転生サトシの旅路   作:ナノブ

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23.約束を破ったら〝10まんボルト〟の刑

第41話 サイクリングロードを駆け抜けろ

 

 

草原を抜け街に入ると、サニータウンまで続く大きな橋を見つけた。

 

 

「おぉぉ~……」

 

「大きな橋ね~!」

 

「そうか、もうできてたのか!」

 

 

タケシが持つ地図には、建設中と書いてあったらしい。

これで回り道せずにサニータウンまで行ける。

そう思ったが、まだ一部工事中らしい。

しかも全長20㎞。

歩きで行くと日が暮れるらしく、自動車と自転車しか通れないことがわかった。

サイクリングロードは開通しているが、俺達は自転車を持っていない。

 

一先ずポケモンセンターに行って、ポケモン達を回復させる。

するとポケモン達を受け取ってくれたジョーイさんが何やら困っている波導を出していたので、声をかけた。

 

 

「あら、ごめんなさいね。顔に出ていたかしら?」

 

「いえ。何となく、困っているみたいだったので。俺達にできることなら、協力しますよ」

 

「まぁ!ありがとう!実はサニータウンに、病気で弱っているポケモンがいるの」

 

「「「えぇ!?」」」

 

 

そういえば、サイクリングロードを通る際、何か一悶着起きたような。

ジョーイさんは薬を取り出した。

 

 

「サニータウンのポケモンセンターまで、この薬を届けてもらいたいの。私が行ければいいんだけれど、今人手が足りなくて、ここを離れるわけにはいかないのよ」

 

「橋を渡って、ですよね?」

 

「そうよ」

 

「でも、自転車がないと………」

 

「もちろん、ここの自転車をお貸しするわ」

 

 

渡りに船か。

病気のポケモンを助けるためにも、俺達が一肌脱ごう。

 

 

「そういうことなら、行ってきます!」

 

「よかったぁ!自転車は駐輪場にあるから、よろしくね!」

 

「はい!」

 

 

カスミと一緒に駐輪場に向かおうとすると、タケシがジョーイさんの手を握る。

 

 

「自分は、ここに残りあなたのお手伝いを―――」

 

「さっさと来る!」

 

 

カスミに耳を引っ張られていった。

ピカチュウと一緒に苦笑いするしかない。

 

無事自転車を手に入れて、サイクリングロードを走る。

俺は普通の一人乗り用の自転車だけど、カスミとタケシは二人乗り用の自転車だ。

それしかなかったので仕方ない。

しばらく走っていると休憩エリアに辿り着いたので、水分補給をする。

再び出発しようとすると、向かい側から爆音でチャリンコ暴走族がやってきた。

 

 

「な、何……?」

 

「チャリンコ暴走族だ!」

 

「チャ、チャリンコ暴走族?」

 

「かかわらないほうがいい!」

 

 

タケシが忠告のように言ってくれるが、あっという間に取り囲まれてしまう。

 

 

「おめーら、見かけねぇ顔だな?」

 

「あ、あぁ。サニータウンにいる病気のポケモンのために、薬を届けに行く途中なんだ」

 

「悪いが、通してくれないか?」

 

 

怯えることなく告げた俺の後に続いてタケシが強気で言うと、チャリンコ暴走族の一同は驚いた顔をした。

 

 

「な、何!?病気のポケモンへ!?だ、だが、俺達に挨拶もなしに通らせるわけには――」

 

「薬を届け終わったら、幾らでもバトルしてやるぜ?」

 

「言ったな?よーしおめーら!俺たち皆で先導してやれ!」

 

 

「「「「「「おおおおーーーーー!!!!」」」」」」

 

 

 

というわけで、意外と聞き分けのいい連中で先導してもらうことになった。

皆チャリンコ暴走族に関わるまいと避けていくので、サニータウンまでの道のりが楽っちゃ楽だった。

おかげで前より早く着くことができ、嵐に遭わずに済んだ。

 

 

「ジョーイさん!お待たせしました!」

 

「まぁ!早かったわね!ありがとう!これで、この子も大丈夫ね!」

 

 

そう言ってジョーイさんは、水槽の中のシェルダーに薬を振りかける。

するとあっという間にシェルダーは元気になった。

 

 

「うわぁ!シェルダーだ!可愛い!」

 

 

カスミは相変わらず水ポケモンにメロメロだ。

タケシが無事薬を届けたことをジョーイさんに連絡している横で、チャリンコ暴走族のマサとミサの挑戦を受ける。

 

 

「さぁ!薬は届けた!俺達に挨拶しな!」

 

「望むところだ!」

 

 

ポケモンセンターの外にあるバトルコートを借りて、いざ勝負!

というところで、ロケット団が何故か一輪車に乗って現れた。

 

 

「なんだかんだと聞かれたら」

 

「答えてあげるが世の情け」

 

「お前ら、でんきだまは?」

 

 

ロケット団の口上を無視して話しかけると、ズコッとズッコケた。

 

 

「ちょっと!これやんないとあたし達の出番の意味ないじゃない!」

 

「お前達の出番なんてどうでもいいよ。それより、でんきだまは?」

 

「ふんっ!我らが約束を守るとでも思ったか!そんな高価なもの―――」

 

「ピカチュウ、〝10まんボルト〟だ」

 

「ピィィィィィィカァァァァァァチュウウウウウウウウ!!!!!」

 

 

そうかもしれないとは思ったが、案の定ロケット団に約束を守る意思が微塵もなかったので、言い訳を聞かず問答無用で〝10まんボルト〟した。

「「「やな感じーーーーー」」」と一輪車ごと吹っ飛ばされていく。

これからは口上を聞かずに〝10まんボルト〟してやろう。

 

 

「あ、兄貴ぃぃぃぃ!!?」

 

「姉御ぉぉぉぉ!!?」

 

 

チャリンコ暴走族のマサとミサがロケット団が吹っ飛ばされたことで驚愕しているが、悪い。

俺はあいつらには容赦ないんだ。

その後、よくも兄貴と姉御を!!!!と襲い掛かってくるマサのゴローニャとミサのパルシェンを、仲間になったばかりのニョロモとコイルで倒した。

あまりにもあっさり倒してしまったからか、他の仲間達にもバトルを挑まれたが全て返り討ちにする。

 

その過程で、ニョロモがニョロゾへ、コイルがレアコイルへと進化した。

レベルもあがっていいかんじーである。

バトルを終えるとこちらの強さを認めてくれたのか、俺がロケット団を吹っ飛ばしたことをすっかり忘れて兄貴と慕ってくれるようになった。

あまり嬉しくはないので、受け流す。

 

ポケモンセンターで手持ちをピカチュウ、リーフィア、ニンフィア、ケンタロス、ガルーラ、カラカラにしてサニータウンを出発する。

そこで驚いたが、なんとカスミがシェルダーをゲットしていた。

俺がバトルしまくっている横で、シェルダーを猫可愛がりしたら懐かれたらしく、ジョーイさんにも是非と言われたらしい。

 

 

「あたしだけサファリゾーンでのゲット少なかったし、いいかんじー!」

 

 

とは、カスミの言葉だ。

まぁいっか。

そして次の日、ロケット団からでんきだまが届けられた。

俺が本気で怒ると問答無用で存在を無視される可能性があり、それはたまったもんじゃないと思ったらしい。

まぁ存在を無視するというか、口上中に〝10まんボルト〟で吹っ飛ばして無視するというか。

何はともあれ、でんきだまが手に入って俺もいいかんじー。

さっそくピカチュウに持たせた。

 

 

 

 

 

第42話  メタモンとモノマネ娘

 

 

次のジムバッジを手に入れるためグレンタウンを目指して旅を続けていると、急に大雨に降られる。

急いで雨宿りしようと辺りを波導で見渡すと、イミテハウスなる大きな屋敷があったので、お邪魔させてもらう。

看板が傾いていたが、今はやっていないのだろうか。

 

 

「ごめんくださーい!」

 

「誰かいませんかー!」

 

 

声を上げても、誰も出てこない。

奥に進むと、まるで舞台装置のようなものがあった。

 

 

「何だか、芝居小屋みたいだなぁ」

 

「「ピカチュ」」

 

「ん?」

 

 

ピカチュウの声が二重に聞こえたような気がして振り向くと、ピカチュウが一体増えていた。

 

 

「ピカ~~?」

 

「ピカ~~?」

 

「わぁ可愛い~~!」

 

 

俺のピカチュウと同じ動作をするピカチュウを、カスミが歓声を上げながら近寄って抱き上げる。

 

 

「この子あたしがゲットしちゃおーっと!…………って、ななな、なにこれ!?」

 

 

ピカチュウと思わしきポケモンを抱き上げたカスミが、その顔を見て驚いたようにポケモンを落とす。

 

 

「何やってんだ?」

 

「だ、だって!あのピカチュウ、なんか変!」

 

 

カスミが指差した先のピカチュウは、確かに顔が何か変だった。

まるで違うポケモンの顔のような…―――――と思ったところで、思い出した。

波導で調べてみると、やはり。

 

 

「この子、メタモンだ」

 

「メタモン?」

 

「あぁ。メタモンが〝へんしん〟した姿だよ」

 

「ピッ――――メタッ!?」

 

 

言い当てられたことに驚いたのか、ピカチュウ基メタモンが飛び上がって〝へんしん〟を解く。

 

 

「よくわかったわね!」

 

「ん?」

 

「誰!?」

 

 

物陰から、俺と同じ服を着た少女が現れる。

 

 

「あたしは、モノマネハウスのイミテ」

 

「物真似って…………だから俺と同じ格好をしてるのか」

 

「そゆこと」

 

「俺はマサラタウンのサトシ」

 

「あたしカスミ」

 

「タケシだ。うぅむ、後七年待たないとな」

 

「おいおい」

 

 

カスミがタケシに突っ込んでいるのを聞きながら、イミテにこのメタモンはまだ上手く〝へんしん〟できていないんじゃないかと突っ込む。

前と同じように、まだイミテのメタモンは完全な〝へんしん〟ができない変な癖がついたままだった。

 

 

「真似は真似。育てるとなると話は別だな。所詮は偽物」

 

「厳しいご意見ねー」

 

「言ってくれちゃうわね。でも、それってメタモンのすごさを全然わかってない人の言うことよ」

 

「メタモンのすごさ、か」

 

「勝負してみない?そしたらわかるわよ、サトちゃん?」

 

「サトちゃん、って……」

 

 

何だかんだで、バトルすることになった。

前は知識不足で負けてしまったが、今回はそうはいかない。

でんきだまを持ったピカチュウの力を試すのにちょうどいい相手でもある。

 

 

「ピカチュウ、君に決めた!」

 

「ピッカー!」

 

「行けぇ、メタちゃん!〝へんしん〟よ!」

 

「モンモン………ピカァ!」

 

 

本来〝へんしん〟している隙を狙ってもよかったのだが、今回は公式試合じゃないのでそこまで突き詰めなかった。

イミテのメタモンが〝へんしん〟してピカチュウになったところで、バトルスタートだ。

 

 

「ピカチュウ、〝10まんボルト〟!」

 

「ピッカァ!」

 

「メタちゃん、〝こうそくいどう〟!」

 

「ピカ!」

 

 

でんきだまで威力の上がったピカチュウの〝10まんボルト〟は、〝こうそくいどう〟で避けられてしまう。

 

 

「なら〝でんこうせっか〟!」

 

「こっちも〝でんこうせっか〟よ!」

 

 

スピードが上がっている分向こうの〝でんこうせっか〟の方が有利かと思いきや、〝でんこうせっか〟を使いまくっている分練度が物を言い、俺のピカチュウの方が動きのキレがよく相手のピカチュウを吹き飛ばした。

 

 

「うそ!?」

 

「〝10まんボルト〟!!」

 

「ピィィィカァァァチュウウウウウウウ!!!!」

 

 

空中に吹き飛んだところを狙って放った〝10まんボルト〟は、見事直撃する。

効果いま一つにもかかわらずふらふらになったところを、再度〝でんこうせっか〟からの〝かわらわり〟で戦闘不能に持っていった。

 

 

「メタちゃん!」

 

「ピ………モン~~……」

 

 

〝へんしん〟が解けたメタモンを、イミテが抱き上げる。

やばい、やりすぎたかも。

 

 

「ご、ごめん。大丈夫?」

 

 

慌てて俺も駆け寄って、メタモンにキズぐすりをあげる。

 

 

「あ、ありがと………。謝らないでいいよ。勝負を仕掛けたのはこっちなんだから。サトちゃん、強いんだね。あたし達びっくり!」

 

「モン!」

 

 

すぐに笑顔を見せてくれたイミテにホッとして、俺もお礼を言う。

メタモンが回復した後、イミテは俺達を衣裳部屋に案内してくれた。

そこで色々な物真似を見せてくれる。

 

そしてメタモンとイミテの話になった。

全部のポケモンの技を知り尽くし、メタモンの〝へんしん〟に合わせて、より強力な技を命令できるトレーナーはすごい。

その分、いつでも対応できるようにイミテはかなり勉強したのだろうとタケシとカスミが話しており、イミテが照れている。

 

 

「確かにすごいな。俺が目指してるのはポケモンマスターだけど、イミテが目指してるのはメタモンマスターってところか?」

 

「すごい!なんでわかったの!?」

 

 

転生者としての知識ですはい。

 

 

「メタモンマスター。早い話が究極の物真似芸人!」

 

 

どうやらイミテはポケモンの真似をするのが好きで、このモノマネハウスを始めたらしい。

旅する人に旅の疲れを癒やしてもらえたら、なんて立派な動機だ。

しかしメタモンが上手く〝へんしん〟できない癖で、休業していたようだ。

話を聞いていたら、突然舞台にスポットライトが当たり、ロケット団が現れた。

 

確かメタモンの悪い癖はロケット団に攫われたことで直ったはずなので、ここは見逃してメタモンをわざと攫わせる。

メタモンが攫われたことでオロオロしてしまうイミテを落ち着かせ、俺の波導とタケシのズバットでロケット団が撤収した場所を探し出し、イミテの提案でロケット団員の服を着て突撃した。

 

 

「なんだかんだと聞かれたら」

 

「答えてあげるが世の情け」

 

「あー!真似するんじゃなーい!」

 

「世界の破壊を防ぐため」

 

「世界の平和を守るため」

 

「くぅぅ!ジャリンコのくせしやがって!」

 

「愛と真実の正義を貫く」

 

「ラブリーチャーミーな主人公」

 

「サトシ」

 

「カスミ」

 

「タケシ」

 

「イミテ!ゲストだけど!」

 

「銀河を駆けるロケット団の俺達には!」

 

「ホワイトホール、白い明日が待ってるぜ!」

 

「ピーカピーカ」

 

 

ロケット団のお得意の口上と共に、登場である。

 

 

「真似すんだったらもっとちゃんとやんなさいよ!ちゃんと!」

 

「愛と真実の悪を貫くだ!あ・くを!!」

 

「メタモンを返してもらうわよ!」

 

「ダメだニャース」

 

「ダメだニャース」

 

 

ニャースが二体いて、ちゃんと顔もニャースになっていた。

カスミとタケシが驚く中、ロケット団の下でパーフェクトな物真似を実現したのだとわかり、イミテがロケット団の手を握ってお礼を言っている。

一件落着。

 

ピカチュウの〝でんこうせっか〟でメタモンが〝へんしん〟している方のニャースを掻っ攫い、〝10まんボルト〟で一気に空の彼方に吹き飛ばした。

いい仕事ご苦労さん。

 

 

「すごい!なんでこっちがメタモンってわかったの!?」

 

「えっ……」

 

 

波導のことを詳しく説明するのはあれなので、適当に濁したら何やら尊敬の目を向けられた。

そしてマスターを目指すもの同士、連絡先を交換しておかないかと言われたので交換することにする。

雨が上がり、イミテハウスの看板がずれていたのを直せば、モノマネハウス復活だ。

たまにはまた寄って行ってね、という声に手を振って答え、また旅に戻るのであった。

 

 

 

 

 

第43話 電脳戦士ポリゴン

 

 

辿り着いたマッチャシティ。

よく覚えている。

ポリゴンショックがあったお話だ。

 

ポケモンセンターによると、前のように電話が鳴りっぱなしでジョーイさんは大忙し。

アキハバラ博士と呼ばれるおじさんが何やら大きな声を出して、

 

 

「そんなことはありえん!転送装置は、私が作ったんだぞ!ハードにもプログラムにも、何の問題もない!」

 

 

と声を張り上げていた。

ジョーイさんに事情を聞くと、キュウコン等の珍しいポケモンを送ると転送先でコイキングになっていたり、まったく届かなかったりというミスが多発しているとのこと。

タケシがウイルスが入っているならワクチンソフトを導入すればと言ってみても、アキハバラ博士は、ポケモン転送装置は専用回線を使っているので簡単によそからウイルスが入ったりはしないと言って、出て行ってしまった。

 

 

「なぁんか怪しい……」

 

「ジョーイさん。俺達、もう一度アキハバラ博士のところに行って、詳しいことを聞いてみます。アキハバラ博士の家までの地図、お願いできますか?」

 

「えぇ、任せて!」

 

 

ジョーイさんの手書きの地図を頼りに、アキハバラ博士の家まで行く。

待ち受けていたのは、ホログラム化されたアキハバラ博士。

ホログラムアキハバラ博士の案内に従い、円形の台座の上まで歩くと、扉が閉まって閉じ込められてしまった。

 

モンスターボールを送る転送機の大きなものだと思ってくれ、とアキハバラ博士が話しているとポリゴン初号機がやってくる。

話を聞くと、変な連中がポリゴン零号機を奪い、この転送機を使って電脳世界に入り込んだ、連中はそこで転送中のポケモンを盗んでいるのだろう、ということだった。

変な連中とはロケット団か、とピンとくる。

今ワクチンソフトを注入すると中にいる人間達も一緒に消えてしまう、だから困っているのだということだった。

 

何か解決方法は、と聞くと誰かが電脳世界に入りロケット団を捕まえてくればOK、と……。

タケシはまだ誰も電脳世界に行ったことがないと言い、カスミは万が一戻ってこれなかったらと不安がっている。

俺一人だけで、と思ってももう装置に閉じ込められてしまっている。

アキハバラ博士は問答無用で装置を発動させ、俺達を電脳世界に送り込んだ。

 

電脳世界に入って落下していたところを、大きくなったポリゴン初号機に助けられる。

しばらくポリゴン初号機に乗って移動していると、ストップと書かれた看板とロケット団を見つけた。

ポリゴン零号機の対処をポリゴン初号機に任せ、アーボック、サワムラー、マタドガス、ギャラドス、ニャースの相手を、ピカチュウ、リーフィア、ニンフィア、ケンタロス、ガルーラでしていく。

 

俺がロケット団の相手をしている間に、カスミとタケシにハイウェイを元に戻してモンスターボールを通れるようにしてもらう。

ポリゴン初号機の勝ちでポリゴン同士の決着がつくと同時に、ロケット団との決着もつく。

〝10まんボルト〟で撃退してもよかったが、ここは電脳世界。

吹っ飛ばせばいいというわけではない。

 

バリケードを順調に片付け終わった後すぐにアキハバラ博士から、ジョーイさんが待ちきれずに強力なワクチンソフトを撃ったと連絡がきた。

俺達がポリゴン初号機、ロケット団がポリゴン零号機に乗って急いで転送ポイントへと向かい、現実へと帰還する。

しかし強力なワクチンソフトがどういうわけか現実にも影響を及ぼし、アキハバラ博士の研究施設が丸々吹っ飛んでしまった。

 

まぁ、人間が電脳世界に入るなんていうとんでも技術を悪用されなくなると思えば、一件落着かな?

ロケット団も今回ばかりは吹き飛ばさないでいてくれたことに感謝したようで、何もせず帰っていった。

 

 

「はぁぁ~~~。もう二度と、電脳世界になんて行きたくないわね」

 

「散々な目に遭ったなぁ」

 

「はは……ちょっと楽しかったけどな」

 

 

ポケモンセンターに戻って一息ついていると、ポリゴン初号機とポリゴン零号機を抱えたアキハバラ博士がやってきた。

 

 

「あれ?アキハバラ博士……」

 

「まだ何か?」

 

 

うんざり、という顔を隠そうとしないカスミに苦笑すると、アキハバラ博士は顔を横に振った。

 

 

「いや、そうじゃない。実は君達に、このポリゴンを一体連れて行ってほしいと思ってね」

 

「え?」

 

「ポリゴンを?」

 

 

驚いて二体のポリゴンに目をやる。

前はこんなことなかった。

 

 

「人間用転送機をもう一度作ろうと考えたが、それもやめる。また今回みたいに悪用するやつが現れないとも限らない。そして電脳世界に行き来できるこのポリゴンに、目を付けられないとも限らない。一体はポケモン用転送装置の管理人として送るとして、もう一体は正直手に余るんだ。だから、このポリゴンに世界を見せてあげてほしい」

 

 

どうやらちゃんと考えてるようだ。

そういうことなら。

 

 

「俺達と行くか?ポリゴン」

 

「!」

 

 

俺達とロケット団を撃退したポリゴン初号機の方が、俺の腕の中に飛び込んできた。

この世界ではゲットできないと思っていたが、ラッキーだ。

 

 

「ポリゴン、ゲットだぜ!」

 

「ピッピカチュウ!」

 

 

思わぬ仲間を加えて、旅はまだまだ続く。

 

 







・『でんのうせんし ポリゴン』より。
日記形式のようになってしまって申し訳ない。
配信サイトで配信されていない回なので、見ることができずかいつまんだ情報しか得られなかったのが原因。
けどポリゴンをゲットさせたかったので、無理やりねじ込みました。
こういう形ですまない…。





スイクン(色違い) Lv.49

エーフィ♀  Lv.50

リザードン♂ Lv.50 -太陽-

ピカチュウ♂ Lv.50

ロコン♂(色違い) Lv.43→46

バタフリー♂ Lv.43

ピジョン♂  Lv.44

ニドキング  Lv.43

フシギダネ♂ Lv.44

ヒトカゲ♂  Lv.44

カメール♂  Lv.42

クラブ♂   Lv.41

ニンフィア♀ Lv.40→42

ゲンガー♂  Lv.53

バタフリー♀(桃色の色違い) Lv.20 -モルガナ-

ゲンガー♂  Lv.41

オコリザル♂ Lv.48

ブラッキー♂(色違い) Lv.38

ガーディ♂(ヒスイの姿) Lv.41

リーフィア♂ Lv.20→30

ベトベトン♂ Lv.40

コイル→レアコイル(色違い) Lv.35→40

ケンタロス♂ Lv.28→32

ガルーラ♀  Lv.25→29

ニョロモ→ニョロゾ♂  Lv.15→30

サイホーン♂ Lv.26

ストライク♂(色違い) Lv.30

ゾロア♀(色違い) Lv.25

ヒンバス♂(色違い) Lv.20

ラッキー♀  Lv.23

カラカラ♂  Lv.15→23

ポリゴン   Lv.25 NEW!

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