転生したらミュトスの身体でテイワットにいた件   作:dark9486

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今回は少し短めです。あと本編よりも協力者多め


第4話 一致団結 (酔っぱらいを添えて)

「アルベドから報告は聞いている。貴方が今回の作戦の要になると言われた。私は西風騎士団代理団長のジン、宜しく頼むクライヴ」

 

スラッとした佇まいで気品のある女性『ジン』、「蒲公英騎士」の称号を持つ実質的なモンドのトップであるは凛とした態度でクライヴに挨拶を交わす

 

「こちらこそ宜しく頼む。貴女のことはディルックの旦那からよく聞かされていたよ、まだ新米だった頃に剣術の上達に悩んでいて旦那と一緒に稽古したこととか色々とな」

 

クライヴはディルックの騎士団時代のことや同僚内での恋バナで盛り上がったことなどを話すと、ジンはたちまち茹で蛸のように顔を真っ赤に染めディルックの方を向き

 

「せ、先輩!?あのことは言わないで欲しいと約束したじゃないですか!!!」

 

 

「あれは君がその前に『騎士団として共にやっていくなら』と言ったことだろう?今の僕は騎士団じゃないし関係ないさ」

 

そう叫ぶジンに対してディルックは至って冷静に淡々と言い放つ

 

「うう…すまない…こんな情けない所を見せてしまって…」

 

自らの恥ずかしい過去を暴露されたことを知り先程の威厳が嘘のように縮こまるジン。だがクライヴはジンの手を取り

 

「……人は誰しも秘密を抱えてるものだが、あんたのは決して恥ずかしいものじゃないさ。むしろその信念があったからこそ今の騎士団があるんじゃないか?俺は情けないなんて思わない。立派な騎士道精神だ!キリッ( ・`ω・´)」

 

決まった…っとでも言いたげなウザいドヤ顔でジンへ語りかけるクライヴだったが

 

 

「ふぁっ…///あ、あり…がとう…///」

 

当のジンは元々茹で蛸のようだった顔がプシュ~と湯気でも立ち上りそうなほどにさらに赤くなっていた。

 

 

「あらあら、ジンったら顔が真っ赤よ?貴方ったら随分色男なのね?」

 

そう悪戯っぽく笑う妖艶な雰囲気の女性は「リサ」、モンドの大図書館の管理を一人で行う大人のお姉さんだ。いや~えっちですねえ…

 

「おっと…これは随分な強敵だな?アンバー、グズグズしてるとおまえの愛しのクライヴが盗られちまうぜ?」

 

「ガ、ガイア先輩!それはいいですから!///」

 

 

そう軽口を叩く男の名は「ガイア」モンドの『騎兵隊長』であり500年前に滅びた国、「カーンルイア」の末裔でディルックとは義兄弟という関係だがとある事件がきっかけで現在は少しややこしい関係性になっているこれまたえっちなお兄さんである。

ディルガイはいいぞ(唐突な布教)

 

「…………あんたがクライヴね?私はエウルアよ、どうぞよろしくゴゴゴゴ

 

「あ、ああ…宜しくな…(なんかすっごい圧かけられてる…)」

 

「エウルア」

モンドの「遊撃小隊隊長」で実力はかの大団長からも認められるほど高く、常に小隊を率い、魔物やアビス教団を退治しているため、モンドに帰ってくることは滅多にないが此度は緊急事態であるため急遽招集された。 「波花騎士」の称号を持ち知略と胆力もずば抜けており「蒲公英騎士」であるジンと並ぶ強さを持っている

だが彼女は旧貴族であるローレンス家の末裔であり。モンドを闇に堕とし入れた罪人の血がその身に流れている。 なのでエウルアに対するモンド人からの評判は悪く。ローレンス家は旧モンドの愚かさと防錆を象徴する一族だと言われているがそんな彼女をジンは快く迎え、現在モンドを護るために活動している

(一部キャラストーリーより抜粋)

 

 

「こほんっ!雑談はこの辺にして…今回の作戦は風魔龍トワリンのいる風魔廃墟に赴き、『天空のライアー』を用いて落ち着かせた後に彼の力でアビスの汚染を浄化させ元に戻すという内容だ。」

 

気を取り直したジンが皆に作戦と各々の配置を伝える

 

「アンバーは先に風魔廃墟へ偵察を行い敵の数の確認を、ガイアは廃墟付近の街道に部隊を配置して増援が来ないように見張っていて欲しい。」

 

「任せて下さい!」

「了解だ」

 

「それから実行班は私とディルック先輩、クライヴ、エウルア、そして…」

 

ジンは執務室の端へ目を通す

 

「うへへ~…僕も一緒に行くよ~」

 

数日前に酒場で出会った酔っぱらいの吟遊詩人もその場にいたのだった。

 

 

「ちょっとジン?こんなやつ連れていって大丈夫なの?」

 

エウルアは半信半疑な様子でジンに訪ねる

 

「…あんな姿だがウェンティ殿は優れた吟遊詩人だ。今このメンバーの中で風魔龍を宥めるための天空のライアーを弾けるのは彼しかいない。だから信じて欲しい」

 

「まあ……あんたがそこまで言うならいいわよ」

 

 

「(まあ風神いないと宥めるもクソもないし話進まないからな…)」

 

まだ疑いが残るような顔だが彼女への信頼があるのだろう。エウルアはそう答え、クライヴはめちゃめちゃメタい突っ込みを抑える。

 

「ありがとう。では作戦は明日の正午に行う、それまでは各自装備の点検を怠らずに休息を取ってくれ、君たちのことを信じている。では解散だ!」

 

 

 

「ちょっといい…?」

 

解散後の騎士団本部にてクライヴはエウルアに声をかけられる

 

「ん?なんd?」

ズイッ

 

クライヴが聞き返すよりも前にエウルアは彼へ距離を詰める

 

「私はあんたのことを認めたつもりはさらさらないから……あまりアンバーに近付かないことね?」

 

数少ない大事な友人がどこの馬の骨ともわからん男に唆されていると思ったのだろうが

 

「……安心してくれ、彼女のことなら何もしていない。君は彼女の友人か?だとしたら不安にさせてしまってすまない、彼女はいい友達を持ったな。(あの子のことを心配してるんだろうなあ、健気でかわいい...)」

 

当のクライヴ本人は実に紳士(風)な対応を行い、自分の顔面偏差値を利用した精一杯の爽やかな、それでいてどこか儚げな笑顔を向ける。そして極めつけに

 

「それに、あんた程の美人に声をかけてもらい、さらに共に戦えるとは実に光栄だ。改めてこれから宜しく頼むよ」

ガシッ

 

エウルアの手を優しく握り、真っ直ぐ見つめるというイケメンムーヴのダブルコンボである。

 

 

「なっ!?///ちょ、わかった!わかったから離しなさいよ…!///////」

 

 

今まで悪意のある言葉ばかり受けてきた彼女にとっては彼の善意100%の言葉はぶっ刺さるであろう、透き通る白い肌が真っ赤に染まる。

エウアン派の旅人達が見れば即極刑ものである。

 

 

「……っ!///貴方…もう少し距離感というのを覚えなさいよ!」

 

「す、すまない…?」

 

「全く…この恨み…覚えておくわ////」

 

 

どう見ても満更でも無さげに背を向け立ち去るエウルア

 

「(……なによあれ…なんであんな恥ずかしげもなく…けど、悪くは…なかったわね/////)」

 

先程触れられた手をさすりながら未だに冷めやらぬ顔の熱に火照るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

書いてて思ったが

ど う し て こ う な っ た ?

まあ転生系でよくあるモテる主人公的なのやりたかったのはありますよ?クライヴあの顔で性格も良いからめちゃめちゃモテそうだし

もう4話目でエウアン堕としちゃってるよ。このままいずれアルテマパンチ(999999)されても文句言えないねクライヴ君!

そんなこんなで次回はいよいよトワリン戦です!

気付けばお気に入りにしてくれてる人や感想くれてる人がいてくれて嬉しいかぎりですわ…こりゃモチベあがりますね

頑張って書きます!

 

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