銃にも青春にも勝てなさそうなんだが?   作:死にそうだけど頑張る人

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これがリージョンフォームベトベト◯・・・?

 

うおっ眩しっ!?

 

『疑問、身体、非人間、推測、予想外、現状』

 

・・・え?

待って、待て。

お願いだから待ってくれ。

落ち着く時間をくれ。

 

まずは状況整理だ。

 

まず今出た理論上ギリギリ声と呼べそうな音の出自は?

 

『確認、視界、確保』

 

うーん、俺!!

舐めてんのかカス

 

ふぅ・・・よし、何かすっげぇ片言だし考えた事が上手く言葉に出せてない様な気がするけど一旦置いておこう。

 

てかそもそもここ何処よ?

俺は最後ベットの上で・・・そうだったっけ?

やべぇ思い出せねぇ。

 

取り敢えず目に差し込む一筋の陽の光を目指して向かう。

日光とは逆の方向に体が引っ張られるのを見るにどうやら何処かに落ちてしまった様だ。

 

家が地震に巻き込まれて開きっぱの亀裂に落ちて奇跡的に生きてるとか?

荒唐無稽だけど理解は出来るし。

 

何とか隙間から這い出てそのまま地面に体を預ける。

 

あ"ー!!もう無理!!死ぬ程疲れた!!2度とロッククライミングなんかやるかよ!!クライムするかよダウンさせろ!!

 

は?え、めっちゃ砂漠やん。

 

夢を見ているのかと目を腕で拭おうとした瞬間、視界に異物が入り込んだ。

 

えっ黒っ

 

驚いて手を止めると黒いネバネバした靄の様な物体も動きを止める。

 

『思考、停止、呼吸、安定』

 

改めて自分の腕といつの間にか一生交換留学したであろうソレに目を向ける。

 

『確認、右腕、左腕、存在』

 

両手・・・両手か?これが?

何?俺は人間辞めちゃったの?

ま、まあ動かせるなら手って事なんだろう。

そうしておこう。

 

そうして数分その場で考え込んで結論を叩き出した。

 

取り敢えず後で考えよう!!

 

いや、その、何だろう

一周回って冷静になっちゃったよ

いや人ってすげぇな。多分俺人じゃねぇけど。

脳がキャパを越えると処理を放棄して情報を咀嚼せずに直で保存してくれるんだなぁ

お陰でとても冷静になれてます

 

取り敢えず確認してわかった事は

 

・まず俺は人間では無い

・自分の体は不定形状の黒い靄かスライムの様な物質で出来ている

・体は一定の可塑性がある

・言葉を喋ろうとするとそれに近い1、2文字程の単語を繋ぎ合わせて捻出する

 

・・・ごめん俺何なの?

いやまだ猫とか犬とか、最悪スライムでも良かっただけどさ

 

あれから暫くして、自分の体の可能性に気付く。

 

やべぇなんか楽しくなって来た!!

自分の体を使いこなせるってこんなに楽しかったのかよ!!

大人になるにつれて体を動かすのがキツくなって来たがそうだったな!!運動って良いもんだったよな!!

 

周りの地面を腕部で抉り取りながら自分の体の使い方を段々と把握し始める。

そして、そうするにつれてある異変に気付いた。

 

ふぅ、良い汗(体の一部)かいたぜ!!

ちょっくら休憩しますか!!

 

『休憩、開始・・・疑問、焦燥』

 

ん?

いや、何かその、疲れが取れないんだけど?

えっもしかしてこの体疲労が取れるまでスッゲェ時間掛かるor栄養ドリンク的なの必須?も、もう少しだけ待ってみようかな(震え)

 

そうして何もせずに数分の間、自分の体に溜まった疲労の解消を待ったが一切の変化が無かった。

 

・・・えっもしかして俺此処で死ぬ?

なんか感覚的に疲れが取れる所か何か大切な物が体から抜けて行ってる感覚すらするんだが!?

 

人間で言う所の血液と同等かそれ以上の大事な物が抜けて行っている事を感覚で理解する。

 

『身体、非稼働、危険』

 

う、動けねぇんだけど!?

いや動かそうとしても体がついて来ねぇ!?

 

体も先程までは纏まりがあったのに今では溶ける様に地面に伸びていた。

 

誰かァ!!誰か助けてェェェェ!!!!

俺ァまだ死にたくねぇよぉぉぉぉぉぉ!!!!

え待ってごめんマジで死ぬの?

 

そんな事を言っている内に太陽が燦々と照り付ける熱砂の上で痙攣する事しか出来なくなった事実に震えが止まらなくなる。

 

マジ、か

最後に見る景色が砂色一色て・・・

クソッ!!最後に見る景色はもっといいもんだと思ってたのにぃ!!

 

死に際にしては元気過ぎるのでは?と途中で考え始めてからは不思議と気分が楽になりなる様になってしまえと半ば自暴自棄に近い状態で天を見上げていた。

 

あー眠ぅ・・・このまま寝たら次に目が覚めた時は空の上かもな!!ガハハ!!

 

そうして周りの色彩がどんどん落ちてモノクロの視界になり、最終的には完全に黒一色の暗闇となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『縺?o縺√▲??シ溘↑縺ォ縺薙?縺ゥ繧阪←繧阪@縺溘???シ』

 

どわぁっはぁっ!?なになになになに!?誰誰誰誰!?

あっ顔良、じゃなくてだね?

ニンゲン!!人間だぞこれぇ!!

助けて!!ヘルプミー!!

 

『要求、救助』

 

自分の瞳に映ったのは自分の数十倍もあろうかと言う巨人、いや、人間だったのだ。

そもそも地面を見た時にやけに解像度?砂粒のサイズがデカかったから自分のサイズはその時に把握してんだよ!!

 

何言ってるかは分んねぇけどこんな可哀想な物を見る目をしている感じ的に希望がある!!

 

背中に背負ったバックからビニール袋を取り出して黒いベトベトを砂ごと掬い上げ中に閉じ込む。

 

砂で視界が終わってるけど何処かに連れて行かれてるのかなこれ?

 

あっ水美味え!!

 

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