「君達は走って」「貴方は創る」 作:燃えカス
...何だこのカオス
作者1・2・3「「「ヴィクトワールピサのストーリー良かった!!!」」」
作者1「いやー繋がりを求める...ですか、いいですね...マジの聖人って感じで」
作者2「繋がり...リライズ...つながったな」
作者3「たしかに大気圏突破時には横一列で手を繋いでるな...なるほど確かに繋がるわ」
作者1「こじつけに過ぎんな...」
作者2・3「「それはそう」」
ストーリー読んでる最中ずっと脳内でリライズが流れてた...おかげで感動して泣いたわ
ええ子や...え?こんないい子に名前が似てるってだけであんな宇宙世紀のヤバさを詰めましたみたいな作品のヴィクトリーガンダムを合わせようとしたやつがいるってマジ?腹を切れ作者
今回からガッツリ恋愛が絡んできます...御注意ください
春の季節...の後半
「暑くはないが涼しくもない季節だな...」
もう日差しは対策をしておかないと肌を焼き切るように照らしてくる時期になってきたし、湿気もちょっとずつ存在感を放ってきた
「そうね〜...でも、私達にはもう熱く感じちゃうわ」
トレセン学園生となって一ヶ月を経て、もうすっかりゲームで見た性格になったラヴズが俺の方に背中を預けながら返事をする
「そっか〜...だったら離れたらいいんじゃね?」
「それは嫌♡♪」
俺の言葉はそれはそれはいい笑顔で却下された
「さいですか...」
ならば俺に意見する権利は失せた、もはや木のようにじっとしているのみよ...
こうなった理由を話すのなら簡単だ
トレセン生になってから俺達はここまで会うことが少なくなったのだ
まぁ寮での暮らしになりますからね、仕方ないね
しかしそこで不満を持ったのが推しのラヴちゃん
『うぅ...そー君と会えないのは寂しいわ...』
どうやら俺は推しのことを甘やかしすぎたというか、構いすぎた結果寂しがり屋になってしまったようだった...ゲームでも甘えたがりやな一面はたしかにあったが...ここまでになるとは考えてもいなかった、このリハクの目を(ry
そんなこんなで...今は休みの日であれば速攻俺の家に遊びに来ては構って構ってとトレセン学園での話を振ってきたりしていますよ、それに悲しいこと...ではないが、マルシュもクロノも影響されちゃったせいで俺の休日は常にウマ娘がいることになった...眼福ではある、スタミナの問題はある...中学生のバイタリティに...高校生がついていけんとは...これが種族の違い...!
いや〜トレセンに行く前も距離近いな〜だとか思ってましたが触れ合うことは少なかったんですよ?
かけっことかだるまさんが転んだとかでしか触れ合ったことはなかったはずだし...
それが今では...
「?何見てるのそー君」
「...GBNのAVALONっていう所謂...クラン?を見てる...あのクジョウ・キョウヤが所属してる、ね」
「前に言ってた『今戦ってもきっと手も足も出ない』って言う人だっけ?一緒に見てもいい?」
「...まぁ、いいけど」
現在土曜日、両親は不在の中、リビングのソファーで隣同士で座ってたはずがいつの間に肩に頭を乗っけられてます...背中にナニカ感じないかって?奴(背中の感覚)さん死んだよ、俺が殺した
背中には殉職してもらい俺の心の平穏を保ってもらうことにした...必要ないのだ!健全な友情において貴様(煩悩)は!
なおマルシュもクロノも同じことをしてくるのでなおさら俺は無にならなくてはいけない時間が増える...誰かお兄ちゃん呼んできて!幼馴染じゃない方!耐え方を教えてくれ!...まぁ、今日はラヴズだけだからまだ良かった、これにさらにマルシュかクロノのどちらかがいれば俺は終わっていた...
特にクロノは俺の脚の間にナチュラルに座ってきたりするから心臓に悪い...その時は無意識というかかなり集中していたようで本人もすっごい焦ってたけど退いたりはしなかった...ので俺の方から退こうとしたら
『あっ...その、ええっ...っと///そのままでもいいですから、気にしないでください...///』
みたいな反応をされた上に指を掴まれた...ちょっと痛かった
やっぱり彼女たちはまだ子供のようで親しい人間と会えないことは寂しかったらしい
...まぁそんな事考えてるうちにAVALONの配信アーカイブが終わるんですけどね!...話を戻そう
「...凄い人ね...私でも、戦いにならなさそうね...」
「だよな〜...まさしく次元が違うよな、噂ではテストプレイヤーとして一番古くGBNに触れていた、だなんて言われてるし...チャンプの名は伊達じゃねぇな...」
ウマ娘のゲームで例えるならチャンプはUSランクみたいなもんである...俺?UCぐらいだという自負がある、ラヴズは...UFくらいか?
「...で?これからどうする?どこかお出掛けでもする?」
「それとってもいいわね♪...ん〜...それなら、この辺りに新しいカフェができたの、一緒に行ってみない?」
「カフェか...珈琲の味で評価してみるか」
「も〜、そー君はいつもそれで決めるわね...今週でもう何回カフェインを摂ったの?」
「...まだ3回だから」
「取り過ぎよ、今日と来週はカフェイン飲料飲んだらダメだからね?」
「...まぁ大掛かりな改造はもうしばらくないからいけどさ」
中学の時に結成したガンプラメンバーは今でも繋がりがあるというか...普通に同じ高校に進学したので全然まだ関わりがあった
その中で俺は古谷とアスランのガンプラの修繕を任されているため忙しい日々だった
...一応彼らの名誉のために言っておくと、まだ彼らはビルダーの腕を上げている最中であるが故の役割である、古谷に関しては手先がまだガンプラに慣れていないらしく時間掛かるから俺がやる!ってなったのが原因だが...
「本当〜?私達が小学5年生の時にリビングの机で突っ伏してるのを見たときは心配したんだからね?」
「いや〜あの時は本当に激務が重なったというか...」
『この六つ巴の試合、負けたやつ今回のガンプラ修理一任な!』とか言う有間の提案を受けるんじゃなかった、と今でも思うくらいだったからな〜...まじであの時はネジがどっか行ってた...
起きたときにリビングの入口で青ざめて泣きそうな顔で立ち止まってるマルシュとクロノ、揺さぶっていて一番近くにいたのか俺が寝ていただけということに安心したラヴズっていう光景はしばらく忘れられそうにはないな...というか人生最大のやらかしと言ってもいいくらいだ
ガンプラワンポイントアドバイス!
「六個のガンプラ修理もできないのか?」という煽りに「やって野郎じゃねえかこの野郎!」というのはやめておこうね
皆元気でね
「...本当に無茶はしてないよね?」
どうやらあの一件で睡眠関連の信用は地に落ちたようで、耳をへにょらせ不安そうに聞いてきた
「してないよ...マジで最近はちゃんと寝てるから、元気ピンピンよ」
「確かに6時間はちゃんと寝てるわね」
「そうそう、6時間きっかり...a」
「やっぱり誤魔化したわね〜???」
「イヤ、チガウンスヨ...ケッシテウソヲツキタクテツイテルンジャナクテ...」
俺のアイデア力が悪い...俺は悪く...悪いですスンマセン...
「私が言いたいこと、分かるよね?」
「ハイ、ヨロコンデチュウショクノダイキンヲハラワセテモライマス...」
「...そうじゃないのに」
「え?」
もう何件か言い訳の言葉を考えていたが何か言われた気がしたのを気にする前にラヴズがソファーを立つ
「何でもないわ、ほら、早く行きましょう?お昼ご飯が少し遅くなっちゃうわ」
「その耳を見て何でも無いは無理が」
「何か?」
「...ハイ」
後ろにぶっ倒れた耳を見て怒ってんじゃんと言いたかったが...無理でした
ちょっと気まずさとやらかしたなという感情と共に家の外に出る
どんな道かなぁとブラウザを開くと一つのネットニュースが目に入った
「ん?えぇ?マジかぁ...うっわ、もうそんな時期かぁ」
「何かあった?」
「いや、GBNでイベントだってよ。なんでも、誰でも戦えるエキストラエキシビションオンラインマッチ開催...だってさ」
いつの間にかビルドダイバーズの物語の始まりが告げられそうになっていた...あまりに唐突だったので結構びっくりした
「へぇ!とってもラヴね!」
「そっか...ラヴズがそう感じるなら、参加してみようかな」
「いいんじゃない?きっとそー君なら勝ち残れるわ!」
「どーかなぁ...正直長期戦に向かないから戦う人数次第かな...多すぎるときついかも」
「確かに...そー君のガンプラ、あまり燃費が良くないものね」
「そうそう、それに火力不足で一戦が長引くとそれでもう悪循環だからさ...火力の肝の核弾頭も五発っていう多くない数だしなぁ...」
そのためのビームピストル追加とヴェスバーのゲロビ機能追加をしたけど...前者は戦闘距離が限られる、後者はオバヒがリスクになるという理由で手放しで高評価はできない
厳しい戦いになるが...
「でも」
「そうだな」
次の言葉は一緒だろうという予感がしつつも言葉にする
「「とっても楽しそう!」」
「ふふっ!そー君ならそう言うと思った♪」
「まぁね...俺は結局楽しければオッケーだからね...その上でギリギリの勝利を掴めたらより最高だけどね」
「相変わらずね、でもそれがそー君らしいわね」
「そういうラヴズも、すっかりガンプラにハマったな」
「だって楽しいもの♪」
「それには同意するけどさ、分かってるよね」
「分かってるわよ、本格的に始めるのはレースを引退してから、よね?」
「そうそう、流石に人生で一回しか走れないレースは大事にしてほしいからね」
「ずっとそうね、そー君は私達の事大事にしてくれて...」
ラヴズは俺の言葉に嬉しそうにしている
いい笑顔!100点!
「話を戻そうか...えーと...あっそうだイベントの話だ」
「もしかして忘れてた?」
「まぁちょっとね...じゃなくて!...問題は、AVALONだな」
「...なるほど、クジョウさんだっけ?」
「そう、あの人はマジでレベルが違う...やってるゲームが違う気がする」
「確かにそう感じるわね、ねぇ、クジョウさんに勝つのはそー君でも厳しいの?」
「3、4割ぐらい削れてないと厳しいかもな...もちろん精神的な疲労での話だけどな」
「そんなになの?」
「まぁね」
じゃなきゃ「チャンプはさぁ...」なんて言葉は産まれんでしょ
まぁそんな雑談をしていると件のカフェに辿り着く
「お店は空いてるかな〜」
「休日のお昼時だもの、いっぱい居るでしょ」
店のドアを開け店内を見渡すとひしめくように...とは言わないが空いている席はなかった
待機所には数名の客が席に座って呼ばれるのを待っていた
「流石にか」
「待ってましょうか」
「そうだな、ならトレセンの話でも聞かせてくんない?」
「そうしましょうか♪」
といったものの...話題が思いつかない...生来のコミュ力の低さが憎いな...
「え〜と...最近どう?」
「そー君、やっぱり決められた話題で話を作るの苦手よね」
「言うなよ...で、クロノ達はどう?」
「そうね...クロノちゃんはいつもレースかガンプラバトルの話をしてるわね」
「やっぱりか...まぁ変わらずだな、マルシュは?」
「いつもトレセンでの配信の裏方をしてくれてるわね、いつも助かってるわ」
「やっぱりか...マルシュは表に出るの苦手だからそっちのが向いてるかもな」
「そうね、絵が上手だし配信の待機画像とかも描いてもらってるの♪」
「他に誰か友達はできたか?」
本来ならもう二人友人ができているはずだが...
「そうね〜...マイルでかなり強いグランちゃんと、お花が好きなブーケちゃんが最近はよく話してるわね」
やっぱりその二人とは関わりができるんだなぁ
「へ〜、そんな早く仲良くなれるのは才能あるよ」
「そんなのじゃないわよ、ただみんなのラヴを聞きたいだけだから」
「相変わらずだな...そいえば、トレーナーは見つかった?」
「ん〜...まだね、配信との兼ね合いを認めてくれそうな人がまだ見つかってないのよ」
「なるほどね...コミュメンにトレーナーがいたりしたら話は早そうなんだけどな」
「そうね〜...でもまだ数人だから、まだたくさんいるしその中に配信を許してくれる人がきっといるはずよ。だからまだ頑張るわ♪」
「そっか...で、これ終わったらどうする?」
「ん〜...そうね、配信でもしましょうか♪」
「はいよ、準備手伝いま〜す」
「ふふっ♪ありがとね」
「どういたしまして」
『二名でお待ちの相走様〜』
「は〜い!」
店員の呼びかけにラヴズが応じる
「行くか〜」
「何食べましょうか」
「とりまサンドイッチだな」
「私はフレンチトーストにしよ♪」
「ご機嫌だな」
〜少年少女食事中〜
「結構いい場所だったな」
「そうね、だいぶ食べちゃった」
「また来るかここ、そんくらい美味かったし」
「そうね、今度は皆で来ましょうか♪グランちゃんとブーケちゃんのこと紹介したいしね♪」
「ラヴズの友人だし、いい子たちなんだろうな」
「皆優しくて元気だもの、そー君もきっと仲良くなれるわ」
「そうだったらいいな」
そんな会話をしながら帰路につきその日は帰って配信をして終わった
え?俺は配信には出てないが?男はいらないんだよ!(過激派)
──別の日──
「いらっしゃいま...あ!創真さん」
「よっ!イオリ君!」
「来てくれたんですね、今日はF91ですか?」
「いや、全体的に見直ししたいからどっちももらうよ」
「分かりました!待っててください」
今日はチャンプとの決戦に備えイオリ模型店に来ていた
『あれ?そー君も来てるんだ』
「ん?マルシュか、今日はどうしたんだ?」
『えっとね〜今日は花の名前が付いたガンプラがないか探しに来たの』
「へぇ、こりゃまたなんで」
『花に関するガンプラがないのかな〜って友達が言ってたから探しに来たの』
「ほぉ...だったら...デンドロビウムっていう...ん”ん”ん””っ!!(((殴」
「えぇ!?な、なんで...?」
流石に自分をいきなり殴るのは想定外なのか素で驚かれた
「いや〜流石に初心者でしょ?その娘」
「えっと、そうだけど?」
「デンドロビウムは...あれ」
「...大っきいね」
イオリ模型店の棚の一番上にある箱を指差しで見せる
「流石にね?だから...これかな」
そう言って俺は試作4号機ガーベラを手に取る
「これ買ったらいいと思う、花かどうかは微妙だけど...」
『ありがとねそー君!』
「在庫ありました〜...あっマルシュさん!いらっしゃいませ」
『こんにちはイオリ君!これください!』
「試作4号機ガーベラ!本来ならガーベラ・テトラとしてその姿を変えられたガンダム計画のMS!その1機を選ぶなんて!チョイスは創真さんが?」
「まぁね、花の名前がついてるガンプラは...まぁいろいろあるけど、それが一番オーソドックスだからね」
「デンドロビウムはどうですか?」
「バカ、初心者に勧めるもんじゃないよ」
「...そうですか、良いキットなのに」
「心が折れるでほんま...値段でも心を折ってくるのに」
『最初に組むのがあれだと大変そうだね』
「大変ってレベルじゃないけどね...そういえばイオリ君は最近どう?ビルドストライクはできた?」
「...まだ腕パーツが出来てないので、もうちょっとで完成するんですけど...」
「相変わらず戦えない?」
「...はい」
「焦ることじゃないよ、タケシさんだってその年からガンプラバトル...そもそもないか...だとしても、まだ若いんだからさ」
「でも、創真さんは中学生の時から大会で実績を残してるじゃないですか!それに比べて僕は...」
「あのなぁ...個人差は誰にだってあるんだから他人ばかり見てると息苦しいぞ、もっと自分のスピードで腕を上げな...練習なら俺も手伝うからさ」
「ありがとうございます...創真さん」
『イオリ君はガンプラを組むのがすっごく上手だから!自信持っていいよ!』
「マルシュさんも...ありがとうございます」
「そういえば...最近は輩に絡まれたりしてない?」
「え!?...そ、そそそそんなことないですよ!?」
「...挙動不審がすぎるぞ...まぁ最近物騒みたいだし、気を付けなよ?」
「はっはい!」
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運命の日は近づいてきてる
「...俺に変えられるものは」
「...まずファイターズ」
「基本できることはないけど...会長の暴走を止めるのは...無理だな...せめてメイジンにエンボディを取り付けんのを止めに援護に入るくらいか」
「ダイバーズは...シバ・ツカサだけど...ん?」
この世界には実際に大会の大規模なイベントでは壊れる設定が固定になるガンプラバトルがまだまだ全然盛り上がってる
つまりシバ・ツカサがブレイクデカールをばら撒かない
↓
イヴが消えない(これは不確定)
↓
そもそもダイバーズの悲劇が軒並み消える
「...何もしなくていいか?」
「基本は楽しんでればいっか、まぁ...事件が起きないのはいいことだしなぁ」
「...レースに関しては、関わりが少しあればいいくらいにしとくか」
──翌日──
『トレセン学園開催のガンプラブームの特別アドバイザー依頼に関するお知らせ』
何やってんだあの理事長...!
次回「選ばれしもの」
選ばれた理由はまた次回に...