転生したらミュトスの身体でテイワットにいた件 作:dark9486
ヴェスナさんゲットしました。
バカみたいに強いです。今まで星拡散アタッカーは大団長が担当してたんですがもう息してません
なんならヴェスナさん餅無しなのに体感で炎魔導パ大団長より火力出してます。この後のダ二カちゃんや女皇陛下も楽しみになってきたぜえ
追記
餅もゲットしました。天井すり抜けでヴォジャニーツァのが当たったけどその後まさかの10連で来てくれたからこれで心置きなく女皇陛下に突っ込めるぜ
『炎よッ!!!!!』
《転生の獄炎》
ゴオオオオオオオオオオ!!!!
ギギ…バチバチッ…!
クライヴは召喚獣の力を身に宿し『半顕現』状態での猛攻から『フェニックス』の炎と翼を展開し地面から無数の火柱が迸ると、遺跡を守っていた防衛装置のような自立型の機械の部品や塗装がその強烈な熱気により溶け、スパーク現象を引き起こす
『くたばれえええっっっ!!!!』
ドゴオオオオンッッ!!!
バチバチ…シュウウウウウン……
そしてクライヴは翼を翻し、溶けた装甲の影響で動きの鈍った相手へと飛び込みながら左手へ炎元素を集中させた球体を直接叩き込み、凄まじい爆発と共に防衛装置の筐体は後方の壁へと吹き飛ぶとその一撃が決定打となり完全に機能を停止する
「……なんという強さだ…あの力……その気になれば俺達なぞ容易く全滅させることが出来たからあれ程余裕を持っていたわけか…」
「これでよくわかっただろ!クライヴを敵に回すと怖いんだぜ!」
「パイモンの言う通りだよ。彼はとっても強いんだから」
「だからなんでさっきからお前達の方が自慢気なんだ……確かこの先にリフトがある。そこに乗ろう」
敵を片付け、安全を確保したクライヴはその後も前世での朧気な記憶を辿りながら内部のギミックを解き先を進む
ゴウン…ゴウン…
「これは……こんなにも植生が豊かだなんてな、思っていたより意外だったよ」
「おお…!砂漠にもこんな植生があったんだなあ!」
リフトに乗って下へ降りると広い空間へと着き、周囲には生命の少ない砂漠とは違い溢れるばかりの生命の息吹きが芽吹いていた
「クライヴといったな……教えてくれ、もしや…これも草神の力なのか…」
「……そうだな、彼女が自らの力でキングデシェレト文明の痕跡を残してくれたんだ」
「そうか……」
その光景を見たラフマンは静かにクライヴへ問いかけ、彼の答えを聞くと再び黙りこくる
ガコンッ!
やがてリフトはそれまでよりも広い空間へと止まり、一行はリフトを降りる…
「さっきと違って随分明るいな……なあクライヴ、ここって何なんだ?」
「墓だ。キングデシェレトの司祭が眠ってる」
「ひぃ…!オ、オイラ怖いから先に行ってくれぇ……((( ;゚Д゚)))」
今の場所についてパイモンはクライヴに問いかけるが返ってきた答えを聞き、ぶるぶると震え全員の後ろに隠れる
「………知ってるかパイモン。俺の知る限り、そういうのを題材とした物語では『一番後ろにいるやつから先に襲われる』パターンもあるぞ?」
「ぎぃやあああああああ!!!!怖いこと言うなよお!!!!!!」
「ふっ…冗談だ。行くぞ」
「ぐぬぬぬ……!決めた!お前のことは今日から『性悪野郎』って呼んでやるぞ!」
「そんなに褒めないでくれ」
「褒めてなあい!!!!!」
悪態を吐きながらも旅人の背中から離れようとしないパイモンをからかいながらクライヴ達はかつては立派であったであろう石像が立つ墓標の前へ着くとそこにはこのテイワットでは見慣れない古びた言語のような物が刻まれている
「これは…キングデシェレト様の記号だ……」
「アルハイゼン。あんたは確か古代キングデシェレト文字が読めたはずだったな?解読出来るか?」
「ああ、少し時間をくれ」
クライヴの言葉にアルハイゼンは書かれた文字の前と屈み暫く熱心に見つめる
「ふむ、どうやら弔辞のようだ。」
「もう読み終わったのか……何が書いてあったんだ?」
パイモンが問い掛けるとアルハイゼンは静かに語り始める…
「『ここに眠るは我らが忠実なる祭司『カサーレ』その英知は正に奇跡、賛美と謳歌に値する』…だそうだ。」
「本当に祭司の墓とはな……それにしてもやはりおかしい…元素力があまりに濃い、ここには溢れるばかりの生命を感じる…まるで何かを伝えようとしてるかのようだ。」
だが一方、セノの意識はアルハイゼンの言葉よりこの場所に流れている元素の方に向いておりアルハイゼン自体もそれについて気にかかっていたようで、同じように考えこむ
「アルハイゼン、『遺骨』だ。そこに入っている彼を調べてみてくれ」
「……『君もそれを気になっている』ということなら正しいのだろう。わかった。」
そんな彼へクライヴが言葉をかけるとアルハイゼンは迷いなく石棺の中にある遺骨へと近づくと自らの『アーカーシャ端末』を使い調べ始める…
『分析中……』
アルハイゼンが目を閉じるとアーカーシャ端末から無機質な音声が流れ、少ししてから彼は目を開ける
「……どうやらこの遺骨には『隠された情報』が眠っているようだな。ちょうどここにキングデシェレト文明の装置がある。これで先ほどの情報を投影しよう」
アルハイゼンはそう言うと石棺前の階段の中央に位置している菱形状の模様のような装置を起動しようと近づくがそんな彼にラフマンが疑問を投げ掛ける
「知識の共有はお前達の原則に背くんじゃなかったか?」
「確かにそうだ。しかし君がここにいる以上、これらの情報は直接君に受け取る方が最善だと彼が言っていたからな。これについては俺としても同意見だ。」
「……俺がこう言うのもお前の想定内というわけか?」
アルハイゼンの答えにラフマンがクライヴを見つめるとクライヴは深く頷きながら話だす
「ああ、これからあんたが目にするのは歴史の真実だ。砂漠の民であるあんたには知る権利がある……だがきっとあんたには耐え難い光景になるはずだ。その目で見届ける覚悟はあるか?」
「……………」
クライヴの真剣な眼差しにラフマンは暫く黙るが、その瞳は当に覚悟を決めていたかの様に据わっており静かに口を開く
「……構わん、言っただろう?目の前の事実を無視する程馬鹿ではないとな…そこに答があるなら進むのみだ。」
「わかった。アルハイゼン、頼む」
「了解した。」
ブウウウウン……
《知識の中に文明は生まれたが──同様に知識は文明を滅ぼせる──災難は知らずの内に降臨した》
クライヴの合図でアルハイゼンが装置を起動すると、遠隔式のモニター画面のような物が表示され威厳のある男性の声が響く……
「この声の主が…もしかして『カサーレ』なの?」
「恐らくな」
旅人の問いにクライヴは答えながらラフマンを横目で眺めると彼は周りに目もくれずに写される映像に釘付けになっていた…
《キングデシェレトがこの世にもたらした『禁忌の知識』は疫病の様に広がった──狂気なるうわ言が心を満たし─灰黒色の鱗が背中を覆った》
「これ…!『魔鱗病』のことだぞ!でも…『禁忌の知識』って一体何のことだ?」
「それは後々俺が話すさ。」
そこからはかつての砂漠の民達が『禁忌の知識』の影響により徐々に狂いだし、魔鱗病により苦しみ続ける描写が続いていた。
だがそれを『マハールッカデヴァータ』が祭司達を集め、神殿を建てた後自らの力の全てを用い『禁忌の知識』を奇跡的に封じ込めるこめることに成功したものの彼女は最後には幼子の様な姿となる……
《砂漠の民達よ─恨みを抱く必要など無い──この恩だけは─永遠に忘れてはならない──》
ブウウウン……
「…………」
「……これがキングデシェレト文明の真実だ。彼がもたらした禁忌の知識は砂漠の民達を蝕んだがマハールッカデヴァータは自らの力の全てを…キングデシェレトはその命を以て抑えこんだんだ……彼女はあんた達砂漠の民を見捨ててなんかいない…ずっと手を差し伸べていたのさ。」
「けど…最後はすっごく小さくなってたぞ……」
「ラフマン殿、君がたとえアーカーシャを信じられなくとも、キングデシェレトの技術なら信じられるはずだろう?これがキングデシェレト祭司の遺言だよ。」
その一言を最後に映像は消え、自らが信仰する文明の末路を見届けたラフマンは何も言わずにただ俯いていたがクライヴとアルハイゼンの二人が声をかけると彼は静かに口を開く
「……今までの俺ならこんなクレイジーな話など決して信じなかっただろう…キングデシェレト様が死に、俺達の文明が破滅へ向かってるのは全部マハールッカデヴァータが降臨したせいだと思っていたからな……俺達にとって彼女は災難に追い討ちをかけた元凶だと信じ、人と同様に砂漠で殺し合い…憎み合ったと……」
「ラフマン……」
下を向きながらポツポツと語る彼にディシアは思う所があるのか、少しだけ憐れむかのように呟く…が、彼の口からふと急に乾いた笑いが溢れる
「ハ…ハハ、もし直に見ていなければ……もしもこの目で、耳で、心で…その遺言をこれ程まで切実に感じ取っていなかったなら…」
ギリィッ……
直後、ラフマンは顔を上げ拳を硬く握りしめる……
その顔には後悔や怒り、哀しみといった感情が渦を巻いたかのようであり彼の拳からはポタポタと赤い液体が溢れていた…
「……一体、一体どう向き合えばいいというのだ…!俺は…!俺達は何年も何年も、自分達の恩人に剣を向けていたのに…!なのに俺達は…彼女を…!そしてその民達でさえ…裏切り者だと罵っていたなんて…!!!!」
ポタ…ポタ……
天を仰ぎ、自らの愚かさを悔いるかのように慟哭しながら涙を流すラフマンを見つめる一行だったが暫くして落ち着いた彼はクライヴの方を向く
「……感謝する…お前のおかげで自らの過ちを知ることが出来た……だが俺と俺の旅団は、一体何の為に戦ってきたのだ…」
「……」
ポンッ
再び俯いたラフマンだったがクライヴはその肩に優しく手を添えると彼は静かに顔を上げる
「確かに、あんたが今までしてきた事は到底許されるべきじゃないだろう……だが砂漠の民を救いたいというその信念は、紛れもなく本物だったはずだ。」
「クライヴ……」
「だからこれからは…彼ら草神の民と一緒に手を取り合っていけばいい。それが今のあんたにとっての贖罪、いや…希望になるはずだ。」
「…………!」
ガシッ!
「うお…!?ど、どうした?」
クライヴの励ましを聞いたラフマンの顔は先ほどとは違い、喜びに満ちた表情で再び涙を流しながらクライヴの手を握る
「さっきはすまなかった……感謝するぞクライヴ…いや!これからは『ブラザー』と呼ばせてくれ…!」
「急だな……まあそのくらいなら構わないさ」
「本当か!?ではこれから宜しく頼むブラザー!困ったことがあれば何時でも言ってくれ!」
「あ、ああ……頼りにしてるよ…」
「はいはい。男同士の友情はその辺にしといてくれよ?それでラフマン、あんたはこれからどうするんだい?」
ラフマンから腕を上下に揺らされアウアウと声をもらしながら身体も一緒に揺られるクライヴだったがそれをディシアが諌めるとラフマンは気を取り直す
「少しタイムを設けたい。これから仲間達を説得する必要がある……決して簡単なことではないだろう、だがそれでもやらねばならんからな。安心してくれ、狂…グラマパラは必ず全員送り返すと約束しよう。他の物資も共有して構わない」
「わかったよ。ならあたし達は何時行けばいい?」
「明日だ。それまでにはお前達が盟友だと信じれるように説得してみせる。」
ラフマンのその顔に迷いはなく、憑き物が落ちたかのように晴れやかな表情で一行に笑いかけ、セノはその様子に最初の警戒心とは打って変わり少し優しさのある声色で話かける
「どうやら、賢者が敵だとわかってくれたようだな」
「ああ…神は人を見捨ててなどいなかった。業を作りだしたのは人自身だったんだ…ブラザーのおかげでようやく過ちに気付けた。感謝してもし切れん」
「じゃあそろそろ戻ろうぜ!オイラお腹空いちゃったぞ…」
「パイモンったら全くもう…でも正直私もお腹空いたし、皆戻ろうか」
旅人が言い終わると同時にグゥ~とパイモンの腹の音が鳴るのを聞き一行は来た道を引き返し、その後はクライヴの『バハムート』の力により谷底から抜け出すことが出来たのだった。
『アアル村』
「今日は色々あったけど何はともあれ一件落着だな!あ、そういえばクライヴは『禁忌の知識』について何か知ってるんだよな?それって一体何なんだ?」
「ああ、ちょうどいいしお前達二人には話しておこう」
村へと戻り夕食を共にする三人であったがパイモンがふと思い出したかのように『禁忌の知識』について問いかけられたクライヴは手を止め語り始める
「『禁忌の知識』とは元々は『第二降臨者』である『竜王ニーベルンゲン』がテイワットの外から持ち出した物だ。竜王はこれを使い『天理』に対抗しようとしたが結果はお前達もなんとなくわかってるだろうがその知識はテイワットに深刻な被害をもたらしたんだ。これはまだ天理が『天の釘』を下ろす前の出来事だ。そういえばお前達は釘自体は見たことあるだろう?」
「……『ドラゴンスパイン』と『層岩巨淵』にあったあれのこと?」
クライヴの言葉に旅人はこれまで自分が辿って来た旅の中で心当たりのある場所を思い浮かべそれを口にする。
「そうだ。話を戻すが、竜王がもたらした禁忌の知識は時代を経て二度テイワットに厄災を引き起こした。一つが今日見たキングデシェレト文明での事、そしてもう一つは……500年前に起きた『カーンルイア』での災禍だ。」
「……やっぱりここでもカーンルイアが関係してくるんだね…」
「憶測だが、当時の『黒王』もかつての竜王と同じように天理の下、規則に動く世界に対し反抗しようとしたんだろう……俺の知る限りではここまでだ。」
「そっか…でもありがとう。教えてくれて」
旅人は疑問の残る顔をしながらもクライヴに感謝の言葉を述べ、クライヴは優しく微笑みを返してから席を立つ
「気にするな……お前が早くお兄さんに会えることを願うよ。さて…明日も早いから俺は先に寝とするよ、お休み蛍」
「うん、お休みクライヴ。貴方に『風神のご加護がありますように』」
1日の騒動を終え少なからず疲れが溜まっていたクライヴと旅人はその夜、明日に備え床へ就いてから直ぐに夢の中へと落ちるのだった……
クライヴさんってなんか男とかも堕としてそうですよね(女性と違って恋愛的な意味はないけど)
しかも相手にとって一番言われたい言葉も言ってくれるしそりゃ隠れ家の皆からの人望もありますわな。ガブさんとか中々に重たい感情持ってる感じありますもん
今後出来たら本編とは違う各キャラ√の話も書きたいんですけどこれまでクライヴ君が堕としてきた中で先に書いて欲しいキャラありますか?
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アンバー
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エウルア
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ジン
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刻晴
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香菱
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九条沙羅
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雷電将軍
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コレイ
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ディシア
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旅人