深夜のトリニティ自治区
普段なら多くの生徒が行き交う大通りも、今は不気味なほど静まり返っていた。
先ほどまで続いていたアリウス生による襲撃の痕跡が、至るところに残されている。
砕けた街灯。割れた窓ガラス。
道路には銃撃や爆発によって作られた小さな穴が並び、建物の向こうからは未だに黒い煙が上がっていた。
そんな大通りへ、三つの方向から生徒たちが現れる。
最初に姿を見せたのは、現地ホシノとシロコのアビドス組。
ほぼ同時に、反対側からネルと現地トキのミレニアム組。
そして横道から、
臨戦ホシノ、シロコテラー、臨戦トキ、ケイのシャーレ所属の四人が現れた。
三組は、大通りの中央で足を止める。
「……」
「……」
「……」
しばらく、誰も口を開かなかった。
現地ホシノと臨戦ホシノの視線がぶつかる。
現地トキと臨戦トキも、互いの姿を確認した瞬間に目を細めた。
シロコはシロコテラーを見つめている。
ネルだけは、目の前に現れた者たちを見回し、楽しそうに口角を上げていた。
最初に沈黙を破ったのは、臨戦ホシノだった。
「うへ~、ちょうど良かったよ~」
臨戦ホシノはいつもの気の抜けた笑みを浮かべる。
「先生について何か知ってるなら、教えてくれる?」
「救出はシャーレ所属の私たちがやるから、知っていることだけ話してくれたら帰っていいよ」
「は?」
ネルの顔から笑顔が消えた。
現地ホシノも、僅かに目を細める。
「そっちの私…随分見ない間に偉そうになったねぇ」
シロコが即座に反論する。
「ん。アビドスも先生を捜す」
「ミレニアムも大人しく帰るつもりはありません」
現地トキも淡々と告げた。
「先生はミレニアムでも多くの功績を残されています」
「先生の救出をシャーレだけに任せる理由はありません」
「それに、最初に先生を助ければ、お願いを聞いていただけます」
現地トキの言葉に、臨戦トキの眉が僅かに動く。
「そちらの私は、先生に何をお願いするつもりですか?」
「先生に褒めていただきます」
現地トキは迷わず答えた。
「そして、一日中私だけを構っていただきます」
「却下します」
「シャーレの私に却下する権限はありません」
「それは私が先生へお願いする内容です」
「既に先生と長く行動しているシャーレの私は遠慮してください」
「積み重ねた時間を理由に譲る必要はありません」
「未来の記憶を利用した優位性は不公平です」
「これは記憶ではなく、私の努力による成果です」
二人のトキは無表情のまま言い争いを始めた。
ケイが深い溜息を吐く。
「今は先生を助けることを優先してください」
「お願いの内容で争うのは救出後に――」
「おい」
ネルが一歩前へ出た。
「いつまで下らねぇ話を続けてんだ?」
首を鳴らし、目の前の二人のホシノを見る。
「先生を最初に助けた奴が勝ちなんだろ?」
「だったら、邪魔な奴をここで片づけて、先へ進めばいいだけじゃねぇか!」
「うへぇ……ミレニアムの子は血の気が多いねぇ」
臨戦ホシノは困ったように笑いながら、武器を持ち上げる。
現地ホシノも盾を構えた。
「でも、話し合っても譲ってくれそうにはないからねぇ」
「先生を助ける前に、お前らを倒せばいいんだな?」
ネルが笑う。
「二人まとめて来いよ」
現地ホシノと臨戦ホシノが顔を見合わせる。
「どうする、そっちのおじさん?」
「まずは、この小さい子を止めてからにしようか」
「お前等も大概小さいだろうがぁぁぁ!!」
ネルが地面を蹴った。
凄まじい速度で現地ホシノへ接近し、振り抜かれた拳が盾へ激突する。
轟音と共に大通りの地面が砕けた。
その横から臨戦ホシノがネルへ向けて発砲する。
ネルは身体を捻って銃弾を躱すと、そのまま臨戦ホシノへ蹴りを放った。
「二人がかりでも構わねぇぞ!」
「最初に二人まとめて来いと言ったのはそっちだからねぇ」
「後から卑怯とは言わせないよ」
「私たち二人を相手にして、後で泣かないでね?」
「泣くのはお前らの方だろ!」
三人の戦闘が始まった。
そのすぐ近くでは、二人のトキが向かい合っていた。
「先生を最初に発見し、助け出すのは私です」
臨戦トキが宣言する。
「いいえ。私です」
現地トキも一歩も引かない。
「シャーレの私は、既に先生から多くの称賛を受けています」
「そっちの私も、これから受ければ良いのです」
「ですから、今回は私へ譲るべきです」
「先生から褒めていただく機会を他人へ譲るつもりはありません」
「私は他人ではなく未来の貴女です」
「だからこそ、絶対に負けられません」
二人は同時にアビ・エシュフを起動する。
機械音と共に巨大な装甲が展開され、二人の身体を包み込んだ。
「先生を救出した後、頭を撫でていただくのは私です」
「私です」
二機のアビ・エシュフが、ほぼ同時にビルを蹴り上がり、空中で激突し衝撃波が大通りの窓ガラスを次々と砕いていく。
「何をしているのですか、二人とも!」
「ここはトリニティ自治区ですよ!」
「先生を助ける前に、トリニティから修繕費を請求されますよ!」
ケイの叫びは二人のトキには届かなかった。
ケイは頭を抱えながら、今度はシロコへ視線を向けた。
「せめて、あなたは大人しく――」
シロコは既に銃を構えていた。
その銃口は、シロコテラーへ向けられている。
「大きい私…そこを退いて」
「ん。拒否する」
シロコテラーも武器を構えた。
「先生を助けるのは私。よわシロコじゃない」
「ん。先生を助けるのは私。でぶシロコじゃない」
「シャーレに所属している私の方が、先生に近い」
「私はアビドスの先生と長く一緒に行動している」
「未来では、私の方が長い」
「未来の話は今の勝負に関係ない」
「関係ある」
「ありません!」
ケイが二人の間へ割って入った。
「先生を救出する前に、同一人物同士で張り合うのはやめなさい!」
「ケイ」
シロコテラーが淡々と告げる。
「よわシロコを止めるから援護して」
「ハァ…言われなくても、そのつもりですよ!」
ケイはシロコへ向けて構える。
「先生の救出を邪魔するのであれば、たとえあなたでも容赦しません」
シロコは迷わず発砲した。
シロコテラーが正面から攻撃を受け止め、ケイが横から援護射撃を行う。
二対一。
シロコは遮蔽物へ飛び込み、二人の攻撃を凌ぐ。
シロコテラーが距離を詰め、ケイが退路を塞いだ。
明らかにシロコが不利だった。
しかし、銃撃の合間にシロコが尋ねる。
「でぶシロコ!」
「先生を助けたら、何をお願いするつもり?」
「シャーレ公認の銀行強盗部を設立する」
シロコテラーは即答した。
シロコの動きが止まる。
「……私も同じ」
「……」
「……」
二人のシロコは、銃撃を止めて互いの目を見た。
数秒の沈黙が流れた後、シロコテラーは隣に立っていたケイへ銃口を向けた。
「ケイ」
「短い間だったけど、協力に感謝する」
「は?」
ケイが目を見開く。
シロコも遮蔽物から姿を現し、ケイへ銃を向けた。
「一時休戦」
「銀行強盗部の設立まで協力する」
「待ちなさい!」
ケイの叫びが、大通りへ響き渡る。
「どうして犯罪計画が一致しただけで、即座に私を裏切れるのですか!?」
「目的が同じだから」
「ん。合理的な判断」
「どこが合理的なのですか!」
二人のシロコが同時に発砲する。
ケイは慌てて攻撃を回避した。
「そもそも、銀行強盗は部活動ではありません!」
「部員は二人いる」
「人数の問題ではありません!」
「顧問は先生」
「本人の許可を取ってください!」
「助けた後に取る」
「拒否されるに決まっているでしょう!」
「先生は、できることなら何でもすると書いた。大人なら責任を取るべき」
「犯罪の公認は、先生のできることに含まれていません!」
「シャーレに部活を作ることはできる」
「その活動内容が問題だと言っているのです!」
二人分の攻撃を防ぎながら、ケイは二人分の犯罪思想へ同時にツッコミを入れ続ける。
だが、戦闘と説教の両方を処理し続けるには限界があった。
「大体、銀行強盗部が正式に設立されたとしても、活動のたびにヴァルキューレが――」
シロコテラーの銃弾が、ケイの足元へ着弾する。
「しまっ――」
体勢を崩したケイへ、シロコが一気に距離を詰めた。
次の瞬間、ケイの身体が地面へ転がる。
二人のシロコは、倒れたケイを見下ろした。
「勝った」
「ん。銀行強盗部設立へ一歩近づいた」
ケイは地面へ伏したまま、震える手を伸ばした。
「裏切り者……アリスが居れば私だって……」
そこで力尽きた。
トリニティの大通りでは、先生を助けるために集まった者たちが、先生を巡って戦っていた。
◆
その頃。
アリウス自治区へ続く道。
トリニティ組は、道の先から近づいてくる足音に気づき、立ち止まった。
全員が前方を警戒する。
暗闇の向こうから現れたのは、ゲヘナの生徒だった。
ヒナとチナツの二人はアリウス自治区の入口を前にして、トリニティ組と向かい合った。
「ゲヘナ……」
現地ミカの表情が僅かに険しくなる。
ツルギは喉の奥から低い唸り声を漏らした。
現地ナギサも、ヒナたちを前に表情を硬くする。
「ヒナ委員長」
チナツが小さく呼びかける。
「トリニティ側は、私たちを通すつもりがないようですよ」
「どうやらそうみたいね」
ヒナは一歩前へ出た。
「私たちも先生を助けに来たの。アリウスに攫われた今は争っている場合じゃないでしょ?」
「この場は協力しましょう」
ヒナの言葉に、現地ナギサはすぐには答えなかった。
エデン条約締結に向けたやり取りの中で、ヒナとは何度も言葉を交わしている。
ヒナが無用な争いを好まないことも、嘘や駆け引きを得意とする人物ではないことも理解していた。
「ヒナさん……」
現地ナギサは慎重に口を開く。
「あなたとは、エデン条約の件でやり取りをしていました」
「ですから、あなたの言葉に裏がないことは分かっています」
ヒナは黙って続きを待つ。
「ですが……今、ゲヘナ所属のあなたと協力することはできません」
「先生はトリニティで必ず助けますから。どうか、ここは引いていただけませんか?」
そのナギサの言葉にヒナの表情が僅かに曇った。
「どうして協力できないの?」
「目的は同じでしょう」
現地ナギサが答える前に、現地ミカが口を挟む。
「その前に、一つ聞いていい?」
現地ミカはヒナを真っ直ぐに見つめた。
「そもそも、どうしてゲヘナのあなたたちが、先生がアリウスに攫われたって知ってるの?」
この場の空気が重くなる。
「先生のメッセージには、アリウスなんて一言も書かれてなかったよね?」
「なのに、あなたたちは迷わずここに来た」
「どうして?」
ヒナは答えられなかった。
先生がアリウスへ連れていかれたことは、マコトから聞き出した情報だった。
マコトがアリウスと密かに接触していたからこそ知っていた。
だが、万魔殿の議長がトリニティを出し抜くためにアリウスと繋がっていた。
その事実を、エデン条約締結を目前にした今、この場で明かせるはずがない。
ヒナは唇を噛んだ。
隣に立つチナツも、何も言えずに俯く。
その沈黙が、トリニティ側の疑念をさらに深めた。
「……答えられないんだ」
現地ミカの声から、いつもの明るさが消える。
「ミカさん」
現地ナギサが制止する。
「まだ、ヒナさんが敵だと決まったわけではありません」
「でも、何か隠してるのは確実でしょ?」
「……」
そのやり取りを見ていた現地セイアが、小さく息を吐いた。
「人が人を信じるのは、本当に難しいね」
現地ナギサと現地ミカが、現地セイアを見る。
「彼女が先生を助けたいと思っていることは、恐らく嘘ではない」
「しかし、何かを隠していることも事実だ」
「ナギサたちも彼女個人を信じたい」
「それでも、ゲヘナという組織を背負っている以上、何も聞かずに道を譲ることはできない」
ヒナは静かに目を伏せる。
「ええ、本当にそうね…」
再び顔を上げたヒナの目から、迷いは消えていた。
「残念だわ……」
ヒナは自らの武器を構える。
「でも、先生を必ず救うという保証がない以上、私たちも引けないのよ」
チナツも決意を固め、武器を構えた。
トリニティ側にも緊張が走る。
現地ナギサが武器を持ち上げる。
現地ミカも銃を構える。
ツルギは口元を大きく歪め、低い笑い声を漏らした。
「先生……助ける……」
「邪魔するなら……」
「ヒャハハハハハハハァ!!」
「ツルギさん、まだ戦闘は始まっていません!」
ヒフミが慌てて止めるが、両者が武器を下ろすことは無く、互いに向け合う。
しかし、誰も引き金を引かなかった。
ヒナも現地ナギサも、本心では戦いたくない。
先生を助けるために、ここで時間を浪費するべきではないことも分かっている。
ただ、互いの立場が退くことを許さなかった。
張り詰めた空気の中。
甲高い音が、夜空から近づいてくる。
「伏せて!」
ヒナが叫んだ。
次の瞬間。
ゲヘナとトリニティの間へ、複数の手榴弾が投げ込まれた。
「きゃあっ!?」
爆風が駆け抜ける。
土煙と炎が周囲を覆い、両者は一斉に距離を取った。
煙の中から、一人の少女がゆっくりと歩いてくる。
狐の面を被った長い黒髪。
白と赤を基調とした衣装。
その姿を確認した瞬間、ヒナの目が鋭くなる。
「あの仮面……」
「まさか、狐坂ワカモ!?」
チナツも息を呑んだ。
「七囚人の一人が、どうしてここに……?」
現地ナギサの顔が引きつる。
「ただでさえ混乱している時に、なぜ七囚人まで現れるのですか!?」
ツルギもワカモの正体に気づき、武器を構え直した。
「七囚人の……ワカモか……」
現地ミカは、三人の反応を見て首を傾げる。
「ワカモ? 誰?」
「七囚人の一人です!」
現地ナギサが叫ぶ。
「非常に危険な指名手配犯ですよ!」
「ただでさえゲヘナと揉めてるのに、指名手配犯まで来たの?」
現地セイアは、煙の向こうのワカモを興味深そうに観察する。
「なるほど。私は知らなかったが、随分と有名な人物らしいね」
一方、募集組は揃って苦い顔をしていた。
ナギサが額を押さえる。
「最悪です……よりにもよって、彼女まで……」
ミカは感慨深い目でワカモを見る。
「まあ、先生がキヴォトス中に助けを求めたら、そりゃワカモちゃんは来るよね~……」
「妙に親しげな呼び方をしないでください。」
ナギサが即座に注意する。
「こちらのワカモさんとは初対面でしょう。あまり刺激しないでください!」
「分かってるよ。ただ、来るだろうなって思っただけ☆」
「むしろ、彼女が来ないと考えていた方が不自然だったね」
アツコが首を傾げる。
「先生を助けに来たのかな?」
「恐らくな」
水着サオリはワカモから目を逸らさずに答える。
「だが、協力するつもりはなさそうだ」
ワカモは周囲から向けられる武器を気にする様子もなく、楽しそうに笑った。
「先生が助けを求めていらっしゃるというのに……」
「なぜ皆様は、ここで道を塞いでいるのでしょう?」
「先生……?」
ヒナは警戒を解かなかった。
「あなたも、先生の投稿を見てここへ来たの?」
「ええ」
ワカモは頬へ手を添えながら、うっとしとした目をしていた。
「先生が私へ助けを求めてくださったのです。私が動かないわけ無いでしょう」
「あれは、キヴォトス全体へ向けた投稿ですけど…」
チナツが思わず指摘する。
「先生は照れ屋ですから」
「私一人へ宛てたものだと周囲に悟られないよう、あのような形を選ばれたのでしょう」
「解釈が強すぎない!?」
コハルが叫んだ。
ヒナは一歩前へ出る。
「私たちは全員、先生を助けに来たの」
「今はあなたと争うつもりはない」
「協力できるなら――」
「必要ありません」
ワカモは笑顔のまま、ヒナの言葉を遮った。
「先生は私が助けますので、皆様はどうぞお帰りください」
「それはできません」
現地ナギサが即座に返す。
「先生は、私たちトリニティの手で救出します」
「私たちも引くつもりはないわ」
ヒナも続ける。
ワカモは数秒、両者を見回した。
そして、小さく首を傾げる。
「つまり……」
「皆様は、先生と私の再会を邪魔するのですね?」
「どうしてそうなるのですか!?」
現地ナギサの叫びは届かなかった。
ワカモが武器を構える。
「先生をお待たせするわけにはいきません」
「邪魔をするのであれば――」
「まとめて排除いたします」
「来る!」
ヒナが叫ぶ。
ワカモの銃撃が、ゲヘナとトリニティの両方へ向けて放たれた。
ヒナが正面から攻撃を受け止める。
ツルギは爆発の中へ飛び込み、ワカモへ襲いかかった。
「ヒャハハハハハハァ!!」
「まあ、恐ろしい方」
ワカモは楽しそうに攻撃を躱す。
爆発に巻き込まれそうになった現地ナギサを、現地ミカが抱えて飛び退いた。
「ナギちゃん、大丈夫!?」
「え、ええ!」
現地ミカはワカモへ向けて反撃する。
放たれた弾丸が、ワカモだけでなくゲヘナ側の近くへも着弾した。
「ヒナ委員長! トリニティからも攻撃が!」
チナツが叫ぶ。
「今のはワカモさんを狙ったものです!」
ナギサが訂正する。
ヒナが現地ミカの流れ弾を受け流しながら咄嗟に反撃してしまう。
補習授業部の四人は現地ティーパーティーの護衛へ回る。
ヒフミがコハルを引っ張り、飛んできた弾丸を避ける。
「どうして先生を助けに来た人たち同士で戦っているんですかぁ!?」
「私に聞かないでよ!」
コハルが叫び返す。
ハナコは、飛び交う銃弾を眺めながら深い溜息を吐いた。
「先生を救出する前に、救出隊が全滅してしまいそうですね」
「縁起でもないこと言わないで!」
アツコは困惑した顔で周囲を見回す。
「みんな、先生を助けに来たんだよね?」
「そのはずなのだがね」
セイアは燃え上がる街道を見つめる。
「先生を助けたいという気持ちが強すぎた結果――」
「先生を助ける者同士で、潰し合いを始めてしまったらしい」
先生を助けるために集まった生徒たちは、まだ誰一人として、先生のいるアリウス自治区へ足を踏み入れられていなかった。