《ネヴァーモーン》
――血より濃い、戦場の家族――
銀河中が最も恐れているのは、
彼らの戦力ではない。
種族混成でもない。
狂気でもない。
本当に恐れられているのは――
“異常過ぎる結束力”
である。
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普通なら、
* オークは人類を殺す
* ネクロンは生命を見下す
* デーモンは魂を喰らう
* 混沌種は裏切る
* 帝国は異端を粛清する
それが銀河の常識。
だがネヴァーモーンだけは違う。
彼らは本気で、
「仲間は家族」
だと思っている。
しかも、
その感情が狂気じみている。
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最大の掟
《家族を見捨てるな》
たったそれだけ。
だが、
この掟を破った者は存在しない。
理由は単純。
裏切れば、
部隊全員が敵になるから。
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有名な事件
《黒色彗星救出戦》
辺境宙域にて、
輸送艦が帝国艦隊に撃墜された。
普通なら見捨てる。
だがネヴァーモーンは違った。
たった一人の負傷兵を救うためだけに、
* オーク艦隊突撃
* デーモンワープ侵食
* ネクロン転移門展開
* マリーン強襲降下
を同時敢行。
結果。
帝国艦隊十二隻壊滅。
救出されたのは、
名前も無い人間の新兵一人。
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救出後、
ヴォルグラムは怒鳴った。
「テメェら勝手に死のうとしてんじゃねぇ!!」
「家族置いて逝く気か、この馬鹿野郎!!」
その後、
新兵は泣きながら謝ったという。
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種族を超えた絆
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オーク達
オークは本来、
弱者を見捨てる種族。
だがネヴァーモーンのオークは違う。
負傷した人間兵を肩に担ぎ、
「オデらァ家族ダ!!」
と叫びながら突撃する。
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ネクロン達
本来感情を失ったはずのネクロンですら、
仲間の死に沈黙する。
特に、
古代貴族セトラ=ヴェインは、
戦死者の名前を数千年間記録し続けている。
セトラ=ヴェイン
「忘却は二度目の死だ」
「我らは家族を忘れない」
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デーモン達
最も異常なのがデーモン。
魂を喰らう存在であるはずの彼らが、
仲間の魂を守るために戦う。
デーモン女王リリスは、
仲間の墓標を自ら建てる。
リリス=ヴァール
「泣いて死ぬな」
「家族が迎えに来る」
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部隊の日常
ネヴァーモーンの日常は、
戦場とは思えない。
* オークと人類が酒を飲む
* マリーンが孤児に武器整備を教える
* デーモンが料理する
* ネクロンが黙って子供を見守る
* 傭兵達が死者の名前を語る
笑い声が絶えない。
だが翌日には、
その全員が血塗れで戦場に立つ。
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“家族葬”
ネヴァーモーンでは、
死者を絶対に放置しない。
どんな激戦地でも、
必ず遺体を回収する。
たとえ艦隊が壊滅しかけても。
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理由
ヴォルグラムの言葉。
「誰にも独りで死なせねぇ」
最大の狂気
彼らの恐ろしさは、
仲間が死んだ時に現れる。
普段は笑う。
冗談も言う。
酒も飲む。
だが、
家族を奪われた瞬間――
ネヴァーモーン全軍が、
“完全報復モード”に入る。
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《灰銀戦争》
ある惑星総督が、
停戦中のネヴァーモーン兵を虐殺した。
結果。
ネヴァーモーン全軍が激怒。
* 三ヶ月間追跡
* 七艦隊撃沈
* 要塞都市陥落
* 軍閥完全消滅
を実行。
だが――
民間人被害はゼロ。
彼らは外道ではない。
あくまで、
「家族の仇を討った」
だけなのだ。
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銀河で最も有名な言葉
ネヴァーモーン全員が、
出撃前に必ず言う。
「生きて帰るぞ、家族」
そして帰還後は、
「飯だ!!」
である。
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最後に
銀河は彼らを恐れる。
化物と呼ぶ。
禁忌と呼ぶ。
だが、
ネヴァーモーンの兵士達は、
ただ笑う。
血塗れの戦場で、
肩を組みながら。
「俺達ァ、家族だからな」