銃社会を、吸血鬼は生きる   作:MIKAZUKIN2525

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もう少し1章。よろしくお願いします。



ユウと対策委員会

 

先生と対策委員会の皆さんは説教が終わり戻ってきた。

 

「あ、皆さん。おかえりなさい。」

 

ちなみに僕は勝手に動くのも良くないと思いずっとベッドの上だった。

 

「ユウ、ごめんね1人にして。」

 

「いえいえ、短い時間でしたので。」

 

「ユウ先輩、ごめん。」

 

すると、銀髪の生徒...砂狼シロコさんが謝ってきた。

 

「覗いたことですか...?」

 

「ん。」

 

「それでしたら、僕は気にしてません。......ちょっと恥ずかしかったですけど。」

 

「しっかりしてるね〜。君、ほんとに12歳なの?お父さんみたいだよ〜。」

 

今度はホシノさんが話しかけてくる。

 

お父さんと言われた時、何故か苦しかった。

 

「......お父さんはやめてください。」

 

「っ...ごめんね。」

 

ホシノさんは僕の様子に気づき、すぐに謝った。

 

「どちらかと言うと、ユウ君は弟って感じですね〜」

 

のほほんと喋ったベージュ色の髪と大きな胸の生徒...十六夜ノノミさん。

 

「弟...ですか。」

 

「はい!ちっちゃくて、こんなに可愛いんですから〜!」

 

「かわいい......」

 

「あ...もしかして、嫌でしたか...?」

 

「いやっ、そんなことはないです!」

 

「ユウ...私もかわいいって言っていい?」

 

先生が聞いてくる。先生には僕にかわいいと言うのを禁止している。

 

「...ダメです。」

 

「え〜!ノノミがいいなら私もいいじゃん!」

 

「先生はかわいいって連呼してくるからです!」

 

「別にいいんじゃない?減るもんじゃないでしょ。」

 

セリカさんがそう言った。

 

「うんうん。よく言ってくれたセリカ!」

 

「先生は調子乗らないで!」

 

「......いいですよ。言っても。」

 

「ほんと!?んー!やっぱりユウはかわいいね〜!」

 

許可を出した途端テンション高めで言ってきた。しかも頭まで撫でてきた。

 

「あはは......でも、ユウさんはどうしてそこまで嫌がるんでしょうか...」

 

「さあね、恥ずかしいんじゃない?」

 

「...そうです...恥ずかしいんですよ...」

 

撫でられながら、アヤネさんの問いに答える。

 

「恥ずかしがってるのもかわいい!」

 

「......怒りますよ。」

 

「ぷんぷんしてるのもかわいい〜!」

 

「もうっ!やっぱりかわいいって言うの禁止です!」

 

「え」

 

あのテンションはどこへやら。先生は絶望した顔になっていた。

 

 

その後、先生とちょっとした言い合いをしていると...

 

グゥ〜

 

「あっ...」

 

僕のお腹が鳴った。そういえば、起きてから何も食べてなかったな。

 

「そっか、何も食べてないもんね。」

 

「じゃあ、みんなでご飯食べに行きませんか?」

 

ノノミさんの提案に皆が賛成し、柴関ラーメンという屋台に行くことになった。

 

 

 

 

 

「こんにちは、大将。」

 

「おっ、先生じゃないか。アビドスの生徒さんも、いらっしゃい。見ない顔だが、その子は?」

 

「シャーレ所属の空崎ユウです。」

 

ぺこりと挨拶をする。

 

「おう。注文が決まったら声掛けてくれよな。」

 

そうしてテーブル席に座ろうとすると...

 

「ユウ君、隣、空いてます!」

 

「ユウ先輩、私の横も空いてる。」

 

2人はそう言っていたが、どう見ても狭い。なので僕は椅子をひとつ借りて横に座ることにした。

 

2人は残念そうにしてたけど。

 

「ん、残念。」

「残念ですね...私の膝の上でも良かったんですが...」

 

「何やってんのよ...まったく。」

 

 

座るまでに1悶着ありつつも、皆注文をしていく。

 

「注文は決まったかい?」

 

「味噌ラーメンの味玉トッピングで。」

 

「私はチャーシュー麺をお願いします!」

 

「私は塩。」

 

「えっと、私も塩ラーメンで。」

 

「私は味噌で...」

 

「んー、私は特製味噌ラーメンの炙りチャーシュートッピングで。」

 

「ユウ君はどうしますか?」

 

「えっと...先生と同じもので...」

 

「味噌ラーメンの味玉トッピングだな。すぐ作るからな。」

 

注文を取った柴大将はすぐさま作り始めた。

 

「楽しみです...!」

 

「ユウ君は初めてでしたね。ここのラーメンは美味しいので期待していいですよ!」

 

「私も最近はよくお昼に食べに来てるよ。」

 

「うへ、先生そんなに来てるんだ。」

 

「まあね。」

 

皆と会話を楽しんでいると、ラーメンが完成した。

 

「よいしょっと。召し上がれ!」

 

目の前に置かれた美味しそうなラーメン。

 

「「「「「「「いただきます!」」」」」」」

 

挨拶を済ませ、早速食べ始める。

 

美味しい!!

 

夢中になり、どんどんと食べ進める。

 

「ふふっ、そんなに急がなくても、ラーメンは逃げないからね。」

 

 

 

そして、あっという間に食べ終えてしまった...

 

「ご馳走様でした。とっても美味しかったです。」

 

「そうか!そう言ってくれるのはありがたいな!」

 

皆さんはまだ食べてるし......先にお会計しちゃおうかな。

 

そうして、皆にバレないように会計を済ませた。

 

 

「ご馳走様でした。じゃあ、会計しちゃうね。大将!」

 

「先生、会計なら、さっきユウ君がしたから大丈夫だぞ。」

 

「えっ。」

 

先生から目を逸らす。

 

「奢りってこと?ユウ君、太っ腹だね〜。」

 

「はい。この前は皆さんに迷惑かけてしまったこともあるので。」

 

「そっか。ありがとね。」

 

「......本当にいいの?ユウ。」

 

「はい。」

 

「ならいいけど......」

 

「それに、皆さんの先輩ですから!」

 

ここぞとばかりに先輩というのを強調し、胸を張る。

 

「なんかちょっとムカつくわね......」

 

「まぁまぁ、セリカちゃん。奢ってもらった訳ですし......」

 

 

 

その後、柴関ラーメンを後にし、アビドス高校に戻った。

 

 

 

 

 

 

「それで、ユウはこの後どうするの?」

 

セリカさんの言葉にあっと気づく。

 

「そういえば、お姉ちゃんに連絡してませんでした...!」

 

倒れてからずっとアビドスに居たため、ヒナさん達に連絡するのを忘れていた。

 

「大丈夫、ヒナには私から連絡してるよ。」

 

「ほんとですか...!ありがとうございます!」

 

神ですか、この先生は。

 

さて、先生のお陰で心配事が無くなったが......

 

「...しばらくシャーレに居てもいいですか?」

 

「いいけど...風紀委員の方は?」

 

「実は、最近働きすぎだって委員の方達から言われてまして......ちょっとお休みと言いますか...」

 

「なるほどね......シャーレもそんなに変わらなく無い...?」

 

「あはは...」

 

実際、シャーレも激務だ。それでも、鎮圧などがないだけマシだ。

 

「まあ、シャーレには空き部屋もまだまだあるから。」

 

「では、お邪魔しますね。」

 

「うん。よろしくね。」

 

 

そして、その日は先生と一緒にシャーレへと帰り、泊まった。

 

 




ここまで読んでいただきありがとうございます。

2章は原作通り、パヴァーヌ編となります。

1章はもうちょっと続きますけどね。
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