転生サトシの旅路   作:ナノブ

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31.強敵を見据えて

第64話 温かい仲間

 

 

サカキ様が本気メンバーに加え、メガシンカポケモン二体+ミュウツーを出してくるかもしれないとわかってから、ナツメに本気メンバーでのガチバトルを申し込んだ。

俺の役に立てるとわかったらしいナツメは笑顔で了承してくれて、トゲピーがいる関係上フルメンバーにするのは難しいので、三体三を二回やることでフルバトルと見立て、バトルした。

 

結果はどちらも俺の負け。

いいところまで行ったのだが、メガシンカしたフーディンに全てをひっくり返された。

ピカチュウも、太陽も、エーフィも、ブラッキーも、ゲンガー(のろわれボディ個体)も、コノヨザルも。

全員打ち負かされてしまった。

逆を言えば、メガシンカさえされなければ俺が勝っていた可能性もあるのだが、メガシンカを二回してくるだろうサカキ様を相手にするのであれば、そんなことは言っていられない。

 

アポロのメガヘルガーに勝てたのは、改めて油断していてくれたことが大きかったのだと実感した。

今よりもレベルが低い状態でよく勝てたな、あの時の俺達。

皆ありがとな。

 

 

「サトシ」

 

「ん?何だ?」

 

「いや、なんだ、その………」

 

「?」

 

 

タケシが何やら言いづらそうに言い淀んでいる。

何かと思って首を傾げれば、大丈夫か、と聞かれた。

はて。

 

 

「大丈夫って………大丈夫だけど……」

 

「お前、旅に出てから、これが初めてのまともな負けになるんじゃないか?」

 

「え…………」

 

 

思い返してみれば、確かにそうかもしれない。

負けそうになったことは何回もあったが、実際に負けまでいったことはなかったような?

あぁなるほど。

それで言いづらそうにしていたのか。

 

だが大丈夫。

負けは、前の時に何度も何度も何度も経験してきた。

それこそ嫌になるほど。

今さら一回の負けで、落ち込んでいられない。

これから強敵とのバトルが待っていると知っているので、尚更。

 

負けは、知識の中だけで知っていることじゃない。

サトシが実際に経験してきたのだ。

負けて悔しい思いは、ちゃんと知ってる。

腐らないように、気持ちを強く持って。

前に進むのが何より大切なことも。

ちゃんと、知っている。

 

 

「大丈夫だよ、タケシ。俺は大丈夫。気持ちが落ち込んだりはしてない。むしろ、俺達よりもまだまだ上の存在を直接肌で感じることができて、ワクワクしてるぐらいだ」

 

「ピカピッカ!」

 

「最後のバッジを前にして、調子を崩したりなんかしないよ」

 

 

ピカチュウも同じようで、支障をきたす様子はない。

タケシは俺の言葉が見栄っ張りじゃないとわかると、微笑んでくれた。

 

 

「サトシらしい。よかったら、俺も本気で相手をするぞ?」

 

「是非お願いします」

 

「あたしもあたしも!」

 

「あぁ、カスミも頼む」

 

 

本気のタケシとカスミともメンバーを変えて戦い、俺の調子が変わらずいいことを身を以って体感してもらった。

結果?

 

どっちも俺の勝ち!

タケシは苦笑しながら喜んでくれて、カスミは非常に悔しそうにしていた。

ちなみにタケシ達としたのも三体三を二回するバトルだ。

 

タケシ戦に出したのはバタフリー、ニドキング、カメール、ゲンガー(ふゆう個体)、リーフィア、サイホーンだ。

レベルが低いもの達も選出したが、そこはタケシがレベルを合わせてくれた。

ゲンガーは特性がふゆうなので地面技が効かず浮いているので岩技も避けやすくタケシ達を苦戦させてくれたし、リーフィアは相性で以て無理やり一体を持っていってくれたし、サイホーンはタケシの進化したサイドンに張り合ってサイドンに進化してくれた。

 

カスミ戦に出したのはピジョット、フシギダネ、キングラー、ベトベトン、ジバコイル、カブトプスだ。

カスミのエースであるスターミーに少々手こずったが、皆が上手いことやってくれた。

そういえば俺の勝ちで終わった時、カスミと

 

 

「………サトシ!」

 

「ん?おう!」

 

「あたし、絶対あんたに勝てるように………ううん。あんたの隣に立っても恥ずかしくないようなトレーナーになる!あんたに背を預けてもらえるような、あんたの信頼に応えられるような、水ポケモンマスターになる!」

 

「?もうカスミは、そんなトレーナーになってるだろう?」

 

「!!~~~~~ッ!い、今のままで満足してたら、あんたに置いてかれちゃうでしょう!そうならないように、あたしも努力してもっと強くなるって言ってるの!!」

 

「…………そっか。わかった。俺も、カスミの面目を潰さないような、立派なトレーナーになるよ!」

 

「…………期待してるわ」

 

 

というような会話をした。

改めて宣言する気になったカスミの心境に、何があったのだろう。

俺に負けたままで終われないってところなのか?

カスミも負けず嫌いだからな。

 

バトルが終わった後、互いに反省点を言い合ってから俺のサイドンが進化したので、母さんが送ってくれた荷物の中にあったプロテクターを持たせ、タケシのゴローンと交換してドサイドンに進化させた。

忘れないうちにポリゴンにもアップグレードを持たせ、ポリゴン2に進化させる。

 

ナツメにもバトルの特訓に付き合ってもらい、その日は遅い時間になったのでまた一晩ナツメの家に泊めてもらって、翌日トキワシティに向けて出発することにした。

次に着くのがハナダシティになるので、カスミがお姉さん達に連絡を入れている。

 

 

「…………やっぱりトキワシティまで、テレポートで――」

 

「いや、さすがにそこまで甘えるわけにはいかないよ。修行も兼ねて、歩いて行く」

 

「あたしの家やタケシの家にもよって、顔を出しておきたいし!」

 

「旅といえば歩いて各地を回ることだろう。テレポートに頼ってばっかでは、旅の醍醐味がなくなってしまうからな」

 

「………………」

 

 

まだ俺達と一緒にいたいらしいナツメは、頬を膨らませてすねている。

だが悪い。

さすがにこれ以上テレポートを乱用するのは悪いので、この決定は覆すつもりはない。

俺の意思が変わらないとわかると、ナツメは頬の空気を抜き、寂しそうな顔をして頷いた。

 

 

「わかったわ。サトシ君、これ、持っていって?」

 

「ん?これは………」

 

 

ナツメから差し出されたのは〝めいそう〟、〝サイコキネシス〟、〝とっしん〟、〝つるぎのまい〟、〝じしん〟、〝きあいパンチ〟、〝ラスターカノン〟、〝りゅうのはどう〟、〝かえんほうしゃ〟の技マシン。

 

 

「こ、こんなにたくさんの技マシン…………これ一体どうしたんだ?」

 

「私からの香水のお礼と、シルフカンパニーにあった技マシンよ。シルフカンパニーの人達が、ぜひサトシ君に渡してほしいって」

 

「そうだったのか……」

 

「香水、本当にありがとう。とてもいい香りで気に入っているの。サトシ君から贈り物を貰えて、本当に嬉しかったわ。香水のお礼が技マシンというのは、少し申し訳ないと思うんだけど、何を用意すればいいのかわからなくて………」

 

 

初めての友人と初めての贈り物、そして初めての自分からのお返しに恥ずかしがっているのか、ナツメはほんのり頬を赤く染めながら一生懸命言葉を紡いでくれる。

 

 

「いや、その気持ちだけで十分だよ。ありがとう、ナツメ。受け取らせてもらう」

 

 

俺が技マシンを受け取ると、ナツメは嬉しそうに笑った。

可愛いなおい。

 

 

「あたしもサトシに選んでもらった香水、気に入ってるの!ほんと、サトシってセンスがいいわよねー!」

 

「お、サンキュー!」

 

 

まさかのカスミからの褒め言葉に、嬉しくなってお礼を言った。

前の時も今回の時もいつもは、センスがいい、なんて言いそうにないカスミからの褒め言葉だ。

ありがたく受け取っておこう。

 

 

「……………はぁ………」

 

「ん?」

 

 

何故かタケシはため息を吐いていた。

どうした、まだ疲れが抜けてないのか?

ん?

何か今、カスミとナツメの間に火花が散ったような?

気のせいかな。

 

ナツメ、ナツメのご両親、ゴース、ゲンガーに見送られ、ヤマブキシティを後にする。

順調に行けば次はハナダシティ。

トキワシティに着くまでに、選出するポケモン達を決めて調整しなければ。

 

 

 

 

 

第65話 ハナダジム! 水中の戦い!

 

 

迷うことなくハナダシティに着いたので、さっそくハナダジムに顔を出す。

 

 

「ピカピッカ!」

 

「どうした、ピカチュウ?」

 

「ピカッチュウ!」

 

 

ピカチュウが指差した先にはポスターがあり、豪華絢爛、水中バレエショーを開催する旨が書かれていた。

 

 

「水中バレエと水ポケモンのショーか、面白そうだな!」

 

「有名水中バレリーナ、ハナダシティへ凱旋かぁ」

 

 

その水中バレエショーについても話を聞けるのかと、ハナダジムへと入る。

 

 

「ただいまーーー!」

 

「ブイブーイ!」

 

「「「カスミーーーーー!」」」

 

 

カスミのお姉さん達は、カスミの姿を見るや否やカスミに駆け寄ってきた。

ものすごい歓迎ぶりである。

 

 

「遅かったじゃないの!」

 

「どこで道草食ってたの?」

 

「あの電話の後、直ぐ帰ってくると思ってたのに」

 

「でも、これでなんとか間に合いそうね、サクラ姉さん?」

 

「えぇ!あら?」

 

 

カスミにばかり目がいっていたらしいサクラさん達は、ようやく俺達にも気付いたようだった。

 

 

「こんにちは、お邪魔します」

 

「ピカッチュウ!」

 

「チョゲチョゲ!」

 

「あらま!サトシ君!」

 

「久しぶりねー!」

 

「元気だった?」

 

 

覚えていてくれたようで、サクラさん達に取り囲まれる。

 

 

「じ、自分は、タケシといいます~」

 

 

そんな中、鼻の下を伸ばしてタケシも自己紹介をする。

前回来た時は、タケシはカスミのお姉さん達とは話さなかったからな。

 

 

「さぁカスミ!もう時間がないのよ!」

 

「早く練習しないと!」

 

「練習って?」

 

「決まってるじゃない!これよこれ!」

 

 

ボタンさんが指差した先には、水中バレエショーのポスターが。

 

 

「あぁ。水中バレエショーを家でやるのよね?すごいじゃない!で?場内整備でも手伝えっていうの?」

 

「違うわよ?」

 

「水中バレエショーの主役、人魚姫をあんたがやるのよ!」

 

「えっ…………えええええええええ!!!?」

 

 

突然の展開に、俺とタケシも顔を見合わせた。

座って話が聞ける場所に移動させてもらって、改めて話を聞いていく。

 

 

「最近、あたし達のショーもマンネリで、あんまりお客さん入らなくなったのよ……」

 

「もうガラガラ。声援の一つも飛ばないんだから」

 

「それで!新しい路線として、水中バレエを考えたのよ!」

 

「そこに、カスミが帰ってくるっていうから」

 

「あんたに白羽の矢が立った、ってわけ」

 

「そんなもの勝手に立てないで!」

 

 

事情はわかったが、確かに話が急すぎる。

 

 

「でも、もうポスターは張り出しちゃったし……」

 

「チケットもsold out なんだから」

 

「それに、初日は明日なのよ?」

 

「明日ぁ!?」

 

「お願い、カスミ?引き受けて?あたし達のハナダジムを助けると思って………お願いよ、カスミ……」

 

「…………………………わかったわよ……」

 

「「やったーーーー!」」

 

 

サクラさんに手を取られ、見つめられてお願いされたカスミは何だかんだで引き受けるようだ。

根はすごく優しいからな、カスミは。

大切な姉達の頼みはそう断れまい。

 

俺達も明日のセットやリハーサルを手伝った後、やることがなくなったタイミングで外に出て、サカキ様との対決に向けてトレーニングを欠かさず行う。

メンバーは一応決めた。

 

とりあえずミュウツーが出てくるかもしれない以上、スイクンは絶対に必要だ。

メガシンカしたフーディンに全てひっくり返されてしまう今の俺達では、スイクンなしでは絶対にミュウツーには勝てないだろう。

とはいえ、スイクンもレベルが上がりづらくなっており、中々俺と一緒にトレーナー戦に出てレベルを上げることができない関係上満足いくレベルに上がっていないので、最終手段の〝ぜったいれいど〟に頼るしかない。

 

その上で懸念点が幾つか。

まず、間違いなくミュウツーの方がレベルも素早さも高いので、効かない可能性があるということ。

ここはゲームではなく現実なので、こちらが外さない距離に入れば効くかもしれないが、そこまで近付けるのかということ。

効くと仮定したところで、〝ぜったいれいど〟が使えるとわかってしまえば当然警戒されるので、実質チャンスは一度きりだということ。

 

つまり、メガシンカしてくるポケモンには〝ぜったいれいど〟での対処ができず、できる限りスイクンなしで対応して、ミュウツーに直接スイクンというカードを切った方がいい。

サカキ様の一体がミュウツーだとして、俺の一体がスイクンは確定。

メガシンカポケモン二体含めた五対五。

メガフーディンに勝てない今の力では、無理ゲーに近い。

 

無理ゲーではなくすために、持ち物と俺の波導でサポートする。

今回は、相手の技構成含めて波導を全開にして戦おう。

マフィアのボスなんだし、ズルだイカサマだとは言ってくれるなよ?

サカキ様はミュウツーという切り札がある以上、感情の揺れはほぼないと見ていいし、ポケモン達のバトルに集中して急所等を見極める。

それで五分五分までに………――――。

 

 

「持っていけるか………?」

 

 

確信が持てない。

自信が持てない。

それほどまでに、ミュウツーは規格外だ。

メガシンカポケモンが二体いるだけでも、手が届くかわからないというのに。

今の俺に―――――。

 

 

「ピカピ!」

 

「っ!」

 

 

肩に乗ったピカチュウの重みに、ハッとさせられた。

ピカチュウの顔を見れば、自信に溢れたやる気十分の瞳。

 

 

「ピカチュウ………」

 

「チョゲチョゲ!」

 

「!トゲピー……」

 

 

ピカチュウだけでなく、サカキ様のバトルには絶対出せないトゲピーまでもが、やってやろうぜ、と強く拳を握っている。

あぁ、そうだ。

いつだって俺には。

 

 

「お前達がいるんだ。一人で悩んでても、仕方ないか。やるだけ、全てをぶつけるんだ!俺達は、絶対に勝つ!」

 

「ピッカーーーー!」

 

「チョゲーーーー!」

 

 

気付かぬ間に下を向いていた顔を上げて、出していたポケモン達の顔を見渡した。

俺のように下を向いているものも、不安な顔をしているものもいない。

本当に、頼もしい限りだ。

 

 

「やってやろうぜ、俺達で!」

 

 

俺が右手を上に突き出せば、皆がそれに応えてくれた。

待ってろ、サカキ様。

待ってろよ、ミュウツー。

俺は、お前の心だって救いたいんだ。

逆襲なんて、させないために。

悲しい運命を背負うことになるコピーポケモン達を、生み出さないために。

 

 

翌日。

水中バレエショーには、たくさんのお客さんが入ってくれていた。

満員御礼らしい。

俺達も観客席で見ることができるよう手配してもらっており、カスミに衣装を褒めて頑張れよ、と声をかけて観客席に座る。

 

しばらくするとショーが始まった。

順調に進んでいたのだが、悪役が出るタイミングで出てきたのが、アヤメさんとボタンさんではなく、なんとロケット団だった。

 

 

「ロケット団!」

 

「どうしてここに!」

 

「それは後だ!行ってくる!」

 

「あぁ、トゲピーは任せろ!」

 

「頼んだ!」

 

 

タケシにトゲピーを預け、舞台裏に走って向かい水中でも息ができる不思議道具を借りて上着を脱ぎ、衣装を変えて向かおうとするサクラさんを止めた。

 

 

「まぁサトシ君!どうしてここに?」

 

「サクラさん!今水中ショーに入っていったのは、本物の悪党なんです!危険なので、水の中には入らないでください!」

 

「あ!サトシ君!」

 

 

それだけ言って、サクラさんの制止を振り切り水中ショーの水槽の中へとピカチュウと飛び込む。

人魚姫の衣装を着たカスミが、網に捕らわれたトサキントを取られまいとしているところだった。

 

 

「やめろロケット団!」

 

「ピーカ!」

 

 

カスミを庇う位置に降り立ち、網を引き千切ってトサキントを解放する。

 

 

「げっ、ジャリボーイ!」

 

「こうなったら!行くのよアーボック!」

 

 

ムサシが水中でアーボックを仕掛けてきた。

水の中なので、ピカチュウの電撃でさくっとやな感じにできない。

 

 

「オムナイト、ニョロゾ!君達に決めた!」

 

 

そのため、広いプールで泳がせようかと思って呼んでいたオムナイトとニョロゾを繰り出す。

観客達は化石ポケモンのオムナイトに沸いていた。

オムナイトとニョロゾでさくっとアーボックを戦闘不能にすると、コジロウがマタドガスを出したがマタドガスは浮力に乗って水面へと行ってしまった。

実にロケット団らしい。

やな感じにしてやる、と思っていると俺達の前にジムのポケモンであるパウワウが出てきて、自分も戦うとやる気を見せる。

 

主役は人魚姫とジムのポケモン達だ。

ここは任せよう。

 

 

「カスミ、指示を頼むぜ」

 

「OK!任せて!パウワウ、〝ずつき〟よ!」

 

「パウ!」

 

 

〝ずつき〟でアーボックをロケット団の方に吹き飛ばす。

 

 

「さらに〝オーロラビーム〟!」

 

「パウーーーー!」

 

 

〝オーロラビーム〟でロケット団ごと凍り付かせていく。

すると、パウワウが突然光り出し、進化が始まった。

 

 

「こ、この光は…!」

 

「進化が始まったんだ!」

 

 

パウワウがジュゴンに進化し、観客も大盛り上がりだ。

凍ったロケット団をそのままに、水槽にいるポケモン達を全員岩の上に避難させれば、準備完了。

 

 

「行くぜピカチュウ!〝10まんボルト〟!」

 

「ピィィィカァァァチュウウウウウウウ!!!!」

 

 

ロケット団に向けて〝10まんボルト〟を放ち、ドームに穴を開けて気球ごと入ってきたニャースの方に吹っ飛ばした。

 

 

「「「やな感じーーーーーーーー!!!!」」」

 

 

吹っ飛ばされていくロケット団を見送っていると、観客から大きな拍手をいただいた。

どうやら全部ショーの一部だと思ってくれたらしく、ジムのポケモン達も誰も奪われず傷付かなかったため、一件落着である。

 

ショーが終わって俺達の旅立つ用意ができ、カスミのお姉さん達と向かい合う。

今回カスミはスターミー、ヒトデマン、アズマオウ、ヤドン、クラブ、パルシェン、キレイハナ、シードラ、ドククラゲ、コダック、イーブイ、カメールと、前よりも多くのポケモン達をゲットしており、手持ちにいれる六匹以外はハナダジムに送っていたこともあって、ジムにポケモンを置いていってくれとは頼まれなかった。

カスミは手持ちをイーブイ、ヤドン、クラブ、キレイハナ、コダック、カメールにして出発するようだ。

 

 

「本当に色々ありがとう。特にサトシ君。王子様役が人魚姫を庇って戦う姿がカッコよかったって、すごく評判なのよ。よかったらこの後も出てほしかったぐらいだわ~」

 

「はは、ありがとうございます。でも俺、最後のバッジを手に入れなきゃいけないので」

 

「わかってるわよぅ。引き留めたくなるくらい、本当に惜しいってだけよ。なんだかサトシ君、旅の始めよりもカッコよくなってない?」

 

「えぇ?いや、たぶん変わらないと思いますけど……」

 

「サクラ姉さんの言うことわかる~。なんかカッコよくなったよね!イケメンで、女の子に優しくて、バトルの腕も強くて、自分の身体能力も高いときた!」

 

「超優良物件じゃなーい!カスミもうかうかしていられないわね?」

 

「なぁぁぁぁ!!!?わぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

「!?ど、どうしたカスミ?」

 

 

突然大声を出し始めたと思ったら、俺達の背を押してさっさとお姉さん達から離れるように足早で移動し始めるカスミ。

 

 

「いいから!!!!何でもないから!!!とっとと行くわよ!!!」

 

「お、おう……」

 

「うふふふふ。気を付けてねーーー!」

 

「元気でねーーー!」

 

「サトシ君、また寄っていってねーーーー!」

 

「は、はーい!」

 

 

サクラさん達と手を振って別れる。

カスミはお姉さん達が俺を褒めたことが気に入らなかったようで、しばらく顔を真っ赤にして俺から顔をそらしていた。

俺が褒められるの、そんなに嫌……?

 

 

 

 

 

第66話 ピッピVSプリン

 

 

ハナダシティを出発し、ニビシティに向かっている最中、とても美味しいソフトクリーム屋さんがあったので一息つく。

 

 

「最高ね、ここのソフトクリーム!」

 

「この街で一番美味しいお店なんだってさ!」

 

 

皆で味わっていると、街中だというのに野生のピッピが現れた。

 

 

「ピッピ!?」

 

「ピッピ~?」

 

「こんな街中にピッピがいるなんて、珍しいことだぞ!」

 

「ほんとよね~!あ、そうだ!この際せっかくだから、ゲットしちゃおうっと!」

 

「ピッピ~?」

 

 

カスミがモンスターボールを構えたのを見て、ピッピは逃げ出してしまった。

 

 

「あぁ!ピッピが!待ってよピッピーーー!」

 

 

カスミが追い掛けていってしまい、タケシと顔を見合わせて苦笑する。

水ポケモンマスターを目指しているとはいえ、可愛いポケモンには目がないのが女の子なのだろう。

俺達はカスミを待ちつつそのままソフトクリームを食べ切る。

 

 

「残念。ピッピ見失っちゃった~~~」

 

 

帰ってきたカスミは落ち込んだ顔をしていたので、そうじゃないかと思ったが。

 

 

「きっとまたチャンスはあるよ。さぁ、行こうぜ?」

 

「はーい」

 

 

リュックを背負って街を出ようと歩き出したが、何やら通りかかった交番の前にものすごい行列ができていた。

 

 

「なんだ……?」

 

 

聞こえてきた声によると、どうやら物が盗まれる事態が多発しているらしい。

 

 

「ひょっとしてこの人達、全員被害者なわけ?」

 

「でもちょっと変だな」

 

 

話を聞いたらしいタケシが、何かに気付いたように首を傾げる。

 

 

「変って、何がだ?」

 

「盗まれたのは鍋とか、哺乳瓶とか、どこにでもありそうな物ばかりじゃないか」

 

「宇宙人です!」

 

「へ?」

 

 

突然割って入った声に振り返ると、何やら見知らぬおじさんがいた。

 

 

「あなたは?」

 

「よくぞ聞いてくれましたー!私は、宇宙人とコンタクトするために、町から町へと渡り歩く真実の男!人呼んで、宇宙人研究科、ヒラタァァァァ!!!」

 

「…………」

 

 

何とも言えない胡散臭さに、タケシ達を顔を見合わせる。

ジュンサーさんも俺達の方に来てくれて、そのヒラタという人から話を聞くことになった。

この事件の犯人は宇宙人だと断言するヒラタさんに、カスミが宇宙人なんているはずがないと一蹴している。

だがヒラタさんは、独自に集めた宇宙人の記事が貼ってあるノートを見せてくれて、証拠はあると言った。

 

さらに近くにいたコックさんがノートに貼ってあった宇宙船の一つを指差して、これを飛んでいくのを見たという証言が飛び出す。

そこで思い出した。

これ確か、プリンとピッピの話じゃなかったっけ?

 

俺が思い出そうとしている間にも、宇宙船を見たのが約三日前で、物が盗まれ始めたのも三日前なので辻褄が合い、本当に宇宙人の仕業なのではないかということになった。

ジュンサーさんは被害に遭った人達の対応で精一杯なので何故かポケモントレーナーである俺達に調査してほしいと言われ、タケシが安請け合いしたことで宇宙人の調査をすることになった。

 

 

「本当にいると思う?宇宙人」

 

「どうだろうなぁ。別の星に住んでいる生き物を総じて宇宙人と差すなら、俺達も他の星から見たら宇宙人だっていうことになるしなぁ」

 

「あぁ、確かに……」

 

 

くだらない話をしながらヒラタさんの探知機に従い歩いていると、急に目の前に光る宇宙船がやってきた。

 

 

「え?」

 

 

宇宙船の扉が開き、宇宙人と思わしき影が二つ、出てくる。

 

 

「う、宇宙人だ!!!!!」

 

 

驚いたヒラタさんが両腕を上げたことで俺の視界が遮られてしまい、見えないんだけど、と思っていると不意に肩から重みが消えた。

 

 

「ピカチュウ?」

 

 

慌てて波導を解放して探すと、宇宙人の格好をしたロケット団に連れて行かれるところだった。

何やら電気を通さないケースに入れられてしまっている。

 

 

「おい待て!ロケット団!!!」

 

「「ゲゲッ!?」」

 

「「ロケット団!!?」」

 

 

ロケット団はもうバレたことに驚いて自分達から変装を解き、口上を名乗り始める。

その口上とともにロケット団が乗っている宇宙船が上がっていくので、フシギソウを出して〝はっぱカッター〟で宇宙船を釣っているロープを切ってもらった。

当然、地面に激突するロケット団の宇宙船。

 

 

「な、何するのよ……」

 

「落とすなんて、ひといじゃないか……」

 

 

ムサシとコジロウが何やら言っているが、無視だ無視。

宇宙船に乗り込んでピカチュウを取り返そうとすると、その前にピッピが立ちはだかった。

 

 

「ピッピ!?」

 

「ピッピ~~」

 

「プリ!!!」

 

「プリン!?」

 

 

なんとプリンまで現れた。

プリンはピッピに対して、ものすごく怒っている様子。

ピッピはそんなプリンを無視して、ケースに入れられたピカチュウを運んでいく。

一目散に駆け出したロケット団を阻んだのは、ピッピの技〝ひかりのかべ〟。

 

崩れ落ちたロケット団を無視して、そのままピッピは行ってしまう。

あまりにもな展開に、プリンが怒って後を追いかけるまで動けなかった。

 

 

「ピカチュウ!」

 

 

慌てて俺もプリンと一緒にピッピを追う。

角を曲がった先で、行き止まりに突き当たった。

 

 

「行き止まりだぞ?」

 

「おかしいな、確かにここに―――」

 

「プリプリ!」

 

 

プリンが指したのは、開けられた痕跡のあるマンホールの蓋。

開けてみると、結構深いところまで繋がっているのがわかった。

 

 

「この中に入るのぉ?」

 

「行くっきゃないさ」

 

「プリ!」

 

 

プリンがいの一番に入っていき、俺、カスミ、タケシ、ここまで一緒だったヒラタさんも続く。

かなり深い、というか長く落ちていき、カスミ達が怪我しないように所々庇って下まで落ち切った。

出口が近付いたとわかった時、咄嗟にカスミを抱き上げて着地したのはもう、俺の誰も傷付いてほしくない性分だと思って諦めてほしい。

 

 

「あ、ありがと、サトシ……」

 

「どういたしまして。それより、ここは………」

 

「あ!あれはなんだ!?」

 

 

タケシが顔を向けた方に俺達も顔を向けてみると、なんと本格的な宇宙船が組み立てられていた。

 

 

「宇宙船だぁ!ピッピが宇宙に飛び立つための、ロケットを作っているんだ!」

 

 

街から盗んだものを集め、それを材料にしてロケットを作っていたらしい。

哺乳瓶や鍋やバットでロケットが作れるもんなのか?

 

 

「あ、あそこ!」

 

 

カスミが指差した先には、ピッピに運ばれていくガラスケースに入ったままのピカチュウの姿が。

 

 

「ピカチュウ!」

 

「どうするつもりかしら?」

 

「たぶん、ピカチュウの電気エネルギーを、ロケットの発射に使うつもりなんだ」

 

 

ヒラタさんが推測を話すと同時に、打ち上げの秒読みが始まってしまう。

急がなければ、ということで俺とカスミ、ヒラタさん、プリンで宇宙船に乗り込むことになり、タケシにはジュンサーさんに知らせに行ってもらうことになった。

宇宙船に乗り込むと、意外と中は本格的だった。

これで本当に飛ぶのかどうかは疑問があるが。

しばらく進んでいると、装置に入れられたピカチュウを見つける。

 

 

「ピカチュウ!」

 

 

走り寄ると、その行く手を阻むようにピッピ達が現れた。

 

 

「ピッピ……」

 

「ピッピ!」

 

「頼むよ、ピッピ達。ピカチュウを返してくれ」

 

「ピッピ~」

 

 

ピッピは嫌だとでも言うように首を横に振る。

 

 

「ピカチュウは、俺の大事な友達なんだ。一緒に宇宙に行かせるわけにはいかないんだよ。だから―――」

 

 

俺が言いかけるのと、プリンが俺の前に出るのはほぼ同時だった。

 

 

「プリ!」

 

「…………プリン?」

 

 

何をするのかと思っていると、あっという間にピッピ達を〝おうふくビンタ〟で全員戦闘不能にしてしまった。

恐るべし。

呆けているとそのままプリンは奥に行ってしまい、ヒラタさんもプリンを追い掛けて奥に続く道へと走っていってしまった。

 

 

「ピカチュウ!」

 

 

ピカチュウが入れられた装置に向かい、中にいるピカチュウを傷付けないように装置を外側から壊して、ピカチュウを解放した。

 

 

「ピ…………ピカピ?」

 

「目が覚めたか?ピカチュウ」

 

「ピッカ!」

 

 

元気なピカチュウが俺の肩に乗り、頬を寄せてくる。

よかった。

その後発射までもう時間がないということで、カスミを抱えて猛ダッシュで宇宙船から脱出した。

脱出すると同時に時間になり、ピカチュウがいなくても何らかの燃料があったのか発射されていくロケットと宇宙船。

 

それを見送って、俺達も地上に戻った。

地上ではロケットと宇宙船からボロボロこぼれた盗まれた物が、無事元の持ち主に返ってきたらしい。

こちらもよかったよかった。

 

ジュンサーさんに知らせ、状況を全て話してくれていたタケシと合流する。

俺達は特に何も盗られなかったので、このまま出発できる。

ジュンサーさんや街の人達に事態を解決したことで感謝を伝えられながら、ニビシティへと向かった。

 

 

 

 

 

第67話 強敵に備えて

 

 

おつきみ山を越えてニビシティに着き、さっそくとばかりにタケシの家に顔を出す。

タケシのお父さんであるムノーさんは、苦労しながらもしっかり子ども達の面倒を見ているようだった。

 

俺も挨拶してできる家事を手伝っていると、タケシからさすがにそこまでしてもらうのは申し訳ないので、修行してきていいと言われた。

タケシがムノーさんの手伝いに戻ったのを見届けてから、ありがたく外に出る。

バトル修行もあるが、もう一つ。

前来た時は寄らなかった石屋に寄ってみようと思ったのだ。

何か珍しい石が売っているかも、という好奇心である。

 

ストンタウンのようにたくさんの石屋があるわけではないが、幾つかあったので片っ端からお邪魔していく。

そこでお目当ての、メガストーンを見つけた。

ニビシティにも売っていたのか、前来た時にチェックしておくべきだった。

ピカチュウの強化イベントがあることで、頭がいっぱいだったからなぁ。

 

手に入ったメガストーンは五つ。

薄緑色の球に、黒と赤色の模様が入ったメガストーン。

黄土色の球に、水色と赤色と藍色の模様が入ったメガストーン。

黄色の球に、紺色と薄オレンジ色と赤色の模様が入ったメガストーン。

灰色の球に、黒と赤色の模様が入ったメガストーン。

 

そして最後の一つ。

これはよく覚えている。

ヘルガナイトだ。

アポロがヘルガーに付けていたメガストーン。

忘れるはずもない。

 

メガストーンは着々と手に入っていっているが、肝心のキーストーンが手に入らない。

ニビシティでキーストーンが手に入らなかった以上、サカキ様とのバトルでこちらもメガシンカするという手は使えない。

実に残念である。

 

ポケモンセンターに寄り、母さんとオーキド博士に連絡を入れた。

 

 

「オーキド博士。俺です、サトシです」

 

「おぉサトシ!ジムバッジ集めは順調かの?」

 

「はい。今ラストのジムバッジを集めるために、トキワシティに向かっています。それで、トキワジム戦で、その………スイクンを使いたくて」

 

 

なるべく声を落として、スイクンをこちらに送ってほしい旨を話す。

 

 

「何?スイクンを?まぁ確かに、トキワジムのジムリーダーはカントー地方でも最強のジムリーダーだと言われてはいるが……」

 

「今回俺は、今持てる全力でトキワジムに挑んでみたいんです。だから、プテラを一度モンスターボールに戻してもらって、プテラがモンスターボールから出ないように注意しながら、スイクンのモンスターボールをこっちに送ってもらえませんか?」

 

「…………わかった。サトシが必要だと言うのならそうなんじゃろ。少し待っておれ」

 

 

オーキド博士はすぐに理解を示してくれて、プテラをモンスターボールに戻し、スイクンのモンスターボールを持ってきてくれた。

 

 

「トゲピー。しばらく、オーキド博士のところに行っていてくれるか?」

 

「チョキ……?」

 

 

うる、と目を潤ませるトゲピー。

罪悪感が湧くが、さすがにサカキ様戦にトゲピーを出すわけにはいかないので、引くわけにはいかない。

 

 

「頼む。トキワシティのジム戦が終わったら、すぐに迎えに行くから」

 

「ピカピカ」

 

「チョキ…………」

 

 

俺とピカチュウの説得により、トゲピーは何とか頷いてくれた。

ポケモンリーグで六対六の場面が訪れたら、どっちみちトゲピーを出すわけにはいかないので、その時もオーキド研究所に行ってもらうことになる。

腕の中に温かな重みがないのは俺としても少し寂しい気がするが、今回はその時の練習と思って、心を鬼にして送り出そう。

交換を終え、オーキド博士と向き合う。

 

 

「………サトシ、緊張しているのか?いつもより顔が硬いぞ?」

 

「え、あ………そうなのかもしれません。緊張、してるんですかね……」

 

「ピカピ……」

 

 

オーキド博士に言われてしまうほど、俺は今緊張していたのか。

誰かに言葉に出してもらって、初めてわかった。

 

 

「なぁに、心配はいらん。いつも通りやればよい。お主には―――」

 

「ポケモン達がいる。ですよね?」

 

「その通りじゃ。一人で緊張する必要はないぞ?」

 

「はい、ありがとうございます!」

 

 

オーキド博士にお礼を言って、ピカチュウを見た。

心配そうにこちらを見ていたピカチュウの心地好くなるポイントを撫でれば、ピカチュウが溶ける。

 

 

「ピ~~~~~~~チュ~~~~」

 

「ははっ」

 

 

リラックスしているピカチュウを見るだけで、幾らか心が軽くなった気がした。

手に持っていたスイクンのモンスターボールがカタリと揺れて、それだけで勇気が湧いてくる。

ポケモンとポケモントレーナーの在り方。

俺ばかり支えてもらっている気がするが、俺が支えるのはこれからでも遅くはないだろう。

これからも、ずっと一緒なのだから。

 

 

「俺達は負けない!」

 

「その意気じゃ!いい報告を、期待しておるぞ?」

 

「はい!」

 

 

オーキド博士との通話を終え、それから買い出しを終えてタケシの家に戻り、タケシ達も落ち着いたようなのでジムのフィールドを借りて対人戦の修行を行っていく。

出すポケモンは既に決まっている。

サカキ様の本気ポケモン達がレベル60近いとして、こちらのレベルに少し不安はあるが十分に戦えるはずだ。

メガシンカさえされなければ。

 

メガシンカしてきた時に、どれだけ凌ぎながら削り切れるかが重要になってくる。

そのための戦法、作戦を考え、それが実行できるようにタケシで試させてもらう。

これまでのジムリーダー達が使ってきた戦法も、取り入れて。

 

マチスさん、カツラさん等が使ってきたフィールドを使った足場を奪う戦法は、前のサトシが得意としていた戦法でもある。

当然、俺も使えるように前の感覚を思い出して、研ぎ澄ます。

入手した技マシンを使って、技を整え。

カウンターシールドが使えるように、ピカチュウ達に教えもした。

今、尽くせるだけの手は尽くした。

 

人事を尽くして天命を待つとは言うが。

俺達は待ってやるつもりはない。

掴み取る!

 

 









スイクン(色違い) Lv.52→53

エーフィ♀  Lv.55→56

リザードン♂ Lv.56→57 -太陽-

ピカチュウ♂ Lv.57→58

キュウコン♂(色違い) Lv.48

バタフリー♂ Lv.48→50

ピジョット♂ Lv.48→50

ニドキング  Lv.50→51

フシギダネ♂ Lv.49→50

リザードン♂ Lv.53

カメール♂  Lv.48→50

キングラー♂ Lv.47→49

ニンフィア♀ Lv.50

ゲンガー♂  Lv.54→55

バタフリー♀(桃色の色違い) Lv.20 -モルガナ-

ゲンガー♂  Lv.46→48

コノヨザル♂ Lv.54→55

ブラッキー♂(色違い) Lv.45→48

ウインディ♂(ヒスイの姿) Lv.50

リーフィア♂ Lv.36→40

ベトベトン♂ Lv.45→47

ジバコイル(色違い) Lv.42→45

ケンタロス♂ Lv.36

ガルーラ♀  Lv.34

ニョロゾ♂  Lv.35→36

サイホーン→サイドン→ドサイドン♂ Lv.38→43

バサギリ♂(色違い) Lv.34

ゾロア♀(色違い) Lv.31

ヒンバス♂(色違い) Lv.30

ラッキー♀  Lv.32

カラカラ♂  Lv.36

ポリゴン→ポリゴン2   Lv.34→35

カブトプス♂ Lv.41→43

プテラ♂   Lv.60

オムナイト♂ Lv.28→30

トゲピー♀  Lv.13→15

フシギソウ♀ Lv.29→30

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