暗殺教室×仮面ライダー龍騎   作:BLOODRAIN

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本日2本目‼︎ これからの展開どうしよう...


第6話 カルマと不安の時間

翌朝、登校すると教卓の上に蛸が置いてあった。もちろん作り物では無く、正真正銘のマダコである。しかもアイスピックが眉間に刺さっており見る人にとってはグロテスクな光景であろう。こんなことするのはこの教室では1人しかいない。

真司は迷わずカルマの席に歩みよる。

 

「おはようカルマ、あれはお前がやったのか?」

「おはよう真司くん。そうだよ〜朝市で買って来たんだ」

「ふーん。まあ止めはしないけど。食べ物は無駄にすんなよ」

「あれ〜、真司くん怒らないの〜?」

「何故怒る必要がある?あれは殺せんせーに対してやったことだろ。俺が止める理由は無いよ。ただ、やった責任はちゃんと取れってことだ」

「ふ〜ん。真司くんって情に熱い奴だと思ってたんだけどな〜」

「誰かを害そうとするなら。それ相応の覚悟が必要ってことだよ。たとえ相手が怪物だとしても...ね?」

 

真司はカルマに目を細めながら諭す様に語る。その際に少しだけ凄みを感じたカルマは苦笑いを浮かべ、一筋の汗を流していた

その後、殺せんせーが教室に入って来てからはカルマが嫌がらせの為に用意した蛸をドリル方に変形させた触手と出勤時に襲われた際にお土産として持って来たミサイルの噴射口から出る炎を使い、マッハで見事なたこ焼きを作っていた。熱々のたこ焼きを口に入れられたカルマはあまりの熱さに吐き出す。そして殺せんせーは言った

 

「カルマくん。先生はね手入れをするのです。錆びてしまった暗殺者の刃を。今日一日、本気で殺しに来るが良い。その度に先生は君を手入れする。放課後までに君の心と体をピカピカに磨いてあげよう!」

 

殺せんせーの言葉にカルマは『上等だよ』と言わんがばかりの顔で殺せんせーを睨みつけていた。その後、カルマは殺せんせーを形振り構わず殺そうとしたが。ことごとく殺せんせーに躱され、手入れをされた。例えば、数学の時間では黒板に向かって喋る殺せんせーに対して銃を向けるが発砲するまでの間に銃を奪われ、爪にたこ焼きのネイルアートを施され。

家庭科の時間の調理実習では鍋に入ったスープを態と殺せんせーにぶち撒けてナイフで切りかかるが空中を舞うスープをスポイトで集めてからカルマにハートフリルのエプロンを着せていた。更にスープの味を調整する徹底ぶり。カルマはエプロン姿を村松に『かーわいー』と言われて顔を赤くしていた。

更に国語の授業中では教室内を歩きながら話す殺せんせーに袖口に隠したナイフで斬りかかろうとするが動き出す前に止められ、髪を七三分けにされる始末。普段は何処か抜けたところが目立つ殺せんせーでも本気で警戒された状態では隙をつける訳も無く。暗殺など不可能であった。

 

放課後、カルマは渚と共に旧校舎近くの崖に居た。真司は近くの木陰から2人を見守っている。カルマの過去は渚から聞いた。カルマは本校舎に居た時に当時E組の先輩をいじめていた本校舎の先輩に怪我を負わせた。本来ならいじめていた生徒が責められる筈が当時のカルマの担任は全面的にカルマが悪いと言い張り。本校舎の生徒を庇った。その理由が『俺の評価が下がる』『お前の成績が良かったから庇ってやってたのに。E組なんぞを庇いやがって。何かあったら俺の責任になるんだぞ』と言う様な反吐が出る様な内容だった。カルマはそんな教師に絶望し、教師にも暴力を振るい停学処分となった。おそらく停学で済んだのはカルマの成績が良かったから。この一点しか無い。

そもそもこの学校はE組を徹底的に差別することで本校舎の生徒のやる気を維持していると言う。合理的な構成になっているが。そんな教育でまともな人間が育つ訳が無い。個人の強さを徹底的に鍛え上げ、必要となったら隣の奴を生贄にして成り上がる反骨精神を鍛え上げる教育。確かに今までの卒業生は確かな結果を出している人もいるらしいが。そんな物は長くは続かない。と真司はこの暗殺教室を通して確信を持っていた。

そんな真司を他所に殺せんせーがやって来た所でカルマは自ら崖から飛び降りる。おそらく殺せんせーは助けに行くだろうがマッハで助ければカルマの体は無事では済まない。かと言ってゆっくり助けに行けば殺せんせーは殺される。どちらを取っても殺せんせーにはデメリットでしか無かった。教師としての死か生物としての死か。殺せんせーが選んだのは

 

 

 

結果的に殺せんせーはカルマを助け、自分の身も守った。触手を網の様に伸ばしてカルマを受け止め。更にネバネバすることでカルマからの反撃を防ぎ。見事に両方の死を回避した。

今回のことで流石に懲りたのカルマは殺せんせーを認めた様だ。その後はカルマが殺せんせーの財布を奪い。中身を全て募金したと言う嫌がらせを最後にカルマは晴れやかな顔をしていた。そのままカルマは渚と共に去って行った。

全財産を失い落ち込む殺せんせーに真司は木陰から近づき。

 

「殺せんせー、おつかれ様です。良かったら使って」

 

そう言って真司は財布から一万円札を殺せんせーに差し出した。これには殺せんせーも涙を流しながら

 

「良いんですか‼︎鷲見くん⁉︎嫌しかし、生徒からお金を恵んでもらうなど、教師としての威厳が〜⁉︎」

「いらないなら別に良いよ?誰にも言わないでおいてあげるから。ただし貸し1だよ?」

「にゅ〜、ありがとうございます‼︎このご恩は一生忘れません‼︎」

 

流石に金銭の誘惑には耐えきれなかったのか、殺せんせーは頭を地面に擦り付けて一万円を受け取った。だがそんな時

 

キィーンキィーンキィーンキィーン

 

何処からとも無くモンスターの気配がして真司の顔つきが変わる。

 

「じゃあ、殺せんせー。俺、これから用事あるからまた明日‼︎」

「は、はい〜‼︎ありがとうございました〜‼︎」

 

殺せんせーは嬉しさのあまり涙を流しながら真司を見送る。真司はただ走り旧校舎に入る。たどり着いた場所は図書室だった。図書室の中では片岡が1人で予習をしていた。更に近くの窓ガラスには蜘蛛型のモンスター。ディスパイダーが片岡に狙いを定めていた。それを確認した真司は周りに誰もいないことを確認すると男子トイレの手洗い場の鏡にデッキを翳す。Vバックルが腰に装着される。

 

「変身!」

 

デッキを装填し、龍騎の姿になる。

 

「しゃ!」

 

龍騎は手洗い場の鏡からミラーワールドに入った。ライドシューターどミラーワールドに入ると図書室の窓にディスパイダーが今にも現実世界の片岡に糸を伸ばそうとしていた。

 

「させるか!」

「ギシャァァァァ!」

 

龍騎はディスパイダーにタックルをして、注意を片岡から逸らす。ディスパイダーは狩りを邪魔されたからか怒り狂って龍騎に前足を振り下ろす。龍騎は軽々と躱して隙が出来た瞬間に龍騎は飛び上がりディスパイダーの背中に乗る。即振り落とそうと体を揺するディスパイダー。龍騎は振り落とされぬ様に背中にしがみつく。段々と腹が立って来た様子で今度は自分の背中に足の爪を振り上げるが龍騎はギリギリで飛び降り、自分の背中に爪を立ててしまう。ディスパイダーが混乱した所でドラグバイザーにカードをセットする

 

『FINAL VENT』

 

ドラグレッダーが舞い降り、龍騎の周りを飛び回る。構えを取り、ドラグレッダーと共に空へ飛び上がる。空中で体を捻り、キックの体勢を取る。その背後からドラグレッダーが火炎弾を撃って加速

 

「だぁぁぁぁぁぁ‼︎」

「ギャァァァァァァァァァ‼︎」

 

炎を纏い。ドラゴンライダーキックを放ち。ディスパイダーは躱すことも出来ず爆発する。放出されたエネルギーの球体をドラグレッダーは吸収して空に消えて行った。

 

「...良かった」

 

ミラーワールド越しに片岡の無事を確認する。モンスターに気づいた様子も無く、荷物を纏めて図書室を出て行った。龍騎は胸を撫で下ろす。それを確認すると龍騎は現実世界に戻る。

戻る際に誰もいないことを確認するのも忘れない。

 

「しかし、このままじゃ。いつか...」

 

真司はこのままではクラスメイトに仮面ライダーの存在がバレてしまうのではと不安に駆られていた。

 

そんな彼を見つめる視線が、あることも知らずに....




最後に真司を見つめる視線とは一体誰なのでしょうか?

真司のヒロインは誰が良い?(律は物理的に無理なので除外)

  • 神崎有希子
  • 茅野カエデ
  • 岡野ひなた
  • 倉橋陽菜乃
  • 片岡メグ
  • 狭間綺羅々
  • 矢田桃花
  • 原寿美鈴
  • 速水凛香
  • 不破優月
  • 奥田愛美
  • 中村莉桜
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