暗殺教室×仮面ライダー龍騎   作:BLOODRAIN

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今回は説明のみです。今後を左右する重要な回ですね。それからオリジナル要素が入っております


第9話 説明の時間

「...」

 

片岡と倉橋の目の前で龍騎に変身した真司はライドシューターでミラーワールドへの道を走っていた。ミラーワールドに出た龍騎は早速ボルキャンサーを発見した

 

「蟹の様なモンスター。おそらくあいつだな。はっ!」

『グァ?』

 

龍騎はボルキャンサーの頭を足場にして飛び越え、向き直る。まずは相手を観察する

 

「(両手に巨大なハサミ。体は分厚い甲殻に覆われているから斬撃より打撃の方が相性が良い。そしておそらくあの体つきから見るに移動スピードはそこまで速くない。ならここは)」

『グァァァァァ!』

 

龍騎はカードは使わず、両手を大きく開いて構える。ボルキャンサーは特に警戒する様子も無く真っ直ぐに突っ込んでくる。そして両手のハサミを振り下ろし来た。龍騎はその攻撃を避ける。ボルキャンサーの攻撃自体は大振りで動きは非常に読みやすい

 

『グァ‼︎グェァァァァ‼︎』

「おっと、怒ってるのか?良いぞ。そのまま来い!」

 

攻撃が当たらないことに怒った様で更に攻撃が単調になって来た。龍騎は右のハサミを振り下ろして来た所を受け止め。そのままボルキャンサーの右腕を振り下ろす勢いを利用して一本背負いの要領で投げ飛ばす。ボルキャンサー自身の力と龍騎の力が上乗せされ、ボルキャンサーは硬い舗装された地面に叩きつけられる。

 

『グァ、グァン。グァ‼︎』

 

ボルキャンサーは自身の硬い甲殻で受け身が上手く取れず、かなりのダメージを負っている。

すると突然

 

ブオォォォン!

 

近くの窓ガラスからライドシューターが飛び出して来た。屋根が開き、ライダーが姿を現す。まるで蟹の様なアーマーを纏い。左手に鋏の様な刃がついたバイザー『ボルバイザー』を装備しVバックルには蟹の紋章のデッキがセットされている。そのライダーの特徴は先ほどまで戦っていたボルキャンサーと良く似ている。諸々の情報から龍騎はひとつの結論に辿り着く

 

「もしかして、そのモンスター。あんたの契約したモンスターか?」

「その通りです。中々に察しの良い方ですね。おぉ!」

 

それだけ話すと蟹のライダーこと仮面ライダーシザースはボルバイザーを振り上げて、龍騎に襲いかかる

 

「おっと⁉︎やっぱりライダーになる人は血の気が多いな⁉︎」

「おぉ!!」

「だが、戦いの腕はそこそこと言ったところかな?」

「待て!あぁ!!」

 

龍騎はシザースの攻撃をひらりひらりと躱す。戦い方は武器に頼り切っており。動きは非常に単調だ

 

「(分かってはいたが。やはりライダー同士ではこうなってしまうのか⁉︎)ふっ、はぁ!」

「何⁉︎うわぁ!!」

 

龍騎はシザースの左手のパンチを先ほどのボルキャンサーと同じ様に投げ飛ばす。普段から殺せんせーのマッハの動きに目が慣れているからか。蟹のライダーの動きは止まっている様に見えていた。シザースはデッキからカードを引くとボルバイザーが開き、カードをセットする。

 

『STRIKEVENT』

 

シザースの右手に巨大なハサミを模した武器。シザースピンチを装備する。それを見た龍騎もカードをドラグバイザーにセットする。

 

『SWORDVENT』

 

ドラグセイバーを右手で取り、構える。シザースはボルキャンサーも呼び。2対1で戦う様だ

 

「悪いですけど。これも生き残る為です。悪く思わないでください」

「良いから早く来い」

「っ、減らず口を!」

『グァァァァァ!』

 

シザースとボルキャンサーはそれぞれ攻撃を始める。しかし、どちらも動きは単調で対処は簡単だった。シザースははシザースはピンチを振り回してくるのに対してはドラグセイバーで受け流してそのまま蹴りを入れる。

ボルキャンサーは龍騎に後ろから掴み掛かろうとするが龍騎は素早く振り返り様にボルキャンサーの足元に回転切りを行い。怯んだ所で腹部に前蹴りを入れる。ボルキャンサーは踏ん張りが効かず後ろに大きく下がる

龍騎は大きな隙が出来たところでファイナルベントをボルキャンサーに決めようとデッキに手を伸ばすが

 

「くっ、強い。ここは一度退くか」

 

シザースは龍騎の強さにあっさりと引いてしまい。ボルキャンサーも続く様に逃げてしまった

 

「随分とあっさり退いたな。もう他のモンスターの気配をも無いし。一旦戻ろうか、あの2人にも話さないといけないし」

 

龍騎はそのまま現実世界に戻った

 

 

現実世界では片岡と倉橋が真司の帰りを待っていた。しばらくまっているとカーブミラーから龍騎が飛び出し、真司の姿に戻った

 

「っ!帰って来た‼︎」

「っ!鷲見くん!」

 

片岡と倉橋は真司に歩み寄る

 

「大丈夫だった⁉︎怪我とかしてない⁉︎」

「ああ、俺は大丈夫。それより、2人とも。これから時間ある?2人に話さなければならないことがあるんだ。2人が見たって言う怪物について」

「っ!やっぱり鷲見くんは。何か知ってるんだね?」

「うん。出来れば早めに説明しておきたいんだ。2人とも、時間大丈夫?」

「うん、私は大丈夫。知ってることがあるならちゃんと聞いておきたい」

「私も‼︎」

 

2人もミラーモンスターのことについて話を聞いておきたい様だ。その後、真司は優衣に電話をかけて事情を説明。優衣からの了承が得られた真司は片岡と倉橋を花鶏に案内することに

そこからは花鶏に向かう間、3人は終始無言だった。襲われたことのインパクトがあまりに強すぎて普段は明るい倉橋もなりを潜めていた

しばらく歩いたところで3人は花鶏に辿り着く。いつもこの時間帯はかかっていないCLOSEの看板が下げられていた

 

「ここだよ。すでにアポは取ってあるから。2人とも入ってくれ」

 

真司の言葉に片岡と倉橋は店内に足を踏み入れる。店内では優衣がカウンターに立っており。更にカウンター席には蓮が座っていた。

 

「あっ。真司くん、待ってたよ。その2人が電話で言ってた?」

「はい。俺のクラスメイトで片岡メグさんと倉橋陽菜乃さんです。と言うより蓮さんも居たんですね?」

「偶々来てた所だ。そこにお前から電話があったんでな。それよりライダーと遭遇したらしいな?」

「はい。逃げられましたけどね」

「ふっ。お前は相変わらず爪が甘いな」

「出会い頭に人の話も聞かずに襲ってくる様な人よりはマシだと思いますけどね...」

「ちっ」

「もう、蓮!中学生相手に何ムキになってるの?あっごめんね。こんなところ見せちゃって。私は神崎優衣。こっちの仏頂面は秋山蓮だよ」

「あ、はい。片岡メグです」

「倉橋陽菜乃です」

 

片岡と倉橋は緊張気味に挨拶をする。その後は2人に席に案内され、花鶏名物のオリジナルブレンドの紅茶とクッキーを出してもらった。今回はレーズンのクッキーだ。2人は緊張していたが紅茶とクッキーの美味しさに目を輝かせおり。完食した頃には緊張はすっかりほぐれていた。

 

「ありがとうございました。すっごく美味しかったです」

「うん!こんな美味しい紅茶とクッキー初めて食べたよ。ありがとうございます、優衣さん!」

「ありがとうね。2人とも」

「そう言えば。前に鷲見くんが知り合いのお店の紅茶がすごく美味しいって言ってたけど。もしかしてここのこと?」

「そうだよ。いつかは紹介しようと思ってたんだが...」

「まさかモンスターに襲われたことがきっかけになるとはわな」

「「っ...」」

「「蓮(さん)...」」

「っ...」

 

すっかり緊張はほぐれた2人だったが蓮のデリカシーの無い一言で場の空気が冷え切ってしまった。優衣と真司は蓮にジト目を向ける。蓮は知らないとばかりにそっぽを向いた

 

「ん、ん!じゃあ、説明していくから。2人共、大丈夫?」

「「は、はい...」」

 

優衣が咳払いをして説明を始める

 

「まず。2人が見た怪物って言うのは、ミラーモンスター。彼らはミラーワールドに住んでいるの」

「ミラーワールド?」

「うん。鏡の中に広がるもうひとつの世界。モンスターは鏡や窓ガラスなんかの反射物を通して現実世界とミラーワールドを自由に行き来できるの」

「え!でも、あんな怪物が現実世界に出たら大騒ぎですよ⁉︎でもそんなことネットやニュースでも見たこと無いですよ?」

「奴らモンスターは現実世界には基本的に狩りをする時にしか姿を表さない。お前らも原因不明の行方不明事件のことは聞いたことはあるだろ?」

「は、はい。完全な密室から人が消えたのに証拠は何一つ出てこないって。あっ、もしかして⁉︎」

「そう。そう言った事件の大半はミラーモンスターが起こしているんだ。奴らは反射物さえあれば何処からでも現れる。そしてモンスターは人間を餌にしているんだ」

「餌⁉︎じゃあ、もしかして私達もあのまま連れて行かれてたら⁉︎」

「あいつの餌にされていただろうな。モンスターにミラーワールドに引き摺り込まれたら。仮にモンスターから逃げられたとしてもモンスターが自分の意思で出そうとしない限り、現実世界に戻ることは出来ない」

「「っ‼︎」」

 

蓮の言葉に片岡と倉橋は自分がボルキャンサーに食べられるところを想像したのだろう。自分を抱きしめて震えている。そんな2人を真司は片岡を優衣は倉橋の肩を優しく撫でて落ち着かせる。しばらくして2人が落ち着きを取り戻したところで説明を再開する。

 

「まあ、蓮の言う通り。モンスターに狙われたら、まず助からないの。それにミラーワールドの中で逃げられたとしても助からない」

「え?どうしてですか?逃げ回るくらいなら出来ると思うんですけど」

「ミラーワールドの中では普通の人間は数分しか存在を保てないんだ。保って5分程度。それ以上は存在を保てなくなって体が塵になって消えてしまうんだ」

「嘘!?じゃあどの道、助からないじゃん‼︎」

「それはモンスターにも言えることなんだ。モンスターは現実世界では存在を長く保て無い。だから奴らは極力ミラーワールドからは出て来ないんだ。自分が消えてしまうから」

「なるほど。そうだったんだ...。あっ、じゃあ。なんで鷲見くんはミラーワールドに入れるの?それに自分で出て来れたんだよね?それに何か、変身?って言って姿が変わってたけど」

「それは今から説明する。確かに普通の人間は基本的にミラーワールドに入ることは出来ないけど。一部例外が存在する。それが仮面ライダーと呼ばれる人間だ」

「仮面ライダー?」

「うん。仮面ライダーはライダーデッキと呼ばれる物で姿を変えた人間のことだ」

 

そう説明しながら真司は自分のカードデッキを取り出して机の上に置く

 

「これがライダーデッキ。これを使って変身すれば仮面ライダーなれる」

「じゃあ、これを使えば私も変身出来るの?」

「確かに変身は出来るが。おすすめはしない。仮面ライダーになることには大きなリスクが伴うんだ」

「大きなリスク?」

「うん。仮面ライダーになるにはまずミラーモンスターと契約しなきゃならないの」

「契約?」

「そうだ、モンスターと契約することで。契約したモンスターは契約した仮面ライダーに力を貸してくれるんだ。真司や俺の様にな」

 

そう言いながら蓮は自分のカードデッキをテーブルに置く

 

「鷲見くんのとはマークが違う。秋山さんのは蝙蝠?鷲見くんのはドラゴンかな?」

「なるほどね。あのモンスターの力を貸してくれるなら心強いわね。でも、さっき大きなリスクを伴うって...」

「あぁ。モンスターは基本的に人間を餌としか思っていない。だから契約の内容には定期的にモンスターに餌となる食料を提供する必要がある」

「それは、人間を?」

「いいや。モンスターと契約した仮面ライダーはモンスターの力を借りて。他のモンスターを倒すことで。契約したモンスターは倒したモンスターのエネルギーを吸収することで腹を満たすと共に自分の力を強くすることが出来る。

だから契約を守ってさえいれば人間を襲うことは無い」

「守ってさえいれば?じゃあ、仮に契約を破ったらどうなるの?」

「契約が破棄されると契約していたモンスターは真っ先に契約した仮面ライダーを捕食する。今までは仕方なく従っていた訳だからな。本当は人間を食べたくて仕方ないんだ」

「っ...確かに大きな力を得られるけど。失った時のリスクもとんでも無く大きいのね。それを聞いたら軽々しく仮面ライダーになるなんて言えないわ」

「うん、相当の覚悟が無いと務まらないよね。でも、仮面ライダーが居るからモンスターを倒して。みんなを助けてくれるんだね!」

「...」

「何を言ってる?モンスターを倒すのは自分の契約モンスターを強くする為だ。ライダーの本来の敵はモンスターじゃない」

「え?どう言うことですか?」

 

倉橋の言葉に真司は口をつぐむ。本当のことを言ってしまって良いのかと考えている様だ。しかし、蓮はそんな空気を容赦無くぶち壊しに来る

 

「そもそもこのカードデッキは俺と真司の2つだけじゃない。カードデッキは全部で15個あるんだ」

「15個⁉︎」

「じゃあ、仮面ライダーも15人居るってこと?」

「うん。そうなの」

「そしてライダーの本来の敵はモンスターでは無くライダーだ」

「ライダーの敵はライダー?」

「じゃあ。つまり、ライダー同士で戦うってことですか⁉︎」

「ああ。そもそもこのカードデッキはその為に作られたんだ。最後に残るライダーは1人だけ。15人のライダーで行う。生き残りをかけたバトルロワイヤル。それが本来の仮面ライダーが存在する理由なんだ」

「そんな...みんなで協力すれば良いのに。何でそんなことしなきゃならないの⁉︎」

「それは、私達にも分からない」

「目的なんて戦っていけばいずれ奴に辿り着けば分かる」

「奴?誰のことですか⁉︎」

 

片岡は蓮に詰め寄る。蓮は口を開く気はない様だ。すると今度は真司が

 

「....ライダーバトルを始めた張本人...神崎士郎だよ」

「神崎、士郎?あっ、そう言えば。優衣さんの苗字も神崎だったよね?」

「うん。神崎士郎は私のお兄ちゃん。ライダーのカードデッキを作ったのもお兄ちゃんなの...」

「そうだったんだ。でも、それでもライダー同士で戦うなんて馬鹿みたいなこと!」

「その馬鹿みたいなことに命をかけられる奴がライダーになるんだ。戦って勝ち残ることしか考えて無い。お前ら2人もここで聞いたことは忘れろ。ライダー同士の戦いに巻き込まれたら命は無いぞ」

 

そう言い残して蓮は去っていった

 

「心配してくれたのかな?」

「でも、あんな言い方しなくても良いと思うんだけど!」

 

片岡の言葉に倉橋は頬を膨らませる

 

「蓮さんは人付き合いが不器用な人だからね。でも、誰かを危険に巻き込む様な人じゃないのは確かだから。そこは信用してあげて」

「うん、後つけ加えるなら。ケチで意地悪で好き嫌い激しくて何考えてるのかよく分かんないけど。決して悪い人じゃないのは確かだから。2人もゴメンね、蓮のこと」

「あ、いえ。私は大丈夫です」

「うん。ああ言うのは私達E組だから慣れてるからね」

「E組?それに慣れてるって...」

「あぁ、こっちの話ですから!」

「そうそう。それより、優衣さんのお兄さんのこと。もう少し聞かせてください」

「うん...。私とお兄ちゃんの両親は小さい時に亡くなってね。しばらくは叔母さんと一緒にこの家で暮らしてたんだ。それに、何故か私は小さいころからモンスターが見えてた。それを周りに話してたらいじめられちゃってね。その度にお兄ちゃんが助けてくれた。お兄ちゃんがいたから、モンスターが見えても怖くなかった。私の中ではお兄ちゃんはずっとあの時のお兄ちゃんなんだ」

「素敵なお兄さんじゃないですか...」

「でも、ライダー同士を戦わせようとしてるのはそのお兄さんなんでしょ?そもそも、何でライダーのデッキを作ったんだろう?」

「うん、その理由が全く分からないの。それでしばらく叔母さんと暮らしてだんだけど。お兄ちゃんは他の親戚の人とアメリカに行っちゃて。それからは連絡も取れないんだ」

「そうなんですか...」

「でも、半年くらい前に。その神崎士郎が俺の前に現れたんだ」

「え⁉︎そうなの⁉︎」

「うん。俺がこのデッキを手に入れて少しした時に。俺にライダーを倒せって言ってからすぐに消えてしまったんだ」

「私も蓮から同じ様な話を聞いたんだ。最初は信じてなかったんだけど。真司くんもとなると。もしかしたらモンスターが人間を襲い始めたのも、お兄ちゃんが関係あるんじゃないかって」

「...優衣さん」

 

優衣の言葉に真司は囁く様に声をかける。片岡と倉橋も下手に言葉をかけられない様子だ

 

「ゴメンね。こんな暗い話聞いてもらっちゃって」

「あ、いえ。その...」

「んー....」

「説明はこのくらいかな。それで改めて2人に聞いてほしいことがある」

「「え?」」

「2人共。ここで聞いたことは全て忘れて元の生活に戻るんだ。今回は2人が不安に思うだろうから優衣さんにも頼んで話して貰ったけど。今ならまだ引き返せる。俺は2人を襲ったモンスターを倒したら、2人共。俺とは元のクラスメイトの関係に戻ってくれ。もちろん2人だけじゃない、他のクラスの奴らは俺が必ず守る。だから、ここで聞いたことは忘れて。元の中学生に戻るんだ。今ならまだ引き返せる」

「真司くん...」

 

真司からの言葉に悲痛な声をかける優衣。片岡と倉橋の2人は真司からの言葉に拳を握りしめていた

 

「「ふ」」

「ふ?」

「「ふざけんな‼︎」」

「「っ‼︎」」

 

片岡と倉橋の怒声に縮こまる真司と優衣。そのまま片岡と倉橋は続ける。

 

「普通のクラスメイトの関係に戻れですって?ふざけんじゃないわよ⁉︎私達だけ助けてもらって。じゃあ鷲見は誰が助けてくれるって言うのよ⁉︎」

「そうだよ‼︎鷲見くんだって私達と同じ中学生何だよ‼︎なのに自分だけ何もかも背負い込んで。確かに私達じゃモンスターと戦うことは出来ない。でも、ここまで知っちゃったのに知らんぷりなんて私は絶対にイヤ‼︎」

「2人共。気持ちは嬉しいが、聞いてただろ?下手に関われば命は無いって。2人だけじゃない、他の奴らだって。俺の事情に巻き込む訳には」

「言っとくけど。私は鷲見にどれだけ突き放されても絶対に協力するからね‼︎ただ怯えて守られるだけなんて、絶対に認めないから‼︎」

「私も同意見だよ!絶対に鷲見くんを見捨てたりなんかしないからね⁉︎」

 

片岡と倉橋の目は真剣その物だ。真司は2人を説得する言葉を必死に探すが。何を言っても諦めないと言う2人の気迫に押される

 

「はぁ、分かったよ...俺の負けだ」

 

真司は諦めたのか、両手を上に上げた。その様子に片岡と倉橋は笑顔を浮かべる。優衣はその光景に苦笑いを浮かべるしかなかった

 

「じゃあ、戦いは俺に任せてくれ。それ以外の方はよろしく頼んだ。片岡、倉橋」

「メグって呼んでよ。これからは一緒にみんなを守る仲間なんだからさ!」

「私も陽菜乃って呼んでほしいな。モンスターも動物みたいなもんだし。動物のことなら任せてよ!」

「じゃあ、俺も真司で頼むよ。メグ、陽菜乃」

「こちらこそ、真司!」

「よろしくね?真司くん‼︎」

 

こうしてクラスメイト2人が協力してくれることになり。真司の新たなライダーとしての戦いが始まる。




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主人公の真司にヒロインつける?(恋愛的な意味の)

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