして、銀行員が要求以上に、積めていた気がするが、それを回収して銀行から、去って行った。アルは、目を輝かせてその様子を見ていたが、実行犯が知らない人が1人混じっていたが、アビドス対策委員会だと気づいていなかった。ちなみにドロシーは、対策委員会の後の事が心配だったので、先生と一緒に車で観察していた。マーケットガードを撒いた彼女達と、合流すると、彼女達は集金確認の書類以外のお金をどうするかを、話し合っていた。そんな彼女達に、ドロシーは告げる。

 

「それだけじゃ、証拠としては弱いわね。いくらでも言い逃れが出来るわ」

「もっと、確たる証拠がないと、ダメね」

「これは、大人のお姉さんからのアドバイスよ」

「でも、この書類は興味深いから、写しをくれないかしら」

 

 そういって、写しを貰うと、ドロシーは車に乗って去って行った。その後、目を輝かせたアルが追い付いてきて、興奮気味に先程の銀行強盗について、熱く語った。アルが目標を語り出したところで、会話を切り上げ、解散した。

 

 学校に、戻ってきた対策委員会達は、ヘルメット団の後ろ楯に、カイザーローン、そしてカイザーコーポレーションが付いている事がわかった。ヒフミは、トリニティに帰って「ティーパーティー」に、アビドスの現状を話して、協力をしてくれるように話してみると、言っていた。しかし、ホシノが、やんわりと断ってその日は、終わったのだった。

 

 翌日、部室に着くとホシノは、ノノミの膝枕の上でだらけている。しかしホシノは、今日は用事があるから出かけると、伝えて出掛けていった。時刻は正午の少し前、轟音と共に、市街地の紫関ラーメンから爆発を検知した、アビドス対策委員会は急いで現地へと、向かった。そこでは、紫関ラーメンの跡地に立っている、便利屋68がいた。セリカが、紫関ラーメンを爆破したことに対する怒りを込めて引き金を引き、そのまま戦闘にもつれ込んだ。しかし、どちらも相手を倒す決定打がなく、じり貧になっていると、3km先から砲弾が飛んできた。しばらくして、アヤネが兵力の所属、規模を確認して告げる。

 

「ゲヘナの風紀委員会!一個中隊の規模です!」

 

 便利屋68の会話を聞いていると、便利屋を捕まえるために来たようだ。ただ、アビドスに友好的とは判断出来なかった。アビドスのみんなは、政治的な火種になろうと、暴挙を見過ごすことは出来ないと判断して、風紀委員会と敵対することに決め、戦い始めた。

 

 倒しても倒してもキリがなく、さすがに、みんなの顔に疲労が出てきていた。その時、ゲヘナの風紀委員長、空崎ヒナが戦場に現れ、アコ行政官の暴挙を止めた。シロコだけは、戦いたがっていたが、アビドスは基本的に交渉をする方針のようだ。アビドス側としては、事前通達なしでの他校自治区の無断兵力運用及び、衝突の謝罪を要求をした。ゲヘナとしても、特に問題ないようだったが、ホシノの名前を聞くと、少し考えていた。

 

「うへー、こいつはまた何があったんだか、すごいことになってるじゃーん」

 

 そして、現場に現れたホシノに驚きつつも、風紀委員会に撤収指示を出して、謝罪して去っていった。さらに今後は、風紀委員会が無断で、アビドスへの侵入をしないことを誓ってくれた。

 

「···先生。風紀委員長が最後、先生に話しかけてたけど、何の話?」

 

 "それは、アビドスの砂漠でカイザーコーポレーションが、何か企んでいるってことを、教えてくれたんだ"

 "後で、みんなの前で話すね"

 

「うん。わかった、先生」

 

 そんな事があり、翌日、柴大将のお見舞いで、気になる発言を聞いて、何かを調べに行っていたアヤネが、部室に入ってきて地籍図を広げて言う。

 

「午前中に大将のお見舞いへ行った時、大将から聞いたんです」

「紫関ラーメンが入ってきている建物はもちろんの事、このアビドス自治区のほとんどが···」

「···私たちの学校が所有してないことに、なってました」

 

「現在の所有者は···」

 

「カイザーコンストラクション···そう書かれています」




次回辺りから、原作の流れから本格的に解離させます。

この章の、終わりは思いついたのですが、どうやってそこまで話を持って行くか、思考中です。

これから、アビドスがどうなるのか、楽しみにしてください。

機械仕掛けの花のパヴァーヌ編で、登場させるアークナイツの陣営は、どこがいいですか?()内のキャラは、その陣営内でいちばん登場させるつもりです。

  • カジミエーシュ(フレイムテイル)
  • エーギル、イベリア(グラウコス)
  • 極東(ミヅキ)
  • サルゴン(ユーネクテス)
  • ロドス(ロゴス)
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