ロブロックス界のギャンブラー共がゼンゼロ世界のエージェント達と共に戦うそうです。(しばらく休止) 作:whooちゃん
お気に入りが2件あってめちゃくちゃ喜びながら書きました。
UAも370越えてて驚きです。
『えーと、こういう場合はまず自己紹介から始めるべきか?』
《NPCだからしなくてもいい気が》
ニコ「な!?NPCじゃないわよ!失礼ね!」
【じゃあプレイヤーか】
「プレイヤーでもないでしょ!?見てわかんないの!?人間!人間よ!」
《えまじ?》
『人間!?あんた人間なのか!?』
私は驚いた。本来人間というのは、私達を操作する高次元の存在だからだ。つまり、私たちが人間と会ったという事は、私たちは人間のいる世界に格上げされた事になる。
アンビー「どいうこと?当たり前の事でしょ?」
ビリー「俺みたいに人間じゃない知能構造体で、人間に近い姿をしてるやつもいるっちゃいるが、それでもニコの親分を人間と見れないっていうやつは初めてだぜ...」
『あー...つまりなんだ?』
【よくわからないけど...つまり、この人達、人間がいる世界に僕達はいるから、僕達は人間に"成った"って事でいいのかな?】
《所謂転生って事か?クッソ簡単に言うと。》
『多分そういう事になるな。すまない、少し混乱していた。迷惑をかけて申し訳ない。』
ニコ「え?あ、うん...」
ニコは困惑していた。今まで自分を人間と見ていない者に初めて出会ったからだ。
同時にHenry達の初めて人間と出会ったかのようなリアクションに、不気味さを抱いていた。
Henryはとてもいたたまれなくなった。
『本当に申し訳ない...』
ニコ「謝罪は許すわ。だけどその代わり、お詫びとして私達に協力してもらうわよ!」
『OK。何をすればいい?』
ニコ「あんた達には、ある"金庫"を回収するのを手伝ってもらいたいの。」
《金庫の回収?そんな事でいいのか?》
アンビー「でも、道中エーテリアスが大量にいるの。それを排除して。」
【エーテリアスって何?】
《多分ここの敵とかだろ》
【なるほど】
『わかった。協力はする。とりあえず、君らの名前を聞いてもいいかい?』
ニコ「いいわよ。私はニコ・デマラ。ニコって呼んでちょうだい」
アンビー「アンビーよ。よろしく」
ビリー「ビリー・キッドだ。世話になるぜ。」
『私はHenryだ。んで、こいつらはJordanとsetsuna。』
《Jordanだ。よろしく。》
【どうも。】
軽く自己紹介を終えた頃、ニコ達の隣に膝ぐらいの高さのウサギのようなロボットが目に入った。01と書かれたマフラーに、"赤い"目をしていた。
『そのウサギさんは?』
ニコ「え!?ふ、普通のボンプだけど?」
めっちゃ怪しい反応した。それにしても、ボンプというのがいまいち分からない。種族のようなものだろうか?
『そのボンプってのがわからないんだがねぇ。』
ビリー「嘘だろ!?あんたらボンプ知らないのか!?」
ビリーがとても驚いた顔をしている。そんなに有名なのか?このうざぎ
『知らないねぇ。Jordanとsetsunaは?』
《さあ?》
【同じく。】
『こんな感じで誰も知らないわ。ここでは当たり前の存在なのか?』
アンビー『普通よ。それにしてもボンプ知らないなんて...まあいいわ。ボンプっていうのは、店番とか、工事のサポート、色んな事をやってくれているロボットよ。』
『そんなに便利なんだなぁこのウサギさん。』
ボンプがどういう存在かは分かったが...どうにもニコの反応が気がかりになる。でもまあ、ニコに迷惑をかけてしまったし、深掘りはしないでおこう。
《とりあえず金庫回収しに行くか?》
アンビー「そうね。」
『行きましょ』
私たちは金庫を探しに探索へ行った。
道中...
『まだ足らないか?やるよ』
ゴロゴロゴロ....ズガァァァァン!!
GAAAAAA!!!!
アンビー「排除する!」
ザシュ!ズバ!
GUAAA....
【よいしょー】
ブオッ!
ズドォォォォォォン!!!
私たちはエーテリアスを蹴散らしながら前へ、前へと進んでいく。
ビリー「にしても強いなあんたら!セツナに関してはなんだ!?槍みたいなの降ってきてたぞ!」
『これでも結構な修羅場潜ってるからね!後setsunaの槍はそういう能力だと思ってくれればいい!』
【はいそこ余計な話しない!戦闘に集中!】
《学校の口うるせえ先生かてめえはよ!》
そういった仲が悪い感じを出しながらも、阿吽の呼吸でエーテリアスを物ともせず、ニコ達ともいい連携でどんどんと突き進んで行った。
『ここら辺か?金庫は?』
しばらくして、元々は駅だっただろう建物に行き着いた。
ニコ「落下地点はここよ!ここら一帯に絶対あるはず!...あいつもいると思うけど。」
『?』
あいつ?...誰の事だと思ったが、とりあえず金庫を探した。
ビリー「あったぞ!あれだ!」
ビリーの先には小さい金庫があった。
『あれか。早速、回収しよう』
近づいて回収しようとした、その瞬間――
GAAAAAAAAAA!!!!
突如、アンビーの後ろに巨大な盾と剣を持ったエーテリアスが現れた。
ブン!
剣がアンビーの脇腹に振られる。
アンビー「ッ!」
ガキィィィィン!
それを間一髪で防御する。
ニコ「やっぱり居たわね!上級エーテリアス!」
『ニコがいってたあいつってこいつの事か。』
GAAA!!
再度切りかかろうと、エーテリアスは咆哮をあげ、アンビーに近づこうと...した。
《させねえよ。》
ジャキン!!
GYAAA!!??
それをJordanは"短剣"を使い、阻止した。
ニコ・ビリー・アンビー「!?」
ニコ達は驚いた。Jordanの見た目が、随分と違っていたからだ。先ほどまで青い時計を周りに浮遊させていたのに、今はさっきとは打って変わって、足元からドス黒いオーラを放っているのだから。
そして、すぐ横には多くの口がある黒く丸い玉がいた。
一つの口が呟く。
It's been a while since I've been this wild.
《カバー頼むぞ、Eden。》
GAAAAAAA!!!
エーテリアスはJordanを斬りかかろうと突進する。
ビュン!
Jordanは高く飛び上がり、Edenを前に構える。
そして、
ゴオオオ....
一瞬にして黒い門が開かれ、門からおびただしい数Edenの分身がエーテリアスを襲う。
"DARKMATTER BARRAGE"
ズドドドドドドド!!!
GUAAAAAAAA!!!
エーテリアスの黒い装甲を食い破り、大きな損傷を与える。
それでもエーテリアスはJordanに猛然と襲いかかる。
《もう十分戦ったろ、休め》
"VOIDRUSH"
ズギャギャギャギャギャ!!!
GA..AAA...
無数の斬撃が直撃し、エーテリアスはバラバラになり、消えていった。
《ふう...終わったぞ。》
ニコ達は空いた口が塞がらない。上級エーテリアスを、1人で圧倒したからだ。
アンビー「あれは...一体...」
『あれは"オーラ"ってやつだ。私のこの雷も、setsunaの紫色の物もオーラだ。』
ニコ「あんた達が使っているその力ってそんな物だったのね...」
《Yes Yes Yes*1》
ニコ「それはさておき、金庫GETよ!」
『いえーい。』
(ニコ!)
突然、マフラーをつけたボンプが喋りだした。
ニコ「ッ!"プロキシ"!」
『!?』
驚いた。さっきまで無音で歩いているだけなのに、急に喋りだした。しかも、目の色が赤から緑へと変わっている。
ニコ「良かったぁ~!ホントに!てか、今まで何してたのよ!?」
(ごめんごめん!ハッカーにH.D.D.システムをハッキングされちゃって...しかも、私達が用意したホロウからの脱出データも削除されちゃったの!)
ニコ「えぇ!?じゃあどうしたらいいの!?」
(落ち着いて聞いて、ニコ。その金庫の中にはロゼッタデータ準ずる物が入ってて、それを使えばニコ達を連れ出せるよ!というわけでニコ!中身のロゼッタデータを頂戴!)
ニコ「ホロウから出られなくなるのは絶対に嫌だし、同意する!」
(...よし、これで脱出ルートがわかる!急ごう!)
《気になる所は色々とあるが...まあいい、行くか》
『OK。』
(...)
ボンプが私たちの事を凝視する。
(えーと、ドチラサマ...?)
混乱した様子でそう言う。
『まあニコ達をサポートするお助けみたいなもんだ。とりあえず私たちの事なんて気にせず、行きましょ。自己紹介はその後で』
(言いたい事は色々あるけど、とりあえず急ぐよ!)
(...ついた!ここだよ!)
ついた先には、横にも縦にも果てしなく広がる黒い壁だった。
『どうやって行くんだこれ?』
《わかんねぇ。取り敢えず着いていくしか》
訳もわからずニコ達についていく。そして、
ズオン
ニコ達はその壁をないかのように通り抜けて行った。
《そうやって行くの!?》
【ああこうなりゃヤケだよ!】
私達は黒い壁に一斉に突撃した。