問題児と最強のゲーマー達が異世界から来るようですよ? 作:天草 天
翔「毎回こうだといいんだがな?」
優「頑張ってよねー」
…はい、善処します。
それでは本編どーぞ!
若干表現注意です。
テトとのギフトゲームが終わり、その帰り道…
「お、お前らも居たのか」
「みなさん、無事でなによりですよ!」
(何故か)ずぶ濡れの十六夜と、何処が気の晴れたような顔をした黒ウサギと合流した。
「十六夜…どうしたらそんなずぶ濡れになるんだよ?」
「あ?蛇神サマと戦ってきた」
「「「「HA?」」」」
四人は呆れを含めた視線で十六夜を見た。
因みにその時の四人の顔は、
(゜Д゜)
↑こんな状態だった。
「もう…十六夜さんたら、無茶します。心配した此方の身にもなってください!」
「やだね」
「この問題児様!」
スパーーーン!
と、どこからともなく取り出したハリセンで十六夜の頭をひっぱたく。
「ヤハハ!…で?そっちはそっちでどうした?なんか全員雰囲気が変わってるぞ」
「…ん?そうか?」
「おう。なんつーか…なんか重いもんでも背負ったような」
「んー…十六夜君はそう感じるのか…」
「…ま、アレをみたら、な」
「……にぃ、大丈、夫?」
「おう、兄ちゃんは大丈夫だが…白の方こそ大丈夫か?」
「……ん、もんだい、ない」
「ならよし!」
「……まぁ、お前らがそう言うならまぁ、大丈夫だろ」
と、何かを察したのか、十六夜は話を変える。
「で?お前らはなにがあったんだ?教えろよ」
「「「「神サマ下してきた」」」」
「…HA?」
「ヤハハ!お前らもか!」
今度は黒ウサギが( ゜Д゜)になった。
当然だろう、十六夜と同じく神格持ちを倒した、というのだから。
「でも報酬が何か分かんないんだよね…」
「…まさか、新しいギフト…能力とかの方のギフトか?」
「……たぶん、そう」
「あぁ…なんか、体に残ってる感覚がするしな」
「へぇ…後で試してみろよ」
「だから何かわからないっての」
「解らなかったら使いようがないよー」
「ま、そりゃそうだっと。…そう言えば、おーい、黒ウサギー?」
十六夜の呼び掛けで、ようやっと黒ウサギは(゜Д゜)状態から脱したようだ。
「…え?あ、はい!?」
「…おい、何か放心してたぞあいつ」
「黒ウサギ…じゃなくて空虚ウサギ?」
「そりゃ放心します!いきなりいなくなって見つけたと思ったら蛇神に喧嘩売ってあまつさえぶちのめして更に他四人も神サマ倒してきたなんて言われたら!」
「…まぁ、神サマだしな…放心するか」
「そうです!全く…この問題児様方は!」
「ヤハハ…で、このあとどうするんだ?」
「とりあえず箱庭に戻り、ジン坊っちゃん達と合流しようかと」
「んじゃ、さっさと戻るか。なんか面白そうな予感がしてきた!」
「…え?(なんかやな予感が…気のせいデスヨネ?)」
この数十分後、黒ウサギの予感は当たることになる。
箱庭、噴水広場。
「な、なんであの短時間に“フォレス・ガロ”のリーダーと接触してしかも喧嘩を売る状況になったのですか!?」「しかもゲームの日取りは明日!?」「それも敵のテリトリー内で戦うなんて!」「準備している時間もお金もありません!」「一体どういう
「聞いているのですか三人とも!」
「「「ムシャクシャしてやった。今は反省しているが後悔はしていない」」」
「黙らっしゃい!」
黒ウサギのマシンガンの如くの問い詰めに、まるで口裏をあわせていたかのような言い訳に激怒している黒ウサギ。
そこに、ゲラゲラ笑っている十六夜、軽く笑っている翔、現在も爆笑している優が止めに入る(優は爆笑している為、翔の隣に居るだけだが)。
「別にいいじゃねぇか。見境なく選んで喧嘩売った訳じゃ無いんだから許してやれよ」
「い、十六夜さんは面白ければいいじゃねぇか。と思っているかもしれませんけど、このゲームで得られるものは自己満足だけなんですよ?この“
「どれどれ?」
黒ウサギの見せた“契約書類”は、“
先程テトが空から降らせた羊皮紙と同じである。
それに翔が顔をつきだして眺めた。
「えーと…“
「まぁ、確かに自己満足ーーー「な訳無いでしょ?」ーーーあ?」
十六夜の言葉を途中で止め、翔がやれやれと首をふって言い出した。
「ど、どういうことです?これに此方になにかメリットが?」
「…黒ウサギ、それ本気で言ってる?」
翔が、いきなり冷たい目を黒ウサギに向けた。
そこに、先程まで笑っていた面影はない。
「…!(何…この威圧感、まるで心を読まれるような…)」
しかし、黒ウサギは威圧感に押されながらも、疑問をぶつけてみる。
「…えぇ、少なくとも、今は」
「…そう、なら教えてあげるよ」
そういって、翔は答え始めた。
「…先に今回の事について纏めて置こうか」
今回の事を要約すると、以下になる。
1,フォレス・ガロのガルド=ガスパーがジンに喧嘩を振ってきた
2,そこでの言い争いに飛鳥がとある事に気付いた。それは
3,そこに疑問を抱いた飛鳥は自身のギフトを使い、ガルドに問い詰めた。
4,結果、ガルドのコミュニティは相手のコミュニティから
5,さらにその子供たちは既にこの世にはいない。それはさらったその日に殺し、喰らっていたから。
「…以上の事を踏まえてもう一度問うよ。
「……!」
黒ウサギは気付いた。翔の言いたい事に。
「…そう、確か黒ウサギのコミュニティ、
「…ええ」
黒ウサギのコミュニティについては、戻ってくる途中で説明を受けている。
最も、四人には割りと筒抜けだったようだが。
「だったらもし、俺達が入って名を上げ、ガルドの狙いになった場合…どうなると思う?」
「…それは」
「間違いなく、子供をさらって殺すよ」
「…!!」
黒ウサギは自身の愚かさを恨んだ。
少し考えれば解る事だったのにーーー!
「…まぁ、さらいに来たとしても俺か優か…どっちかは
「それでも、事前に潰しておくに越した事はない、でしょ?」
「正解。…さて、三人とも、此を踏まえた上で聞くけど…本当に三人でやるんだね?」
と、そこで飛鳥達に振り向く。
彼女たちが喧嘩を売り、ガルドがそれを克ったのだ、彼を倒す役目は彼女たちにある。
見た先には、強い決意の目を向けた飛鳥達がいた。
「ええ。
…まぁ、正直なところ私は道徳云々よりも、あの外道が、私の活動範囲内で野放しにされることも許せないの」
「…ふふ、正直なのは良いことだよ、飛鳥ちゃん」
「ありがと、優さん」
「僕もガルドを逃したくないと思っている。彼のような悪人は野放しにしちゃいけない。必ず…倒す」
「(…
「…にぃ、どしたの?」
「いや、なんでもない」
「…わかりました。それなら、行っておきたい所が有ります。ジン坊っちゃんは先にお帰りください。ギフトゲームが明日なら“サウザンドアイズ”に皆さんのギフト鑑定をお願いしないと。この水樹の事もありますし」
「…サウザンドアイズ…まんま“千の瞳”か」
「なに?何か眼力でも使うの?」
「当たらずとも遠からず、ですね。“サウザンドアイズ”は特殊な“瞳”のギフトを持つ者達の群体コミュニティ。箱庭の東西南北・上層下層全てに精通する、超巨大商業コミュニティです。幸いこの近くに支店がありますし」
「ギフトの鑑定っていうのは?」
「勿論、ギフトの秘めた力や起源などを鑑定する事デス。自分の力の正しい形を把握していた方が、引き出せる力はより大きくなります。皆さんも自分の力の出処は気になるでしょう?」
黒ウサギは同意を求め、七人は複雑な表情を返す。思う事はそれぞれ有るのだろうが、拒否の声はなく、黒ウサギ、十六夜、飛鳥、耀、翔、優、空、白の八人は、サウザンドアイズへと向かうのであった。
…はい、なんか重い雰囲気です。
翔「誰のせいだ…ガルドか」
優「主のs…ガルドだね」
おいこら優さんいまなんつった?
優「では、今回も恒例の!」
おいこら無視するなー!
「「質問解答コーーナーー!」」
おーーーい!
ったく…あとで覚えてろよ…
優「おーこわ…
さて、今回も質問は一人、数も一つだね」
あいあい、読んじゃってー
優「はいはーい。えーと、今回の質問、グリアノスさんから!」
・(ノゲノラ原作)六巻のあの二人の参戦予定はありますか?
空「あの二人って…」
白「…あの、ふたり、だよね?」
これは…解答に困りますね…
優「というと?」
まぁ、いまの処はですが…
一応、ある、と思います。
翔「一応、か」
前回の場面、件の二人の他にまだいましたよね?
それに関係するようにしたいので、まだまだ登場するにしてもかなり先になるかと…
なので、直ぐにはでません。そこはご了承下さい。
優「…はい、ではこれで質問しゅーりょー。次は今回の話について、だね」
翔「今回、原作には無かった展開を持ち込んだな?」
あの、子供がどうとか、ですね。
あれは今回を書くに辺り原作読んでたら、なんとなくそう感じてしまいまして。
オリジナル要素としてぶちこんで見ました。
翔「それがシリアス要因になったわけだが…」
まぁ後悔はしてません。たまにはシリアスあった方がいいかなーと。
今回は…それくらいですかね?
優「相変わらずすくなっ!」
翔「仕方ないぜ、主だからな…」
うるさい!全く…
ではでは、また次回に!
「「「次回をお楽しみに!」」」
空「…あれ、俺達一回しか喋ってなくね?」
白「…ずる、い」
あ、サーセン。
8/19 一部修整、変更しました。