学園の天才は自由を謳歌する   作:ラハイロイはいいぞおじさん

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鳴潮の二次創作ってすくないよねってことで初投稿です。

ちなみに見切り発車なので続くかはわかりません。
描写を書くのは得意だけどセリフは苦手なのです...


反省文なんて書くことになることをする方が悪い

時に諸君。人生というものは楽しむべきものではなかろうか。

やりたいことをして、やりたくないことはやらない。

それでいいじゃないか。なぜわざわざやりたくないことをするのだろうか?

 

「ハーディス君。結構憂鬱そうな顔してるね。なんかあったの?」

 

そう聞いてくるのは金髪を伸ばしたお胸がおっきなギャル、リンネー。

俺のサボり友兼サイクリング友である。時として彼女とは共にサボりを敢行しているのだが、今日は偶然学園でばったり会っただけなのだ。

胸なんて見てないよ。

 

「いや、エンレス教授から呼び出されてね。さすがに卒業単位に必要だから行かないという手はないのよね。」

「ふーん、どうせあんたの事だから適当レポートを出したんでしょ?」

「え、なんでわかるんだよ。」

「そりゃ、あんたとは入学してからの関わりなんだから。そうでしょ?天才様?」

「よしてくれよ、その呼び名は。むず痒い。」

「ふふ、でもからかいがいのある反応をするあんたが悪いんじゃない?」

 

まったく、リンネーさんにはかないませんな!

 

「冗談はそのくらいにして、最近そっちはどうなの?出席足りてる?」

「ちょっと!痛いとこつかないでよ~!」

「さっきの仕返しじゃい。あっと、もうそろそろ時間だし行かなきゃダナ~めんどくさい。」

「オッケー、ならまた今度!」

「はいはい、また今度また今度。」

 

そうやって、彼女と別れる。

リンネーといるときは結構リラックスできるのだ。

そう、この後に待っている事を考慮しなければというお話ではある。

少し歩いて目的の場所につく。扉を歩けば待ち人がいた。

 

「はぁ、やっときましたか。」

「すみません、友人と話が盛り上がっていたもので。ははは。」

 

と話すのは俺の担任教授であるエンレス教授。

黒に青のメッシュが入った髪をオールバックにしたロイ人の教授。

ダンディーな雰囲気をまとったシゴデキタイプの教授である。

 

「では早速本題に入らさせていただきますが。」

 

と机に一枚の髪を叩きつけられる。

 

「ハーディス君!!こんな適当な研究報告で単位がもらえると思っているんですか!?!?」

「はい、さーせん!」

 

えー、担当教授に怒られています。

くそ、課題の研究報告をてきとーに書いたのがダメだったのか!?

ダメですね、はい。そもそもレポート用紙一枚しか書いてないし。でもしょうがない。一枚で事足りる事しかやってないし、それで理解できないのが悪い。え?理解はできてる?さいですか......

 

「いや、でもほんとにこのくらいしか書くことがないんですよ~」

「もともと今回の課題はレポート用紙5枚以上と、緩めにしていたはずです!!」

「えだって簡潔で分かりやすいじゃないですか。なんですか?小〇構文にでもしろと?」

「小〇構文?何のことかは知りませんが、そもそもテーマから見直せば...!!」

 

〇泉構文を知らない!?

まぁ、それはどうでもよく。文字数を稼ぐためだけに同じことを繰り返すのはあまりよろしくない。

俺が好きじゃないし。愉しくない。

 

「教授、そんな怒ってたら血管切れてヘル先にお世話になりますよ」

「誰のせいでこうなっていると...!!!」

「俺っすね、たはー!」

 

「わかっているなら」と、そのあとも教授から叱責をいただく。

別に教授を馬鹿にしているわけではない。レポートを書くのが面倒くさいのだ。

完成品を出せばすぐに終わるようにしてほしい。そうすれば俺だってちゃんとする......きっと。

 

 

 

そんなわけで、教授からのお叱りから解放された俺は学園の外に来ていた。

試作品のレールガンの試し打ちである。

レールガンと言っても見た目が無骨ではなくスリムな見た目である。電磁加速用に銃身が少々長めで専用の弾さえあれば撃てる汎用向けの武器である。本来ならもっとロマンあふれる武器を作りたかったのだが。課題が一般向けの開発だったのでしゃあなし。

セーフティーを解除し引き金に手をかける。

 

「さて、威力はどんなものなのかな...」

 

銃口から弾が射出される。

ソニックブームを起こし、勢いよく飛んで行った弾はそのまま着弾地点へと当たり。

 

鼓膜が破れ欠けた。

共鳴能力を使っていなければおそらく鼓膜が仏になっていたことだろう。

弾の構造をミスしたのか目の前では強力な爆発が起こっている。

さて、後処理をどうしようか...

そんな風に考えていると視界の端から人影が見える。

 

「大丈夫でs…ハーディス君でしたか。」

「あ、モーニエ教授。ちっす。やらかしました。」

 

モーニエ教授。スペーストレック研究員のエンジニアをやりながら学園で教授をやっている凄い人。

昔の実験で起きた事故で足が義足になっている人だがその義足は普通にきれいなので本人に似合っている。

…..ちなみに効率のためとかいって謎味のエネルギーチャージしか食べていない残念な人でもある。

いつか、ドカ食い気絶させてやる。

 

「教授はフィールドワークですか?」

「はい、ですが謎の爆発が起きたので一度中断になりましたけど。」

「.........俺のせいっすね。いや、申し訳ない。けが人とかは出てないですか?いるんだったら俺が責任を持ってヘル先のところに連れて行くんですけど。」

「けが人はいませんが...ハーディス君。試作品の試運転をするのは構いませんが無暗矢鱈に撃つのは...」

「はい。すんません、はい。反省してます。」

 

モーニエ教授は、まぁ結構縁のある側であるため結構話す中であるが起こる怖いの一言に尽きる。

なんというか理詰めって怖いね?

 

「今に始まったことではありませんから......今回は特に被害もなかったため特に言及はしませんが、今回はどのような武器を開発したのでしょうか?」

「レールガンっすね。電磁加速する版の銃、一応射出時点でソニックブームが発生していたので音速は超えています。それこそ、物体運動を操るタイプの相手でもなければ基本的にはこいつだけで即殺ですね。まぁ...威力はもう少し考えないといけなさそうですけど。」

 

と、爆心地の方を見てみる。まるで焦土だ。

さすがに誇張表現が過ぎるが平然とした顔をしてクレーターができている。まるでもとからそこにあったかのように。

 

「教授さえよかったらデータ渡しますよ。何に使えるかは知りませんが。」

「ありがとうございます。では、失礼します。生徒達も待っていますので。」

 

そう言って去っていくモーニエ教授。

一応大丈夫かを背後から見守りそれを見届けてから目の前の光景に目を移す。

 

「さてと、まぁ反省文は覚悟した方がいいのかなぁ。いや、隠蔽工作をすればいいのでは???」

 

やはり俺は天才様だったようだ...

そうして、いい感じに土を柔らかくし、いい感じに馴らし何もなかったことにする。

もちろん散乱している弾丸の残骸も回収して。

これで隠蔽工作は完璧だな!!!

がっはっは!!!我の勝利なり!!!

 

 

 

 

 

ちなみに、その後ばれて普通に反省文を書くことになりますた。

おかしいちゃんと隠蔽工作はしたのに。

まさか、モニモニ教授が...!!!

 

...さすがにモニモニ教授がチクることはないからフィールドワークの学生の誰かが報告したんだろうな。もしくは観測されちゃってたのか。

とほほ......俺の自由にできる時間が...

 

 




Tips:
ハーディス君はエクソストライダー工学部の首席入学者である。


Q.ハーディスについて
「ハーディス君ですか?彼は、私が言うのも憚られますが天才だと思います。彼は頭の回転が非常に早く私の話も聞いた傍から理解しているようで。勉学においてあまり困っているという話は聞いたことはありません。彼自身の気質的には自身のやりたいことだけをやっているという風に感じます。ハーディス君とは仲良くしているのですが、そのせいで他の教授から彼を説得してほしいとせがまれることはありますね。」ーーモーニエ
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