噂によると / Legend Has It [CP2077 × NIKKE]   作:Narrenschiff

20 / 20
SIDE JOBS
日常 / Eat It


 

 端末の電源を落として、席を立つ。

 

 プロメテック、サイバーウェア、D-WAVE検知阻害区域──それらの名前だけが宙に浮いて、繋げる糸がどこにも見当たらない。こういう時は、とにかく一度その場を離れるに限る。情報屋を当たるか、いっそアウターリムまで足を伸ばすか。まるで迷宮に入ってから“アリアドネー”を探す気分だ。

 

 拠点の通路を抜け、エレベーターホールへと。

 

(どうせ、今回()適当な飯と酒を買っておしまいだろ)

 

 昇降盤の前に立って、ボタンに指を伸ばす。

 

V(ヴィー)〜ぃ〜?」

 

 間延びした声が、すぐ横から降ってきた。

 

「指揮官様にも内緒で、またこそこそとお出かけ?」

 

 アニス──いつの間に距離を詰めていたのか、肩越しに昇降盤を覗き込む格好で、にやついた顔をこちらに向けている。雑談を装ってはいるが、逃がす気はないようだ。

 

「散歩だよ。健康的だろ」

 

「ふーん。じゃあ、腰の武器は散歩のお供?」

 

 腰のあたりに視線を走らせたアニスに、俺は肩をすくめる。臨時の肩書きのおかげで、この友人(ぶき)も今では正式な携行品だ。

 

「ああ、主婦だって買い物するのに四十五口径を持ち歩くんだ……ナイトシティじゃあな」

 

 そのとき、横合いから伸びた手が昇降盤に触れた。ネオンがエレベーターのボタンを、ご丁寧に押し込んでくれている。

 

「V、押し忘れですか? 代わりに押しておきましたよ!」

 

 一片の悪意もない満面の笑顔。だが、これで引き返して部屋で寝るという選択肢もなくなった。

 

 通路の奥から、もう一つの足音。

 

 歩調に乱れはなく、まっすぐこちらへ来る。アニスの軽口ともネオンのじゃれつきとも違う、用事を運んでくる人間の歩き方。

 

「ちょうどいいところに居たわね」

 

 俺の退路──というほど大層なものでもないが、残っていた半歩ぶんの逃げ道を、ラピは立ち位置ひとつで塞いでくる。

 

「全員に奢るって話、まだ済んでないでしょう」

 

「……あー、指揮官は? どうせなら一回で片付けたいんだが」

 

 わざわざ聞いたのは、半分は話を逸らすためだった。

 

「指揮官は来られないわ。ゲートキーパー絡みで、片付けないといけない仕事があるって」

 

 諦めて軽く息を吐く。こうなってしまえば、当て所なく動き回るよりはマシな気もする。

 

「……お前らと飯に行くと、どうにも俺の財布だけがダイエットに成功するんだよな」

 

「そう言って、すぐリバウンドするじゃない」

 

 アニスが、これ以上ないほど軽い調子で言い切った。

 

(流石はカウンターズ、タカリの腕もお見事だ)

 

────────────────

 

 連れてこられたのは、拠点から数区画離れた一角にある小さなダイナーだった。

 

 色褪せた看板も、油で曇った窓もない。磨かれたガラス越しに、白い照明と整然と並んだ席が見える。アークではこれが当たり前なのだろうが、安価な飯を出す店までこうも綺麗に整っていると、かえって落ち着かない。俺の知っている「ダイナー」は、もっと油と煙草と諦めの匂いがするものだった。

 

(おい、ここも禁煙じゃねえか! どうなってんだこの街は!)

 

 扉をくぐると、焼けたピザ生地の匂いが出迎えてくれる。この匂いだけは、世界が変わっても裏切ることはない。

 

 そのまま、四人がけの席に通された。

 

 卓も床もひび割れておらず、安食堂のくせに病院めいた清潔さだった。

 

 アニスは早々に椅子の背に体重を預け、ネオンはキョロキョロ店内を見回し、ラピは姿勢を正したまま品書きに目を落としている。俺はといえば、メニューのある一点に視線が吸い寄せられていた。

 

 ピザ。

 

 生地の種類が三つ、焼きの指定が二通り、トッピングは別添でいくつか組み合わせて選べる。注文方式は無難だが、こういうダイナーにしてはなかなか悪くない。

 

「……この場合は薄焼き一択だな。具を盛るなら生地は厚すぎない方がいい。厚いと満足感自体は増すが、粉の味で口がふさがって、肝心のトッピングが死ぬ。焼きは外側だけ焦がす強火短時間、中はあくまでふっくら柔らかく──」

 

「……ねえ」

 

 アニスが片手を上げて、俺の言葉を遮った。

 

「……そんなに喋ったところ、初めて見たかも」

 

 言われて初めて、自分が喋りすぎていたことに気がついた。仕事の指示でもここまで言葉を継がないというのに、ピザとなると勝手が違う。

 

「……俺にも譲れない領分があるってだけだ」

 

「ふぅん。で、その譲れないVは何を頼むの?」

 

 俺はメニューを置いた。この手の質問に、考える時間は要らない。

 

「決まってる。オーソドックスに、イナゴペパロニだ」

 

 アニスの片眉が、ゆっくりと持ち上がる。周囲を見回していたネオンの視線は俺の顔に定まり、ラピは品書きから顔を上げて、三人揃って俺を見ていた。

 

「……V。今、なんて? イ……?」

 

「イナゴペパロニ。歯ごたえと、香ばしさがいい。定番だろ?」

 

「……イナゴ? 虫を……乗せるの? ピザに?」

 

「そうだが──まさか、ないのか? ここにも……?! トーフツナは? AA(ダブルエー)もないってのか……!」

 

 メニューを上から下まで見直す。だが、何度たどっても馴染みのあるトッピングは影も形もない。アウターリムで見つからないのは物資不足のせいだと思っていたが──ここまでの断層的文化差異を感じたのは、この世界に来てこれが初めてだ。

 

「……スノーホワイト」

 

 ラピは視線を外し、どこでもない一点を見ている。

 

「彼女なら、あなたと食の好みが合うと思うわ。多分ね……」

 

 童話(フェアリーテイル)の姫の話ではないらしい。口ぶりからして、カウンターズと近しい誰かだろう。問い返してもよかったが──ラピの横顔が、もう虫の話はたくさんだと言っている。やめておいた。

 

 先程までこちらを覗いていたネオンが、顎に手を当てて考えている。

 

「ん〜、食べたら意外と美味しいんじゃないですか? ペパロニならピリ辛で、カリカリでしょうし」

 

「ああ、キューバリブレとよく合うんだ」

 

 ネオンが共感したように笑い、アニスは俺たちの正気を疑いながら額を押さえている。そのまま、場の空気を仕切り直すように、アニスがメニューを指差した。

 

「Vの好みはわかったけど、ここには置いてないから……こっちのやつから選びなさいよ。ほら、このスモーク()()()とか、一番人気よ」

 

「……いや、これは無理だ」

 

「は? なんで? ……チキンアレルギーだったり?」

 

 取り繕おうとしても、表情を殺しきれない。三人とも、俺の何がそこまで引っかかるのか見当もつかないらしい。

 

「鶏は食わない。これは……食い物じゃない」

 

「えっ……ただの鶏肉ですよ?」

 

「ナイトシティじゃ、鳥獣類は全部駆除されてるんだ。おかげで空には空中車両(AV)しか飛んでない」

 

 空飛ぶネズミの仲間に対し、食欲がそそられる訳もない。たとえパーフェクトによる代替品だろうと、それは変わらない。

 

「今さら皿に乗ったところで、口に運ぶ気にはならないな……」

 

 イナゴペパロニは駄目で、鶏は平気。ましてやわざわざチキンを再現して食うなんて、アークの連中はどこかおかしい。

 

「ふーん、もったいないわね。す〜っごく美味しいのに」

 

 くすくすとアニスが悪戯っぽく笑っている。イナゴでおどかされた仕返しのつもりだろう。

 

「V、本当に美味しいんですよ。ひと口だけでも試しに──」

 

「遠慮しておく。命が惜しい」

 

 大げさだ、と更に大きくアニスが笑った。

 ひとしきり笑いが収まったあと、俺はもう一度、品書きのトッピング欄に目を落とす。

 

「……とはいえ、AAがないのはさすがに惜しいな」

 

「それ、さっきも言ってましたよね?」

 

「アーティチョーク&アボカド。どうせ本物の野菜なんざ使っちゃいないが──」

 

 また口が回り始めそうになったのを、口をつぐんで抑え込む。

 

「……まあ、ここにはないんだから、関係ない話だな」

 

 肩をすくめてみせると、アニスが呆れ半分に笑った。

 

「あなた、今日だけで一週間分ぐらい話したんじゃない?」

 

「お陰で喉が渇いた……俺は酒も頼むからな」

 

────────────────

 

 それぞれが、思い思いに注文を済ませた。

 

 俺はビールに加え、ピザの方はチーズを限界まで重ねることにした。具で攻められないなら、チーズの厚みで攻めるしかない。ふざけた迷惑客だと思われたのか、店員に微妙な顔をされてしまったが。

 

 アニスはパティを何重にも挟んだバーガーにフライドポテトの盛り合わせを添え、ラピは栄養を計算し尽くした定食を黙々と選ぶ。どっちが元アイドルなのかわかりゃしないが、そんなことより問題はネオンだった。

 

「これにします! 火力(ファイアパワー)ヌードル!」

 

 品書きで一際赤く記された一品を、迷いもなく指差している。爆弾と火に包まれたイラスト、警告文。どう考えたって素面で頼む代物じゃない。

 

「せっかく奢ってやるんだから、名前でじゃなくて、美味そうなやつを頼めよ……」

 

「平気ですよ。私、辛いの得意ですから!」

 

 根拠のない自信だけが、やけに眩しい。そして料理が来て、ネオンが意気揚々と一口すすった数秒後。

 

「…………ふぁ」

 

 フォークを握ったまま、顔が真っ赤に染まり、目尻に涙が盛り上がっていく。それでも手を止めないあたりが質が悪い。

 

「はぁ……ネオン〜、無理しないの。水、水」

 

 アニスがグラスを押しやる。ネオンは首を振り、潤んだ目で宙を見据えたまま譲らない。

 

「これ……すごく、かりょく、て……!」

 

「はいはい、火力火力……もうわかったから」

 

「ちがう……んれす。かりょく、じゃ、なくて……から、く、て……かりょく……から……」

 

 火力と、辛さ。舌の上で溶け合って聞き分けがつかなくなっている。

 

「……誰かこいつから麺を取り上げろよ」

 

 アニスが堪えきれずに噴き出し、ラピまで口元を隠した。

 

 水を呷って、ネオンがどうにか人心地ついた頃。赤い目のまま、思い出したように口を開いた。

 

「そういえばV。借りてたリボルバーですが、すっかり手に馴染んできました」

 

 先の任務で、半ば押しつける形で預けたきりになっていたオーバーチュアのことだ。

 

「反動は暴れ馬みたいですけど、撃ったときの手応えがたまらなくて。毎晩磨いてるんですよ?」

 

 火力ヌードルの一件のあとでは、いまいち信用ならない。

 

「……でも、そろそろ返した方がいいですよね?」

 

 俯き、声が小さくなる。

 

「いや、いい」

 

「えっ」

 

「毎晩磨いてくれる物好きが持ってた方が、銃も本望だろ」

 

 そもそも、コンテナにあっただけで正確には俺のものでもない。だがネオンには、ずいぶんと馴染んだようだった。

 

「ありがとうございます、V! 大事にしますね!」

 

 何度も礼を言ったかと思えば、ネオンは懲りずに火力ヌードルを啜り──案の定、ひと口で再び悶絶している。学習しないやつだ。

 

────────────────

 

 気づけば、皿は綺麗に空になっていた。

 

 チーズの一片も、焦げた縁の最後のひとかけらも残さず皿を平らげる。賑やかな卓の上で、俺の前だけが、やけにさっぱりと片付いた。

 

 やはりピザと酒に関しては故郷の味が懐かしく思える。食えるだけマシだとは思うが。

 

「Vって、食べ方きれいよね……こう、イメージと違って、っていうか」

 

 アニスが、フライドポテトを一本くわえたまま言った。揚げ物の油で指先が光っている。

 

「……育ちがいいもんでな。アラサカ──アークでいう三大企業に勤めてたこともある」

 

 へえ、と意外そうな声を上げたのはアニスだった。

 

「え〜、会社員だったってこと?」

 

 箸を止めたラピが、こちらの手元から顔へと視線を移す。頭の中で何かと照らし合わせて考えているようだった。

 

「……それこそ、想像がつかないわ。警備課にでもいたの?」

 

 俺はビールを呷って、半分だけ頷いてみせる。

 

「まあ、似たような所だ」

 

 実際に籍を置いていたのは防諜部──他社の秘密を嗅ぎ回り、社内の裏切り者を消すのが仕事だった。コーポにおける(カウンター)の意味は、辞書のそれとは大きく異なっている。

 

「V……? どうかした?」

 

 アニスが笑うのをやめてこちらを覗いている。

 気づくのが遅れた。昔を思い出す瞬間だけは、周囲の笑い声が遠くなる。

 

「ああいや、……なんでもない。ピザの味に驚いただけだ。思ったよりイける」

 

────────────────

 

 会計を済ませて店を出ると、外の空気は相変わらず人工的な清潔さで均されていた。背後で扉が閉まり、店内の喧騒が遠ざかる。

 

 チーズの味も、生地の質感も、ナイトシティのものよりずっと上等だったが、やはりどこか物足りない。故郷の味はここにはない。

 

「また今度、指揮官にも奢ってやらないとな」

 

 口をついて出てから、自分でも少し意外だった。来られなかった人間のことを、わざわざ勘定に入れている。

 

 数歩先では、アニスがまだ水を欲しがるネオンをからかいながら歩いている。その賑やかさを背に、隣のラピが、前を向いたまま言った。

 

「毒気が抜けたようね。初対面で私たちを脅して、そのまま入隊してきた時とは大違いよ」

 

「……はっ、結局そん時も俺が奢っただろ」

 

 ラピは答えなかったが、その横顔が、わずかに緩んだのはわかった。

 

 別に俺は何も変わっちゃいない。

 とはいえ、気分転換にはなった。




サイドジョブは本編に入れるほどではないもの、時系列や状況を無視したもの、書きたいものをねじ込むための章です。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

CyberPunk: EDGE CASE(旧題:UNIDENTIFIED_USER.exe)(作者:エネーロ)(原作:Cyberpunk2077)

目が覚めたらそこは最悪の街だったーーー▼ふと気づくと2020年代のナイト・シティ。▼体は時代錯誤(2077)のクロームまみれ。能力はMOD基準。▼企業にバレたら実験動物よろしく解剖コース。▼生き残る道を探しながら、ジョニー達と関わっていくことになる奮闘劇。▼本作品はAIを利用して設定の作成、管理をしています。▼※2026/6/9 あらすじ変更▼※2026/6…


総合評価:1747/評価:8.9/連載:12話/更新日時:2026年06月22日(月) 23:30 小説情報

Good Luck , Raccoon City 【第二部始動】(作者:持麻呂)(原作:バイオハザード)

とにかく自意識の消失という死を受け入れたくなかったVは、蜂の巣にされて死ぬかもしれないという矛盾を抱えながら、単身アラサカタワーに乗り込んだ。▼なんとか《神輿》に辿り着いたものの、ジャックインした瞬間に意識を失ってしまう。▼気付いた時には知らない街のゴミ捨て場にひっくり返っており、職質を受ける始末。▼一先ず死ぬ危機から逃れられたので、今はスローライフを楽しも…


総合評価:3055/評価:8.97/連載:31話/更新日時:2026年06月17日(水) 12:00 小説情報

CyberPunk-OVER the EDGE-(作者:コーカサスカブトムシ)(原作:CyberPunk2077)

グーッモーニン、ナイトシティ!▼昨日の死亡者数クイズの結果は、なんとド派手に212人! しかもそのほとんどがシティーセンター、これまでに無いくらい凶暴なサイバーサイコが大暴れ。maxtacにアラサカのニンジャまで出張って、袋叩きの総力戦って話だ。契約者出動に動いたトラウマチームまで蹴散らかされて昨日のコーポプラザはてんやわんやだ!▼今日はこの情報を中心に進行…


総合評価:3797/評価:9.02/連載:16話/更新日時:2026年02月21日(土) 22:53 小説情報

ホロウの中で人のGO!を咎めるおじさん(作者:究極の出来損ない)(原作:ゼンレスゾーンゼロ)

知れば誰もが望むだろう!誰にも脅かされず、自己の命の存続を!!親しき者達の幸福を!!!  ▼他者に優しくっ!!他者に寄り添い!光の中を歩むっ!!!▼讃頌会は滅びるっ!!!私を生み出した咎を背負ってなぁっ!!!▼これこそが私の責!!!貴様らの業ぉっ!!!▼我々は滅びるべくして滅びるべきなのだよっ!人の過ちとして!!!▼気づいたら誰とも知らねークローンにされたの…


総合評価:2160/評価:8.34/連載:6話/更新日時:2026年06月25日(木) 00:26 小説情報

Zenless Zone Zero The S.T.A.L.K.E.R Who Wandered In(作者:路肩の石ころ)(原作:ゼンレスゾーンゼロ)

 ZONEを駆け巡りあらゆる敵と戦いついにZONEの最奥へとたどり着いたスキフ。ZONEの解放を成し遂げた彼はZONEの意思に身を任せ、その人生を終えた筈であった。▼ 彼が目を覚ますと明らかに彼の知る世界とは全くの異世界と──見知ったようで微妙に違った領域にたどり着く。▼ 一方新エリー都は未知の存在の出現に沸いていた、一年前に突如既存のホロウを上書きする形で…


総合評価:1444/評価:9.26/連載:51話/更新日時:2026年06月19日(金) 22:14 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>