レースも終盤、実況席も最後のラストスパートで大いに盛り上がっていた。
「今年は一体どうなっているんだー!?3号車、大石の飛躍に、デスエリアでも関係なく攻める034号車の城島!そして86号車の片桐夏向もデスエリアでテイラーに襲いかかっている!!」
興奮を隠せない田中の声が放送席に響き渡る。
今年のMFGは明らかに異常だ。神15の面々が例年通りの実力を発揮しているにもかかわらず、その牙城へ挑む新たな存在が現れている。
しかも一人ではない。二人のルーキーと、一人の中堅ドライバーがレースを大きくかき回しているのだ。田中の言葉に解説の小柏もうなずく。
「テイラーくんも辛い立場ですね。ルーキーの躍進と、これまで共に競ってきたドライバーの躍進を受ける側になってしまっています」
テイラーは大石に抜かされて現在はデスエリアで猛追してきたトヨタ86、片桐夏向の攻勢を受け、順位を一つ下げてしまっていた。かつてなら後続を振り切る立場だった男が、今は追われる立場になっていた。
大石も懸命にデスエリアを駆け抜けているが、ジャクソン・テイラーを抜いて集中力が切れたのか、それともタイヤの消耗からか、今の順位を守るためのドライビングを行っていた。
その様子を見て小柏は言葉を付け加える。
「彼の名誉のためにも、ジャクソン・テイラーというドライバーが稀有なドライバーの1人であるということは疑いの余地はありません」
小柏の声は真剣だった。
「それでも、今回初参戦のルーキー2人と、大石の躍進は彼の想定を上回るものになったのでしょう」
「神15の一角ですからね!」
田中も力強く応じる。
「それを脅かす存在が一度に三人も現れるなんて、誰が予想できたでしょうか!」
そして画面は変わり、セクター3後半。
「さて、レースはデスエリアを抜けた先!BMWを抜き去った城島は次のターゲットを狙っているぞ!」
デスエリアを抜けた城島の前にはグリーンカラーのAMGがいた。
「メルセデスAMG・GTSの大谷を射程圏内に捉えている!富士屋ホテル・ベーカリー&スイーツ ピコットの地点までの区間タイムは脅威的!片桐夏向もこの区間を凄まじいスピードで抜けていますが、このR34もとてつもなく速い!」
R34の車重は上位者のハイパワー車よりも軽く、エンジンはスカイラインGT-Rの名に相応しくトルクを持っている。
さらにCPU変更によって立ち上がり性能を向上させたことで、下り区間での加速力は一段階上の領域へ達していた。
ゴッドフットから受け継いだ繊細なアクセルワークで無駄なホイルスピンは全くさせず、R34は下りを攻めている。
「気をつけろ、洋介!後ろのR34はやばい!デスエリアで柳田を抜き去ってる!」
AMGのドライバーである大谷は、ルームミラーの中で徐々に大きくなってきている純白の怪物を背に心の中で舌を打った。
(んなこと言われなくてもわかってる!)
ミラーの中のR34は離れない。コーナーで離そうとしても離れない。立ち上がりの馬力で引き離そうとしても離れない。
むしろ少しずつ近づいてきている。
(くそ、MFGは経験がすべてじゃなかったのか……!?)
神15入りを果たした大谷もまた、このレースのベテランだ。タイヤ管理にペース配分、オーバーテイクのタイミング、参戦してからようやく、確信を持って走れる経験を得たと実感できていたはずだ。
なのに、後ろにいるルーキーは、その常識を踏み越えてくる。
大平台ヘアピンまでもう少し。左旋回を前に完全に後ろを突かれた。こんなところで仕掛けるつもりかよ……!
大谷の額に汗が滲む。
(今年のルーキー2人、頭おかしいんじゃないのか!?)
テイラーをオーバーテイクした86に、デスエリアでBMWを食ったR34。どちらも普通じゃない。神15の面々が築き上げてきたレースの常識を、まるで理解していないかのようだった。
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大谷の後ろにピッタリと張り付くように走る和也のR34。大柄なAMGと比較しても、その走りには余裕があるように見えた。
「おーおー、苦しいなぁ!アンダーの兆候が見え隠れしてるぞ、前のメルセデス」
ふらつくAMGを背中から見つめながら、元気な声でいう和也。その口調はまるで遊園地のアトラクションを楽しんでいる子供のようだ。
レース終盤で神15とのタイマン。
普通なら極度の緊張状態に陥る場面であるが、和也にはそんな様子が欠片もない。普段の落ち着いた様子とは打って変わったハイテンションぶりに、ブースで見ていた雫は思わず声を上擦らせる。
「和也!アンタ、デスエリアであんな無茶苦茶な運転して!ここでカッとなってチャージして自爆なんて愚の骨頂だからね!?」
「まかせとけ!まだタイヤには余力はある!ここのヘアピンの勝負分と、最終コーナーでの勝負分!」
「嘘でしょ!?どういう計算でそんなことできるの!?」
テレメータリングのデータではタイヤの消耗具合は概算しかでない。
たしかに余力はまだある。
だがバトルとなると話は変わる。コースに相手の車があるということは、ありとあらゆる不確定要素が増えるということだ。
それなのに和也は平然とアクセルを踏んでいっている。自分では無理だ。どうしても守りの走りが頭を掠める。車のポテンシャルを把握していたとしても、安全マージンをとってしまう。
だから、無茶をなぜ成立させられるのか、雫には理解不能だった。
「バトルと違って、不確定要素があまりないからな!負けて2本目とかもないだろ!」
「ごめん、ちょっと何言ってるかよくわかんない」
後ろでそのやりとりをしっかり聞いてる父、隆之はその面白い会話をちゃっかり楽しんでいた。
たしかに和也の言うことには一理ある。
峠のバトルも、湾岸のバトルも、結局は当人同士の納得が優先されるバトルだ。際どい勝負なら二周目もあるし、納得できるエンディングならそれでいいと結論が出る。
その点、MFGはドライバー心理がどうであろうが、決められた周回数とコースで決着がつくのだ。
そんな中、実況席の田中の声が響き渡る。
「大平台ヘアピンが目前に迫る!大谷の真後ろに城島がいるぞ!何かしでかしそうな気がしてなりません!この先はどうなる!?」
実況席の田中も思わず身を乗り出す。ここまで何度も常識外れの追い上げを見せてきたルーキーだ。この距離、この状況で何も起こらないと思う者の方が少なかった。
かなり車間距離を詰めて、ヘアピン手前へと進んでいく2台。
前を走るAMGは決してペースが落ちているわけではない。だが、後方のR34はそれ以上の勢いで迫っていた。バックミラーいっぱいに映る純白のGT-Rは、獲物へ飛び掛かる寸前の猛獣のようだった。
左旋回から立ち上がった直後であった。AMGの減速よりも一呼吸遅れて、R34が減速。
その差はほんの僅か。しかし、その僅かな違いこそがオーバーテイクを生み出す決定打になる。
するりとイン側に抜けたR34はAMGと横並びになった。
「ブレーキングで横並び!城島の駆るR34が大谷のAMGに牙を突き立てたぁ!」
田中の絶叫が響く。
ヘアピン入り口から車体を横へ。AMGを操る大谷の腕は決して低くない。ヘアピンをクリアするため、最適なルートを進んでいる。しかし、そのラインにはこれまで走り抜けてきたコースの負担が重くのしかかり、タイヤが最高の状態のラインと比較すると大きくズレるものになっていた。車速も幾分か落ちている。
MFGは速さだけを競うレースではない。
長距離を走り切りながらタイヤを管理し、最後まで戦闘力を維持する必要がある。だからこそ、序盤では問題にならなかった僅かな摩耗が、終盤になると大きな差となって表れる。
(ここで仕掛けられるのが1番辛い!AMGの車重のせいで旋回速度が落ちる……!)
重たいAMGを受け止めるため、十分なグリップが求められるが、グリップウェイトレシオで定められたタイヤで、その車重を受け止め続ければ、タイヤの美味しいところを使う幅は極端に狭まる。
しかも大谷はここまで幾度となく攻めた走りを繰り返してきた。その蓄積されたダメージが、今まさに牙を剥いていた。
そんな苦しいAMGのとなり、R34がグイとノーズを突き出すように前に出る。そのラインはAMGのたどるラインよりもクイックで、車速も速い。
無駄がない。まるで何十回もこの状況を経験してきたかのような迷いのない操作だった。
「ひゃおおおおーーーっ!!」
和也の雄叫びと共に、グン、とR34のフロントが沈むと、四輪が一気に滑り始めた。
見ている全員が絶句する。
特に、それを真横で見た大谷は信じられないものを見るような目で、R34を見ていた。
(な……にぃ……!?)
視界いっぱいに映る純白のGT-R。四つのタイヤが全て滑りながら、それでも狙ったラインを外さない。常識で考えればスピンしていてもおかしくない挙動。
(あり得ない……!)
四つのタイヤが全て滑り、AMGの立ち上がるラインを潰すように、R34がヘアピンを立ち上がっていく。
タイヤスモークこそ派手には上がらないものの、その挙動は紛れもないドリフトだった。
「ド、ドリフト……!?四輪全てがドリフトしてます!信じられない!いま滑っているのは日産スカイラインGT-R……R34……四輪駆動車ですよ!?」
実況席も田中は信じられないものを見たと興奮気味に叫び、その隣にいる小柏もまた絶句していた。
しばし言葉を失ったあと、小柏がようやく口を開く。
「私も長年レースの世界に身を置いていますが、ATTESA E-TSがわずかにでも介入している状態で四輪ドリフトはすごい技術です。これはもう感性の世界で、彼はその世界観を確立してあるという他なりません」
その言葉に田中はただただ驚くばかりだった。
小柏カイという男は、むやみに選手を持ち上げるタイプではない。
現役時代にはハイレベルなドライバーや車と戦い、引退後も名ドライバーを見て、そして新たな可能性を持ったドライバーを育ててきた男だ。その彼がここまで断言すること自体が珍しい。
その評価の重みは実況席にいる田中だけでなく、放送を見守る視聴者たちにも強く伝わっていた。
「理屈で説明できる部分もありますが、それだけでは到達できない領域です。タイヤの滑り出し、荷重移動、駆動配分。その全てを感覚で把握していなければ成立しません」
小柏の言葉には、純粋な驚きと敬意が込められていた。ベテランがルーキーに向ける期待ではない。一人のレーシングドライバーが、別のドライバーの才能に敬意を払う時の声音だった。
画面の向こうでは、ヘアピンを立ち上がった純白のR34が何事もなかったかのように加速していく。その数秒前に見せた走りは、確実に見る者の脳裏へ焼き付いていた。
SNSのコメント欄も騒然としている。
『今の何だ!?』
『R34で四輪ドリフト!?』
『あれ本当にGT-Rかよ』
『ルーキーの走りじゃない』
そんな驚きの声が次々と流れていく。
「大谷のAMGをR34がオーバーテイク!これはもう疑う余地はない!このルーキーはMFGに名前を刻むドライバーになるのは間違いないでしょう!」
田中も興奮を抑えきれない。
開幕戦で予選10位。
欧州車や高性能マシンで武装したトップドライバーたちの前に現れた旧時代のスポーツカー。
しかし今、その存在は誰の目にも明らかだった。
「これで城島和也は更に二つポジションを上げて現在6位!前を走る赤羽海人とは12秒の差がありますが、ルーキーとして大躍進です!」
モニターに表示された順位表が更新される。
城島和也、6位。
その文字を見た瞬間、セコンドブースだけではなく、MFG関係者の間にも小さなどよめきが走った。
歓声が沸き上がる。
配信を見ている視聴者たちもまた、この名もなきルーキーの走りに魅了されていた。
大谷のAMGを抜き、千年橋目掛けてダウンヒルを進むR34。しかし、前を行く赤羽、坂本、相葉の上位陣に勝負を仕掛けることは難しい距離だった。
バックミラーを見ても、追い抜いたAMGは徐々に小さくなっていくが、前との差はまだ遠い。
(この車の戦闘力だと、これ以上攻めればアンダーがしつこく出てくる。ここまでだな)
フロントタイヤの感触はまだ残っている。
だが、それは無限ではない。ここから先は順位を狙う走りではなく、守り切る走りへ切り替えるべきだろう。……それを雫にいうと怒られそうだし、10位というスタートポジションから見ても順位は上げられている。
2人の神様への土産話程度にはなるだろう。
(じいちゃん達なら何て言うかな)
そんなことを考えながらも、視線は常に前を向いていた。実況席の田中も前を走る赤羽とのタイム差を見て言葉を続ける。
「今のペースでも前走車に追いつくことはできるでしょうが、3位争いに参加するには時間が足りませんでしたね」
「そうですね。もしあと一周あれば話は変わったかもしれませんが、レースはそう都合よくできていません」
小柏も冷静に分析する。その解説のセリフ、今いる自分の車とドライバーの位置を見て、これから先大きな山場はないと安堵した故か、雫は呆然としていた。
「6位……まじ?」
ぽつりと漏れた言葉。それは驚きというより、現実感の欠如に近かった。
予選10位。しかもMFG初参戦。神15入りだけでも快挙と言われていたドライバーが、今や6位を走っている。
「本当にやっちゃった……」
思わずそんな言葉が漏れる。6位での賞金、1500万円である。契約した賞金の半分としても750万円。雫が手を入れまくったR34に投じた費用で考えてもお釣りが来るレベルである(車両価格を入れると足は出るが、車両自体はFLAT RACING所有のものなのでスルーしている。ちなみに今のR34の違法な価格帯には黒木隆之含めて全員がブチギレてる。南無三)
全てを考えても十分すぎる成果だった。
「凄まじい走りだな、和也くんは」
隣で黒木隆之も感嘆の息を漏らす。
FLAT RACINGは現在でも名のあるチューナーとして活躍しているので資金繰りは問題ないのだが、それでも得られる獲得賞金というものは大きいし、なにより走りがお金になるというもの未来のドライバーたちにとっての目標や希望になることは間違いなかった。
腕があれば戦える。努力すれば上へ行ける。その夢を体現するドライバーが、今まさに目の前にいる。
そんなセコンドブースの空気感を知らないまま、和也は残りのコースの攻略に意識を集中させる。
(最後までしっかりと攻め切るしかないな)
順位も賞金も関係ない。レースはチェッカーを受けるまで終わらない。その意識だけが頭の中を支配していた。
R34はセクター4の入生田駅へ向けて加速していくのだった。
▼
一方、ゴール地点。
ターンパイク入口ではエンジェルスによる順位ボードの入れ替えが行われていた。何もかもハイテクなMFGだが、エンジェルスによるファンサービスもまた大きな魅力の一つである。
オレンジと白の際どいコスチュームに身を包むエンジェルスは一人一人に魅力があり、彼女たちが歌うMFGのテーマソングも人気が高い。
レースを盛り上げる華として、そしてドライバーたちを支える存在として、エンジェルスの知名度は年々高まっていた。
しかし、どのような審査基準なのか、どういうルートで応募されるのかはまったくの謎である。
ネット上では様々な憶測が飛び交っているものの、公式から明かされたことは一度もない。
そんなエンジェルスの1人、浜崎 萌絵は順位を上げた城島和也のボードを見つめながら心の中でため息をつく。
(まさか自分の兄のボードのポジションチェンジをするとは思わなかった)
予選10位。
そこから9位、8位、7位。
そして今は6位。
ボードを書き換えるたびに順位が上がっていく。
普通なら嬉しいはずだが萌絵にとっては喜びより先に困惑があった。
(いや、本当に何してるのあの人)
幼い頃から運転が上手いことは知っていた。知っていたが、MFGに出ればここまで猛威を振るものなのか。本人はレーサーになるつもりはないと聞いている萌絵からすると、神様は本当にイタズラ好きなんだと思う。
萌絵自身、兄は大学へ進学して獣医になるものだとばかり思っていた。なのに気づけばMFGへ出場し、神15入りし、そして今やトップランカーたちと真っ向勝負を繰り広げている。
意味がわからない。兄妹である萌絵ですらそう思っていた。
「では、お仕事を終えた萌絵ちゃんにクエスチョンです、最近驚いたことはありますか?」
インタビュアーの上原さんからの質問。マイクを向けられた萌絵は表情を変えずに思考を巡らせる。
(あー、うん。驚いたというか、驚きを通り越して怒りが先にきたというか……って、違うそうじゃない。笑顔笑顔)
危うく本音が口から飛び出しそうになる。兄がMFGに出ると聞かされた時のことを思い出しただけで頭が痛い。
だが今は仕事中。営業スマイルを崩すわけにはいかない。
ぶっちゃけ友人の誘いで遊び半分で応募した結果、受かった上に、やるならきっちりと母から叱咤激励を受け、キャラ造形を知ったりしたところ、選挙で一位になるという今である。
学費の足し程度の認識がMFGではトップアイドル扱い。イベントへ行けば人だかり。SNSを更新すれば数万単位で反応が返ってくる。
辞めるとき、すんなり辞められるのかが萌絵の密かな悩みでもあった。
「そうですねぇ〜、最近萌絵のSNSのアカウントでフォロワー数が30万人を超えたことですぅ」
瞬時に切り替えた営業モード。少し首を傾げながら笑顔を作る。わかりやすい性格の作り込みに、女性視聴者からは煙たがられるが、男性のファンには人気……複雑な気分だ。
本来の自分とは似ても似つかない。だが仕事として割り切れば、それなりに上手く演じられるようになっていた。
「萌絵さんはエンジェルスでも総選挙一位ですからね!」
「はい!しちょうしゃの皆さん、これからも応援よろしくお願いしますぅ!」
「以上、可愛い萌絵ちゃんでした!」
歓声と拍手。インタビュアーとカメラが離れていく。それを確認した瞬間、萌絵は誰にも気づかれない程度に肩の力を抜いた。
(あー、普段より疲れる……きっとお兄ちゃんのせいだ。だから……)
ちらりと大型モニターへ視線を向ける。そこには依然として上位争いを続ける純白のR34が映し出されていた。
(後で文句を言うためにも……無事に戻ってきたよね)
怒りたいことは山ほどある。勝手にMFGへ出たこと。神15入りしたこと。そして何より、自分の心配をよそに無茶な走りを繰り返していることだ。
だが、その全ては無事にゴールしてからの話だった。
その後、スカイラインGT-Rは怒涛のペースを見せ、赤羽、坂本、相葉の3位争いを前にするが、相葉、痛恨のオーバーランで、城島は東風祭交差点で順位を一つ挙げてフィニッシュ。
最後の最後まで順位は動いた。
トップ争いに視聴者たちの視線が集まる中、ひっそりと、しかし確実に白いR34は一つ順位を積み上げていた。
MFG初参戦。予選10位からの5位。
開幕戦としては十分過ぎる結果だった。
実況席も、セコンドブースも、MFG関係者も、このルーキーの存在を無視できなくなっていた。
MFG、開幕戦、小田原パイクスピーク。
城島和也は、その戦いを走り終えるのだった。
開幕戦、おわり!
すごい片桐夏向が全然出てない……!
次回は相葉パイセン主催の打ち上げですので小田原駅に集合な!