盾の勇者と天の聖杯   作:三途豆

1 / 21
始まり

俺の名前は穂村光野。19歳の大学一年生だ。

俺は今、夏季休暇の特別授業に出席し終え、単位を取るための最後の試練であるレポートを作成に必要な資料を集める図書館に向かっている。

図書館に向かう途中の本屋の扉が開きアニメのcmの音声が聞こえた。

『盾の勇者の成り上がり絶賛放送中!』

盾の勇者の成り上がりか。そういえば、前に一度見ようと思ってだんだよな。

放送されてたのが、中学3年の時で、受験シーズンの真っ只中だったんだよなぁ。勉強の息抜きに飛ばし飛ばしで見てたんだよなぁ。

確か内容はなんかの冤罪を受けた盾の勇者が仲間たちと危機を乗り越えて成り上がるって内容だったはず。

高校に入ったら見ようと思っていたが、他のアニメにハマって見れてないし。

この際だ!このレポートが終わったら見てみよう。

俺はそんなことを考えながら図書館に向かった。

 

図書館で資料を借りて、大学に向かい、大学でレポートを作成することにした。

家にはレポートを妨害する物が多すぎるからだ。

それに、今の時期の大学は殆ど人がいないから集中できるしな!

 

そうして、俺は大学でレポートの作成を開始した。

「あっ、この本借りるの忘れてた」

ここで、俺はレポート作成に必要な本のひとつを借りるのを忘れたことが発覚した。

「いや待て、確かこの本は前に大学の図書室でみたはずだ」

俺は前に大学の図書室で目的の本を見たことがあるのを思い出した。

「善は急げだ。さっそく行こう」

俺は急いで大学の図書室へ向かった。

図書室は空いており、目的の本を借りることができた。

 

数時間後。

「できたー!」

俺はレポートの作成を完了し、レポートをメールに添付して、送信した。

念の為に保存しておこう。エラーで消えたらシャレにならないし。

保存完了を確認できた。

 

保存もできて、送信がもできたので、俺は本を返すために図書室へ向かった。

俺は本を返すために本を取った本棚を探していた。

「確かこの辺に…あった」

俺は本棚を見つけ本を返した。

 

「ん?なんだこれ?」

俺は本棚の中に何か材質から違う本を見つけた。

タイトルは…

「四聖武器と天の聖杯?」

誰だよこの本棚に入れたやつは。明らかにジャンルが違うぞ。

…俺はなんとなく気になったので、本を開いて中を読む。

最初は世界観の紹介から入る感じか。

なんでもこの本によると世界には波と呼ばれる厄災が起こっており、その波に対抗するために勇者が呼ばれたという内容だ。そして、天の聖杯は勇者の補助をしている存在らしい。

「聖杯ねえ、なんか泥とか出てきたりしないよな?」

俺の知ってる聖杯の第一印象ってそれなんだよなぁ。

天の聖杯か。願望機のアレは聖杯って名前だ。名前の前に"天の"はつかないはずだ。

後、天の聖杯って単語にはなんか見覚えがあるんだけどなぁ…なんだっけ?

ああ、そうだ!確かいろんな作品のキャラが戦う大◯闘に参戦したキャラだ!炎の力と光の力を使い分けるあのキャラだ。

でも、俺あの作品をやったことはないんだよなぁ。

「ん?」

そんなことを考えていると本が光出した。

本が光出した!?

俺は光に飲み込まれ。

気がつくと。

 

「ど、どこだここーーー!!!」

なぜか俺は草原にいた。

「一体どこだここ!?てかなんで草原!?」

その時、頭にメッセージが表示された。

[あなたは聖武器の勇者の補助を行う天の聖杯になりました。これからは勇者の補助を行ってください]

天の聖杯になりました!?どういうこと!?俺生きてるよ!心臓もドクンドクンって言ってるよ!?

あと、聖武器の勇者って何!?誰!?

 

そう思っているとまた頭にメッセージが浮かんできた。

[まずは、戦うための姿のうち片方を選択してください]

片方?そう思っていると2人の姿が頭に浮かんできた。

って!この2人スマ◯ラに参戦したキャラじゃないか!?

名前はホムラとヒカリだったはず。天の聖杯ってこの2人のこと?

その思っていると能力のようなものが表示された。

 

ホムラ

火属性の力の使い手。武器は剣。エッジが付いている直剣を使う。

魔法適性・火と回復

泳ぎが遅い。

 

ヒカリ

光属性の力の使い手。武器は光エネルギーでできた直剣を使う。

魔法適性・光と援護

ホムラよりも泳ぎが早い。

 

…情報が少ないがひとまず整理してみよう。

ホムラは火属性でヒカリは光属性の力が使える。武器は両方とも剣。

魔法関係は、ホムラがアタッカー兼ヒーラー。ヒカリはアタッカー兼バフ役。

 

しかし、魔法か。魔法が使えるのはすごいと思うが、魔法ってどうやって使うんだ?それにどんな魔法があるかもわからない。

これはどうしたものか。

うーん。そう思っているとまたメッセージが表示された。

[変身が可能です。使用しますか?]

と出た。

「やりますやります。」

そう言ったら、またメッセージが出た。

[どちらに変身するか選択してください。]

俺は試しにホムラにしてみた。

そうすると体が光りだした。

そして光が収まると俺の体が変化していた。

「重っ!」

変化した瞬間急に胸が重くなった。

理由は単純だ。ホムラは巨乳。そうゆうことだ。

手には赤いグローブのようなものが装着されていた。

鏡や水がないから姿を確認できない。

「あれ?そういえば武器は?」

そう言うとまたメッセージが現れた。

[武器は頭で念じると出現します。]

そう書かれているので実際に念じてみた。

「!?」

そうすると本当に剣が出現した。

試しに持ってみるがかなり軽い。もっと重いと思っていたが、かなり軽いな。

そう思っていると近くの草むらからガサガサと音がすると何かが俺の腕に噛みついていた。

「痛っ」

見てみるとなんか凶悪そうな顔のボールが俺の腕に噛みついていた。

咄嗟に殴るとボールは少しだけ吹っ飛んだ。だかすぐにまた噛み付かんと近づいていた。俺は咄嗟に剣を振るとちょうどボールに当たってボールは破裂した。

 

EXP+5と表示された。

 

しかし、レベルは上がらなかった。

まぁ仕方ないよな。経験値5だし。

そう思っているとまたメッセージが出てきた。

[ヒカリを使用しますか?]

と出てきた。試しにYESを選択した。

そうしたら、俺の体が光だした。光が収まると俺の腕には某大乱闘のヒカリの衣装を着ていた。

「こっちも重っ!」

ヒカリも巨乳。(以下略)

これはどうにかならないのか。

そう思っていると武器が消えていた。ホムラの時と同じように念じれば武器が出てきた。

その瞬間、また草むらがガサガサと音がした。振り返るとさっきと同じボールが出てきた。

ホムラの時のように倒した。ボームは一撃で破壊できた。しかし経験値はやはり5だった。

 

少しすると変身は解除された。

[変身可能時間が0になったため変身を強制解除しました。]

ん?変身可能時間?そう思っていると変身魔法のステータスのところに残りの変身可能時間が表示されている。

残り変身可能時間は0:00です。と

[また次の波までに勇者の仲間になっていない場合、使命を放棄したと考えて自壊機能が作動します。]

ん?自壊機能?そういえば天の聖杯は勇者を補助したって書いてあったな。つまり俺は次の波までに勇者の仲間になれってことかよ!

まずいまずい次の波まで後何日だ?

そう思ったら次の波の時間が出てきた

【次の波まで残り40日18:45:30】

後40日!?い、急がないと。

 

こうして俺の天の聖杯としての物語は始まった。




天の聖杯には獲得できる経験値が増加する能力があります。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。