寝台特急「カシオペア」の女   作:新庄雄太郎

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彼女のアリバイ捜査が始まった。


第6章 長谷川郁代

岩泉と菅原は、ある1人の女性に会った。

 

「あのー、何か。」

 

と、女は言った。

 

「実はですね、この付近のマンションで殺人事件が発生しまして今、目撃者と怪しい人物を見なかったか聞き込みをしていまして。」

 

「さぁね、事件の事ね、私は知らないわ。」

 

「そうですか。」

 

翌日、特捜班では。

 

「この殺害された上原は、奥さんを監禁した後に上原を殺害したんでしょうか?。」

 

と、高山は言った。

 

「下校中の小学生の話だと、S字フックと指輪が窓から落下して誰かに助けを求めようとしていたら、誰かに麻酔薬で眠らせたと。」

 

「つまり、犯人は非常階段を利用して逃げた可能性が高いな。」

 

「とにかく、調べてみないとな。」

 

「ええ。」

 

特捜班は、マンションで起きた殺人と特急「おおぞら」で起きた毒殺で1人の女性に絞られた。

 

彼女の名前は、長谷川郁代。上原明彦の元同僚だった。長谷川は2年前に会社の金を使い込んだの上原に見つかり、解雇されていた事が分かった。

 

彼女は、その憎しみで上原美里に罪を着せて犯行計画していた可能性が高いと睨んだ。

 

「やはり、彼女のアリバイを調べる必要がありますね。」

 

「ええ。」

 

「よしっ、高山と松本は長谷川のアリバイを調べてくれ。」

 

「わかりました。」

 

「早速、長谷川に聞き取りしてきます。」

 

高山と松本は、長谷川にアリバイを調べることにした。

 

「えっ、私のアリバイですか?。」

 

「ええ。」

 

「失礼ですが、あなたは事件当日に何をしていましたか。」

 

「ええ、私はその時仙台へ行き次の日には福島へ行っていました。」

 

「ほう、という事は新幹線に乗って東北ですか?。」

 

と、松本は長谷川に言った。

 

長谷川は事件当日に仙台と福島へ行っていた事が判明された。

 

「間違いなく、彼女は仙台と福島へ行っていたのは確かだ。」

 

「という事は、アリバイは成立か。」

 

「ええ。」

 

さっそく調べてみたら。

 

東北新幹線「やまびこ205号」

 

東京発7時40分 乗車

 

仙台着10時04分 下車

 

Max「やまびこ104号」

 

仙台発7時47分 乗車

 

福島着8時12分 下車

 

東北新幹線「やまびこ56号」

 

福島発14時47分 乗車

 

東京着16時18分 下車

 

「これで、長谷川のアリバイは成立したな。」

 

「ええ、間違いなく彼女は東北新幹線に乗って仙台と福島へ行っていたんですから。」

 

「でも、何か引っかかるんだよな。」

 

「犯人は、仙台か福島で寝台特急「カシオペア」に乗って北海道へ向かったんじゃないかな?。」

 

と、小海は南と高山と松本に言った。

 

「ああ、それも考えられるな。」

 

「被害者の甲本は、長谷川の会社の金の使用の承認ではないでしょうか?。」

 

「ああ、考えられるな。」

 

「そして、上原に殺人の罪を着せて明彦を殺害した。」

 

「確かに、受取は美里になっていたから可能性が高いな。」

 

と、南は言った。




犯行は可能なのか?

アリバイは崩れるのか。

次回も、お楽しみに。

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