問題児と最強のゲーマー達が異世界から来るようですよ?   作:天草 天

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……はい、お久しぶりです、天です。

モチベ上がらないって大変ですね……

「……」

「……」


……あ、あれ?お2人とも、その、無言は、何でしょう?(ガクガクブルブル)


「……フッ(親指立てて下向きに振り下ろした)」

「……ダッ(天に向かって走り出した)」

え、ちょ、まっアッーーーーーーー







……



「ふう、スッキリした」

「同感。」

……ピクピク


「さて、それでは」

「本編、始まるよー!」


……ピクピク(お楽しみください!)


サウザンドアイズだそうですよ?

『サウザントアイズ』に向かう道中の事。

 

十六夜・飛鳥・耀・翔・優・空・白の七人は興味津々に町並みを見ていた。

 

「桜の木……ではないわよね?花弁の形が違うし、真夏になっても咲き続けている筈がないもの」

 

「いや、まだ初夏になったばかりだぞ。気合いの入った桜が残っていてもおかしくないだろ」

 

「……?今は秋だったと思うけど」

 

「あれ?最近雪が降りだしてきたから冬なんじゃないの?」

 

と、話の噛み合わない十六夜、飛鳥、耀、優。

 

それを見た黒ウサギが笑って説明していた

 

「皆さんはそれぞれ違う世界から召喚されているのデス。元いた時間軸以外にも歴史や文化、生態系など所々違う箇所がある筈ですよ」

 

「へぇ?パラレルワールドってやつか?」

 

「近しいですね。正しくは立体交差並行世界論というものなのですけども……今からコレの説明を始めますと一日二日では説明しきれないので、またの機会ということに」

 

「…白、解るか?」

 

「…聞いたこと、ない…少なくとも、元の世界、では」

 

「ふむ、ならまた今度詳しく聞いてみようか…(ニヤリ)」

 

「…そう、しよ(ニヤリ)」

 

 

 

 

(…おや?何か寒気が…ブルル)

 

 

 

 

 

…この時黒ウサギが感じた悪寒の正体(『 』の飽くなき知識欲)が解る日はそう遠くない。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

そんなこんなで少し歩いた後、少し先に商店が見えた。

そこに掲げられた旗には、蒼い生地に互いが向かい合う双女神が記されている。あれが『サウザントアイズ』の旗なのだろうと一行は思った。

 

が、今現在の時間は既に夕方近く。

日が暮れて看板を下げる割烹着の女性店員に、黒ウサギは滑り込みでストップを

 

 

 

「まっ」

「待ったは無しです御客様。うちは時間外営業はやっていません」

 

 

 

かける前に切り捨てられた。

流石は超大手の商業コミュニティ。押し入る客の拒みかたにも隙がない。

 

 

「なんて商売っ気の無い店なのかしら」

 

「ま、全くです!閉店時間の五分前に客を締め出すなんて!」

 

「おーい、それって普通なんじゃないのー?」

 

「「優さん!?」」

 

と、キャーキャー言っている飛鳥と黒ウサギにスパッと切り捨てる優。

それに追随して翔が話す。

 

 

「間違えられがちだけど、閉店時間って店が閉まる時間であって、客が出ていく時間では無いからね?」

 

「…あ」

 

「…?どう違うの?」

 

 

 

所謂飲食店における「オーダーストップ」と「閉店する時間」という違いを黒ウサギは理解したが、箱入り娘である飛鳥には解らなかったようだ。

なので、翔は説明…

 

 

「十六夜説明宜しく」

 

「ウォイ!?」

 

 

するのも面倒なので、十六夜に全振りしておいた。

どうも観察(服装や言動など)している限り、彼は一番自分達の時代と近しいので、そのくらいの説明ならできるだろう。

 

 

「ていうわけで、迷惑をかけて失礼しました。でも、今回は」

 

 

少し急ぎなので…と、言おうとした時、

 

 

「いぃぃぃやほぉぉぉぉぉぉ!久しぶりだ黒ウサギイィィィィ!」

 

「きゃあーーーーーー………!」

 

 

ぼちゃん。

 

 

「「「「「「………」」」」」」

 

 

突然の事に静まる空気。

 

 

 

「…おい店員。この店にはドッキリサービスがあるのか?なら俺も別バージョンで是非」

 

「ありません」

 

「なんなら有料でも」

 

「やりません」

 

「なんなら私がやろうか?」

 

「それは俺が許さないぞ?」

 

真剣な表情の十六夜に、真剣な表情で言い切る女性店員。

そこにふざける優と背中に阿修羅がみえる翔。

 

内3人は割とマジで、更にその内の1人は殺気を醸し出していた。

その傍ら、

 

「し、白夜叉様!?どうして貴女がこんな下層に!?」

 

「そろそろ黒ウサギが来る予感がしておったからに決まっておるだろに!フフフ、フホホフホホ!やっぱりウサギは触り心地が違うのう!ほれ、ここが良いかここが良いか!」

 

白夜叉と呼ばれたロリっ子が黒ウサギにオッサンの如くセクハラをしていた。

 

「…(ピピッ)」

 

「……にぃ、盗撮、犯罪」

 

「何を言うか我が妹よ!この眼前に広がる楽園(エデン)!録画せずに何をしろと言うのだ!」

 

「……18禁、NG」

 

「グフッ」

 

 

……別の世界線(本来行く筈の所)でやりまくってるのはスルーしておこう。うん。

 

 

「し、白夜叉様!離れて、くだ、さいっ!」

 

 

と、セクハラに耐えかねた黒ウサギが白夜叉の頭を掴んで店側にぶん投げる。

縦回転で戻ってきた白夜叉を……

 

 

「ほっ」「ガフッ!?」十六夜が蹴り上げ、

 

「やっ!」「ブハッ!?」優が蹴り落とし、

 

「そういっ」「グハァッ!」翔が叩き付けた。

 

 

「「「(`・∀・)ノイェ-イ!」」」

 

ハイタッチする三人。これで世界(美少女)は守られたのだ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ってこらぁっ!なにいい感じでフェードアウトしようとしとるんじゃおんしら!」

 

「「「チッ」」」

 

「酷い!酷すぎるぞおんしらは!」

 

 

……因みに、この時点での女性店員は、

 

「……自業自得です」

 

割りと辛辣だった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「全く……飛んで来た初対面の美少女を足で受け止めるとは何様だ!」

 

「十六夜様だぜ。以後よろしく和装ロリ」

 

「優様だ。以降宜しくね白髪ロリちゃん」

 

「翔様だz……辞めとこ。これから宜しくロリBBA」

 

「敬意の欠片もないなおんしら!あと翔とやら、後で覚えておけよ」

 

「ほーい」

 

 

えらく加虐的な挨拶である。そんな様子に飛鳥が溜息をつき、やがて思い出した様に白夜叉に話しかけた。

 

 

 

「貴女はこの店の人?」

 

「おお、そうだとも。この“サウザンドアイズ”の幹部様で白夜叉様だよご令嬢。仕事ならおんしのその年齢のわりに発育がいい胸をワンタッチ生揉みでひきうけるぞ」

「オーナー。それでは売上が伸びません。ボスが怒ります」

(あれ、売上があったらいいのか……?)

 

冷静な女性店員へ心からのツッコミを入れた空。

そこに濡れた状態で黒ウサギが戻ってきた。

 

 

「うう……まさか私まで濡れる事になるなんて」

 

 

という黒ウサギに呟き、全員(異世界組)

 

 

 

「「「「「「「因果応報」」」」」」」

 

 

 

うぐ、という声にうさ耳を垂らす黒ウサギ。

反対に濡れても気にしてない様子の白夜叉は、十六夜達を見回してニヤリと笑った。

 

 

「ふふん。お前達が黒ウサギの新しい同士か。異世界の人間が私の元に来たということは……

遂に黒ウサギが私のペットに」

「なりません!どういう起承転結があってそんな事になるんですか!」

 

「そーだぞ白夜叉様とやら」

 

「優さん!もっといってやっt」

「黒ウサギは既に私たちのペットだ!」

「やはり黙らっしゃいこの問題児様ァァァ!」

「……優」

「何?翔」

「(*'-')b」

「d('∀'*)」

「黙ってても問題しか起こさないのですか貴方達はァァァ!」

 

 

このノリに、白夜叉は大分可笑しかったようで、高らかに大声で笑っていた。

 

「クックックッ……まぁいい、話があるなら店内で聞こう」

 

「宜しいのですか?彼らは旗も持たない“ノーネーム”のはず。規定では」

「“ノーネーム”だと分かっていながら名を尋ねる、性悪店員に対する詫びだ。身元は私が保証するし、ボスに睨まれても私が責任を取る。いいから入れてやれ」

「……(ムッ)」

 

((あ、むくれた))

 

 

女性店員がむくれるのも仕方無いだろう、ルールを守っただけなのに性悪と言われたのだから。

しかしそんな女性店員を尻目に、一行は暖簾を潜って行った。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「生憎と店は閉めてしまったのでな。私の私室で勘弁してくれ」

 

暖簾を潜り、店の外見と見比べて不自然な広さの中庭を進み、縁側で足を止める。

その中に入り、和室の上座に腰を下ろした白夜叉は、

大きく背伸びをしてから十六夜達に向き直る。

 

そこで優と白がある事に気付いた。

 

 

(……服が)

 

(もう乾ききってる……)

 

 

そう、白夜叉の着ていた服が完全に乾ききっていたのだ。

黒ウサギの服は未だ湿っているというのに。

 

そんな彼女達の思考を知ってか知らずか、白夜叉が話し始めた。

 

 

「もう1度自己紹介しておこうかの。私は四桁の門、三三四五外門に本拠を構えている“サウザンドアイズ”幹部の白夜叉だ。この黒ウサギとは少々縁があっての、コミュニティが崩壊してからもちょくちょく手を貸してやっている器の大きな美少女と認識しておいてくれ」

 

「はいはい、お世話になっております本当に」

 

「……器の、大きな……?」

 

「そこの小娘どこ見ていっておる?」

 

「……むね」

 

「まさかの直球で返すとはの……」

 

 

と、ここで疑問を持った面々から、各々の疑問をぶつけられ、それに対してきっちりした言葉を返していった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「なんと!?クリアではなく直接的に倒したとな!?」

 

やがて黒ウサギの持っている水樹の持ち主の話になり、それを十六夜が倒したと言う黒ウサギに対して、白夜叉は驚愕の表情で軽く叫んでいた。

 

 

「ではその童は神格持ちの神童か?」

 

「いえ、黒ウサギはそう思えません。神格持ちなら一目見れば分かるはずですし……」

 

 

と、ここで空が反応した。

 

 

「ちょっといいか?」

 

「はい?何でしょう」

 

「その一目観れば分かるって言うのは、どんな感じなんだ?」

 

「え?そうですね……

なんかこう、オーラというか雰囲気というか……

そんな物が感じる事が多いですね」

 

「そうか……つまり直感的にって事か?」

 

「ええ、大体そうですね」

 

「ふむ……白、分かるか?」

 

「……うん、だいたい」

 

「……?おんしら、やけに神格について知りたがるな。何かあるのか?」

 

 

神格について知りたがる空達に疑問を抱いたのか、白夜叉が問う。

そして、

 

「ああ、唯一神とか言うの?を降してきた」

 

 

その言葉に半分驚愕、半分疑問の表情をした。

 

 

「唯一神……聞いたことが無いが、まさか異世界の神か……?いやしかしこやつらも神を降したと……道理で……」

 

「……白夜叉様?」

 

 

と、考えに耽っていた白夜叉は、黒ウサギの声で気を取り直した。

 

 

「あ、ああ、すまない、少し考え事をな」

 

 

 

と、そこに十六夜が一つの疑問をぶつける。

 

 

「なぁ、あの蛇に神格を与えたのはアンタだって言ってたよな?」

 

「ん?あぁそうだが」

 

「て事は、アンタあの蛇より強いのか?」

 

 

と、十六夜は挑戦的な笑みを浮かべる。

 

 

「ふふん、当然だ。私は東側の“階層支配者(フロアマスター)”だぞ。この東側の四桁以下にあるコミュニティでは並ぶ者が居ない、最強の主催者(ホスト)なのだからの」

 

その言葉にーー7人が一斉に瞳を輝かせた。

 

「そう……ふふ、ではつまり、貴女のゲームをクリアできれば、私達のコミュニティは東側で最強のコミュニティという事になるのかしら?」

 

「無論、そうなるのう」

 

「そりゃ景気のいい話だ。探す手間が省けた」

 

「抜け目ない童達だ。依頼しておきながら、私にギフトゲームで挑むと?」

 

「……え?え?ちょっと皆様方!?」

 

 

慌てる黒ウサギを、白夜叉様は手で制す。

 

 

「よいよ黒ウサギ。私も遊び相手には常に飢えている」

 

「へぇ……?ノリがいいね、白髪ロリちゃん」

 

「そうね、私はそういうの好きよ」

 

「ふふ、そうか。

ーーーーしかし、ゲームの前に1つ、確認しておく事がある」

 

「なんだ?」

 

白夜叉は着物の裾から双女神の紋ーー恐らくサウザンドアイズの旗印ーーーの入ったカードを取り出し、一言、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おんしらが望むのは“挑戦”がーーーもしくは“決闘”か?」

 

 

 

 

 

 

刹那ーー、

その場に居た全員の前に、白い爆発が起きた。

 

 

 

 

 






……はい、後書きのコーーーナーーー……


「主?」

はいいっ!

「前回の投稿から、どれだけ経ってるのかなぁ?」

は、半年……です……

「何か言うことは?(黒笑)」

すいませんでしたぁっ!

「全く……未だお気に入り登録してくれてる人達に感謝しなきゃだよ?」

「まぁ忘れてるだけな気もするがな……」

はい……本当にお待たせしました。

「以降気をつけなよ?本当に」

はい。気をつけます。


さて、それでは恒例の……


「ストップ」

え?

「質問来てないのにコーナー出来ないでしょ?」

うぐっ(ザクッ)

「そもそも長いこと更新してないのに質問なんか来ないよな」

うぐぐっ(グサッ)

……はい、分かりました。


「……まぁこんな事いったが、もし質問があったら教えてくれよな」

「……答えられる範囲で、答える、よ」



という訳で、今回はここまでにしましょう。
それでは。


次回を、お楽しみに!


「……次は、何時になるだろうな?」


もう言わんといて……
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