転生したらミュトスの身体でテイワットにいた件 作:dark9486
ミティヤ君の情報来ましたねえ、でもバレリーさん星4なのはちょっとなあ……あの声で星4て…
今回でようやく草神救出パートに突入します。そろそろスメールもクライマックスが近いかな?今のとこアンケートでは時間はかかってもいいとの票が多いのでやりたいこと詰めこみます。
スメール『パルディスディアイ』
翌日、クライヴは『バハムート』を使い『キャラバン宿駅』から程近い場所へと赴き、その場所で一番目立つ噴水の近くにいる人物へと声をかける
「久しぶりだなティナリ、元気だったか?」
「君は…!クライヴ…!?大丈夫なのかい!?前に教令院から君がお尋ね者になったと聞いたけれど……」
「ああ、それについてだが……」
クライヴはティナリにこれまで自身に起きたこと、そして教令院の思惑やそれに『博士』が関わっていることについて説明する
「成る程…じゃあ今はセノ達と旅人は一緒に行動してるんだね?」
「ああ、そろそろ彼からの伝言を伝えに来るはずだ。」
「お~いティナリ…ってクライヴもいるぞ!?」
クライヴがそう言うと背後から旅人とパイモン、そしてディシアの三人が歩み寄ってくる
「噂をすれば何とやらだ。後は彼女達から聞くといい、じゃあ俺はこれで……あとコレイには心配かけてすまないと伝えておいてくれ」
「わかったよ。コレイのこと気にかけてありがとう。あの娘、ここ数日あまり寝れてないからね」
「そうか……なら早く終わらせないとな、あと…『ハイパシア』という女性のことだが…彼女のことも気にかけておいてくれ。」
「……博士とのことだね?わかってるよ。」
そう言い残しクライヴは再び『バハムート』の翼を広げ空へと飛び立ち、旅人とパイモンの二人は呆気にとられるもティナリの方を向く
「ってもういっちゃったぞ……ティナリ、さっきクライヴと何を話してたんだ?」
「ああ、君達とセノがクラクサナリデビ様を助ける為に尽力してるって聞いてね。それで君達から伝言があるって言われたんだ。」
「……あいつってホントに何もかもお見通しなんだな…」
「それが彼の凄い所だよパイモン。じゃあ私からも説明するね」
旅人達は改めて今回の作戦についてティナリと話合い、先ほどクライヴが気にかけていた人物『ハイパシア』のこと、そして彼女の身柄を博士が要求していることを知るのだった。
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『オルモス港』近くの街道にて──
ザッ…ザッ…
一方、時を少し飛ばし旅人達が『オルモス港』へと着いた直後に入れ違いで件の女性『ハイパシア』を捕らえる為に博士の部下であるファデュイ兵士達がパルディスディアイへと通ずる道を行進していた
「あと少しで『パルディスディアイ』だ。博士様の言う通りあの女を見つけたらすぐにでも身柄を…」
バサッ…!
「な…!?貴様は!」
だが彼らの上空から突如としてクライヴが目の前へと降り立ち、背中の剣を取り出し彼らへと切っ先を向ける
「悪いがここから先へ通すわけには行かない」
「馬鹿な!既に我々の行動が読まれていただと…!?」
「怯むな…!相手は一人だ!全員で陣を組め!」
ダダダダダッ!
リーダーである『デッドエージェント』の命令により他のファデュイ兵士達はクライヴをとり囲み、それに対しクライヴは動じることなく冷静に一人一人の持つ武器や動きを観察する
「……それで俺を制圧出来ると思ったか?」
「我々は博士様直属の部隊、ここにいる者はどれも皆選りすぐりの精鋭達だ。舐めてもらっては困る。殺れ!」
「「「うおおおおおおおおっ!!!」」」
他のメンバーはリーダーの一声に猛り、武器を構え同時にクライヴへ攻撃を仕掛ける
「『ラムウ』ッ!!!」
《パイルドライヴ》
バチィッッ!!!
「「「ぐあああああっ!?」」」
クライヴの右手から杖状の物体が生成され、地面へと突き立てると同時に凄まじい光とともに電撃が兵士達の身体に迸り彼らを遥か後方へ吹き飛ばす
「それが『ラムウ』、かつて『バアル』の側近だったという魔神の……なんという力だ…」
「……(『バハムート』の時に確信していたがやはりこの世界においての『召喚獣』は『魔神』として存在しているわけか……)」
「だが!博士様は貴様に対抗する為…我らに新たな力を授けてくれた!見るがいい!ぬうううううううう……!!!!」
《リミットブレイク》
ゴオオオオオオオオ!!!!
デッドエージェントの心臓の辺りからドス黒い炎元素エネルギーが溢れたかと思うと火柱が立ち上り、それは全身へとまわり彼を完全に飲み込み徐々に形を成していくとやがてクライヴと同じように腕は獣のように変化し、手はナイフと一体化したような姿へと変貌を遂げる…唯一違うのはクライヴのように理性的な蒼い瞳とは違い、狂気を孕むかの如く瞳孔の開いた真紅の瞳という点のみであり、クライヴは彼の姿にそれまで保っていた冷静さを失う
「『半顕現』だと…!?ドミナントでもないのに何故!?」
『博士様はあの日貴様との戦闘により得た視覚データを元に再現した力を我らの邪眼に組込んで下さった……『体内に元素を血流のように送り込むことで爆発的な力を得ている』という博士様の仮説は正しかったようだな…この力があれば貴様など脅威ではない!』
バッ!
「(速い…!)」
変貌したエージェントはナイフを構え、地面を一蹴りしたかと思うと高速でクライヴの懐へと潜り込む
「ぐっ…!」
キイイイイイィィィィンッッッ!
だがクライヴあわや急所を一突きされる寸前で刃を受け止め、金属がぶつかり合う異音が鳴り響く
『ふふ…どうだ?自身の力を利用された気分は?』
ギリギリと刃が擦れ、互いに体重をかけるように鍔迫り合いながらエージェントがクライヴへ不敵に笑いかける
「……最悪な気分さ…どうやら俺はドットーレを甘く見ていたらしい。」
『今さら懺悔か?だがもう遅いぞ、死を以て償うがいい、』
「何か勘違いをしてるみたいだな?誰が何時『お前に勝てない』と言った?」
「何だと……?」
パチ…パチッ…!
勝利を確信したエージェントだったがクライヴのその言葉に僅かに動揺を示すと彼の右手から火の粉が舞い始める
「その力は所詮紛い物だ……これからお前に召喚獣本来の力を見せてやる…!はああああああああああ…!!!!」
《リミットブレイク》
ドオオオオオオオオオオンッッッ!!!
『ぐううううっ…!?な、なんだ!?』
クライヴの全身からエージェントが出した時よりも巨大な炎の柱が出現し、辺り一面に身を焦がすかのように強烈な熱気が走る
『第2ラウンドだ……来い!!!!』
爆炎の中から蒼く輝く瞳を宿し『半顕現』状態へと化したクライヴはエージェントに対し左手を構え『かかってこい』とジェスチャーで挑発の意思を示す
『くっ…!舐めるなよ!!!』
ブンッ!
『同じ手は通じないぞ!』
シュッ!
エージェントは再びナイフを構えると先ほどと同様、クライヴの急所を穿とうと踏み込むもクライヴは身を屈め攻撃を躱す
『はあっ!』
《エコーブレイカー》
ドゴッ!メキィ…
『がはっ…!?』
そしてクライヴは剣を逆手に持ち、持ち手の先をエージェントの鳩尾へと叩きこむと無防備な状態でカウンターを決められたエージェントは思わず腹を抑え膝をつく
『『ガルーダ』!!!』
《ガウジ》
ザシュッ!ズバババッ!
『ぐっ…!がぁ!?』
『まだだ…!』
《エアリアルコンビネーション》
ズドオオオオンッッッ!
『ぐはあっ!?』
クライヴの両手から猛禽の爪が出現しその鋭利な爪先によりエージェントの身体を切り刻みながら宙へと打ち上げると続け様、『フェニックスシフト』により瞬時に移動しそのまま炎を纏った剣の一撃により地面へと叩きつける…
『ここで…!終わらせてやる!!!!』
ゴオオオオオオオオオオッッッ!!!
クライヴが左手を天へと突き出すと業火がエージェントを包み込み再び宙へと打ち上げられる…
『うおおおおおおおおおおっっっ!!!!!』
ズバッ!ザシュッ!ドゴッ!
そしてそのまま目にも止まらぬ程の猛攻を仕掛け、エージェントは抵抗も出来ずされるがままに受け続ける…
『これで決める…!《イフリート》ッッッ!!!!!』
ズドオオオオオオオオオオオンッ!!!
《この炎で…!全て焼き尽くす!!!!!》
ドガアアアアアアアアアンッッッ!!!
『ぐああああああああああ!!!?』
クライヴは召喚獣の力を完全に解放し《イフリート》へと顕現するとスメール全土に響く程の咆哮をあげ、エージェントを鷲掴みにすると空へと放り投げながら巨大な火球を撃ち込み、エージェントの断末魔とともに凄まじい爆発がスメールの空で弾ける…
「ぐふっ……な、なんという力だ…これが《イフリート》……」
「言ったはずだ。お前の力は紛い物だと」
全身に重度の火傷を負いもう立ち上がることも出来ないエージェントに対し、元の姿へと戻ったクライヴは彼を見下ろす…
シュウウウ……
するとエージェントの身体の末端が徐々に灰色へと変色するとまるで砂のように崩れ始め、クライヴはその光景に見覚えがあるのか顔を僅かにしかめる
「これは……」
「……紛い物とはいえ召喚獣の力を模倣し酷使した代償だ。身体の端から石化が始まり最後には崩壊する…ましてやお前はドミナントじゃない、無茶をしすぎたんだ。」
「成る程な…どうやらここまでらしい……だが博士様の計画は止められないぞ……貴様一人ではな…」
「いや、旅人や他の皆…仲間がいる。彼女達ならきっと阻止してくれるさ…」
「仲間……か…」
石化は既に首から下の全身にまでまわり、最早彼の命は風前の灯であった…だがエージェントは最後の力を振り絞りクライヴへと問いかける
「最後に一つ聞きたい……貴様はその先が例え地獄だとしても…勝ち目の無い戦いだとしても……それでも進むつもりなのか?」
「………」
その問いにクライヴは暫しの沈黙の末、彼に対し微笑みながらかつて『あの人《クライヴ》』が遺した言葉を告げる
「……戦い続けるさ、『人』である限り…」
「………『人』である限り……か…ふふ、『人』から外れた力を持つ貴様がそう言うとはな……」
サラサラ……
クライヴの言葉を呟きながらエージェントの身体は完全に石崩れ、その灰は風に乗ってスメールの空へと舞う……
クライヴはその光景を見つめ、静かに右手を胸に当て祈りの仕草を取ってから剣を納める…
ゴロゴロ……ピシャアアンッ!
ふと、周囲が薄暗くなり空に暗雲が立ち込めたかと思うと強烈な稲光が地面へ落ち始める…
「天候が……『散兵』の仕業だな…つまり今旅人は彼と会ったか……いよいよ報いを受ける時が来たぞ…!『大賢者アザール』!」
雨粒が身体に伝わり、濡れていく感覚を感じながらもクライヴは空へと飛び立ち再び行動を再開するのだった……
敵側も強くしたいな~と思ったのでリミットブレイクを取り入れて見ました。ドットーレなら原理さえ解れば普通に再現しそうだしね……
次回でそろそろナヒーダ助けれるかな?
今後のストーリー展開について
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長くてもいいから設定見返して本編通りに
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ダレない程度に飛ばして
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うるせえさっさと書け