ゑるると俺の夢小説(つまりこれは公開処刑)   作:サンシャインWest

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 ゑるる軍のみんな。小説紹介された瞬間的確に先の展開予想してて笑った。
 まあ、みんななら予想できるかw
 この章はホントはこれで終わるはずだったんだがなぁ...


NTRシチュ 第3話

 ゑるるが人間界へ行ってから1ヶ月が経った...

 最初は長くても数日と聞いていただけに心配でもあったが、「もう少し人間界を楽しむから帰るのが遅れる」との連絡があったし、その後も定期的にメールでの連絡はあった為にとりあえずは大人しく待つ事にした。(出来る事が無かったとも言える)

 

 そして、運命の日が来た...

「え?……なんて?」

 

「ごめん、君からしたら物凄く勝手だとは思う。でも、もう変えようのない事なの...分かって...」

 

 人間界から帰ってきたゑるるから告げられたのは突然の別れ話だった...

 

 聞けば、同窓会で久し振りに会った者たちの中に「うみくん」が居たのが始まりだったらしい。

 

 うみくん。ゑるるが幼稚園へ通っていた頃のボーイフレンドであり、卒園とともに自然と疎遠となった男の子。度々配信内でも名前が挙がる事から、ゑるる軍の中でも知ってる人の割合は多い人物。

 園児にして既にゑるる母から「スパダリ」・「いい男」との評価を貰っていた、曰く将来の優良物件。

 そんな彼が、大人となって再びゑるるの前に現れた。それは別に良い。

 そこで一度の過ちがあったとしても...良くは無いが...最終的に戻って来てくれるなら水に流せた。

 しかし、これは流石に...駄目だ。

 "コレ"は俺に先が無い...勝てない...

 

 簡単に経緯を説明すれば、再開したうみくんは相変わらず内外共にイケメンだったらしい。そして、一夜の過ちがあった。

 

 本来であればその時点で俺との契約に違反する事になる為、ペナルティ(俺の元へ強制召喚される)が発動する筈だったのだが、何故か発動しなかった。

 不思議に思ったゑるるが確認してみると、うみくんとの幼稚園時代の結婚契約が仮保留の状態で残っていたらしい。

 通常であれば別れた時点で破棄されるのだが、自然消滅であった+ゑるるが別れていないと認識していた為に破棄ではなく保留となり、契約時期の早さによるボーナス的なものから契約重複時における優先度が俺との契約と同じとなった。故にペナルティが発生しなかったらしい。

 

 そして、俺にとっての最大の不運は、幼稚園時代にゑるるがうみくんに正体を話していた事、その上で両者が結婚契約を結んだ事、更にうみくんはその契約を守る気でいた事だ。何なら契約の事があったが故にこれまで彼女も作らず、貞操も守ってきたらしい。(何故知ってるかって?ゑるるが魔法で調べたらしい。ゑるるェ...)

 更に更に。俺とゑるるが未だ手を繋ぐ以上の行為をしていなかった事がトドメとなった。

 契約を重んじる魔族にとって、初めての性交渉もまた契り、つまり1種の契約であるのだ。特にゑるるの種族はその特性が強く、結果として僅かにだがうみくんの契約の方が力が上になり、俺との契約を上書きする形となったらしい。

 俺の人間としての全てを捧げた契約は、うみくんというスパダリの純粋な愛と想い続けた時間の前に敢え無く敗北したのだ...愛は強しってか(じゃっかぁしぃわ!)

 

 さて、結果的に契約破棄となった俺。気分は婚約破棄された悪役令嬢(ただひたすらに被害者なのに悪役とはこれ如何に)。まあ、ワザとでは無いとはいえ、後から横入りしたのは俺の方だった訳で...世間一般で見れば俺は真実の愛の為の当て馬だったという事だ。

 問題は、契約破棄となっても俺は人間に戻れない事だ。

 悪魔との契約を取り扱った作品の殆どで、支払った代償が戻ってくる事は無い。

 何故ならその代償は契約を結ぶか履行した時に既に消費されている事が多いからだ。費やし消えたモノは取り戻せない(例外はあるが俺はそれを実行出来ない)。

 そして、俺は契約が無ければ只の居候か住み込みの家政夫だ。今後ゑるるとは同居する他人以上の関係には成れないし、何ならゑるるとうみくんのイチャイチャを見続ける事になる。それは耐えられない。俺はNTRが嫌いなんだ。特段Mな訳でも無いから只々キツイ。

 故にここを出て行くしかないのだが、出たところで展望等無い。精々安アパートを借りてパートの収入で細々暮らしながら、そのまま腐るかなんとか成り上がるかだろう。

 

 しかも魔族は永い永い時間を生きる。そして魔族は基本魔界でしか生きていけない。

 同じ世界で生きていれば、必ずゑるるの近況は知る事になる。

 俺以外と幸せになった、彼女の、近況を...

 

 そんな生を送っていれば、いつか必ず発狂してしまう。

 

 道自体はいくつもある。

 諦めなければ、いつか新しい幸せを掴めるかもしれない...しかし...

 俺は、どうしよう...

 これから、どうしよう...




 なんと、こっから分岐するんじゃ。俺の今後が描かれる!(人それを蛇足と言う)
 さてさて、なんとかこの後の分岐後書いたら、純愛編に行く前に少しやならきゃいけない事がある...
 ヒント・・・俺は中途半端が嫌いだ。やるからにはキッチリ満足するまでやる。
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