盾の勇者と天の聖杯   作:三途豆

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レベル上げで判明したこと

翌日。

朝、宿の一階で食事を取る。味は変わっていたがそこそこ美味しかった。

そういえば、この村ってなんて名前の村なんだろうか?昨日は色々と大変だったから忘れてた。

てか地名や国名すら聞いてないな。一度聞かないと。

そう思って近くの村人の人に話を聞くことにした。

村人さんは快く答えてくれた。

 

なんでもこの村はリユート村という名前の村だそうだ。そして、この国の名前はメルロマルクというようだ。

そして世間話で勇者のことも村人は教えてくれた。

内容は四聖勇者が召喚され、盾の勇者が仲間を強姦したらしい。そんな噂が広まっているようだ。

その時俺は理解した、俺は盾の勇者の成り上がりの世界に来たんだと。

 

次にすることは、情報収集だ。

村人によると、剣の勇者は魔物退治をよく行なっているそうだ。あと、かなりの頻度で単独行動をしているらしい。

弓の勇者はよくわからないそうだ。

槍の勇者は女の子を連れて魔物退治をしているそうだ。魔物退治の頻度は剣の勇者ほどではないらしい。

そして、盾の勇者は、仲間を強姦した以外の噂はそんなに聞かないそうだ。

 

次にやることは登場人物について覚えていることの整理しておこう。

まずは、盾の勇者である尚文だ。

尚文は口調こそ厳しいが、優しくて、話を聞いてくれる人だ。

それに主人公だし、根はいい人のはずだ。

次にラフタリア。たしかラフタリアは尚文パーティのアタッカーで、真面目な人だ。

あとかわいい。

次はあの、鳥の魔物。名前は…忘れた。金髪のロリでやかましい性格。

次に槍の勇者。名前は忘れたけど、金髪の人でなんかいやらしいというか、むかつく人だったはずだ。どこかで尚文と会った際は喧嘩になりかけた。

次は剣の勇者。確かクールっぽい人だったはずだ。どこかで尚文の話を真面目に聞いてたシーンがあったはずだ。

後は、弓の勇者。ぶっちゃけると、よく覚えてない。

それ、マルティことビッチ。ゴミカス。以上。

メルロマルクの王。通称クズ。尚文にクズと呼ばれている。

何をしかのかは知らない。主人公にクズ呼ばわりされているから相当酷い人なんだろうな。

奴隷商。なんか濃い人。

武器屋の親父。いい人。

うん、原作の登場人物の覚えている人が少ないな。

 

次はどの勇者の仲間になるかだ。

剣の勇者の仲間になるには、間違いなくレベルが足りない。

今の俺はレベル2だし。噂ではレベル上げばかりやってるっぽい。

弓の勇者はどこにいるかわからない。それに何をしているのかの噂もそんなに聞かない。

槍の勇者は、女の子には優しいと聞くが男はわからない。

盾の勇者は、間違いなく尚文だ。たぶん、尚文が1番話を聞いてくれるはずだ。

 

となるとやはり、仲間になるなら盾の勇者パーティだな。

だが気になることがある。それは今の尚文の状況だ。ラフタリアを連れているのか。それと今、尚文がどこにいるかだ。行方不明だと洒落にならない。

 

そうと決まればあとは行動あるのみ。早速尚文がいそうなところへ向かうか。

 

 

それから25日が過ぎた。

「な、尚文と全然遭遇できねぇ」

そうここ25日ほど城下町へ行きリユート村へ行き草原行き森に行きレベル上げをし、盾の勇者を探す。そんな生活を続けているが全然盾の勇者に遭遇できない。波の期限まで後大体15日。そろそろやばくなってきた。

 

そういえば森の魔物を討伐しまくったから3つの形態のレベルが全て18になった。

レベルが18になればできることが大きく増えた。

まずは変身能力についてだ。最初は1分30秒だったのが今や変身可能時間が10分に増えたこれはすごいことだ。ホムラとヒカリは強いからかレベルはどんどんと上がっていった。

レベルが上がったのでスキルが3つも解放された。

ホムラは

炸裂炎、フレイムソード、プロミネンスリボルトの3つを覚えた。

炸裂炎は手から1メートル先の直線上にひのこを放ち炸裂させて連続攻撃ができるようになったそれでも射程が短いので最初の方しか使っていないが。だが、片手で剣を使い、片手で炸裂炎が使えるから2体までなら同時に相手にできる。クールタイムは3秒だ。使用した際の消費SPのメーターが全く減っていないので消費するSPは1桁クラスなんだと思う。

次にフレイムソード。これはステータス欄にあるSPを消費するスキルだ。

その効果は攻撃が火属性になり、攻撃力が上昇した状態で攻撃するスキルだ。

これで硬い敵も少しは楽に倒せるようになった。クールタイムは5秒だ。

次のプロミネンスリボルトはかなり強い。

まずこのスキルは発動した瞬間、剣が炎を纏い敵をを切り上げると同時に自分も飛び、敵を剣で突き刺し地面に叩きつける瞬間に炎が炸裂し追撃を行うスキルだ。

クールタイムは10秒だ。

また、現状1番ダメージを与えることができるスキルだ。

 

次にヒカリだ。

ヒカリは炸裂光、シャインソード、レインボーダストの3つだ。

炸裂光はホムラの炸裂炎の光属性版だ。クールタイムは3秒だ。消費SPもホムラの炸裂炎とほぼ同じだ。

次のシャインソードもホムラのフレイムソードの光属性版だ。クールタイムは5秒だ。

次はレインボーダスト。これはホムラのプロミネンスリボルトとはかなり違うこれは剣から光属性の弾幕を発射する遠距離攻撃スキルだ。

弾は5発。一度の発動で球を扇状に放つことができる。

射程は約5メートル。弾のスピードはかなり速いと思う。遠距離攻撃を見ないから基準がないんだよなぁ。

SPの消費はプロミネンスリボルトより低いのでSPの消費は抑えられている。それに今あるすべての姿の中で唯一遠距離攻撃だ。クールタイム10秒だ。

今のSPを多く使用するスキルはこの順番だ。

プロミネンスリボルト>レインボーダスト>シャインソード=フレイムソード>炸裂光=炸裂炎といった感じだ。

 

勇者武器の強化方法は資質の向上だ。

これは、自身のレベルを下げる代わりに基礎値、つまりレベル1の時のステータスを強化できると言ったものだ。

例えばレベル1の時の攻撃力を3とした場合、資質向上をつかえば攻撃4や5と言ったように強化することができるらしい。ただし基礎値を強化するにはレベルを下げる必要があるので計画的に使わないと危険なようだ。

他にもレベルアップした際のステータスの上昇も強化できるらしい例えばレベルが上がった際全ステータスが+1上がる際にまたレベルを下げたら高めたいステータスを上昇させることができるらしい。例えば攻撃力を上げれば再度レベルアップしたいには攻撃力が+2になり、他のステータスは+1になると言った感じだ。

 

25日もあれば、新しい問題が発生することもある。

さて、俺はレベルが18になった時に3つの形態と言った。

そのことについて話そう。

それはレベルが11になった時に起こった。

なんとホムラ形態とヒカリ形態がレベルアップが別々になってしまった。

これまでは、ホムラでもヒカリでもレベルアップをすれば3つの形態全てに経験値が入っており、ステータスも同じだった。だか、これでは成長に偏りが出てしまう。それに悩んでいたら経験値を他の形態に入れることができるようになった。しかし、これにもちょっとした問題があった。

ホムラ形態では、人間形態に経験値を最大で半分与えることができる。経験値を最低で2割までだ。ヒカリには経験値は渡せない。

ヒカリ形態では、人間形態に経験値を最大で半分与えることができる。経験値を最低でも2割までだ。ホムラには経験値は渡せない。

ちなみに人間形態に経験値を渡さないというのはできないらしい。

そして、人間形態では、ホムラにもヒカリにも経験値を渡せない。

そんな状態になっていた。これはレベル上げに時間がかかるぞ。

 

例えば、ホムラ形態でレベリングをしたらホムラ形態と人間形態しか強くならない。しかも他の形態のレベル5以上開くと経験が入らなくなってしまうことが判明した。

それに加えて、人間形態はレベルアップが非常に速い。それはいいことなのだが、ステータスがホムラとヒカリの半分程度しかないのだ。

しかし、これには明確なメリットも存在している。

それはレベルアップボーナスを3回受け取れるところだ。

わかりやすくいうと、人間、ホムラ、ヒカリの3つ形態がレベル12になればレベルアップボーナスをそれぞれ1回ずつの計3回獲得できるのだ。

人間形態では、主に金銭を。

ホムラでは、変身可能時間の強化をメインに。

ヒカリは、変身可能時間の回復速度強化をメインにしている。

どうやら変身可能時間の回復は、1秒回復させるのに。約2分かかる。

まぁ一晩寝ていたら全回復するがな。

それと、レベルアップボーナスでは、ステータス強化がほぼ出てない。

だが、レベル上げで、ホムラとヒカリには少しずつだかステータスに差が出てきた。

 

ホムラは物理攻撃が最も強く、次に俊敏が高い。次にHP>魔法攻撃>物理防御>魔法防御とそんな感じだ。

ヒカリは俊敏が最も強く、次に物理攻撃が高い。次にHP>魔法攻撃>魔法防御>物理防御といったところだ。

人間形態は、物理攻撃が最も高く、次に魔法防御が高い。次にHP=俊敏>魔法攻撃>物理防御といったところだ。

 

ただ、人間形態はステータスが低いのが難点だ。

それに、人間形態の魔法適性がわからないのも問題だ。ホムラとヒカリは判明している。

それに加えて今はどの形態でも魔法は1つも使えない。魔法攻撃のステータスが完全にゴミになっている。

 

そして、もう一つ特筆すべきボーナスがあった。それは、変身可能時間をストックすることだ。これを使えば変身能力の時間が0になっても変身させることができる。ストックするには、ストックする時間を設定すれば変身可能時間がストックできる。ちなみに今ストックできてる時間は30分だ。ただ、ストックも無限にできるわけではなく今のレベルでは30分が限界だ。それに例えば、変身可能時間のストックに10分を追加して入れると、変身可能時間が10分減った。f◯oの青リンゴみたいなやつだ。スタミナを保存して、好きなタイミングで回復できるあれだ。

 

2分で1秒回復=1時間で変身可能時間が30秒回復=12時間で変身可能時間が6分回復といったところだ。

 

ちなみに冒険者ギルドにも一応登録はして簡単な依頼はしている。

薬草採取や簡単な討伐依頼をメインで活動している。

 

それと、冒険者ギルドで活動する以上、武器は必須なので、城下町の武器屋に行き、武器屋の親父の元で武器を購入した。それでも金銭的に余裕はないので、在庫処分品を購入した。

在庫処分品なので、ブラッドクリーンコーティングはない。

それに武器はほぼ毎日使うのでメンテナンスは必須だ。

 

それと、ホムラとヒカリの武器は壊れないようだ。なんでも、

[天の聖杯の剣は、破壊不能の伝説武器です]

とメッセージが出たのに加えて、ずっとメンテナンスをしていないのにピカピカになってるし。

 

 

それと、新しく判明したことがある。

それは、前にヒカリ形態でレベル上げのために魔物を倒した時に、武器が倒した魔物に反応したんだ。

俺は武器を魔物に近づけるがなにもない。

俺は、倒した魔物を買取商に買い取ってもらうために、魔物を持って帰ろうとするとレベルアップ時のメッセージが表示された。

 

レベルが一定に達しました!

新しく強化攻撃ができるようになりました!

 

強化攻撃?

と考えていると、表示されるとメッセージが出てきた。

[倒した魔物を武器に入れると、魔物のエネルギーがチャージされ任意のタイミングで強化攻撃を行うことができます]

俺はひとまず、魔物を解体し、売る部分と売らない部分に切り分けた。

売らない部分を武器に近づけるもなにも起こらない。

すると、またメッセージが表示された。

[魔物のエネルギーをチャージする時は、剣にある天の聖杯の印に魔物を近づけると、武器にエネルギーがチャージされます]

と、出た。

俺は天の聖杯の印を探すと、剣の付け根のようなところが光っていた。

そこに倒した魔物を近づけると魔物は武器に吸い込まれた。

武器に魔物を吸わせると、メッセージが出てきた。

[強化攻撃の発動方法は、武器を出したいと念じたように強化攻撃を使いたいと思えば使用可能です]

念じるだけでいいのか。

その時、近くの草むらからガサゴソと音がした。

振り向くと、オレンジバルーン2体とエッググが現れた。

「ちょうどいい。実験台になってもらおう」

俺はそう言い、オレンジバルーン2体の方に接近した。

「はあ!」

俺はヒカリ形態で強化攻撃を放った。

強化攻撃を放つと剣の内側が開いて緑色のエネルギーが2体のオレンジバルーンを切り裂いた。

残りはエッググのみ。

俺はホムラに変身して、エッググに接近して強化攻撃を放った。

「せい!」

ホムラの場合は、ヒカリのように剣の内側が開いて炎エネルギーでエッググを切り裂いた。

 

戦闘が終わると、強化攻撃に必要なエネルギーが無くなったことがわかった。

どうやら、ステータス欄のSPの下になにかのメーターがある。そのメーターが0になっていた。おそらくこれが強化攻撃に必要なエネルギーの残量なのだろう。

 

後から判明するのだ、どうやら強化攻撃とスキルの併用はできないようだ。

 

そして、翌日俺はレベル上げのために草原近くの森へ行っていた。

そこで、おれはとうとう目的の人物に出会った。

盾の勇者、岩谷尚文だ。

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