ゑるると俺の夢小説(つまりこれは公開処刑)   作:サンシャインWest

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やっとでけた...
ほとんど、というか全く話は進まないけど、
ユルシテ、許し亭...


NTRシチュ 第2話

 魔界での生活も数か月が経過した。

 今では近所の魔族たちとも普通に話せるほどに打ち解けた。

 未だにバイト先で食材用の人間肉を見るはキツイが、自身やゑるるが食する事が無いので何とか割り切れている。

 

 さてさて、ここいらでゑるると人間世界の関係について話しておこうと思う。

 何故、ゑるるが人間世界で活動しているのか。

 トップシークレットではあるが、北海道に住んで居る事もゑるる軍なら知っているだろう。しかし、魔界生まれのゑるるの活動拠点が北海道である理由は知らない筈だ。

 

 それらの答えは「魔族の慣習と生態」だ。

 

 どうやら一部の魔族は一定の成長段階(魔族に年齢なんて当て嵌められないのでこの表現)を迎えた際、人間界へと送り出されるらしい。これは人間でいうところの七五三や成人の儀に近い。

 この際、人間世界のどの地域に出るかは完全にランダムであり、『一定以上の人間と文化を有する』という条件はあるものの、条件さえ満たしていればどんな田舎だろうが果ては海外の少数部族村であろうが制限は無いらしい。

 鬼畜にも思えたが、そこも含めて乗り越えてこそ意味があり、人間を多角的な視点から理解できると説明されれば、元々は部外者な自分は何も言えなくなった。

 つまり、ゑるるが北海道を拠点としたのは、偶然そこに転移先が決まったからであった。

 

 さて、魔族が人間界に来る理由については上でも少し説明したが「人間を理解するため」だ。

 彼女らは魔族。人間とは別の生物であり、多少の大小はあれど、その能力から価値観まで全てが人間とは違う。

 それは、魔界のスーパーに人肉が当然のように並ぶことからも窺える。

 しかし魔族の生活に人間は欠かせない存在だ。その肉は勿論、精や感情、魂、一部は珍しい魔力等のエネルギーまで、人間は魔族にとって資源の宝庫なのだ。

 故に契約という形を用いて、人間達からそれらを徴収する。

 

 しかし、無計画に徴収していては人類など簡単に滅びてしまう。一時期は養殖も考えたらしいが、全てにおいて質が下がるか、ものによっては全く徴収できなくなる事態が発生したため計画は頓挫し、現在では一部肉用と愛玩用以外での飼育は行われていないらしい。

 こうした経緯から、魔族たちは自身らにルールを設け、結果として人間界での魔族は弱体化し、一部人間が人間界に来た魔族を撃退できるようになった。それが魔族の勝手に行っている縛りプレイの結果だと知れば、教会や退魔師などの対人外スペシャリストたちは発狂不可避だろう。

 人間は、家畜として優秀であり、自由な放し飼いが一番効率がいいから、今の形で繫栄できているなど一般人からすれば知りたくない事実過ぎる。

 故に、魔族たちはそのことを人間に知られないように最大限の注意を払い、時に道化を演じている。(人類の家畜としての質を落とさないために)

 

 因みに、これらのルールは明文化されていないものの深い共通認識として浸透しており、これに反したものは以降の生を自身の行いを呪いながら過ごす事になるという。(実際に何をするのかは教えて貰えなかった)

 

 さて、ゑるるの話に戻ろう。この慣習に対してだが、ゑるるの種族の場合は物心ついた時から姿を変える技術(以降は変身魔法と呼称)を第一に叩き込まれ、完全習得時点で人間界へと送り出される。

 どうやらゑるるの種族は20歳までは人間と同じように心身ともに成長するらしく、変身魔法の習得がどの段階でもその時の実年齢に合わせた環境へと放り出されるらしい。(20を過ぎてからは一括して社会人として人間界に来るとの事)

 ゑるるの場合は、彼女が3才の頃には変身魔法を習得完了して人間界の幼稚園へ通っていたとの事。時折配信で言っていた”うみ君”との出会いもここである。

 勿論、流石に3才の子を異界に1人で放り出すわけもなく、保護者として彼女の両親も成人まで一緒に人間界で過ごして居た。成人後は本拠点を魔界に戻しつつ、人間界で契約相手を見繕い、数年前に趣味としてVtuberを始めた。

 これが、Vtuberゑるるのこれまでである。

 そこに現在は、俺という契約で出来た彼氏が付属している。

 

 さて、なぜこのような説明をつらつらとしていたかというと、

 

「ゑるる、しばらくは戻って来れないから!戻れる目途が立ったら連絡するね♪」

 

「いってらっしゃい、要らない心配かもだけど気を付けて。」

 

 ゑるるが、幼稚園+小学校の同窓会に出席する為、数日ほど人間界へ行くためである。

 寂しいが、これまでにもVの仕事で数日出る事はあったので、特に深くは考えていなかった。

 

 今思えば、あれがターニングポイントだったのかもしれない。

 もしかしたらいつかは来る回避不可な未来かもしれなかったが、それでも、と後悔せずにはいられない。

 もしも(if)はいつだって、決して掴めないほど遠く、故に甘美で魅力的なのだから......




 1話使っての説明会を2話目に挟む。申し訳ないが私の小説では良くあることです。
 受け入れて♡

 尚、こちらでのゑるるの設定は私の独自設定です。
 ゑるる軍のみなさんはこれを見て勘違いや暴走をしないように!
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