「君達は走って」「貴方は創る」   作:燃えカス

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しばらくは日常回...日常回か?これ、短編まとめなんじゃ...まぁいいかぁ!よろしくなぁ!

相走創真のひみつその一
ビルドダイバーズのとあるキャラと会ったことがある
ちなみに創真君は気付いてない
相手はガッツリ覚えてる


中学生になって変わったこと変わんないこと

変わる流れ、変わらぬ交流

 

 

助けた少女がクロノジェネシスと知ってあれから...特に月日は経っていなかった

 

中学生になったが彼女達との関わり方を変えたわけでもなく

 

わざわざ隣町から会いに来るクロノを始めとして、見知った感じの情緒になって来てはいるが相変わらず距離感の近いラヴズといつの間にか...ではないがパペットをつけてこれまた近めの距離感でコミュニケーションを取ってくるマルシュにちょっとは困ってはいるが...まぁ俺が耐えればいい話だから...クロノが来たときなんか不機嫌だったけど多分気の所為だから...トレセンに行ってトレーナーが付くまでの間だから、ヨシッ!(現場猫)

 

んで、今は

 

「これがガンプラバトル...!」

 

「そ、難しいだろ?ガンプラバトルに興味を持つのはいいけどトレセンに行くなら二足草鞋はだm」

 

「楽しいね!でも確かにトレセンに行くのと両立はできなさそう...」

 

「うっわすげぇ動かせてる...」

 

ラヴズがガンプラバトルをしてます、理由はやってみたいかららしい、慣れるのが早い!

流石は格ゲーの鬼、末は四代目メイジンだねぇ...!

 

あぁ、それと俺自身は変わった

といっても元来の言葉遣いが中学生になったことで使っても違和感を持つ人がいなくなったからだ

両親?反抗期なのかと疑われたけどすぐに”そういうお年頃”なんだなで済んだ

 

「ラヴズちゃん、あんなにすぐに動かせるなんて...!」

 

『ホントホント!こんなにすぐに動かせるなんてラヴちゃん凄い!』

 

「正直ビックリだよ...普通ならクロノみたいに戦闘時の動きを作りにくいはずなんだが...」

 

「その、浮いているという感覚をうまく掴めず...」

 

「それができたら苦労はしないよね〜...でも、いずれは、いつかはできるようになるさ」

 

ことは突然、俺が長くラヴズたちと関わってるせいかガンプラバトルをやってみたいとラヴズとクロノが言ってきた

マルシュはバトルを遠慮したがビルダーには興味はあるらしい

腕前はラヴズは言うまでもなく上手に出来ていた...クロノは、動かすことはできるけど飛ぶのが慣れていない様子だった

 

(関係ない話だが...クロノがガンダムを見ていった言葉は『凄い歴史ですね...年表が興味深いです!』とのことだった...ユウキ・タツヤと一緒のこと言ってるよこの子...)

 

「そういえば...マルシュはガンプラ作り慣れた?」

 

『うん!もうバッチリ作れるよ!ほら!』

 

「どれどれ...うん、いいビギナ・ギナだね。100点だ」

 

『えへへ!ありがとうねそーくん!』

 

やはり元から創作に知識のある子は素質があるらしく俺が数日教えただけで塗装から合わせ目消しから墨入れまで、完全にガンプラを組めるようになっていた

 

「...創真さんの方は学校はどうなんですか?」

 

「あー...まぁちゃんとして来たよ、ガンプラ部に入ったけど前みたいに勝ってばかりじゃなくなったよ...そもそも...いや、まぁ楽しいさ」

 

「こら!その顔嘘付いてるでしょ!」

 

クロノの学校についての質問を当たり障りのないように答えるとラヴズが少し不満そうに追求してきた

 

「嘘ついてないよ...楽しいのはホントだし」

 

「部活の人たち、いい人ばっかじゃないでしょ」

 

「た、多分...勝つことしか気にしてない人達が多いから?」

 

はぐらかそうにも数年関わってきた積み重ねを欺くことはできないらしい

 

「分かった分かった...まぁ二代目メイジンの考えに強く共感してる人が三年生に多くてね、俺達一年と二年は不満を抱えてるってわけ、それで入部数は減ったらしいし...といってももう引退する時期だからそんなに苦しいわけじゃなかったな...負けはしたけど、俺自身は楽しかったし」

 

腕だけは確かのが悔しかったが...過ぎたことを言うのはナンセンスだ、気にはしてない

 

「楽しいバトル、出来てますか?」

 

「それ自体はできてるよ...これは嘘でも否定でもないさ」

 

「では他の方たちが不満そうにしてるのが嫌...ということですか?」

 

「ま、そんなとこかな...」

 

どうにもあの環境が好かないんだよなぁ...

まぁ、少しの我慢だな...

 

「だったら、私もファイターになる!」

 

「...さっきも言ったろ?両立は難しいって、レースで走ってファンに夢と希望を見せるのが本望ってやつだろ?そっちに集中したほうが後悔はないぞ?」

 

「いいのっ!それにそー君が楽しくなさそうにしてる方が嫌!」

 

「ん〜...ん”ん”ん”〜〜〜...」

 

正直クソ迷う...

ラヴズはきっといいファイターになる、それは確かだ

だけどそれで本来の戦績を残せなくなったら?誰が責任を取る?万丈...じゃなくて、俺だ

 

...いや、もともとシナリオで無人島開発並行してたりメカ開発したりしてるからガンプラバトルぐらい別に...いいのか?いいのか...

 

「...いい?俺は絶対に手加減はしないよ、そのファイターの土俵に上がった以上、俺は平気で嫌いになりそうになる戦法を取る。...それでもいいなら」

 

「いいよ!それでそー君が楽しくガンプラバトル出来るなら!」

 

「...わ、わたしも、始めたばかりですが...あなたのファンですから...頑張ります...!」

 

「...っ、私も...戦いうことはできないけど...ガンプラ作り、創真くんと一緒にしたい...!」

 

う〜んまだ中学生になってない女の子にこんなことを言わせるのはクズですね腹切って詫びろ...!

こんなに決意してくれたらオッケーするしかないじゃんか!!!俺と一緒にバトルして!!!!

 

「分かった...今までレースの方は何もアドバイスできなかったけど...ガンプラバトルならいくらでもアドバイスできるから...」

 

「フフッ!笑ってくれた!よろしくねそー君、頑張るから!」

 

「不束者ですが...貴方にとってライバルになりうるようなファイターになってみせます」

 

「これからも...いっぱい創るの手伝うから...」

 

「これ俺やらかしたか?」

 

想定以上に覚悟決まってて芝www...いやそんなこと言ってられんわ...

...まぁ、別にどっちつかずにはならないか...俺の指導がうまく行けばだけど...まぁなんとかなるべや!

 

────────

──────

────

花の少女

 

 

数カ月後...

 

「ここがGBNかぁ!テーマパークみたいだぜ、テンション上がるなぁ!」

 

俺は遂にリリースされたGBNを始めた...もう一年経ってますよ..

 

「いや〜すっぱり忘れてたぁ...!なんもかんも新しいガンプラ部のメンバーのせいだ!」

 

フルアーマー大好きファイターに名誉アスラン・ザラにラスボスの素質アリ系狂犬にバカタレターンタイプ合成ファイターにナノラミ近接ガンギマリ野郎...濃すぎるメンツが俺のスカウトによって集まったが...紹介はまた今度にしよう...

 

「さてさて、初心者狩りみたいになってしまうのは心苦しいが...チュートリアルは終わった...!ダイバーランク上げの餌食になってもらおうか...!」

 

ーーー数時間後ーーー

 

「クソゲー!!!!」

 

「どいつもこいつもトランザムトランザム!!いい加減にせぇ!!もう嫌だわ、近づいてきたやつがすぐに真っ赤になるの!あのとんがりコーン見るだけで嫌気が差す!!運営ィィィ!!!トランザム弱体化しろぉ!!!」

 

ランク自体はCにまで上がった...が

ここまでの戦いで三人に一人がトランザムを使用してきた

たしかにトランザムは誰でも使えて明確なデメリットがエネルギー問題というゲームで見ればそんなの短期決戦向きでそんな気にすることはなかった...事実、初心者狩りに悪い意味で愛用されていたし...

だがここまでのせいでトランザムが嫌いになりそうだった...

 

「はぁ...まだ平和なディメンションがあるのは幸いだなぁ...ん〜、いい花畑」

 

人間の理想とする花畑の実現と言わんばかりの咲き誇る花々に気分が少しは癒やされてきた...

 

「いい景色だなぁ...ここも戦闘に使えるのが悲しいぐらいだな」

 

「そう、ですよね」

 

後ろから急に女の子の声がした

 

「わっ」

 

「あっすみません...驚かせてしまってでしょうか?」

 

声をかけた少女が申し訳なさそうな顔をした

 

「あっいやいや、気にしないでくれ...疲れてて気付けなかったのが悪いからさ」

 

「そうでしたか...なにか嫌なことでも?」

 

俺のあっけからんとした態度に少女は安堵し、今度は疑問をこちらに投げかけていた

 

「んいや、ここがGBNである以上この綺麗な花畑が戦いに巻き込まると思うとちょっと悲しいなって」

 

「そうですね...いくら綺麗な花畑でも、簡単に吹き飛ばされてしまう...」

 

「そういえば君、ウマ娘?」

 

「はい、アバターというものがよくわからなかったので...少し自分の姿を変えてみてここに来てみました」

 

その少女は耳と尻尾こそなかったが脚の感じが人とは違う気がして聞いてみたがビンゴだったようだ

 

「見た感じガンプラとか持ってないみたいだけど...なんでGBNに?」

 

「このゲームを知ったときに、この花畑が映っていたので...気になって見に来たんです...それ以降はこうして定期的に誰もいないことを見計らって来てるんです」

 

「そうだったのか...悪いね、先に入ってて」

 

「いえ、私も最初は遠慮しましたが、お一人だったので...見に来ただけですから」

 

「まだ周りがGBN始めてなくてね...まだひとりなんだ」

 

「そうなんですね...きっと素敵なご友人なんでしょうね」

 

「...まぁね」

 

いい奴らか?...まぁガンプラバトルを楽しんでる奴らではある

 

「ここいらで俺は御暇するよ...また疲れたら花畑に来るから...フレンド申請だけしてくよ...もしよかったらまた話をしよっか」

 

「...えぇ、分かりました。それではまた」

 

「うん、じゃ...あ...はぁ...こんな時にか」

 

「?」

 

「無礼者が来やがった...ちょっとまってて、食い止めてくる」

 

「...え?!ま、待ってください...まだお話すれば...」

 

「う〜ん優しいのはいいことだけど、悲しいことに人はゲームだと遠慮がないから...通用しないんだよね...あとこいつら有名な初心者狩りだから」

 

「そう、ですか...」

 

「多分俺がいるからだと思う...ごめんね?なるべく早く勝つから」

 

そう言って俺は愛機であるビギナ・ギナ91に乗り込んだ

 

「はぁ...心優しい少女の言葉さえ届かん奴らは...ぶっ潰してやんよ!」

 

ツインアイを光らせあらかじめ仕掛けを施す

 

「おい!何が「腑抜けたやつがいそうだから行ってみようぜ」だよ!あいつあの”深紅の幻影”じゃねぇか!」

 

初心者狩りの一人が焦った声でもう一人に話しかける

その声がフリーバトルを申し込まれた俺にしか聞こえてないのが幸いだった

 

「し、しらねぇよ!それにあんなやつこっちはトランザムがあるから余裕だろ!」

 

「..っそうだよな!へっ称号付き!覚悟しなぁ!」

 

「ジンクスと...ゼータか...どちらもGNドライヴつけてるよなぁ...はぁ、ホント嫌になる」

 

「くたばりなぁ!トランザ...」

 

ゼータがモビルスーツの状態で赤く光る前に光に切り裂かれる

 

「おい?!なんで斬られてんだよ!?ま、まさかトランザムか!?そんな情報ないぞ!」

 

「何でもかんでもトランザムでいいやってなるその思考が心底嫌になる...別にトランザム自体は否定はしないけど、姿を見た途端に使うのマジでもう...ほんとにあれ」

 

「くっ来るなぁ!」

 

今までの不満をぶつけるかのごとくジンクスのことを斬り捨てる

足をサーベルで切ってAMBACを殺す、切った足は地に落とすことのないように上に放り投げてヴェスバーで撃ち抜く

右腕をゼータを切り捨てた武装のヴィーセルナーゲル...イモジャのビームブーメランを投げて斬り落とす...取れた腕は同じくヴェスバーで溶かす

 

「や、やめろぉ!!!」

 

ヤケを起こしたジンクスがバルカンを撃つ

...さっきの少女と花畑の方に

 

「させねぇよ」

 

弾は少女を、花畑を傷つけることなく、ビームシールドで消される

 

「もういいか、トドメだ」

 

スネークハンドの光輪を最大まで大きくしジンクスを真っ二つにする

真っ二つになったジンクスは空中で爆発するがそれが地上の花を散らすことはなかった

細かいパーツが飛んでいくがどれも地面に付く前に電子のデータとなって消える

 

「終わりだな」

 

自分でも驚くほどの冷めた声で試合終了を呟いた

ビギナ・ギナを滞空させギリギリの高度で地面につけることのないようにする

 

「っよっと」

 

そこからコックピットを開けて飛び降り、俺は再びに花畑に足を置いた

 

「あの、」

 

「あぁ...まだいたの?てっきり抜けてるのかと...」

 

「いえ、お礼を言ってませんから...この花畑を守ってくれてありがとうございました」

 

「いいってこと。それに」

 

さっきの言葉で言っておきたい言葉ができたから少女にそれを伝える

 

「どんなに強いやつがここに荒らしに来ても、俺は何度でも花を守るよ。ここがいつか運営もダイバーが安心して戦うことなく過ごせるディメンションとして認定するまで、何度だって...」

 

「...何故、そこまでしてくれるんですか?」

 

「ん〜...強いて言うなら君が可愛いから?」

 

わざとらしく指パッチンまでしていかにも冗談ですの形を取った、いくらネットの世界だからってナンパは良くない...もうこの時点でナンパか...

 

「えぇ///!?そ、そんな...可愛いだなんて...」

 

「一応、冗談みたいなもんだから。...まぁホントは君がここを本当に愛してるのが分かったからかな」

 

「私が?」

 

「君が花を見る時の顔が心の底から楽しそうで、心地よいって感じの雰囲気してたから...それを邪魔したくはなかったから、ね」

 

同列に語るのはあれだが俺がガンプラを組んでる時と同じ感じだったからね、邪魔立てはさせない...!間男みたいなもんだからね、絶許である

 

「...また、ここに来てください、お礼がしたいので」

 

「...分かった、その時があればまたこの花畑に来るよ」

 

最後に再開の約束をして今度こそ俺はGBNからログアウトした




次回「お前に素晴らしい提案をしよう...お前もガンプラファイターにならないか?」

なお彼女たちがガンプラバトルに興味を持ったおかげでトレセンにガンプラブームが起きます...やったね、シナリオ化だぁ!
創真君、君にはチャンプとメイジンと一緒にグループサポカになってもらう...!

そして謎のお花が好きそうな少女、一体何ブーケドールさんなんだ...!?
それに対して種運命のラストシーンを再現して楽しんでる創真君。
君彼女たちがトレセンに行ったらいつか刺されるからね?

GBNのひみつその1
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メジロ家
サトノ家
ジェンティル家(の遠縁というか分家みたいなもの)(お陰でジェンティル家の家督争いに結構な強敵が発生した)
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