ロブロックス界のギャンブラー共がゼンゼロ世界のエージェント達と共に戦うそうです。 作:whooちゃん
少し投稿が遅れてしまいましたが、第二話です。
~Henry side~
私たちは目印のビル付近に来た。
『しっかしまあ、随分と完成度が高いビルのようで。しかもデカいし。』
【圧巻だね...モバイルの人達ならスマホ死んでるよ】
《どこまで続くんだ?このマップ》
本当ならログアウトしたい所だが...なぜかホームボタンを開けない。他のスコアボードの画面も開けず、とりあえず、散策する他ない。
しかもこのマップにはプレイヤーおろか、NPCすらも全くいない。
【開発者専用のマップにバグで入り込んじゃったとか?】
『ナイナイ。』 《そりゃねえな》
【ですよね~】
話しながらふと、ビルの入り口に視線を向ける。
『おいおい、あれって』
《間違いねぇ、人だ。》
黒い肌のスキンをした人が背を向けて立っていた。
【話しかけてみる?】
『私が行こうか?』
《頼んだ。》
足場の悪い地面を歩き、人に近づく。
あんなスキンはプレイヤーでも見たことがない。このゲーム特有のNPCか何かだろうか?
『ハーイそこのyou。少し話を...』
グリン
そこにいたのは、人によく似た形状を持ち、頭に黒い球体が浮かばせている"ナニか"だった。
『Oh fuck.』
GUGYAAAAAAAAAAA!!!!
怪物は咆哮をあげ、襲いかかってくる。
鋭利な爪が私に向け、振り下ろされる。
『ッ!?』
間一髪で着弾は免れたが、爪の先端が胴体をかすった。衣服が破れ、破れた箇所の肌からは血が滲み出ている。
しかし、私が驚いたのはそこではない。
『これは...まさか、痛み!?』
なんと、"痛み"を感じたからだ。本来、私達は痛みを全く感じない。そういう存在なのだから。しかし、このジンジンとくる感触はまさしく痛みだ。私にとってこの感触は初めてだった。
【Henry!】
《叫び声が聞こえたが無事か!?》
『ああ、少し傷を負ったが、全然動ける。後こいつはNPCでもプレイヤーでもない!普通に敵だ!』
【ついてないなこりゃ...】
《とりあえずHenry!逃げるぞ!》
『言われなくても分かってるよッ!』
私達はその場を急いで離れる。
GAAAAAAAAAAAAA!!!
黒い怪物は逃がさんとばかりに私たちを追ってくる。
幸い痛みの他に、疲れなどは感じないが、距離は一向に離れる気配がない。
(Shit. なかなか撒けないな)
このままではジリ貧だ。
脳内の引き出しをすべて開け、この状態から打開する方法を探すが...
(無理だ!対抗できるものも何もないこの状況では、逃げる他ない。こんな時にはABYSALLHUNTER*1が欲しい...ああ 、”インベントリ”がありゃ良かったんだが。)
そう思った瞬間、
『ん!?』
なんと突如、インベントリが開けた。しかも、オーラやギア*2、ポーションなども全てそのままで入っている。
《どうした!Henry!》
『なぜかだかは知らないけどSol’srng のインベントリが開ける!』
【ええ!?どうやって?】
『なんかこう、頭の中でインベントリを出す想像をするといける!と思うぞ!』
《嘘偽りないな!?やってみるぞ!ピコン...まじかよ、本当に開けた。》
【僕もだ!もしかしたらあの敵、倒せるかもよ!】
『よーし、やるか!』
ズザザザザザザ
バチッ
Henryは全速力から足を横に向け、地面との摩擦によって一気に失速する。
急に失速した影響によって煙が立ち込める。それらの煙は風に吹かれ壁を作り、Henry達が走ってきた道を覆う。
GUAAAAAAAAAAA!!!
エーテリアスはその煙を食い破るように進み、抜け出した時目にしたのは...
ビリビリ...バチバチバチ...
全身に電撃を走らせ、右手にバチバチと音を立てる巨大な雷を持つ、Henryの姿だった。
『See you.』
ブン!!!
GAAA!?
ドゴォォン!!!!!
GAA...
黒い獣は雷に直撃し、動かなくなり消えていった。
《ふー、危なかったな。にしても、Zeusなんか強くね?pvpでも使えるけどこんな威力あったか?》
【強化とか来たんじゃない?...後本当になんでインベントリ開けるの?】
『さぁ?』《知らんな》
【あぁそう...まあいいか。難しい事考えるの嫌だし。】
『理由になってない気が...』
【なんか文句でも?】
『いえ、何も』
《喧嘩すんな。とりあえず探索続行だ。》
『はいはい。』【OK。】
ガタッ
《【『ん?』】》
GUUUU....
さっきの黒い獣がもう一体出てきた。さらに奥の方にも2体、3体、4体...数えるのもめんどくさいほどさっきのような敵がいる。
中には白いマントを羽織った細長い個体や、狼のような姿をした個体も見受けられる。
『...なるほどな。さっきのやつは序盤も序盤の雑魚敵だったって訳か。』
《今回は俺達もやるか。ざっと60はいそうだ。》
【腕がなるね。】
バチッ...ビリビリビリ...
カチ...カチ...
ゴォォォォォ...
スゥ...
【《『来いや。』》】
その頃、別の場所では...
バンバン!!
ザシュ!ズバ!
ズドドド!
ビリー「クソ!キリがねえ!倒しても倒しても沸いて出てくる!このままじゃやばいぜ!ニコの親分!」
ニコ「分かってるわよ!でもなんとしてでもあの金庫を回収しなきゃ!」
アンビー「正面から五体、エーテリアスが来てる!」
ビリー「まだ来んのかよ!弾代だけで大赤字になりそうだ...」
GAAAAAAAA!!!!
エーテリアスが邪兎屋に猛然と襲いかかる、その瞬間
ブン!
ズガァァァァン!!!
GAA!?
「「「!?」」」
突如、エーテリアスが雷に撃たれ、吹き飛んだ。
しかし、それはおかしいのだ。
こんなにも晴天なのに、雷が出るのは自然ではありえない。
しかし、実際に起きている。それはなぜなのか。
【これで最後、かな?】
『多分そうだねぇ。にしても、やっぱ火力高いよなぁ。』
《この世界の影響じゃないか...ん?》
アンビー「誰...?」
『あ、どうも。』
《正真正銘の第一村人発見、かな?》
いかがでしたでしょうか。
次回プレイヤーと邪兎屋、共闘させます。
Henry、Jordan、setsunaが使っていたオーラ乗せときます。
Henry 「Zeus」
450万分の1
https://sol-rng.fandom.com/wiki/Zeus
Jordan 「overture」
1億5000万分の1
https://sol-rng.fandom.com/wiki/Overture
setsuna「IMPEACHED 」
2億分の1
https://sol-rng.fandom.com/wiki/Impeached