「さてと、今回は1100DPだがどうするか……、1100DPは多いようで少ないからな。これをどう使い戦力増強していくかだが、今の迷宮戦力的には前衛はかなり揃ってるんだよな。」
現在の前衛はウッディ、ゾンビ小隊、ゴブリン小隊、ポチ太とかなり充実している。その反面後衛がオレ、ゴブマジ、ゴブアチャしかいないのが問題だな。
あと、指揮官が一体欲しいな。今回のパワー・ベア戦ではオレが指揮をとったが俺がいない時に指揮をとれるやつが必要だ。
後は回復役と鍛治、薬師、デバッファー、バッファーあたりか?
鍛治とか薬師あたりはゴブリンに任せるか。あと遠距離攻撃も必要だな。
「クノッソス!ゴブリンを7体と木の杖を2本!木の弓矢も2本創ってくれ!」
クノッソスが緑色に輝きゴブリンが9体と木の杖2本、木の弓矢も2本産まれでる。
「よし、お前はゴブ鍛治、お前はゴブ薬、お前はゴブリーダー、お前はゴブ罠、お前はゴブ毒、お前はゴブマジ2、お前はゴブマジ3、お前はゴブアチャ2、お前はゴブアチャ3だ。よろしくな。」
「「「「「「「ゴブゴブゴブゴブ」」」」」」」
北のゴブリン共が怖いがここは賭けだ。
中途半端な戦力増強よりも中長期的な投資を選んだ。
この選択が吉とでるか凶とでるかは分からんな。
特に鍛治と薬師とリーダーは必ずいるからな。今後の迷宮拡大に当たっては必要不可欠だろう。
頼むから北のゴブリン共はまだ来ないでくれ。
これで消費したDPはゴブリンで450DPと武器で200DPで合計650DPだ。
残り450DPの使い道はまだ決めてない。というのも東の森でモンスターを捕獲してこようかと考えている。
今回パワー・ベア戦で使った毒の他に麻痺毒もあるためそれを使い東の森の捕獲したモンスターを迷宮内に持ってきて殺す算段だ。
今回欲しいのは飛行戦力だ。空からの圧力があるだけでかなり殺しやすくなるからな。空から毒を撒き散らすのもありだ。
ていうことでレッツゴー!
「ポチ太!ゴブ5!ゴブ小隊!ゴブアチャ!着いてこい狩りに行くぞ」
今回は慢心せずに戦力を揃えていく。
◾︎レジェンダリア???の森 東側
「「「ブオオオオオオ!!!!」」」
「うぜえ!ゴブ小隊切り殺せ!」
「「「「ゴブゴブ!!!!」」」」
森に入って5分後くらいに【ダッシュボア】の群れが襲ってきた。しかし、それをゴブ5が察知していたため陣形を整えボコボコにしている。
【ゴブリン・ソルジャー】に進化したゴブ小隊は強さの次元が前とは段違いだ。【ダッシュボア】の群れを危なげなく斬り殺していく。
「しかし、なんで今回はこんなにモンスターにエンカウントすんだ?前回はこんなことなかったが………。もしかして、パワー・ベアが何か関係してるのか?」
以前よりも森が騒がしい気がする。やはり、戦力を整えてきて良かった。
そこから6時間ほど森で狩りを続け、【魔術師】のLvが35まで上がった。
ゴブアチャもLvが10になり、【ゴブリン・アーチャー】に進化した。
身体は少ししか大きくなってないが目つきが鷹のように鋭くなり、弓を引く速度と精度が今までと段違いだ。
スキルとしては《弓術》《集中》《透視》《パワー・ショット》を持っていた。
「これからもよろしくなゴブアチャ。」
「しかし、飛行戦力を求めて来たが全然いねぇな。なんでだよマジで。
もうちょい奥に潜るか。」
そこから1時間探したが見つからなかった。
「はあ。収穫なしか。まあいい。Lv上げとして考えりゃいいだろう。ん?どうしたゴブ5。」
「ゴブ」
ゴブ5が手で数字の3を作り、前を指差した。これは強敵の合図だ。
すると、前方の木の影から猛スピードでコッチに巨大な鹿が突っ込んできた。角は悪魔のように捻じ曲がり目は赤く身体には毒に侵されてるように紫の模様がところどころにある。
「キュウウウウウウウウウ!!!!」
「お前ら!陣形を組め!陣形4だ!」
おれの大声に反応したのか。鹿が俺に突っ込んでくる。
「ッ。《アースウォール》!!!!ゴブ小隊脚を狙え!」
鹿とおれの間に土の壁をだす。当然土の壁を鹿はブチ破ってきた。
しかし、それはお見通しだ。ブチ破ってきた鹿にゴブアチャが毒矢を放ち、ゴブ小隊が四方から連携して斬撃を放つ。
脚に深手を負った鹿はたちまち速度が落ち隙だらけだ。
しかし、ここで予想外だったのは鹿が回復魔法を使ったことだ。これで傷ついた脚が治ってしまった。
「クソッ。回復魔法持ちかよ……。ん?」
鹿は勝てないと判断したのか。後ろを振り向き逃げようとしている。
「逃がすか!《ファイアボール》!!!!」
俺のファイアボールが当たったが決定打にならず走り去ってしまった。
「クソッ。こうなったらヤツを追うか。ポチ太!匂いを辿れ!」
「ワンッ!」
10分ほどかけ鹿の巣を発見した。巣の入り口を《アース・ウォール》で塞ぎわざと開けた穴から麻痺毒草を交えた煙を垂れ流した。
30分後巣に入ると鹿は痺れて動けなくなっていた。
「よし、作戦通りだな。こいつは仲間にしたいな。貴重な回復魔法持ちだ。巣に持って帰ろう。ん?」
巣の奥を見ると緑色のピカっと光る鱗が見えた。
「なんだアレ?蜥蜴?尻尾もあるし小さいが翼もある。まさかこれ竜か?」
かなり小さいがまさかこれは幼竜ではないだろうか。
おれの声に反応したのか幼竜が目を覚ました。
「キュウ。」
とりあえず持っている木の実や肉を適当に渡したところかなり懐いてくれた。ものすごく可愛い。
「可愛すぎるだろ。さすがに殺せねぇよ……。お前俺のとこに来るか?」
「キュ。」
「よし、お前は翠だ。今日からよろしくな。」
「キュキュ。」
スベスベしてる頭を撫でる。何やらポチ太も撫でて欲しいみたいなのでポチ太も撫でてあげた。
「クゥーン」
「よしよし。とりあえず帰るぞ!ゴブ小隊!鹿を持ってくれ!」
◾︎レジェンダリア???の森 エスケープの迷宮
「ただいまー。はー疲れた。」
帰ってきたところ迷宮は今日も死者はいなかったようだ。
やはり、ウッディとゾンビ小隊の護りはピカイチだな。
今日は西の森からのゾンビと東側の森からのウルフがかなりの数攻め込んできたらしい。しかし、それを上手く撃退したのだからたいしたもんだ。
そして新しく生み出したゴブマジとゴブアチャ達はLvが6まであがっており、ゾンビ小隊は進化していた。全員【マッシブゾンビ】というSTRとENDに特化したゾンビに進化していた。スキルとして、《怪力》《鋼鉄》を所持している。スキルが2個しかないがその分ステータスがかなり高い。
これはいい壁役になるな。
ゴブ薬も有り余る大量の薬草を使いまくることによりLvが7まであがっている。おいおいもう在庫があまりないぞ……。
ゴブ鍛治には鍛治道具を造ってやらなきゃな。Lvは1のままだ。
ゴブリーダーは指揮を今日1日中とらせており瀕死の魔物のトドメを刺させたりしているためLvは3と控えめだ。
ゴブ罠には罠を作成してもらっておりLvは2だ。
ゴブ毒は毒の作成と毒を使っての殺害の練習・実践をやらせている。
まだLvは4だがこっからだろう。
そして、迷宮の力を使い翠の種族を確認してみた所、【グリーン・パピードラゴン】となっていた。所謂緑竜というやつか。ステータスも高く将来性抜群だな。
何より非常に可愛い。ポチ太と翠の2強だな。可愛いすぎる。
「キュキュ?」 「ワンッワンッ!」
そして巨大な鹿の種族は【ビッグフォレストディアー】となっており、回復魔法に加え物理ステータスもまあまあ高い。かなりいい戦力が手に入ったのではないだろうか。
最後にクノッソスを見るか。
【地核迷宮 クノッソス】
所持DP:1200
生成可能物: ゴブリン、レイス、ウッドゴーレム、ティールウルフ、パシラビット、スケルトン、マナ薬草、スピ薬草、ミランの実、アボンの実、ミカ薬草、ハイマナ薬草、ハイスピ薬草、木の盾、木の片手剣、木の弓矢、木の杖、ゴブリンソルジャー、枯木草、ゾンビ、パワーベア、バイオレンス・パワーベア、ダッシュウルフ、フォレストディアー、ダッシュボア、
余った450DPと今日の分の750DPで1200DPか。
DPが全然貯まんねえな。やっぱモンスタートレインして迷宮に誘き寄せたほうがいいか?じゃねえと戦力増強が出来ねえんだよな。
ん?クノッソスが光ってる?
【迷宮地核 クノッソス】
TYPE:キャッスル・テリトリー
到達形態:Ⅱ
能力特性:迷宮創造
ステータス補正:ALLG
スキル
《迷宮置換》
クノッソスを設置した地点を中心に、周囲空間の100メテルを迷宮領域へ置換する。
《迷宮創造》
クノッソス内のリソースを徴収し、DPにする。DPを消費して迷宮を拡張できる。アイテム、モンスターも範囲対象。
《迷宮訓練》
クノッソス内で獲得する経験値を2倍にする。
「えええええ!?神すぎる進化きた!」
更新遅れてすみません。