機動戦士ガンダム 地球に幽閉された英雄のRX-78(意味深)が限界突破のフルドライブ! 連邦軍上層部、アムロの夜のニュータイプ能力を恐れてハニートラップの仕込みを開始する   作:寝て起きたら異世界じゃなくて会議室だった

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重力に魂を引かれた男の、最後の言い訳(脳内完結だからセーフ!)

超巨大輸送機アウドムラの、もはや精神防壁の独房と化した最深部の一室。その冷たい床の上で、俺僕の男としてのプライドという名のメインジェネレーターは、宇宙世紀の歴史上最もみっともない形で、完全なる自己崩壊(システムダウン)を起こそうとしていた。

 

その男の名はアムロ・レイ。

かつて一年戦争において、RX-78-2ガンダムの驚異的なポテンシャルを100%引き出し、ジオン公国軍のエースたちを絶望のズンドコへと叩き落とした、人類史上最強のニュータイプ。

 

しかし。

現在の限界突破した惨状を、WEB特化型の爆速スクロールトーンでプロファイリングするならば。

大人の女の嘘に怯えて重度のEDモードを発症し、強化人間ロザミアとの「リアル邂逅」によって歪んだお兄ちゃん回路が再点火、アウドムラで再会した12歳のキッカちゃんの圧倒的ピュアさに救いを求めて「脳内おかず化回路(シコシコ)」を開通させたものの、彼女の超絶ハイパーニュータイプ能力によってその変態妄想生データをリアルタイムで常時生中継(オート受信)されてしまい、ハヤトの父親としてのガチの猜疑(殺意)に晒され、倫理的にも社会的にも完全に詰んでいる23歳のウジウジ引きこもり抜け殻少尉である。

 

「法律だ……! これが僕の最後の法廷弁論(言い訳)だ、ハヤト! 地球連邦法、ならびに宇宙世紀におけるあらゆる公法・私法をひっくり返して検証してみるがいい!

個人の脳内コクピットのなかで、どのようなモビルスーツ(妄想)をドッキングさせようが、それを取り締まる条文などこの世界に1行も存在しないんだよ! 脳内完結だからセーフ! 脳内完結だから僕は、今回だって絶対に合法無罪なんだよぉぉぉっ!」

 

アウドムラの自室のベッドにしがみつき、カラバのズボンを涙と鼻水で濡らしながら、この世の終わりかのような大声で、4話連続となる同じ内容の法的根拠を絶叫していた。

扉の外からは、アウドムラの全乗組員たちの「……おい、あの一年戦争の英雄、まだ自分の部屋に閉じこもって、12歳のキッカちゃんをおかずに右手の操縦桿(意味深)を握っている言い訳を叫んでるぞ……」という、超高密度の蔑みのサイコ・イメージ(プレッシャー)が、壁の装甲を突き抜けて脳髄にドロドロと流れ込んきていた。

 

ピキィィィィィン!!!

 

「(ひゃあッ!? まただ! 僕の精神波が自己嫌悪のカウンターで爆発寸面になればなるほど、僕の歪みきったニュータイプ能力が過敏に起動して、通路をトコトコ歩いているキッカちゃんの清らかな精神波を勝手に受信してしまう!

そして、僕が往生際悪く繰り返している『脳内完結だからセーフ』という最後の砦が、彼女のハイパーチェッカーを通じてリアルタイムで全部逆探知されていくんだよぉぉぉっ!)」

 

最悪だ。

本来、人類の革新であるはずのニュータイプ能力が、このアウドムラの閉鎖空間においては、恥ずべきリビドー(少女属性への欲情)を周囲に100%の精度で垂れ流す「精神的セクハラ拡声器」として最悪のオーバーロードを起こしていた。

 

「待ってくれハヤト! 僕は傷つきやすい23歳なんだぞ! もし僕の操縦桿を失ったら、僕はもう二度とモビルスーツに乗れなくなって、宇宙の彼方からクワトロ大尉に『アムロ! 私がエゥーゴの百式で戦っているというのに、お前は地球のアウドムラで12歳の少女に欲情して操縦桿をパージ(去勢)されたのか!?

恥を知れッ!』って、グラサンの奥から軽蔑のサイコ・バーストを喰らって本当に廃人になっちゃうよぉぉぉっ!」

 

ベッドの上で丸まり、枕に顔を埋めながらガタガタと震えた。

恥ずかしい。恥ずかしすぎる。

かつて宇宙を救った白い悪魔が、今やアウドムラの一室で、12歳の義妹分の妄想を夜な夜な繰り広げた罪(シコシコ)を突きつけられているなんて、一体どんな絶望のガンダムなんだ。

 

「アムロ、もう見苦しい言い訳はやめろ。お前のその、少女属性(ロリ感)への歪んだリビドーのカウンターが限界まで溜まっているのは、誰の目から見ても明らかだ」

 

重々しい足音とともに、ハヤト・コバヤシの、完全に父親としての怒りとカラバの指揮官としての冷徹さがハイブリッド仕様となった声が響く。

 

「お前が北米の邸宅で連邦の女たちに牙を抜かれ、重度の機能不全(EDモード)に陥っていたことは同情する。だが、その反動で12歳になったばかりの私の娘を脳内のコクピットに搭乗させ、夜な夜なアウドムラの自室で限界突破のピストン運動(妄想)に没頭するなど、カラバのリーダーとして、いや、一人の父親として絶対に認めるわけにはいかないんだ。お前のその歪みきった精神のノイズを完全に消去(シャットダウン)しない限り、私たちはティターンズと戦う前に、お前の変態オーラによって自滅することになる」

 

ハヤトの放つ、底なしの猜疑と軽蔑の質量(重力)が、頭上からドロドロと降り注ぐ。

 

最悪だ。

僕の最高出力のニュータイプ能力は、周囲の人間との分かり合い(共鳴)をもたらすどころか、自身のクズで変態的な深層心理(賢者タイムの罪悪感)を周囲に100%の精度で拡散する、完全なる「精神的サイコ・ディザスター(災害)」へと完全変貌を遂げていたのだ。

 

ハァ……ハァ……ハァ……。

 

自室の隅で膝を抱え、荒い呼吸を繰り返しながら、自分の頭のなかで火花を散らしている「少女属性へのリビドー」と「自己嫌悪のカウンター」の激しいぶつかり合い(オーバーロード)に耐えていた。

もう限界だ。

大人の嘘つきハニートラップ要員たちへのトラウマ。

ララァの幽霊(幻影)に出禁を食らったパニック。

そして、目の前のキッカちゃんの超絶ハイパーニュータイプ精神チェッカーによる完全なる公開処刑。

これらすべてのプレッシャーが脳内で爆発寸前になり、精神の装甲(メンタルバリア)は、今まさに木端微塵に砕け散ろうとしていた。

 

ピキィィィィィン!!!

 

「(う、うわああああッ! 脳内完結だからセーフなんていう都合のいい防壁は、もう完全にシステムダウンした! 僕は、僕はキッカちゃんのピュアさに欲情して、毎晩アウドムラで最低な妄想の操縦桿を握り締めていた、文字通りの人間のクズなんだよぉぉぉっ!)」

 

僕のなかの何かが、完全に臨界電圧を突破(システム・バースト)した。

 

その瞬間だ。

 

ピキィィィィィン!

 

……来る。宇宙へ帰ろうとするシャトルを阻止するため、ティターンズのモビルスーツがケネディ宇宙基地を襲撃している。戦場で震えるカツの危うい精神波を感じる。

 

――「立て、アムロ!」

 

脳内を駆け巡る戦場のノイズを切り裂くように、僕を再び引きずり出すための「もう一つの懐かしい声」が、閉ざされた独房の防壁を容赦なくブチ破ってきた。

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