魔法科世界の術式蒐集者   作:パラレル・ゲーマー

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第6話 副会長と劣等生、観測者は息を止める

 朝の通学電車に揺られながら、僕は今日こそはと固く心に誓っていた。

 

 昨日、剣道部と剣術部の揉め事に巻き込まれそうになった美月を守るため、僕は咄嗟に『接触面認識』という真新しい変数を自身の術式に統合して使ってしまった。

 

 結果として美月は無傷で済んだ。

 

 それはいい。

 

 だが、その直後の達也の瞳は、明らかに「この事象の裏にあるシステムを解明する」モードに入っていた。

 

『今のも、ただの応用か』

 

 あの低い囁き声が、今も耳の奥にこびりついている。

 

 今日こそは、絶対に慎重に行動する。

 

 新しい魔法式を見ても、ライブラリがどれほど魅力的な通知を出そうとも、絶対に自分では使わない。

 

 少なくとも、お兄様の監視下にあると思われる一高の敷地内では、平凡で無害な二科生の魔法式だけを使い続ける。

 

 完璧だ。

 

 この鉄の意志さえあれば、僕の平和な学園生活と、安全な魔法式蒐集ライフは守られるはずだ。

 

「……なんか、水瀬の顔が昨日よりさらに硬いんだけど。何か決意表明でもしてるの?」

 

 駅からの通学路で合流したエリカが、訝しげに僕の顔を覗き込んできた。

 

「安全第一で生きるという、人間としての基本的な尊厳を再確認しているところだよ」

 

「それ、普通は登校中にやることじゃないわよ。昨日から安全安全って、もしかして達也くんに何か言われた?」

 

「何も。ただ、風紀委員の巡回という危険地帯には不用意に近づかないと決めただけだ」

 

 僕が真顔で答えると、隣を歩く美月が少しホッとしたように微笑んだ。

 

「良かったです。水瀬さん、いつも私を助けてくれるから……あまり無理はしないでくださいね」

 

「もちろん。美月の平穏も僕の安全第一の一部だから」

 

「またそういうこと言う……」

 

 エリカが呆れつつも笑う。

 

 よし、いつもの日常だ。

 

 今日こそはこの平穏を乱さずに生きていこう。

 

 教室に入ると、達也の席の周りでレオが声を上げていた。

 

「おい達也、お前また生徒会から呼び出しか?」

 

「ああ。少し確認事項があるらしい」

 

「風紀委員ってやっぱり面倒そうだな。初日から出ずっぱりじゃねえか」

 

「仕事だからな」

 

 達也は淡々と答え、立ち上がった。

 

 その横には、すでに完璧な身だしなみで待機している深雪の姿がある。

 

「お兄様、ご一緒いたします」

 

 生徒会からの呼び出し。

 

 おそらく、昨日のトラブル処理の報告か、あるいは……原作序盤における、あの「試練」が始まるのだろう。

 

 行きたい。

 

 生徒会室。

 

 七草会長、渡辺先輩、あずさ先輩。

 

 一高のトップ層が集う場所。

 

 だが、行かない。

 

 僕は賢い観測者だ。

 

 行ってはいけない場所には行かないし、招かれていないイベントには首を突っ込まない。

 

 僕は、机に突っ伏して自分の欲望を必死に抑え込んでいた。

 

「じゃあ、私たちは部活見学の続きに行こっか」

 

 達也たちを見送った後、エリカの提案で僕たちは連れ立って教室を出た。

 

 昨日見られなかった文化系のブースや、魔法工学系の研究会の展示を回る予定だった。

 

 だが、運命というのは、僕のようなモブがいくら回避しようとしても、強制的にシナリオの導線へと引きずり込んでくるものらしい。

 

「あら、あなたが水瀬悠さんね?」

 

 廊下の角を曲がった瞬間、甘く、それでいて有無を言わせない圧を持つ声が降ってきた。

 

 顔を上げると、そこには生徒会長・七草真由美が、悪戯っぽく微笑んで立っていた。

 

 その後ろには、渡辺摩利と中条あずさの姿もある。

 

 心臓が、ヒュッと冷たくなった。

 

 十師族、七草家の令嬢。

 

 生徒会のトップ。

 

 終わった。

 

 名指しされた。

 

 僕のひっそりとした学園生活、早くもゲームオーバーか? 

 

「……はい、水瀬悠ですが。何か粗相でもしましたでしょうか」

 

 僕が必死に平坦な声を作って答えると、真由美はクスリと笑った。

 

「いいえ、粗相なんて。ただ、司波くんの周りに『魔法式を見るのが異常に好きな、ちょっと変わったお友達』がいると聞いていたの。昨日のトラブルの時も、現場の近くにいたんでしょう?」

 

 噂になるのが早すぎる。

 

 僕は、後ろに控える渡辺先輩の方をチラリと見た。

 

 彼女が昨日の件を真由美に報告したのだろう。

 

「……噂になるほどの者ではありません。ただの二科生です」

 

「十分変わっていると思うがな」

 

 摩利が腕を組んで、ふっと息を吐いた。

 

「まあ、昨日の件で司波の邪魔をするわけでもなく、冷静に状況を見ていたのは評価する。少なくとも、野次馬よりはマシだ」

 

「ほら、水瀬。生徒会に覚えめでたいじゃない」

 

 エリカが横から小突いてくる。

 

 嬉しくない。

 

 全然嬉しくない。

 

「ちょうどよかったわ」

 

 真由美が、ポンと手を打った。

 

「これから少し、司波くんの実力を『確認』する場を設けるの。あなた、魔法式を見るのが好きなんでしょう? 見学していく?」

 

 その提案に、僕の理性が一瞬で弾け飛びそうになった。

 

 達也の実力を確認する場。

 

 それはつまり、原作通りであれば、服部副会長との模擬戦だ。

 

 上級生、しかも副会長クラスの本気の魔法式と、お兄様の規格外の魔法処理が、同時に、合法的に観測できる。

 

 行きたい。

 

 絶対に見たい。

 

 だが、僕は安全第一を誓ったばかりだ。

 

「……見学が許可されるのであれば、是非」

 

 気がつけば、僕の口は勝手に承諾の言葉を紡いでいた。

 

「抑えた返事してるけど、水瀬、目がめちゃくちゃ輝いてるわよ」

 

 エリカの呆れたようなツッコミを背に受けながら、真由美は「ふふっ」と楽しそうに笑った。

 

「ええ、許可するわ。ただし、見学スペースの端で、静かにしていること。そして、中で見たことは口外禁止。約束できる?」

 

「はい。僕は壁です。空気です。観葉植物と同化します」

 

「……面白い子ね」

 

 あずさ先輩が、僕の言葉選びに目を白黒させている。

 

 こうして、僕はエリカたちを外で待たせる形──真由美の「秘密の確認だから」という意向だ──で、一人だけ特別に見学を許され、演習室へと足を踏み入れた。

 

 演習室の奥には、すでに数人の姿があった。

 

 達也、深雪。

 

 そして、彼らと対峙するように立っている、神経質そうな顔立ちの上級生。

 

 服部刑部少丞範蔵副会長だ。

 

「やはり、二科生を風紀委員に入れるなど、前例がない。生徒への示しがつかないだろう。彼の本音はともかく、実力が伴っていなければ治安維持など務まらない」

 

 服部副会長は、真由美たちに向かって熱弁を振るっていた。

 

 原作通りの展開だ。

 

 達也の実力を疑い、二科生という身分を軽んじている。

 

 僕の視点から見ても、服部副会長はプライドが高く、鼻持ちならないところがある。

 

 だが、彼が無意識に抑え込んでいるサイオンの密度と、その制御の安定感は、間違いなく一高のトップ層にふさわしいものだった。

 

 性格の相性は最悪そうだが、あの人の魔法式は絶対に美味しい。

 

 前回の桐原先輩の時と同じだ。

 

 人格と魔法式の価値は一致しない。

 

 僕はコレクターとして、その事実を冷静に受け止めていた。

 

「ですから、私が彼の実力を確認する。それでよろしいですね、会長」

 

「ええ。司波くんも、それでいいかしら?」

 

「俺は構いません」

 

 達也は、まるで今日の夕食のメニューを聞かれたかのように、平然と頷いた。

 

 その態度が、さらに服部の神経を逆撫でしたらしい。

 

「ウィード風情が、余裕を見せるな……!」

 

 服部が低い声で吐き捨てた、その瞬間だった。

 

 僕の隣──数メートル離れた位置に立っていた深雪の周囲から、文字通り『温度』が消えた。

 

 ひっ。

 

 僕は思わず息を呑んだ。

 

 物理的な冷気ではない。

 

 彼女が内包する圧倒的な魔法の力が、兄を侮辱された怒りによって、わずかに漏れ出したのだ。

 

 空気が凍る。

 

 いや、空間そのものが彼女の感情によって凍結しそうになっている。

 

 怖い。

 

 美しいが、底なしに怖い。

 

 これがブラコンの到達点か。

 

 だが、深雪は表面上は完璧な淑女の笑みを崩さず、静かに口を開いた。

 

「……お兄様の実力は、すぐにご理解いただけると思います」

 

 それだけを言い残し、彼女は一歩下がった。

 

 僕は心の中で固く誓った。

 

 深雪さんを敵に回すような真似は、前世の記憶を全て懸けてでも絶対に回避しよう。

 

 模擬戦が始まる。

 

 僕は見学スペースの隅で、息を潜め、五感を極限まで研ぎ澄ませた。

 

 見たい。

 

 副会長の魔法式を。

 

 お兄様の魔法を。

 

 僕は壁。

 

 僕は空気。

 

 僕はただの観測装置。

 

「……そんなに緊張しなくてもいいのよ?」

 

 真由美が、僕の様子を見て不思議そうに声をかけてきた。

 

「いえ、魔法式の質が高すぎる環境に身を置いているので、情報処理の緊張で震えが止まらないんです」

 

「……緊張する理由、そこなのね」

 

 真由美が呆れたように笑う。

 

 演習スペースの中央で、服部と達也が対峙する。

 

 服部は達也を侮ってはいるが、魔法師としての油断はしていない。

 

 副会長としての意地と実力を示すため、彼はCADを構え、即座に魔法式を展開した。

 

 速い。

 

 桐原先輩の魔法式が、個人の武に寄った実戦型だとするなら、服部副会長のそれは、より広範囲の『制圧』と『制御』に特化した優等生型だ。

 

 無駄がなく、構築速度が異常に速い。

 

《高精度移動補助術式を観測》

 

《対人制圧用干渉魔法式を観測》

 

《複数魔法式の連続起動プロセスを確認》

 

《演算速度が微増しました》

 

《並列処理能力が微増しました》

 

 僕の精神領域に、心地よい通知が連続して響き渡る。

 

 素晴らしい。

 

 性格はともかく、やはり副会長まで上り詰めた男だ。

 

 魔法式の構造が芸術的に整っている。

 

 だが。

 

 服部の魔法式が完成し、事象が改変されようとした、まさにその刹那だった。

 

 達也が、動いた。

 

 いや、彼自身はほとんど動いていない。

 

 彼が放った『何か』が、服部の魔法式に直撃したのだ。

 

 僕の視界で、精密に組み上げられていた服部副会長の魔法式の構造が、まるでピンを一本抜かれた複雑な模型のように、一瞬にして瓦解した。

 

《形成済み魔法式への干渉を観測》

 

《魔法式崩壊処理を検出》

 

《既存体系外の情報干渉》

 

《解析保留》

 

《警告:再現には対象指定の認識精度が致命的に不足しています》

 

 解析保留! 

 

 知ってた! 

 

 でも、はっきりと見えた! 

 

 魔法が発動する前に、その構造情報を直接ハッキングして消去する、バグのような処理。

 

 ありがとうございます、お兄様! 

 

 僕は歓喜のあまり表情が崩れそうになるのを、奥歯を噛み締めて必死に堪えた。

 

 再観測を推奨するな、システムよ。

 

 お兄様の魔法を再観測する状況なんて、命がいくつあっても足りないんだ。

 

「な、なんだと……!?」

 

 自分の魔法が発動しなかったことに、服部は驚愕の声を上げた。

 

 だが、彼は優秀だ。

 

 すぐさま思考を立て直し、次の魔法式を構築し始める。

 

《慣性制御系術式を観測》

 

《対人制圧用の変数処理を記録》

 

 これも美味しい! 

 

 だが、結果は同じだった。

 

 服部の魔法式が、次々と高級なスイーツのように差し出され、達也がそれを片っ端から無慈悲に握り潰していく。

 

 贅沢すぎる光景だが、同時に恐ろしすぎる。

 

 最終的に、達也は魔法を無効化された服部の懐に一瞬で入り込み、物理的な制圧行動──あるいはそれに準ずる最小限の魔法で、あっさりと勝負を決めた。

 

 強い。

 

 いや、「強い」という表現では足りない。

 

 勝負になっていないのだ。

 

 服部副会長が弱いのではない。

 

 お兄様が、魔法科高校という箱庭のルールとは全く別の、遥か高次元の盤面で戦っているのだ。

 

 静まり返る演習室。

 

 僕は、あまりの魔法式処理の美しさと理不尽さに感動し、思わず胸の前で小さく拍手しかけて──慌てて手を止めた。

 

 危ない。

 

 ここで拍手したら人間性を疑われる。

 

 服部副会長がプライドを粉々にされて負けた、シリアスな場面だ。

 

 いやでも、今の魔法式崩壊処理は芸術だった。

 

 スタンディングオベーションを贈りたい。

 

 でも駄目だ。

 

 空気を読め、水瀬悠。

 

「……水瀬さん。今、拍手しようとした?」

 

 真由美が、面白そうに目を細めて僕を見ていた。

 

「……していません。手首のストレッチです」

 

「そう? すごく嬉しそうな顔をしてたけど」

 

「心の中では、拍手喝采を送りました。両者の素晴らしい技術の応酬に」

 

「……正直ね、あなた」

 

 真由美がくすくすと笑う。

 

 だが、僕の心臓を冷たく掴んだのは、真由美の笑い声ではなかった。

 

 演習スペースの中央で、倒れ伏す服部を見下ろしていた達也が、ゆっくりとこちらへ視線を向けたのだ。

 

 達也の目は、服部の敗北など気にも留めていないようだった。

 

 彼の意識は、僕に向けられていた。

 

 服部が魔法式を展開した瞬間。

 

 そして、達也自身がそれを崩壊させた瞬間。

 

 僕がただの試合の観戦者としてではなく、明らかに『魔法式の構造変化』に反応し、その変移を追っていたことを、彼は見抜いている。

 

 達也の瞳の奥で、冷徹な計算式が回っているのが分かった。

 

 僕は息を詰め、ただの「魔法式オタクの二科生」という仮面を顔に張り付けた。

 

 模擬戦は終わり、服部はショックを引きずったまま退室した。

 

 真由美は場をうまく収め、摩利も達也の実力を完全に認めたようだった。

 

 あずさ先輩は達也のCADの扱いと、その奥にある技術に目を輝かせ、深雪は当然のように誇らしげに微笑んでいた。

 

 僕は内心で、服部副会長に深く感謝していた。

 

 あなたの魔法式は、本当に良質でした。

 

 でも、お兄様を相手にしたのが運の尽きでした。

 

 もちろん、口には出さない。

 

「お待たせ」

 

 見学室から出て、外で待っていたエリカたちの元へ戻る。

 

「遅いわよ、水瀬。で、どうだったの? 達也くんの確認って」

 

「……服部副会長の魔法式は、とても洗練されていて良かった」

 

「聞きたいのそこじゃないわよ。達也くんはどうだったの?」

 

「……お兄様だった」

 

「だから、説明になってないってば」

 

 エリカが呆れ、レオが「なんだそれ」と首を傾げる。

 

 美月だけが、「でも、水瀬さんがそう言うなら、すごく圧倒的だったんですね」と優しく解釈してくれた。

 

「うん。すごかった。服部副会長が弱いわけじゃないのに、まるで勝負の次元が違ったよ」

 

 僕は、達也の格を友人たちにもしっかりと伝えた。

 

 帰り道。

 

 僕は精神領域で、今日服部から得た大量の良質な術式を眺めていた。

 

 高精度制圧用魔法式。

 

 高速連続起動の構築パターン。

 

 対人干渉用の変数処理。

 

 手がうずく。

 

 使いたい。

 

 すごく使いたい。

 

 これを僕の『表面制御』に混ぜたら、対象指定がさらに速く、綺麗になる。

 

 これを『重心制御』に混ぜたら、体勢崩しすらできるようになる。

 

 組み合わせのパターンが、脳内で無限に広がっていく。

 

 でも。

 

 駄目だ。

 

 今日の今日で、これを自分の魔法式に統合して使ったら、達也の疑惑は確信に変わる。

 

『ただの応用』という言い訳は、もはや通用しない。

 

 僕は、押し寄せるコレクターとしての欲望を、奥歯を噛み締めて必死に押さえ込んだ。

 

 使わない。

 

 今日は絶対に、新しい魔法式を引き出さない。

 

 ……我慢できた。

 

 偉い。

 

 今日の僕は、賢い観測者だ。

 

 よしよし、この調子だ。

 

 ◆

 

 司波達也 視点

 

 服部との模擬戦を終え、帰宅の途につきながら、俺の思考は水瀬悠の反応を分析していた。

 

 彼女は、服部が魔法式を展開した瞬間、明らかにその構造の成立に反応していた。

 

 そして、俺が服部の魔法式を崩壊させた瞬間にも、事象の変化ではなく、情報体そのものの消失に反応していた。

 

 ただ目で追っていたのではない。

 

 あの異常な速度で展開・崩壊する魔法式の構造変化を、確実に『認識』していた。

 

 だが。

 

 今日、彼女が自身の魔法を使うことは一度もなかった。

 

 昨日までなら、見たものを即座に自分の術式に応用し、無意識のうちに漏らしていたはずだ。

 

 使えなかったのではない。

 

『使わなかった』のだ。

 

 俺の視線を警戒して、意図的に魔法のアップデートを止めた。

 

 それはつまり、水瀬悠が『自分が俺に疑われていることに気づいている』という明確な証拠だ。

 

 そして、隠そうとしている。

 

 ただの応用力が高い生徒であれば、隠す必要などない。

 

 彼女が隠しているものは、もっと根本的な、魔法の常識を覆す何かだ。

 

 記憶、解析、模倣。

 

 いや、違う。

 

 そんな生易しいプロセスではない。

 

 あれは、事象の『完全な複製(コピー)』に近い。

 

 水瀬悠。

 

 彼女が何を隠しているのか。

 

 確かめる必要がある。




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