転生したらミュトスの身体でテイワットにいた件 作:dark9486
復ッッッッッ活ッッッッッ!
サンドローネ復活ッ!サンドローネ復活ッ!サンドローネ復活ッ!
気を取り直し
モンド編スタートです。時系列的にはまだ本編が始まる前辺りでやっていきます。ホントに…ホントによかったああ…今後は一生コロンビーナと百合ん百合んしててくれ…(切実)
第1話 いざ自由の国へ
前回、転生した『あなた』は自分の身体がff16のクライヴになったことに驚き大声をあげてしまいましたが直ぐに落ちついた様子で
「戸惑いはしたけどまあよくよく考えたら身長伸びたし顔面偏差値も高くなったから良いことだな、にしても……でけえ…そして案外柔らかいな(胸を揉みながら)」
自分の胸や尻を揉みしだきました。
いやホントなにしてんの
「にしてもここって……どう見ても風立ちの地だよな?風神像あるし、俺テイワットきちゃったんだ…そこはヴァリスゼアじゃないの?いやまああっち後半から地獄だからまだマシだけどさ」
『テイワット』
社会人成り立てのころ、『あなた』が数少ない友人から勧められたゲーム『原神』の舞台である世界、様々な国や文化が入り混じっていて中には日本の文化に近い国もある。
ちなみに投稿主の課金額はここ一年で多のソシャゲを優に越える程までに上がっている。(コソコソ話)
「この身体になったはいいけど…魔法とは使えるのかな?試してみるか」
そう言って『あなた』、もといクライヴ(いちいち『』←これつけてあなたと書くのめんどいので今後はクライヴで呼びます)は近くにあった岩に向けて手をかざし、それっぽく力を込めてみる。
ボウッ! ズドオォンッ…!
「お!出せるぞ!あとは召喚獣の技とか出せるかな?とりあえずは…ガルーダ!」
そう叫ぶとクライヴの両手から猛禽類の爪を思わせるような幻影が現れる
「タイタン!バハムート!リヴァイアサン!」
その後もクライヴが特定の単語を叫ぶたびそれに応じるかのように色々な能力が発言する
「召喚獣技は全部使えるっぽいな?ならアルテマ!……は流石にないか、まああれクリア後2週目の能力だし使えないのが普通か」
一通りに自分の能力を試したクライヴは周囲を確認しながら
「とりあえずは身銭も無いし冒険者協会で登録を行うか、モンド城は…方向的に向こうか?マップ機能がないのはちょっと不便だな(←若干の方向音痴)」
そう少しの不満を言いながら歩きだしていると不意に
「そこのお兄さああ~ん!」
「ん?この声は」
呼び掛ける声が聞こえたかと思うとクライヴの眼前には大きな赤いリボンが特徴の活発そうな娘が現れる
モンドの偵察騎士『アンバー』
原神を始めてすぐの旅人が皆一度はお世話になるのではなかろうか
(まあしばらくしたらすぐ使わなくなる人が多数であろうが…エウアンはいいぞ)
「見たところここの人じゃないよね?あたしはアンバー!モンドの偵察騎士だよ!」
「俺は…」
前世の名前を言いそうになりましたが…思いとどまる
「(せっかくクライヴさんがくれた新しい人生だし、ここはクライヴさんの名前を借りよう…でもせめてキャラは崩さないようにしよう)」
そう少し考えてから顔を上げ
「クライヴ…クライヴ・ロズフィールドだ。よろしくな、アンバー(こんな感じだろうか…?)」
ぎこちないながらも「クライヴ」になりきりつつ挨拶を返す。
「クライヴさんだね!それにしても凄く気品がある雰囲気だね~、もしかしてクライヴさんはどこかの貴族とか?」
「いや…そんなことは…(どっちかというと王族だがまあ間違ってはないか?けどストーリー序盤でもう没落してるし、下手に言おうものなら後々面倒になるだろうから黙っておこう)」
「そうなの?もし貴族ならあたしの友人とも仲良くなれるかなと思ったんだけど」
「(多分エウルアのことだな…寧ろ厄介なことになる気しかしないが)機会があれば是非紹介してくれ」
「もちろん!ところで、モンド城に向かうの?良ければあたしが案内してあげるよ!これも騎士としての任務だからね!<(`ω´)>フンスッ」
「うっわ可愛い(そうだな、こちらとしても有難い。案内してくれ)」
先程の発言は何処に行ったのか秒で水泡に帰した挙げ句に思わず本音と建前が逆になってしまうクライヴであったがとりあえず道すがら自らの境遇を説明しながらアンバーからテイワットの基礎知識を教わることに
(転生したこととこの世界の知識を元から知ってることは伏せつつ)
「そっか~、クライヴさんは別の世界からテイワットに来たんだねえ、だったらなおさら放っておけないね!何かあったらあたしにドーンと任せて!」
「………スッヾ(・∀・`*)」
ナデナデ
あまりのかわいさに気付けばクライヴはアンバーの頭に手を伸ばし、優しく撫でまわした。
「ふえっ!?///ちょ、ちょっとクライヴさん!?」
唐突に頭を撫でられたアンバーはすっとんきょうな声をあげる
「……すまないな、君のような健気で真っ直ぐな娘が知り合いの子供にいたものでつい…(やべ、思わず撫でちまった)」
「もおお~!あたしは子供じゃないよ!ちゃんとしたレディなんだからね!ヽ(`Д´)ノプンプン」
可愛い表情でむくれながら猛講義をするアンバー
「す、すまない…嫌だったか?(うわ~ほんと可愛いなこの娘…リアルでこんな反応されたら好きになっちゃうって)」
凄く本音が出そうなのを堪えるクライヴに対し
「え!?い、嫌かと言われたら……そ、そんなことはないけどお…///(クライヴさんの手、大きかったなあ…男の人の手ってこんなにあったかいんだあ…えへへ///)」
満更でもなさそうに、というか物凄く乙女な表情で先程撫でられた自分の頭をさするアンバー。そりゃそうだ、転生前のルックスならまだしも現在の姿はクライヴ・ロズフィールド、普通に顔はイケメンの部類なのでこんなクソイケメンムーヴされようものなら多感な時期であるはずのアンバーには最早劇物である。
そんなやり取りをしていると…
「う、うわあああ!助けてくれええ!」
「yaaaaaa!」
男の悲鳴とそれに対し獲物を逃がすまいと追いたてるような雄叫びがこだまする
「っ!クライヴさん…!」
「…ヒルチャールだな」
二人は顔を見合せ走りだす。
ほどなくすると人影が見え、それを取り囲むように複数の魔物 『ヒルチャール』が棍棒を持ち今まさに振り下ろされそうになるところで
「やああっ!」
バシュッ!
「Gyaa!?」
すんでのところでアンバーの放った矢が一体のヒルチャールの腕に刺さり、思わず棍棒を落とす。
「クライヴさん!」
アンバーが声を出し、すかさずクライヴはそれに合わせる
「任せろ…!炎よ!」
『スカーレットサイクロン』
ボオオッ!
「Gyaaaaaaa!」
クライヴの背中から孔雀を思わせるような翼が生え、周りのヒルチャールを蹴散らす
「凄い…神の目を持ってないのにあそこまで炎元素を使いこなすなんて…それに…綺麗な羽…」
「片付いたな…ん?どうしたアンバー」
「う、ううん!なんでもないよ!それより早く救助しないと!」
見惚れていたアンバーは慌てて先程の男性に近寄り、怪我の確認を行う
「た、助かりましたあ…またうっかり魔物の巣の近くに来てしまって…」
「もう~、パラドさん!これで三回目だよ?気を付けないと何時でも助けがくるわけじゃないからね?」
「まあまあ…命があるだけ安いさ(あ~、『うっかりパラド』か…)」
原神にはよくフィールドを歩いているとたまに発生するサイドクエストがあるがそのNPCがこの『うっかりパラド』と呼ばれる男である。最初は旅人たちに助けられてはいたがとあるバージョン(白亜と黒龍)から全旅人の恨みを買い、クエストが発生しても放置されている可哀想なやつである。
まあ投稿主はナタ実装後くらいに始めたのでネットの知識で知ったんだけどね☆
「そう言われると面目ない…ところで、クライヴさん…でしたよね?先程のあの技…神の目を持たずに元素を扱えるとは…」
「あたしも正直びっくりしたよ~!ねえねえ、クライヴさんの世界では皆そういったこと出来るの?」
『神の目』それは文字通り神からの贈り物であり願いの結晶のようなもの、それを授かった者は皆神となれる資格を得ることが出来、色によって対応した元素を操り身体能力も向上させる。そんな超絶凄いアイテムを持たずに元素力を制御出来るクライヴに二人は興味津々だった。
「いや…俺の世界でもこういったことが出来るのは稀だったよ。それに…そういった人達はみんな…人として生きることすら許されずに…ただ消耗品のように酷使されてきたんだ」
「ごめんなさい…!なんだか辛いことを思い出させてしまったよね?」
「気にしなくていい、少なくとも…最後には成すことが出来たのだから…(そうだよね…?クライヴさん……)」
クライヴの世界、ヴァリスゼアでは『クリスタル』呼ばれる水晶のような鉱石が世界の中心でありそれを介して『魔法』を使うことが出来る。だが稀に『ベアラー』というクリスタルを介すことなく魔法を使える者が産まれることがあり、彼らは忌むべき者として迫害され、奴隷のような扱いを受けていた。そういった環境に対し、「人が人として生きられる世界」を作るために戦うのがff16の大まかなストーリーである。
みんなもプレイしような!面白いから!
そして、そのままパラドもメンバーに加わり、歩き続けると大きな橋と城のような建物が見える、ここがモンドの中心『モンド城』である。
そのまま橋を渡ろうとすると向こうから慌てた様子で男の子が走ってくる
「あ、アンバーお姉ちゃん!ちょうどよかったあ!僕の鳩達が見あたらなくて…探してくれない?」
そう涙ながらに男の子は訴えてきた。
「ティミー君!でもどうしよう…あたしこの人達を案内しないといけないのに…けど困っている市民を放っておけないし…」
どちらを優先すべきか迷っている様子のアンバーに対しクライヴは声をかける
「大丈夫だ。もう目的地には着いたしあとは自分でゆっくり観光してくるさ。彼のことも任せてくれ」
「ホントにいいの?さっきの戦いもあたしあんまり役に立てなかったのに…シュン( ´-ω-)」
そう言われ少し自信を無くしたアンバーだが…
ギュッ
「へっ?へぇっ!?///」
急に手を握られ、思わず変な声をだしてしまう
「そんなことはないさ、さっきの弓での援護が無ければ彼は間に合わなかったかもしれないんだ。君はよく頑張っているさ、流石はモンドが誇る西風騎士団だ。ナデナデ」
それに対して褒め千切ったあげくさっきのように優しく頭を撫でるクライヴ。ほんまこいつは今の自分の顔面の良さを自覚した方がいい
「ほ、ほんとに…?///……うん、ありがとうクライヴさん…えへへ~/////」
もうデレッデレである。う~んこのクソボケ
「じゃあ後はお願いね!行こうかティミー君!」
そう言ってアンバーは二人を残して去っていった。
「僕もここまでで大丈夫です!本当に助かりました!風神のご加護があらんことを!」
「ああ、そっちも気を付けてな。」
こうしてモンドに着き、再び一人になったクライヴであったが
「クライヴね……その名前覚えたわよ…私の友人に粉かけようとしたってそうは行かないんだから…」
何気ないところで火種を振り撒いたことは露しらずに歩き出すのであった…
「星と深淵を目指せ!ようこそ冒険者協会へ!私は受付担当のキャサリンと申します!本日はどういったご用件でしょうか?」
キャサリンと名乗るどこか人とは違うような雰囲気を感じる女性は元気に挨拶をしてくれた。
「登録をしたいんだが…手数料はかかるのか?生憎手持ちがなくてな」
少し不安そうにしながら訪ねるクライヴだがキャサリンは不思議そうな顔をして
「登録に手数料はかかりませんよ!では登録を行いますのでお名前を教えてください!」
とあっさり答えてくれた。それを聞いてクライヴはホッとした表情になり
「ならよかった…クライヴ・ロズフィールドだ。」
「クライヴさんですね!登録が完了しました!早速依頼を受けますか?」
そういうとキャサリンは依頼が載っているであろうリストをクライヴに提示してきた。
「なら出来れば早めに多く稼ぎたい、魔物の討伐やらの依頼はあるか?戦いの心得はあるつもりだ。」
とりあえず最初からそれなりに危険な依頼で稼ごうと考えたクライヴだが
「申し訳ありません…クライヴさんは登録したばかりなのであまり危険な依頼は受付できません…」
現実はゲームのようにそう甘くはないもんである。
「そうか…(´・ω・`)」
「でしたらこちらはどうでしょうか?依頼内容はここから近くの清泉町へ獣肉の配達をして欲しいそうです!」
そう言ってキャサリンはリストの端にある挿し絵付きの文を指差した。そこに書いてある依頼は
『私の新作の料理に使うための獣肉が足りないの!誰でもいいから持ってきて欲しいわ!』
といういかにも主婦が書いたであろう内容が載っている。
「(デイリーか、ゲームなら濃縮樹脂やらを溶かしてスキップできたがまあ仕方ないか…)ならそれにしよう。選り好みする立場でもないからな」
「かしこまりました!では後はこちらで処理しておきますね!それでは良き冒険者生活を!」
「ああ、ありがとう。さて、先ずは肉を集めるとこからか、とりあえず放狼領へ行くか…」
こうして晴れて駆け出しの冒険者となったクライヴのモンドでの生活が始まるのであった。
クライヴのエミュ難しいな…あと一応ストーリーは最新まで進んでるけどアンバーとかの初期キャラの口調とかも正しいかわからん……頑張ってストーリー見返します…
次回はもしかしたらアルベド君に会うかもです