ゑるると俺の夢小説(つまりこれは公開処刑) 作:サンシャインWest
大変申し訳ございませんでしたぁ!
最後に配信内で言っていたアンケもございます。
よろしければ一つポチって行って下さいませ...
ゑるるからの言葉を受けた数日後...
俺は、魔界の中でも秘境と呼ばれる森林の奥へと移り住んでいた...
いや、違うな...
俺は逃げたんだ...ゑるるから、うみくんから、全てを失った現実から...
ゑるるからの言葉を受けた俺は、まずゑるるの家を出る事に決めた。
しかし、ゑるるの住むこの町で引き摺らずに生きていける自信が無かった...
そして、人と接するのにも疲れてしまった...
故に、パート先の店長に相談した...
すると店長は俺の境遇に同情して、ゑるるに憤慨してくれた。
そして、俺の「誰ともかかわらずに生きていきたい」という希望を聞いて、いくつかの候補を挙げてくれた。俺は、その中で今居る場所を選んだ...
さらに店長は退職金代わりにと、スーパーの皆と一緒にその森林の奥に丸太小屋を建ててくれた。
流石に電気やガス、水道は無いが、それでも独りでの生活拠点としては十分すぎるものだった。
協力してくれた皆へと感謝しつつ、引っ越したその日は最後にと新しい家の前で宴会を行った。
基本は人付き合いやこの手の行事が苦手な俺だったが、この日の宴会はとても楽しかった...
翌日から、俺はここで独りでのんびりと過ごした。
正直、不便な事だらけだったが、幸いにも時間は多くあった為、生活する中で試行錯誤しながら少しずつ環境改善と適応を済ませていった...
その中で、俺の身体に変化が起きた。
本来の俺の種族はゑるると同じであった筈なのだが、契約が切れた事が原因か、環境が特殊だからか、はたまたその両方か...気付けば俺は植物系の魔物へと変貌していたのだ。
と、言っても、姿形はほぼ変わらない。
むしろ膂力や体力が上がり、汗をかくことも無くなったなどのメリットが多かった。
(そういえば、まだゑるるのリスナーだった頃に思い描いていたVとしての自信の姿や設定が今の自身にとても近しいな。)
そんな思いにふけりながら、新しい身体にも順応して、幾日幾星霜もの月日が流れた...
その中で、種族が変わった影響か、俺の精神も徐々に変化していった...
感情の起伏が小さくなり、行動が徐々にゆっくりになっていった...
(いつか、このままこの家と一体化して、そのまま1本の樹木になるのも良いかもしれない...)
そんな事を思いながら過ごして居ると、とある日、1人の子供がこの森林へと迷い込んできた...
蝙蝠のような羽に悪魔特有の尾。しかしどちらも白という魔族には珍しい色をしており、更に右羽にはガーネットのような菱形の宝玉が複数付いており、左羽にも数や形は同じだがこちらはアメジスト色の宝玉が付いていた。尾には銀色の錠前のようなものが嵌っており、首に金の鍵のネックレスを掛けている。どこかで見たような気もするその服装含め全体的に真っ白な女の子は、聞けばどうやら家出してきたらしい。
魔族なら誰もが行う人間界へ行っての修行...それが嫌になって出てきたと。
しかし途中で質の悪い輩に絡まれ追われ、逃げている内にここまで辿り着いたと...
その後の展開はテンプレのような特筆する事の無いありきたりなものだった。
案の定やってきたどう見てもロクデナシな集団にこっちまで狙われたので、速攻で返り討ちにして森の養分にしてやった。
子供はゑるるの実子であった。暫くここに置いて欲しいと言われ、面倒事が目に見えていたので断ったが、結局根負けして少しの間だけ好きにさせる事にした。
子供だから仕方ないが、家事全般がこなせず、結局俺が教え込むことになった。
そうして家事技術を叩き込みつつ、共に生活している内にいたく懐かれた。
結局、どこかで心境の変化があったのか、3か月程経った頃に子供は親もとへ戻っていった...
そうして数十年が経過して、俺は本格的に動かない1本の樹木へと変化し始めていた。
意識も更に虚ろになり、起きている時間も減ってきた頃、1人の魔族が訪ねて来た。
それは、大人に成長したあの子供だった。
未だ白かった頃のゑるるに似た姿に成長したその子は、無事に人間界での修行を終えたらしい。
それではなぜ、こんなところに居るのかと尋ねれば、家出同然に実家を飛び出しており、ここで隠居生活を送りたいと言ってきた。
最初は反対した。この子はまだ若く、魔族としての長い生はこれからなのだ。
隠居等と、まだまだ早過ぎる。
しかし、どこで聞いたのか俺がここで生活し始めたのも30代の若い時だった事を引き合いに出され、結局渋々ではあるがまたここでの生活を許した。
そうして、元カノの子供という複雑な相手との生活が始まった...のだが、俺が既に半ば植物と化していた事や子供が母と正反対の物静かな性格だった為に思っていた程の気まずさは無かった。
そして、数百数千数万年の月日が流れ、遂に子供も寿命を迎えた...
「・・・夕日さん。私が死んだら、貴方の根元に埋めて下さい...最期に、少しでも貴方の役に立ちたいから......あぁ、でも...叶うなら...私も...貴方と同じ...1本の樹木として......」
その言葉を遺言に、その日の夜、彼女は静かに息を引き取った...
俺は、彼女を自身の根元へ埋め、1つの魔法を行使する。
おそらく、俺の最後となる魔法...彼女が、喜んでくれると、いいな......
・・・
そこは深い森林の奥。封鎖された禁域の森。封じられた理由も忘れ去られたその場所には、大きな湖とその淵に佇む古い家があった。
長らく誰も住んで居ないであろうその家は、古くはありつつも廃れてはいなかった。
おそらくその原因は、家を半ば飲み込みつつも守るように包む大木であろう。
家の幅を優に超える直径の幹を持つ大木。それは神聖さすら感じさせる...
そして、その大木に寄り添うように、1本の樹木が伸びていた。
どこか妖しさを感じさせるその樹木は、大木の一部と絡みながら家の一部のようになっていた...
その2本の樹は、植物でありながら、どこか、幸せそうであった...
やっとトゥルーエンド終わったぁ!
1話で終わらせるためにちょい箇条書きまとめみたいになってしまった...
あとはメリバかぁ...終わらねぇ...
設定もだろ...純愛編もだろ...ギャグ編もだろ...
完結まであと何年かかるんだこれ...
このトゥルーエンドと次話のメリーバッドエンドなんだけど、実は長くなっちゃったから削ったりして1話にまとめてるんだよね。連載版...要る?
-
連載版も書け
-
連載版なぞ要らん