司令官と共に食堂に入って進むと配膳台を使って料理を運ぶ足柄さんと球磨さんがいた。給食でよく見るデカイ鍋と食器が乗ってる。囲い板のない奥の空間の畳の机に箸が置かれていた。7人分あるということはあそこで食べるらしい。
「お、司令官と神風、望月もきたクマ。望月は......そこに座るといいクマ」
球磨が指し示したところに座る。ん、隣から酒臭い匂いが。見たら派手なデザインの巫女?服を着た色々デカい女性が隣に座る。なんか瓶をそのまま一気飲みしながら。
「お、ちびっこ、お前が望月かぁ?可愛いじゃねーか。どれお姉さんが抱きしめてやろう、ほーれギュー」
「んぐ⁉︎んー!!」
突然なんだぁ⁉︎も、もしかして酔っ払ってるのか⁈きょ、巨大な柔らかい塊に包まれ、息ができない⁉︎やばい天国と地獄の狭間過ぎる。しかも力強いし、い、いや望月が弱いのか?ってそんな事考えてる場合じゃない、誰かータスケテー!
「酔っ払いのダメ隼鷹、やめるクマー!離すクマー!っ望月大丈夫クマ?」
「ん、んぅ、な、何とか」
隼鷹さんから力強くで球磨さんが引き離して助けてくれる。球磨さんは背中から優しく抱きしめて、しかも頭撫でて。それに後ろ髪越しで感じるマシュマロのように柔らかい感触。圧倒的な安心感、全身から力を抜いてすべてを委ねたくなる。ってダメダメ、これじゃ美少女に甘える子供じゃん。うぅーでも、これは......
「ん...悪くない...」
「クマー?何か言ったかクマ?」
「い、いや、な、なんでもない、です」
おぉっと、危ない危ない。口は災いの元ってね。外見が望月だから許されてるのであって、前世ニートだとバレたら大変なことになるからね。それにしても、女性って距離感かなり近いよね。普通抱きしめたりしないよねこんなに。
「残念だなー、抱き心地が良かったのにぃ?まぁいっかぁ、さてうちは隼鷹、この鎮守府の唯一の空母にしてぇ〜あーなんだろ、まぁ頼れる姉さんって奴よ」
「違うクマ、鎮守府一の酔っ払いで酒保の酒を飲み干して左遷された馬鹿クマ」
「それはそれ、今はいま、だ。そんで、コイツが伊58だ」
そう言って隼鷹が片手で引っ張ってきた、何故かスクール水着の上にセーラー服を着てる少女。というか、生きてるの?何だか屍みたいになっているみたいだけど。
「うっ、ぎもぢわるい。あまり、うごかさないで吐いちゃうから」
「なっさけねーな、たかが瓶2本飲んだだけだろう?ほら向かい酒、飲めば酔いなんか、なんとかなるってぇ」
「ゔっ、や、やめるでち!」
「ゴーヤ......が、頑張るクマ、あっ伊58のことはゴーヤってみんな呼んでるクマ、望月もそう呼ぶといいクマ」
あっはい。うん、なんだ、すごい人たちなんだね。
「はいはーい、とにかくみんな自己紹介は済んだみたいだし、まずは昼飯にしよう。隼鷹、ゴーヤに酒を飲すのはほどほどにね」
司令官の一声で席に座る。隼鷹たちとは反対側の方に球磨さんと神風と一緒に。
2.
机にはカツカレーやサラダや水などがきれいに並べられて配置されていた。スプーンにフォークも置かれている。最初から箸が置いてあったから自由に好きなように食べて良いみたい。マナーとかよく分からないけど多分。
「それじゃ、いただきます」「「いただきます」」
まずはカツから食べてみる。
「あむ、もきゅもきゅ.....ん!!」
こ、これは⁉︎噛んだ瞬間、外はサクッサクッて、中のお肉は一噛みでほろほろと溶けて、あっダメだ、良い言葉が思いつかない。自分の語弊力のなさが悔しくなる。
「あらあら〜気に入って貰えたみたいね」グビッグビッ
「あしがらはんのかふかれーはふごぐおいひいでふあら、ごぐん、ん。食べる手も口も止まりません!」
「こら、神風、急いで食べながら喋らない。ほっぺたにご飯粒までつけて、ほらとってあげるからこっちにきなさい」
「ふぁい」
神風ってもしかしてかなり子供っぽい?てっきり艦娘って見た目よりしっかりしてるように思ってたけどみんながみんなそうじゃないのかな。
「ん?望月もほっぺの周りにカレーがついてるクマ〜、こっち向くクマ」
「うぇ?だ、大丈夫、自分で拭けるから」
「大丈夫クマ、遠慮なく甘えていいクマ〜、ほらごしごしクマ〜♪」
「ん、んぁ、あ、ありがとう、です」
優しく拭う球磨さんの手が触れるとこそばゆくて、その...は、恥ずかしいというか。うぁー何だよー!?まじで完全に子どもみたいじゃんあたし。一応ニートだったわたしは成人はしてた筈だぞ!?それが外見なら完全に年下な美少女にお世話されるって、うがぁーもうなんなんだよー。はぁ...でも、
「ほらちゃんと野菜もバランスよく食べる」
「むー、それぐらいわかってますよ司令官!」
「あしがらぁ〜もう一本くれー」
「隼鷹、ほどほどにしないと後怖いわよ。酒は飲んでも飲まれるな、よ」
「ゔー、お、溺れる、酒におぼれるでち」
騒がしい食事だけど、何だか前世の時より楽しくて、ご飯も美味しくてそれに胸の辺りが何だかポカポカで、暖かい。誰かと一緒に食べる食事ってこんなにも良いもの、だったんだね。
「ふぅ、みず」
「ほれ、水」
ん、美味しいものを食べた後に飲む水はなかなか、ぬるってしてて〜
「ありぇ?なんにゃか、ふらふらしゅる」
「どうかしたクマ?って望月が飲んだのってまさか⁉︎隼鷹ッ」
「あっ、しまった。まちがいちまってうちの酒渡しちまった」
「ちょっ、大変だ!足柄、水持ってきて、あとなんか吐く袋も」
なんか、みんにゃさわがしいにゃあ、あたまくらくらするし、でも、まぁいっかぁ〜ゴロゴロ〜ん。
「ゔ、もう無理でち、グェー」
「ゴーヤ⁉︎うぉ"ー!か、神風バケツ、ぞうきん!それとモップを持ってくるんだクマー!」
「は、はい!って隼鷹さん、まさか⁈」
「うん、ごめん神風、ゔちもムリ、ゲルグゔぁー」
「お、おまふざけるなクマー!?」
んん〜スヤスヤぁ〜
登場させるならヲ級とヌ級×2のどっちがいい?
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ヲ級たん、ノーマル
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ヌ級たち イージー
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第三の選択肢、レ級 ベリーハード