紙芝居をしただけなのに   作:何処にでもある

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 夢幻召喚(インストール)
 英霊が持つ能力をその身に降ろして扱う技術。召喚より降霊術に近い。
 使用時に宝具、戦闘経験、それらを扱う知識を理解出来る為、心構えさえ出来ていれば誰でも一定の戦闘能力を得られる。カルデアはこれを通常のものと共に召喚システムに組み込んでいた。
 通常複数の力を同時に運用出来ないが、カルデアはこれを敢えて観測を不安定にし、複数の可能性を束ねる(同時に存在させる)事で擬似的に使える様にしている。
 限定召喚(インクルード)という使い方もあり、こちらは消費魔力が抑えられる代わりに武具のみの召喚になる。




マッチが売れた
雪の子


 

 

 ♢♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎………‭─‬‭─♦︎

 

 

 

 ウーー! ウーー! ウーー!

 

「きゃ!?」

「うわ、なに!?」

 

 それは急に起きた事だった。

 ロマニ博士と一緒にイチゴのショートケーキを食べていた時のこと。

 

「は…博士…」

「……藤丸ちゃんは此処に居て。絶対に出てはいけないよ」

 

 気が付いたら知らない場所……カルデアの玄関で寝てた私が初めて遭遇した、異常事態(非日常な日常)

 

「……マシュちゃんは大丈夫だよね?……ちょっとだけ…」

 

 私が初めて大人の言いつけを破って始まった、長い長い旅の序節だった。

 

 

 

「マシュ! マシュ! 意識があるなら返事して!」

「……ふじ……ま……ちゃ…?」

「マシュ!……瓦礫が!」

 

 思えば愚かな話だった。

 力もないひ弱な少女が、燃え盛るカルデアのメインルームに居て何が出来るというのか。

 そもそも私がここに連れて来られたのだってカルデア内の行き違いによるもの。伝達ミスと適性100%に目が眩んだ魔術師が生んだ、場違いな存在に過ぎない。

 

「……ごめんね、ごめんね…! 私じゃ…マシュを助けられない!

 だからせめて、側に居させて…ね?」

 

「ふじ…ま…ありが…ござ……」

 

 本当は何もかも怖かった。

 突然氷山に連れ去られて、夢の中で怖いのと戦って、目覚めたら知らない場所で、変な生き物…フォウとマシュと、胡散臭いレフに会って……取り敢えず連れて来られたミーティングじゃ眠っちゃうし、そのままマシュにロマニ博士の所に置いてかれるし。

 

 踏んだり蹴ったりで、辛うじて信用出来ると思ったのがロマニ博士とマシュだけで。

 

 だからどっちも居ない事に孤独感を感じて、マシュに会おうとしてメインルームに閉じ込められて。

 閉じ込められた事にも気付かないままマシュの手を握るしか出来なかったのが……私というちっぽけな存在だった。

 

 だからこそ。

 

「ここ……どこぉ? も、もう歩き回るしかない……!」

 

 "青い炎"が辺り一面を燃やしている屋敷にレイシフトした時、私の恐怖は一周回り、あちこち見て回る決断をさせたのだ。

 

「あ、変な物があ」

 ヒュッ。

「うわああ髪の端っこが燃えたぁ!!? 屈んでなきゃ死んでたぁ!?」

 

 エインズワースの工房、キャスタークーフーリンの燃え盛る鏡面世界にレイシフトした時の話である。

 

「‭─‬‭─むりむりむりしぬしぬしぬしぬぅ!!!」

 

「████」

 

「こうなったらくらえ拾ったお花投げぶべらっ!」

 

 その時の私にとって幸いだったのは、偶然拾ったのが熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)の欠片であった事だろう。

 当時の私には与り知らぬ話であるが、エインズワースはクラスカードを制作し聖杯戦争を開催する為に、世界各国からありとあらゆる聖遺物……英霊が使っていた道具や遺骨の欠片とか……を触媒としてあちこちから集めていた。

 そういう物には大抵力が宿っていて、この時私が拾ったのは7つの城壁と同等の防御力を有した盾、その一欠片。

 

 例え子供であろうと程度の効果は見込める、城壁一枚分の盾……に飾られた花びらの飾りだった。

 込められた魔力が自動展開されるタイプでなければ死んでいたなぁ…これ。

 偶然上手く角度が付いてなきゃ受け流せてなかったし、ここは完全に運頼みの動きだった。

 

「生きてる!? 生きてる! お花すごい!」

 

「…………」

 

「ひぅ……早く逃げなきゃ……うん、落ちてる物をうまく使わないとね…!

 例えば……この何か隠せる力がありそうな布とか……よし」

 

 幸いにも吹き飛ばされたことでクーフーリンは私を見失ったようで、私はコッソリと逃げ出す選択を取れるようになった。探し物のルーンを使われなかったのも運が良かったのだろう。この時のクーフーリンは私を死んだものと勘違いしていたみたいだから。

 

「ひふぅ……なんとか抜け出せたぁ……ホントに、何がどうなってるの……?」

 

 屋敷から抜け出し、腰を抜かして地面に座って、それから漸く私は安心を得られた。

 当時はなぜ鏡面世界……並行世界の狭間にある空間があるのかも知らなかったが、今となっては聖杯戦争の結果である事は間違いないだろう。

 クラスカードが暴走して黒化英雄が飛び出していたくらいだ。よっぽどの事が起きたと思うのが自然だった。

 

「……どうやって降りよう。この屋敷クレーターの中心にあるし、魔王城みたいに細い柱の上に立ってるし……断崖絶壁だぁ」

 

 問題は地形的にどう考えても逃げ出せないことだった。

 どうにかしなければならない。しかし私がクーフーリンに挑むとか、そんな事は到底出来ない。

 マシュと会う前に、私はこの難関を前に躓くことになった。

 

「だけど……どうやってお外に出てたんだろう、この家の人。立ち退き拒否みたいになってるし……さっきの人は魔法みたいな事してたし、きっとテレポートとか、出る為の道が何処かにある筈…!」

 

 そこから上手く行ったのも全て運が良かったと思う。

 誰も居なくなった部屋から拾ったノートとペンを持って、考え抜いた事を実践するだけで突破出来たんだから。

 

「観察してみたけど、あの魔法使いさんは誰か見つけない限り動かないみたい。それなら私がやるべきなのは……あの人に話を聞いて貰う事だよね。魔法使いさんだっておんなじ人間だもん。きっと何か良くない事があって、周りが見えなくなってるのかも。それなら心を落ち着かせる不思議な道具を見つければ……ええと、こっちが神話の本棚だから……後は漢字の辞典と、英語の辞典と……」

 

 聖遺物の管理帳を見つけて、そこら辺に落ちてる聖遺物から同じものを探して、ひっそりと隠れて近付いて、指輪を新たにはめる。

 

「…………ッうギギギギギギ!!!?」

「‭─‬‭─‭─‬‭─‭─‬‭─‬っよし! 付けれたぁ!!」

 

 たったそれだけの事を2時間もかけて、漸く私は黒化英雄(オルタ)になっていたクーフーリンの自我を戻した。

 確か……管理帳にはハルモニアが██████(管理帳の一部は塗り潰されていた)に贈った結婚指輪と書いてあったか。なんだか大層な品物みたいだったので、無知の身でありながら上手く選び取れたのも運が良かったのだろう。

 

 

「んあ?……テメェは誰」

「こんにちは! 魔法使いさん! 私は藤丸立香って言います! もう平気そうですか? 元気になりましたか? 優しくなれそうですか?」

「名前なんざ聞いて……ああ? 聖杯戦争? あー…んー? ほう、人理の……ヨシ、理解した。済まんな生き残りの嬢ちゃん。知識を得るのに時間が掛かっちまった」

「名前じゃない……あ! 私はカルデアって所から来た……ますたー? らしいです! よろしくお願いします!」

「……マジかよ」

 

 この時のクーフーリンは現地民じゃないことに驚いたらしい。

 

 気付けば冬木に居て、その上元々は英霊ではなく暴走していたクラスカードと来た。

 そして人理から送られた知識であるカルデアのマスターとやらがこーんなちっこい子供とか、アッサリ信じる方がどうかしてるぜ。

 

 後のクーフーリンの言葉である。常識的な反応であった。

 

「はぁ…どうも猫の手も借りたい状況だってことは確かみたいだな。いいぜ、本当なら試練の一つでも与えてマスターに相応しいか確かめてやる所だが、暴走していた俺に正気を取り戻させた実績で免除してやるよ。よろしくな、カルデアのマスター」

「うん! よろしくね、魔法使いさん!」

「あー…魔法じゃなくて魔術な、魔術。それと俺はキャスターでいい」

 

 思えばこの時のクーフーリンはオルタのまま私の仲間になっていた。

 だからだろうか。カルデアに改めて来た時、若干衣装が違ってたりしていたな。

 

「それでね、ここから降りられなくて困ってたんです」

「影の国みてぇな立地だなぁ……よし、いい感じに壁を蹴って飛び降りるぞ。マスター、しっかり掴まれよ!」

「えっ‭─‬‭─きゃぁあああ!!!?」

 

 兎も角、こうして私はクーフーリンという頼もしい仲間と共に工房から脱出し、青い炎で燃え盛る冬木に降り立つ事が出来た。

 

「っし、到着。マスター、怪我はないな?」

「きゅう……ひはがいはい…」

「やべ、喋るなって言うの忘れてた。あー…待ってろ、得意な方じゃねぇが、治癒のルーンを掛けてやる」

「おー…治った! キャスターさんはすごいなぁ」

「おう。……で、お前はいつ俺から降りるんだ?」

「腰が抜けたのでもうちょっと抱きつかせてください」

 

「‭─‬‭─所長! サーヴァントを発見いたしました! それに肩に乗ってるのは……えっ先輩!?」

「最新の魔力反応を辿ってみれば……なんであの子がここに居るのよ!!」

 

 更に都合が良い事に、この辺りでマシュと所長に再会する事が出来た。

 所長達が探査時に発生した魔力反応の方へ向かうという判断が招いた幸運だ。この攻めっ気の判断が無ければ、私はもう少しそこらのアンデッドと同様に冬木を彷徨っていた事だろう。或いは、クーフーリンの魔力供給に追い付かず干からびていたか。

 

[藤丸ちゃん!? えっ生きてたのかい!? てっきり僕はもう死んだものかと……]

「ロマニ、思っててもそういうのは言ってはダメです。支給するお菓子抜きますよ?」

「先輩、ご無事でなによりです! 近くに居なかった時は本当にもうダメかと……」

「マシュ、お口チャック! 私と会った時そっちじゃないって叫んだの忘れてないからね!? 彼女にも同じ事したらお菓子抜きです!」

 

[うぐぅ!?]

「うぐぅ!?」

 

「シンクロニシティ…!」

 

 お互いの状況を話し合い、クーフーリンを仲間にした経緯で驚かれたりして。

 私は、この時からみんなに認められ始めた気がする。ただの子供じゃなくて、最後のマスターなんだよって。

 

「マシュ、なんで私をせんぱいって呼ぶの?」

「えっ!? ええと……あの時、手を握ってくれた時にこうなりたいと思ったから…ですかね? あ、もしイヤなら元に戻しますが…!」

「んー…いいよ、先輩で! 私みたいになりたいなんて言われたの、初めてだもん!」

「…! ありがとうございます、先輩」

「えっへん。マシュ後輩の為にも頑張らないとね!」

 

 それから私達は所長の指示の元、私と冬木の霊地とのパスを繋げてクーフーリンの魔力問題を解決して、一先ずの方針として各地を調べることになった。

 その際、オルガマリー所長はこんな事を言った。

 

「……藤丸。

 こうなったからには、あなたは子供である前にカルデアのマスターとして振る舞って貰います。痛いことも苦しい事もあるでしょう。ですが、決してその歩みを止めることを許しません。

 私を、あなたをこんな目に合わせた大人達を幾ら憎んだっていい。ですが、決してマスターの務めを諦める事だけはしない様に」

 

「ますたーのつとめ……」

 

「ええ。どんな目に遭おうとこれだけは果たしなさい。家族の、友人の、あなたの、そして人類の為にも、決して諦めない事を……ここに命じます」

 

「んーと……はーい! つまり約束だね! 私、目の前の事を頑張るのは得意だからどーんと任せてよ!」

 

 一体どんな気持ちで彼女がこれを言ったのかは、今でも分からない。

 だけどこの時の私はその思いを一切汲めずに、酷く軽い言葉で命令を承諾したのは確かだった。

 今は後悔として、私の心の底で地面になっているものだ。泥として足枷になる事はなく、より先に進む為の足場である。

 

「クッ…おいどうする! このままじゃ全員お陀仏だぞ! ッチ、洒落くせぇ!」

「はあ…はぁ…! バーサーカーの攻撃、止まりません! マスター!」

「藤丸、令呪よ! ライダーの石化の魔眼とバーサーカーの乱舞を同時に受けたら終わる! その前に片方を倒させなさい!」

 

「えっえっ? れいじゅってなに? えと、どうすれば……」

 

 そして調査の為に新たな鏡面世界……バーサーカーとライダーが争っている所に突入してしまい、私は事前に教えてくれた知識を恐怖でド忘れしてマシュはジリ貧、クーフーリンは攻め手に欠ける中で‭─‬‭─彼女が来たのだ。

 

限定召喚(インクルード)‭─‬‭─‬‭─"妄想心音(ザバーニーヤ)"」

 

 黒い包帯を解いた、オレンジ色のやけに長い片腕にライダーの心臓を携えて‭─‬‭─彼女、イリヤスフィール・フォン・アインツベルンは、その紅く綺麗な眼を死んだ魚みたいにしながら、私達を助けてくれた。

 ……黒い心臓を握りしめ、黒い血を自分の顔に垂れ流してるのはちょっと怖かったけど。

 

「助太刀、させて貰うわ」

「そりゃ助かる! だがあんた何者だい? 単なる生き残りって面じゃ無さそうだが」

「そうね……元魔法少女って言ったら、信じる?」

「冗談……って面じゃねぇな。どうやら複雑な事情が有ったとみえる。なら細かい事は無しだ。今はあの巨漢を斃すとしよう!」

 

 軽口の応酬の末、流石は戦士というべきか直ぐに話は纏まった。

 ライダーの最後っ屁である魔眼の完全開放を、話の最中にイリヤが手にした苦無(くない)で眼球と核のカードを抜き取ってトドメを刺し、最後っ屁を阻止しながらの意思決定だった。

 

「同感ね。バーサーカーがあんな姿をしてるのは‭─‬‭─見てられないわ。

 だから、遠慮なく使っちゃうね。限定召喚(インクルード)‭─‬‭─‭─"‬石化の魔眼"‼︎」

 

 これは後に聞いた話だが、クラスカードは本来夢幻召喚(インストール)が基本であり、限定召喚(インクルード)のようなやり方は不完全なものであるらしい。

 出せても武具が精々で、真名を開放して宝具の力を引き出せる程度。夢幻召喚特有の強みである憑依体験……使うだけで真名や戦闘技術を理解させる事はなく、少なくともその場で手に入れたカードでやるような戦闘方法ではないんだそうだ。

 

「うっ痛ったー…やっぱり弾かれちゃうか…! でも、重圧まで弱体されても、動きが鈍ればこっちのもの! やりなさい、キャスター!」

「あいよ‭─‬‭─‬‭─"灼き尽くす炎の檻(ウィッカーマン)"‼︎」

 

 

「……あれが、マスターとしての戦い方なんだ」

 

 この事から、彼女は私達の戦いを観察しただけで魔眼の使い方を理解した事になる。

 つまり何が言いたいかといえば、彼女はすごく強く、戦いに慣れているということ。

 どこまで戦えばあの領域に至れるのか、私は未だにその頂きを見る事も出来ていないという事だ。

 

「ふぅ……なんとか乗り越えられたね。魔力も無いのについ飛び出しちゃったから、ヒヤヒヤしちゃ‭─‬」

「‭─‬‭─すごいすごいすごーい! ねえねえ、今のどうやったの!? 私にも出来るかな!?」

「うわっ急に抱きつかないで! こっの……! うぅ、こんな時(クロエ)がいれば押し付けられたのにぃ…!」

「インストールって唱えればいいのかな!? 魔法少女みたいだった! カッコいい! もっかいやって!」

「いや、魔法少女はもっとこうフリフリして…いや、別にあんなの居なくて清々するくらいだけど…! そうじゃなくて‭─‬‭─アレは断じて魔法少女なんかじゃないの!

 

 ……もしくは、私が魔法少女として修行してみてもいいだろう。模倣は上達の近道だ。彼女がそうしているなら何か意味があるのかも知れない。

 

「……違うの? 私の知ってるのだと銃を出せるだけでも魔法少女だよ?」

「確かに衣装が変わって不思議な力を使っているけども! どこに心臓を抜き取る魔法少女がおりますかー!」

「前週に放送された、心臓をテレポートさせて一般人を殺した魔法少女よりは魔法少女だよ?」

「それ絶対ダークサイド! どっちかと言うとデスゲーム物だと思うし、魔法少女として邪道も邪道! あなたみたいな子が観れる時間帯に放送されるなんて世も末だよ!?」

 

「……私、12歳。同い年じゃないの?」

「どうもー18歳の年上でーす。どう? 恐れいったでしょ」

「……!!? た…タメのつもりで話してごめんなさい……」

「待って、その反応は結構傷付く。ほら、イリヤお姉ちゃんは怖くないよー? だからもっと甘えていいんだよー? 甘えるついでにキス(魔力供給)もしてくれると助かるなーとか言ってみたりして」

 

「あの…マスターの年齢と関係性からして、それは警察沙汰になるのでは? そろそろ、マスターを解放して頂けると……」

 

「あ、すみませんでした。今すぐ保護者の方にお返しします」

 

 どうあれ、間違いなく彼女は夢幻召喚の師匠と言えるだろう。この時の見稽古が今の私の戦闘能力を作った訳だし。なんだかイリヤともう一人が合体してる気配を感じなくも無かったが、そこは追及しなかったので分からず仕舞いである。

 今にして思えば私のイリヤの真似は随分下手だったなぁと振り返って思うが、それは兎も角。

 

「‭はぁ…なんだか無駄に疲れたけど、兎に角私が知ってる事を話すね。

 先ず前提として、この特異点には「二つの大聖杯」がある」

 

 私達は彼女の協力により、この特異点に何故鏡面世界なんて物が存在するかを知る事になる。

 

 






 鏡面世界
 平行世界と平行世界の間にある空間。鏡の中の世界、或いは結界、異界。
 今回はクラスカードが霊地と繋がり暴走して発生。言わずもがな特殊ケースである。
 この世界が存在すると言う事は、別世界の誰かが来訪している可能性を示唆する。

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