「甲本陵介、了解、早速調査いたします。」
と、メモを取って電話を切った。
「おいっ、北海道警から捜査協力の要請だ。」
「分かりました、早速調査いたします。」
早速、南と高山は甲本の会社へ向かった。
「ああ、その彼なら4年前に札幌へ転勤されましたけど。」
「札幌へ転勤って事は、理由は何ですか?。」
と、高山は言った。
「新しくできた支社に札幌に新設させたんですよ。」
「ほう、なるほど。」
早速、南と高山は高杉に報告した。
「ほう、4年前に札幌に転勤か。」
「ええ。」
「という事は、休みの日に特急「スーパーおおぞら」に乗って釧路へ行くときに殺害されたって事か。」
「ええ、その通りです。」
「スーパーおおぞら3号は9時04分に札幌を発車して、千歳線と石勝線を経由して根室本線に入る特急で終着釧路には13時03分に到着されます。」
「つまり、札幌から特急に乗って釧路へ行く途中で毒殺されたと考えられます。」
「彼は釧路へ何をしに行こうとしたんですか?。」
「はい、彼は釧路へ行ってオーロラの光を見たり夜景を楽しんだそうです。」
「ほう、なるほど。」
「主任。」
「ん、何だい。」
「一昨日起きた、マンションで起きた殺人事件があってね。」
「今、警視庁でその女性の行方を追っているそうだ。」
と、その時だった。
「ああ、その女性は。」
「何か、知っているのか。」
「ええ、名前は上原美里、警視庁ではその女性を殺人容疑で行方を追っているそうだ。」
「この女性、確か上野駅で見かけたぞ。」
「えっ、それは本当か。」
「ええ、上野駅で寝台特急「カシオペア」に乗って北海道へ行ったときにホームで一緒だったんです。」
と、南は言った。
「そうか、やはり彼女は上野から寝台特急「カシオペア」に乗って札幌へ向かい札幌から釧路へは特急「スーパーおおぞら」に乗って北海道へ行ったって事か。」
「ええ、恐らく。」
「それで、殺害されたのは。」
「ああ、名前は上原明彦さん32歳だ。」
「それで、死因は?。」
と、南は菅原と三輪に言った。
「ええ、死因は恐らくナイフによる出血死だ。」
「ほう。」
「しかし、被害者の上原には巨額の生命保険が掛けられていたことが分かった。」
「犯人は、上原美里が財産目的で明彦を殺害したのではないかと捜査していたそうです。」
「本当に彼女が犯人でしょうか?。」
「うーむ、恐らく北海道へ逃げ回っているんだろう。」
「ああ、恐らくな。」
と、現段階で分かっているのは彼女は上野から札幌へは寝台特急に乗って札幌から釧路へは特急に乗って釧路へ向かったと推理した。
そして、犯人は誰なのか?
次回も、お楽しみに