転生したらモルガンだったんですけど   作:澄ましたお姉お兄さん

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第3話 出会いは連なる通勤ラッシュ

 

 前回のあらすじ、ただでさえ女の子っぽいクロウちゃんが転生したら女の子になっていた。何か見た目モルガンに寄りすぎだろとか思いながらスライムと散歩してたら龍と出会っててんやわんや。

 

 どうなる!!第3話 出会いは連なる通勤ラッシュ

 

 

 

 

 

 

 

 

 Side鴉羽クロウ

 

 あんた面白すぎだろスライムくん。危うくあとちょっとで吹き出すとこだったよ。そこの暴風龍にバレたらどうすんの。

 それにしても面白いこと話してるな。転生は珍しいというか稀なのかよ。ふむふむまぁそんなこともあるだろう。

 

 『そこで隠れているものも出てこい』

 『えっ!?誰がいるの?』

  

 うひゃー!!バレてるバレテラバレテーラ。三段活用しちまったよ。ええまさかバレとは思わなかった鴉羽クロウちゃんだよ許してくれ。取り敢えず大人しく出ていくか。

 

 「いやまさかバレてるとは思いませんでした」

 『我にかかればそんなこと一瞬よ!!』

 『すっげぇ美人すっげぇオッパイ』

 

 おいそこのスライム本音が漏れてるぞ。それにしてもマジでビビるわこれ。何でバレてんのさ。わたしの隠密は完璧だったはずなんですけど。

 

 『それで何か御用でもありましたか?』

 『お前も転生者か?』

 『そうですが何か?』

 『えっ姉さんも転生者なのか!?』

 

 スライムくん嬉しそう。ていうかこの暴風龍ヴェルドラさんバカだと思ってたら意外と甲が鋭いじゃないか。それにしても嬉しそうなところ悪いけど。

 

 『わたし何か転生したら女になっててさ、性別男に戻したいんだけど』

 『それはもったいゲフンゲフン大変だな』

 『あのねスライムくんこの胸重いんだよ』

 

 もったいないって言おうとしたなこのスライム。貴様にこの大変さが分かるのか!?貴様にはわからないだろうおっぱいの邪魔さ加減をな。

 

 『まぁそれは置いといて何の話してたの?』

 『あぁそれなら』

 

 

 

 

 

 『なるほどね』

 

 どうやらこのスライムは暴風龍ちゃんにいろいろ教わってたらしい。それにしても私たちのほかにも転生者か、この世界にヒナタいるかな?いないよねっていうかいるわけがないよね。

 それにしても暴風龍とか言う強キャラ感溢れるヤツがなぜ封印されてるんですかね。

 

 『ていうかなんでヴェルドラちゃんは封印されてるの?』

 『その呼び方は寒気するからやめろ』

 『失礼な、んでなんでなんすか?』

 『実はな………』

 

 なるほどなるほど、ヴェルドラちゃんの説明によるとこの世界にいる勇者に封印されたと。美人だったとね、それ見惚れてたから負けたんじゃね?

 リムルなんてわたしの胸ガン見してるし、性別元男とはいえ不快感はあるんだぞ。

 

 『見惚れてただろ』

 『バッ!!そんなわけなかろう』

 『マジかよヴェルドラさん』

 

 ていうかスライムさんさっきからこっちばっか見てやがる確かにスケスケ鎧軍服だけどちょっと見すぎじゃない?そんなに変かな。前世で見ていたとある実況動画のキャラクターのデザインを真似たんだけどな。

 

 『わたし探してみたい人できたからそろそろ行こっかな』

 『じゃあ俺も行く。同じ転生者だしな』

 『もう行ってしまうのか』

 

 ある程度会話してわたしはそろそろ去ろうというときになぜ寂しがる。面倒くさい暴風龍だこと。それにしてもスライムくん君は下心あるだろう少しくらい。こいつに押し付けてわたしは去るとするか。

 

 『スライムくん残ってあげなよ』

 『俺か!!』

 『だって寂しそうだし』

 『バッ!!さみしくなんかないわ!!』

 

 それはさみしいというのですよツンデレ暴風龍ちゃん。しかし困ったな、わたしはいつまでもここにいるわけにはいかないんだよな。どうしようかなこの暴風龍。どうしてやろうかな。ていうかこいつのためになんで頭抱えなきゃいけないんだよ。

 

 『じゃあ俺たちと友達になろうぜ!!』

 『えぇ~わたしもかよ』

 『なに~!!この暴風龍と友達だとォォォォ!!』

 

 面倒クセェなこいつ。もうほっとこうかな。せっかく友達くらいならいいと思ってたのに。なんか気が削がれる。別に陰キャでも童貞でもなかったわたしにとっては鬱陶しいかも。

 

 『嫌ならいいんだけど』

 『バッ!!別にイヤだなんて言っとらんわ!!そうだな、どうしてもというなら友達になってやらんこともないぞ』

 『じゃあ別にいいや』

 『おい!!どうしてもだ!!イヤなら絶交もう来ない』

 

 スライムくん君はなにげにひどいな。ていうか友達になるなんて面倒くさいからわたしはパスしたいんだが、ダメ?ダメかならしょうがない。しょうがないニャアなんちゃって。うわキッツダメだもう二度とやらんこれ。

 

 『待て待て!!わかった、そこまでいうなら友達になってやろう』

 『そうか、』

 

 面倒くさいこいつマジで。ヒナタとイチャコラしたい。誰か助けてくんねえかな。その後なんやかんやあってヴェルドラちゃんがリムルの胃袋にはいることになった。いやなんで?

 まぁしょうがないか、だってわたしのベリアルの権能なら出してあげれるけどそんなことしてあげたくないし。暴れそうじゃんこいつ。

 

 『じゃあ始めるぞ』

 『待て、その前に貴様らに名前をつけてやろう』

 『名前か私の名前はイレイナ・スカーレットでいい』

 

 性別変わって名前まで変えちゃってたらヒナタに会えないかもだし。いるかは知らんけど。それに鴉羽クロウってすごくない?日本語と英語で烏なんだぜ、気に入ってんのよ。でも前前世にのっとって生きるのもいいかなって。

 

 『まぁ適当に暴風だしテンペストでいいんじゃね』

 『オォ!!いいじゃないかかっこいい』

 『それはよくわからんが』

 

 秒で決まったんだけど。まあそりゃそうでしょうよ。前前世のときはほぼ厨二の世界にいたんだし。それにしても相変わらずオタクのかっこいいはわたしには理解できない。普通の男ならかっこいいんだろうがな。わたしが変なだけかもしれんな。

 

 『決まったぞ、テンペストでどうだ』

 『なに~!!テンペストだとォォォォ!!』

 『うるさいんだけど』

 『よいではないかぁぁぁ!!』

 『だからうるさいって。』

 

 もうこいつほっとこうぜ。わたしは一足先にヒナタを探しに行くぜ。鴉羽クロウはクールに去るぜ。

 まぁ流石に冗談だけど。ここまできて帰りはせんよ。ただしキレはするかもだけど。

 

 『ならば貴様にはリムルの名をやろう』

 『意外とネーミングセンスあるじゃん』

 『そしてお前はイレイナだったな。』

 『そうだよ』

 『スライムよキサマはこれからリムル・テンペストと名乗るといい、そしてお前はイレイナ・スカーレットと名乗るといい』

 

 なんか不思議な感覚。これが名付けか。前世のことはヒナタに話したことあるし何とかなるだろう。そしてその後リムルがヴェルドラを胃袋に収納して怒涛の時間は終わった。

 

 んでこれからだけどまぁ一応リムルといっしょに行動してあげることに。ちなみになんだけどなんか種族死神だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 イレイナ・スカーレット

 
【挿絵表示】


 あくまでイメージです、顔はモルガンです
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