・氷結弾(フローズンバレット)
とある異世界アニメに登場したヒロインの得意魔法。
詠唱するのはフローズンバレットの方。
氷結弾の記述をアニメで確認する方法はなく、天童達志は原作を読んで初めて、漢字表記をカタカナで読むという形だった事を知った。
拳より一回りほど大きな氷塊を作り出して前方に放ち、着弾した地点に氷の爆発を引き起こす魔法。
氷塊を形成するのに少し時間がかかるが威力はそこそこ高く、岩ぐらいなら簡単に破壊できる。貫通しなかったり剣ではじかれても、着弾のよって引き起こされる爆発の方が威力が高いので、避けられなければダメージは期待できる。
なお滅ガキはこの魔法に触れる事なくダメージだけ与えて「壊した」ので、爆発効果が発動しなかった。
このアニメの異世界では強力な攻撃魔法を使える者ほど優れていると評価され、氷属性魔法は攻撃にも防御にも向かない欠陥魔法扱いされており、氷魔法使いのヒロインはそんな世界を見返す為に旅をしていた。
何も知らない、異世界に来たばかりの主人公に氷魔法を褒められて好きになり、旅に同行するというのがこのアニメの流れである。
小学生当時の天童達志は、その程度で主人公の事を好きになるヒロインは都合が良すぎると内心バカにしていたが、中学の一件で自分の好きなものを周りから否定された時に、この主人公のような人がいたら自分も好きになっただろうと、思い直した経緯がある。
・怪鳥の翼
とあるアクションアドベンチャーゲームで登場する、飛行可能になる装備アイテム。
特定のエリアでゲーム時間の夜間のみに、ごく稀に出現するダストホークという鳥型モンスターが、低確率でこの装備をドロップする。
本来このゲームで飛行可能になるには、かなり冒険を進めなければならないのだが、このダストホーク自体は序盤でも遭遇しようと思えば出来るので、最速で飛行したいプレイヤーの標的となっていた。
天童達志もそのプレイヤーの1人で、この装備のために金土日の3連休を使い果たし、見事ゲットした。本人的にはかなりキツい周回になったと思っていたが、後に1週間やってもドロップしないプレイヤーが普通にいる事を知り、戦慄した。
操作性にそこそこの難があり、ふらふらと揺れるため慣れていないと画面酔いを引き起こす。
風に乗れれば、まぁまぁなスピードでまっすぐ飛行できるが、乗れなければふわふわとした揺れがずっと続く事になる。
高所から落下しなければ翼が展開できないので、全くの平地では使えない。上手くやれば僅かな段差からでも飛べるらしいが、天童達志が成功した事はない。
そのため平地で降りてしまった場合は、いちいち上空に自分を打ち上げる発射装置を作って飛んでいた。
終盤手に入る飛行装備に、平地からでも飛び立てる、かつ変な浮遊感もない、などの性能の差を見せつけられて、初めて不便だったことに気がつくことになる。
・自動嘔吐阻止(オートおうとガード)
全てにおいてネーミングセンスが終わっていると酷評され低評価がつけられまくっていたゲームに登場する魔法。
ゲーム内キャラクターが声に出すのはオートおうとガードのほう。
文字として表示されているのは自動嘔吐阻止。
あらゆる効果による吐気を自動的に阻止してくれる。
このゲームでは吐気が付与されると画面がぐにゃぐにゃと歪んでマトモに行動できず、しばらく静止して一定時間が経過すると嗚咽音がして治る、という経過を辿らなければならない。
行動が長時間止められてしまうため、戦闘中に吐気を付与されてしまった時点でほぼゲームオーバーなのだが、この魔法を使えばそれを防ぐ事ができる。
天童達志はこのゲームのネーミングセンスをそんなに悪くないと思っており、吐気をピンポイントで防ぐ魔法として1番最初に思いついたのも、名前が印象に残っていたから。
・命のイアリング
とあるRPGで登場した消費型の装備アイテム。
即死するダメージ量を受けた時にダメージを肩代わりしてくれる効果をもつ。
肩代わりした後はイアリングの宝石部分が砕け散ってなくなり、何の効果もないただのイアリングになる。
このただのイアリングは戦闘終了と共に装備スロットから自動で消滅するため通常プレイでは入手不可能。
戦闘中に装備を付け直す事は出来ないので、一回の戦闘で一度きりしか効果を得られない。
攻撃を無効化するのではなく、HPが0になった瞬間に、その攻撃を受ける前に残っていた分のHPを新たに追加するといった仕組みで発動するため、蘇生に近い。
「即死するダメージ量」に装備者の残存HPは関係ないため、残りHP1の時点で1ダメージくらったとしても発動するが、その場合は残りHP1のまま耐える事になるので、倒されて復活を使う方がマシな発動をさせられる事もあった。
天童達志はレーザーに頭を撃ち抜かれ一度HP0になる状態を経験したことで、身代わりではなく残機に近い仕組みである事を理解した。
即死魔法や状態異常によるダメージで死亡した場合は効果が発動しない。
このゲームにアクセサリーなどの分類は存在せず、イアリングという名前ながら頭装備のスロットを丸々1つ占有する。
そのため即死効果や強力な状態異常が蔓延する終盤では、他の頭装備で耐性をつけるために外さざるを得なかった。
・魔法複写行使術式
とある異世界アニメに登場した主人公が使用した術式の一つ。
このアニメの主人公は異世界転生のチートとして使う魔法を強化できる能力をゲットするが、なんと肝心の魔法の才能は全くなく、支援するしか能がない役立たずとして誰にも相手をしてもらえなかった。
そして同じく周囲に見下されていた氷魔法使いのヒロインと仲間になり、世界を見返す為に魔王を討伐する旅に出るというのがおおまかな内容。
強化魔法自体は攻撃魔法を更に強化するために普及していたが燃費が悪く、それならばより強い魔法を習得した方がマシだというのが一般論であり、魔力に余裕がある高位の者しか実用的に使用できなかったという背景はあった。
なお魔法の才能がない主人公が使える術式のため当然ながら魔力消費はなく、多少の使用制限以外はノーコストで発動できるのがチートたる所以。
魔法複写行使術式を使用すると、次に使う魔法を、展開された複数の魔法陣が代わりに、同時に発動してくれる。
冒険を始めたての主人公は10の魔法陣を展開するのが精一杯だったため、天童達志もそれに倣っていた。
・高位回復(エクスヒール)
とある異世界アニメに登場した2人目のヒロインが使っていた魔法。
攻撃魔法こそ優れているという価値観が一般的な世界で、それでもヒーラーとしての道を歩んだ少女が扱う高位のHP回復魔法。
人を癒す事しか出来ない底辺職業として蔑ろにされていたところ、先述の主人公たちに勧誘され、メンバーに加わる事になる。
使用された対象は白い光に包まれ、傷が修復される。出血を伴う損傷から優先的に回復するという特徴がある。
あくまで回復魔法であるため、切り落とされた腕などを新たに生やす事はできない。
ただし、切れた腕をくっつけたり、抉られた肉体の一部を修復したり、流れ出た血を補充したりなど、人体のベースを補修するような形ならば再生のような芸当も可能。
・恐怖除去(グレートハート)
先述のヒーラー系ヒロインが使用できる魔法。
使用された対象は薄黄色の光に包まれ、恐怖心が消える。
このヒロインは極度の人見知りであり、常にこの魔法を自身にかける事でなんとか人と関わっていた。
そのため常に薄黄色に輝いていたが、パーティメンバーと過ごすようになってからは、徐々に光る時間が短くなっていった。
・錯乱解除(カームダウン)
先述の発光系ヒロインが使用していた魔法。
使用された対象は水色の光に包まれ、パニック状態から落ち着きを取り戻す。
このヒロインが恐怖除去(グレートハート)でも防ぎ切れない事態に遭遇した時に使用して心を落ち着けていた。
・集中力強化
とあるアクションアドベンチャーゲームで登場した戦士スキル。
使用すると集中状態となり、相手が次の攻撃を繰り出したとき、周囲の全ての動きを50%遅く感じられるようになる。
あくまで感じられるだけで自分の動きも50%遅くなってしまうのだが、攻撃の正体が分からない場合はこれで様子見をするのが鉄則。
滅ガキの能力はダメージを与えるのにモーションもラグも発生しなかったため、捉える事ができなかった。
・表皮硬化(ハードスケイル)
とある異世界アニメに登場した3人目のヒロインが使用していた魔法。
このヒロインはリザードマン系女子であり、攻撃魔法の強さが全てを決める世界で防御魔法に優れた才能を持って生まれてしまったために、種族を追われた。唯一自分を拾ってくれた盗賊団の一員となり、後に盗賊団を率いるようになる。
主人公たち3人を何かにつけて見下し、執拗なまでに部下に襲撃を仕掛けさせて冒険の邪魔をしていた。
攻撃魔法の才能はなかったが武器の扱いに秀でており、最終的に直接対決した際には、軽やかな戦士系スキルで主人公パーティを壊滅状態まで追い込む。
ヒロイン2人が戦闘不能になるなか、それでも単身で立ち向かってきた主人公に、攻撃魔法こそが優れているという価値観の世界で、攻撃魔法の才能が無いくせに楽しそうに旅をしていた主人公達への憎悪を吐き出す。
その価値観を変える為に旅をしていると宣言した主人公を笑い飛ばし、少しでも傷を与えられたら負けを認めるという条件で一騎打ちを仕掛ける。
体術は素人の主人公は手を抜かれた上で翻弄されるも、氷魔法ヒロインから買ってもらった小刀一本で立ち向かい、傷を負わされてもヒーラーヒロインから貰った回復の護符で治し、粘り強く戦闘を続行する。
何とか隙をついて一撃与えるも、彼女は自身の優れた防御魔法を使用しており、傷を負わせる事はできなかった。
勝利条件が満たせない事を見せつけて絶望させるつもりだったが、それでも諦めずに何度も攻撃を仕掛けてくる主人公に困惑。
この程度で諦めるなら世界を変えたいなんて願うものか、と主人公に言い放たれ、自分が今までずっと、立ち向かう前から諦めていた事に気が付き、防御魔法を解除して小刀を突き刺されて敗北を認める。
という話で使用していた魔法。
使用するとしばらくの間、物理攻撃全般のダメージを30%軽減できる。
このヒロインはリザードマンという種族特性と、防御魔法の優れた才能によって、この魔法を使うだけで通常の物理攻撃であれば完全に防ぐ事が出来ていた。
・魔法自動行使術式
先述の異世界アニメの主人公の術式の1つ。
設定した魔法をしばらくの間、一定間隔で自動で発動し続ける。
一度設定する時に消費する魔力が必要だが、それ以降は全く魔力を消費しなくても、発動時間が終わるまで連続で発動され続ける。
この術式は魔法陣が展開されない。
攻撃魔法を設定した場合は、この術式対象者の前方から自動的に使用され続けることになる。
・鉄の鎧 Lv.8
とあるMMORPGで天童達志が作った事がある装備アイテム。
このゲームでは装備ごとにレベルが10まで設定されており、レベルを上げるごとに装備の能力も強化される。
鉄の鎧はレベルが1つ上がるごとに、斬撃→刺突→殴打→斬撃・・・という順序で物理攻撃に対する耐性と耐久効果が付与されていく。
Lv.8で斬撃に対する耐性と耐久効果は最大になるため、滅ガキの能力が斬撃だと推測した天童達志は、これを装備した。
・ヒーローシールド
とあるアクションアドベンチャーゲームに登場した装備アイテム。
とある戦隊モノとコラボした時のイベントをクリアすると貰えた装備。
斬撃をこの盾で受けると、数回だけ無効化すると同時に、受けた威力に応じたノックバック効果を相手に与える特殊能力がついており、若干不遇だった弓使いが、この装備との相性の良さから脚光を浴びるきっかけになった。
盾としてもそこそこ優秀で、最高性能のものにやや劣るくらいの防御力を誇り、入手難度の手軽さと先述の特殊能力が理由でよく使用されていた。
この盾の存在で当時猛威を振るっていた剣士はまともに戦う事が難しくなり、コラボした戦隊モノへのヘイトを向ける元剣士たちも少なくはなかった。
・ノーマルソード
とあるアクションアドベンチャーゲームで登場した武器アイテム。
一定以上の階級の騎士や一部の猛者キャラNPCしか使用していなかった剣。
これらのキャラ達との戦闘時、武器破壊に特化したスキルで攻め続けても全く剣が壊れる気配がなかった事から、その耐久値の異常性が密かに囁かれていた。
とあるアップデートでこの剣が入手できるようになった際、その名前と、攻撃に特段の補正はないが武器耐久値が桁外れに高いという性能が判明。
武器耐久値の事だけを考えて作成できる最高位の武器の約12倍という極端な数値を見せつけ、全プレイヤーを驚愕させた。
本来は「不通の剣」という名前にするところを誤って「普通の剣」にしてしまった説、武器破壊で楽にクリアされたくないキャラへの耐久値補正をプレイヤーが入手できるようになってからも外すのを忘れてしまっていた説、運営はこれを「ノーマルソード」だと思っておりプレイヤーが使っているのは実は欠陥品説など、様々な憶測が飛び交う事態になった。
その後、特に調整や性能変更が成される事もなく、雑魚狩り用の主流武器として普及した。
壊されるイメージがない武器として天童達志は滅ガキ対策に取り出したが、物体に対しては「壊せる」まで固定ダメージを与えられる滅ガキの能力によって、耐久値が0にされ折られてしまった。
・自動反撃の型
とあるアクションアドベンチャーゲームに登場した戦士スキル。
相手の攻撃に対して自動で反応して反撃を行える。相手の攻撃速度と同じ速さで反撃できるため、攻撃モーションが速い相手への対策としてよく使用されていた。
任意のタイミングでの使用も可能だが、その場合、反撃速度は自分の攻撃速度となるため、あまり強みはない。
ただし自動反撃の構えを読まれバフを積まれそうになった時の抵抗手段として、一定の価値がある仕様ではあった。
先述の「集中力強化」と組み合わせると、相手の初撃を低速で観察しながら反撃を行えるため相性がよく、基本的な戦法として扱われていた。
・絶死波動(リードエンド)
とあるRPGに登場する即死魔法。
指定した生命体1人に対して強力な即死効果を与えるが、この魔法を使用した生命体本人も即死する事になる、という魔法。
生命体以外には全く効果がないという性質を悪用し、終盤のダンジョンで生命体ではないゴースト系やアンデッド系のモンスターが手軽に使ってきたせいで、意気揚々とダンジョンに挑んだ天童達志のパーティは壊滅させられた。
このダンジョンを適正レベルで突破するには、即死耐性を積みつつパーティの攻撃や防御バランスが崩れないように高度なパーティ編成を行う必要があった。
使用者よりも対象者のレベルが30以上高いと、即死耐性が無くても無効化できるという抜け道は用意されている。
なお対戦においては、この魔法を使われたら壊滅するからパーティ全員の即死耐性をMAXまであげる、という動きを全員が全員行ったため、お互いに使わない即死で牽制しながら、余った装備部位の違いで勝敗が決まるシンプルな殴り合いに収束。しばらくしてから対戦での使用が不可になる調整を受けた。
・地中遊泳(グラウンドクロール)
とあるMMORPGに登場するモグラ系モンスター専用の種族スキル。
地中を泳ぐように自在に移動することができる。
泳ぐように移動するため掘り進めた穴が残る事はなく、一度使用されると追跡が困難。
このゲームのモグラ系モンスターにはアンチが多く、その理由の殆どは、全プレイヤーが一度は、洞窟内でこのスキルを持つモンスターに一方的に虐殺される経験をするからである。
・投石補助 Lv.7
とあるMMO RPGに登場する基本スキルの1つ。
レベルが上がるごとに物を投げる精度と距離が向上する。
「投石」という名称だが、物を手で掴んで投げる動作全てに、このスキルの効果が反映される。
このゲームのリリース初期は投げられるアイテムが石くらいしかなかったが、アップデートを重ねるにつれて手榴弾や火炎瓶などが追加されていった。更に掴んで投げるタイプの攻撃にもこのスキルの補助が乗るため、最終的にはよく使われるスキルとして注目されるようになった。
・持たざる者の抵抗
とあるアクションアドベンチャーゲームに登場した戦士スキル。
発動開始から戦闘に耐えた時間1秒につき1%だけ、スキル解放後に使用する即死以外の状態異常付与能力の成功率を、1度だけ上げる。
相手のレベルが自分より20以上高くなければこのスキルは使用できない。
解放は任意のタイミングで行える。
最大100秒間耐えると、あらゆる耐性を無視して絶対に状態異常を付与する事ができるようになる。
99%以下ではレベル差による成功率低減は無視できるが、異常耐性による無効化は突破できない。
このスキルは1日に1度しか使用できない。
かなり高レベルにならないと習得できなかったので産廃スキルとして扱われていたが、アップデート後に登場したレイドボスがプレイヤーの最大レベルを上回っていた事で評価は一変。
このスキルをまず成功させ、パーティのスタイルにあった異常を付与して初めてまともな戦闘になるという高難度ボスの存在によって、瞬く間に脚光を浴びる事になった。
レイドボスの台詞に「持たざる者よ…」というワードが散見されたため、このスキルが実は伏線になっていたという考察がなされていたが、他にも産廃スキルは多く存在していたため、後付けだという主張が優勢だった。
・封眼呪縛(フォールアイ)
とあるRPGに登場する視界封じの魔法。
戦闘終了までの間、相手を盲目状態にする事が出来るが、成功率が極めて低い。
盲目状態になると必中効果のない攻撃は全て命中しなくなるため、それを持たない相手に一度成功させれば、負けることは無くなる。
当たれば絶大な効果を発揮するが、素の成功率は5%前後、盲目耐性を少しつけられるだけで成功しても効果がなくなってしまい、成功させても相手が必中攻撃を持っていた場合は効果が薄いなどの理由から、ロマン技の一つに数えられていた。
終盤ダンジョンでは、自身が絶命する代わりに、次の味方1人の状態異常攻撃を耐性に関わらず絶対に成功させる『決死のまじない』という魔法を使うモンスターが、ボスのお供に出現。
異常攻撃を撒き散らすボスがこの魔法を使用してくるため、そのボスと戦うためには必中攻撃の搭載がほぼ必須だった。
・四肢落とし
とあるアクションゲームに登場する剣士キャラの必殺技。
剣撃を2秒以内に4連続で両手両足にヒットさせると、それ以降相手は手足を動かせなくなる。
四肢を切り飛ばす描写は対象年齢に引っかかるのと、四肢が切り落とされるモーションを追加するのは手間だったため、このような措置になったと製作者から公表されている。
成功させれば勝ちが確定するものの、4連続で両手両足にヒットさせるのがまず困難、それを2秒以内に行わなければならない為、使用ハードルが非常に高い。
拘束などで動きを止めてようやく成功が見えてくるような必殺技だが、この技が使用できる剣士キャラにそういった能力はなく、相手のスタン攻撃を跳ね返した時に生まれる大きな隙を利用するといった使い道が主流となっていた。
なお四肢が存在しない人外キャラにこの必殺技は効果がない。
友人達とのオフライン対戦では何とかして気を引かせた隙にこの必殺技を使用するという番外戦術が横行していた。
・錆び果てた剣
とあるアクションアドベンチャーゲームに登場する武器アイテム。
通常は一度斬りつけただけでボロボロと壊れてしまい、ダメージを与えることすらできない。
この武器で状態異常を負った相手に攻撃すると
特殊な毒を付与する事ができる。なおその場合も直接的なダメージはなく、一度斬りつけると損壊する。
この武器による毒は通常の毒と別種の存在として設定されており、耐性をつける手段がないため防ぐ事ができない。
状態異常を与える事ができる程度の相手を、わざわざ毒にする必要がある場面は少なく、使い道はあるものの微妙な評価に終わっていた。
先述の『持たざる者の抵抗』によって異常を負ったレイドボスに対しても有効。
しかしレイドボスは自動回復能力を有しており、この毒ではその回復量を少し削る程度が精一杯だったため、劇的な活躍とはならなかった。
この剣はデザインが『勇者の剣』と似通っていたため、過去に敗死した名もなき勇者の遺品であるという考察が優勢だったが、単に焼き増しでデザインが似通っているだけ派も一定数存在していた。