暗殺教室×仮面ライダー龍騎   作:BLOODRAIN

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遅くなりました。中々ストーリーが進まず、申し訳ありません


第10話 尊敬の時間

片岡と倉橋にライダーであることがバレてしまい。手を退く様に説得する筈が逆に協力すると言われてしまった翌日。

 

E組は全員で旧校舎から山道を下っていた。これから全校集会があるらしいのだが集会が行われる講堂に行かねばならない。転校した際に聞いてはいたのだが明らかに差別されていると分かってしまう。しかし、真司としては本校舎に一度も行ったことがない為。モンスターがいないかどうかを確認するにはちょうど良い機会だった。そんなことを考えている内に講堂に到着。他のクラスはまだ誰も来ていない。これは渚に聞いたのだがE組は1番に並んでいないといけない決まりらしい。その後にゾロゾロと来る生徒は俺たちE組に対してヤジを飛ばしたりちょっかいをかけたらと。自分が低脳であると公言している様な行動ばかりだ

 

「皆さんは全国から選ばれたエリートです。ですが……どっかの誰かさん達みたいにしょうもない人達もいます。エリートの皆さんは彼らの様にならない様に!」

 

「「「あははは!!」」」

 

「「「きゃははは!!」」」

 

ちなみに言っておくが1番にE組をけなしたのは校長だ。もう一度言う、校長だ!

教師の中で1番上の立場の人間が恥ずかしげもなく生徒を貶している。どうやら、この学校の頭は二重の意味で終わっている様だ。ちなみに二重とは制度的な意味と物理的な意味でだ。校長の髪の生え際はもう3分の1程度の所まで後退している。

 

「続いて生徒会からの発表です」

 

 司会がそう言うと同時にようやく野次が止んだ。これで漸く少しは静かになるだろう。

 集会中に静かにするなんて小学生でも出来ることができない連中になんてこう、偉そうにものを言われなきゃいけないんだろう? 

 

「え、なにあの先生?」

 

「シュッとしててかっこいいー」

 

 なんかまた五月蝿くなってきた。

 

「どうも、E組の担任の烏間です。普段は隔離校舎にいるのでご挨拶が遅れました。この場を借りてご挨拶させて頂きます」  

 

姿を現したのは最近になって正式にE組の副担任に就任した烏丸さんこと、烏丸先生だ。そのナイフの様に研ぎ澄まされた容姿は異性には好意的に映るようである。

 

「いいなー。うちの校舎、男子レベル低いから羨ましいー」

 

今度はカツ、カツと鳴り響くヒール音

 

「なんだ!? あのハリウッド女優見たいな先生」

 

真司の視線の先に居たのはビッチ先生ことイリーナ先生である。イリーナ先生は体育館の中までヒールで来た様子

 

「あ、渚〜」

 

 しかも渚に絡み出したし……。

 

「あ、見て見て烏間先生〜!」

 

「ナイフケースデコッたんだー」

 

「可愛いでしょー!?」

 

「可愛いのは良いからここで出すな!? 暗殺のことは内緒なんだぞ!?」

 

「「は、はーい」」

 

今日も烏丸先生は苦労人の様だ。

 

「はい、生徒会活動についてまとめたプリントは行き渡りましたね?」

 

 プリント? そんな物は手元に無い

 隣と後ろに確認するが、誰も首を縦に振らない。

 

「あの、E組の分まだなんですけど」

 

 磯貝が最前列で指摘するが、返ってくるのは……。

 

「あら、ごめんなさーい。E組の分、忘れちゃった見たい。すみませんがE組は全部記憶して帰って下さーい」

 

 そんな無責任な言葉とギャハハという品のない笑い声。そんな連中につい、真司も口を出そうとするが口を出しては今騒いでいる奴らと同じレベルにまで落ちてしまう為。言葉を飲み込む。その後は変装した殺せんせーがマッハで手書きのプリントを配ってくれた様で、生徒会は笑い処がひとつ潰れたと。進学校の生徒とは思えない言葉を口走っていた。

その後もE組への子供染みた嫌がらせは続いたが真司は全て聞き流し。周囲の窓ガラスや鏡に注意を向ける。しかし、モンスターの気配は一切感じられなかった。

 

そんな無駄とも言える全校周回が終了しE組は旧校舎への道を歩いていた。途中で渚が元クラスメイトに『殺すぞ』と脅されていたが渚の静かな殺気に絡んだ生徒は怯んだ。渚が去っていく中。渚に絡んでいた生徒が今度は真司に絡もうとしたが

 

「っ...」

「ひっ⁉︎」

 

今度は声をかける間もなく退いた。真司はモンスターと戦う時の戦闘モードに意識を変えただけ。今までモンスターと文字通り、命懸けの戦いを続けて来た真司の迫力に安全にヌクヌクと生きて来た連中が耐えられる筈が無い。真司はそのまま歩く。立ち塞がっていた生徒達は勝手に道を開ける

 

旧校舎に戻ったところで真司は有希子に声をかけた

 

「有希子ちゃん」

「ん?どうしたの真司くん」

「実は話しておきたいことがあるんだ。後で花鶏で良いかな?優衣さんにもすでに話は通してあるから」

「うん、いいよ。じゃあ、一緒に行こうか」

「ああ、それと。メグと陽菜乃にも声をかけないと」

「え?メグ?陽菜乃?何で片岡さんと倉橋さんのこと下の名前で呼んでるの?」

「それも含めて花鶏で説明するから」

「分かったよ」

 

有希子は不機嫌そうに形の良い眉を顰める。真司は有希子を宥めると片岡と倉橋に声をかけた。有希子と来ると伝えると困惑するが全て花鶏で話すと話すと伝え。2人は渋々納得してくれた。その後は4人で花鶏に向かう。今回もCLOSEの看板が出ている。道中の間。有希子、メグ、陽菜乃は言いたいことはある様だが真司が説明すると言っていた為。黙ってついて来てくれた。早速4人は店内に入る。中では優衣と蓮が待っていた。蓮に関しては今回は真司が読んだのだ

 

「いらっしゃい、真司くん。3人共いらっしゃい」

「何だ、有希子もいるのか?」

「蓮さん。お久しぶりです」

「ああ」

「えっと、神崎ちゃん。秋山さんとも知り合いなの?」

「うん。優衣さんがきっかけで知り合ったんだ」

「へぇ、そうだったの」

「真司。俺を呼び出した理由は何だ?とっとと話せ、俺も暇じゃない」

「分かってますよ。この前に遭遇したライダーのことで話がありまして」

「ちょ、ちょっと待って真司!ここには神崎さんもいるのよ!仮面ライダーのことは!」

「ふふふ、大丈夫だよ。片岡さん。私も真司くんと蓮さんが仮面ライダーだってことも。モンスターのことも知ってるから」

「え⁉︎そうだったの⁉︎」

「当たり前だろ。何故ライダーの話をするつもりの場所に無関係の人間を連れて来る必要がある?少し考えれば分かるだろ?」

「あっ、そっか。確かに良く考えればそうだった...」

「ごめんね。陽菜乃ちゃん、蓮は口悪いけど。2人のこと心配してるだけだから」

「はい!秋山さんが言葉使いが下手くそなのは十分分かりました!」

「何?」

「まあまあ蓮さん。陽菜乃はちゃんと分かってくれてますから。そんな不機嫌にならないで」

「ふんっ」

 

蓮は陽菜乃のふわふわした雰囲気と真司の柔らかい言葉に返すことが出来ず。視線をそらした。有希子、メグ、優衣は苦笑いを浮かべている。その後は各々席につき、優衣が紅茶とクッキーを出してくれた今日はピスタチオのクッキーだ

 

「それじゃ早速話しますけど。蓮さんは俺が遭遇したライダー。仮面ライダーシザースのことは知ってますか?」

「ああ。知っている。俺の方でもライダーのことは調べていたからな」

「シザースはどうやらあのアンティークショップを拠点にしてると俺は思っているんですが。蓮さんはどう思いますか?」

「俺もその考えに同意だ」

「アンティークショップって。あの店長さんが行方不明になったって言う。あの店ですか?」

「なんだ。お前も知っていたのか?」

「実はモンスターに襲われた日に倉橋とお店に行ったんです。そしたらお店がしまってて」

「なるほどな。だが何故店長が行方不明だと知った?」

「実はその時に刑事さんが捜査をしてるって言って。メグっちがお店に行った時の状況を聞かれたの」

「刑事さん?」

「うん。須田さんって言う刑事さんで。店長さんが行方不明になったのは事件かもしれないからって」

 

真司と蓮の話しにメグ、陽菜乃が補足をしていく

 

「おかしいな。私も行方不明の事件は色々と調べてるんだけど。そんな情報どこにも無かったよ?」

「調べたは良いが事件性が無いと判断されたのか?」

「それは分からないけど」

 

有希子の言葉に真司が答える

 

「いや、俺はその店の店長は生きていると考えている。おそらく奴がシザースだ」

「え⁉︎店長さんが⁉︎」

「でも何で急に?今までは普通にお店やってたんでしょ?」

「そこなんだよな。何で急に姿を消したのか」

 

その後も様々な考えが飛び交うがこれと言った結論は出ず。一度解散となった

その後、真司、有希子、メグ、陽菜乃はもう一度アンティークショップに足を運んでみることに。4人は店の前に辿り着く。しかし、メグと陽菜乃は

 

キィーンキィーンキィーンキィーン

 

「え?何この音⁉︎」

「何だか頭に直接響いて来るような」

「やっぱり2人も感じられる様になったんだね。モンスターの気配を」

「モンスターの気配?」

「うん。普通の人はミラーワールドのモンスターの存在を認識することは出来ないんだけど。モンスターが現実世界に出て来たのを見ると。モンスターの存在を認識すら力が強くなって気配を感じることが出来る様になるの」

 

戸惑うメグと陽菜乃に有希子が説明をする

 

「そうなんだ。でも、これがモンスターの気配だとするなら。あのお店から感じるんだけど」

 

陽菜乃はアンティークショップを指差す。つまり、すぐそこにモンスターがいると言うことだ

 

「だから言ったろ。多分あの店の店長の加賀友之って言う奴がシザースだ。神崎士郎はあの店に出入りしていたしな」

「っ...蓮さん。もしかして尾けて来てたんですか?」

「バカを言うな。俺が行こうとした所にお前達が先に来ただけだ」

「相変わらず口が悪いですね。秋山さん」

「有希子。お前もか」

「それより。さっきも言ってましたけど。本当なんですか?ここの店長さんがシザースだって」

「奴のモンスターはあそこに居るんだ。店に潜んでいるか、近くには居る。どっちにしろ奴の正体を掴んでるならこっちが有利だ」

「戦うつもりなんですね。確かにシザースの実力はそれほど高くは無いから蓮さんなら負けることはないでしょう」

「ちょっと真司くん⁉︎秋山さんのこと止めないの⁉︎」

「この人はその程度で止まる様な人じゃないよ。それにシザースはおそらく契約モンスターに意図的に人を襲わせているんだろう。一度話しただけだが、奴ならやりかねない」

「そんな‼︎」

「相変わらず物分かりが良い奴だな。分かってるな、最後に残るのは俺だ。邪魔するなら真司。お前だろうと容赦しない」

 

蓮は鋭い目つきで真司を睨む。その迫力に陽菜乃とメグは萎縮してしまう。有希子は慣れているのか笑顔を絶やさない。真司はと言うと

 

「それは構いませんが。そう言う台詞は俺に一度でも勝ってから言ってくださいね?」

 

真司は笑顔のまま軽く殺気を込めて蓮を睨み返す。その殺気に蓮は動揺してしまう

 

「くっ。お前は年上を敬えと何度も言っているだろうが」

「敬って欲しいなら。少しは敬える所を見せてくださいよ。俺は敬う相手は自分で選びますから」

「うふふ。真司くん、あんまり言うと蓮さんがかわいそうだよ?まあ、私もまだ蓮さんのことは尊敬出来ないかな?」

「神崎さんってこんな毒舌キャラだったっけ?」

「相変わらずお前らは年下の癖に生意気な奴らだ。だが、迂闊なことだけはするなよ。死にたくなければな」

 

そう言い残し、蓮はバイクに乗って去って行った。その後は流石に自分達だけでは店を調べることも出来ず。様子を見て解散となった。




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真司のヒロインは誰が良い?(律は物理的に無理なので除外)

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